45 / 65
小町は困った
しおりを挟む
小町は困っていた。
それは彼女が愛するゲンボクちゃんが、彼女が大好きなアリスと千里と、ヘリコプターに乗ってやってきた、訳がわからない兵隊さんと一緒に街に出かけて行った日のこと。
「小町ちゃんはいいお嫁さんになれるね」
信金さんの日に、小町は信金の男性事務員さんから、そう言葉をかけられた。
「お嫁さん」
小町は何となくうれしかった。
なぜならその響きが軽やかだったから。
「お嫁さん」
小町はちょっと考えてしまった。
ところでお嫁さんって何だろう。
そう、小町はゲンボクの記憶から「お嫁さん」のキーワードを受け継いでいなかった。
なぜなら、ゲンボクにとってお嫁さんとはなんら現実味のない、少なくとも自らとは全く関係ないし、今後も関係ないだろうと思われた遠い世界の単語だったから。
今日の小町はエミリアと二人で村役場のお留守番。
エミリアは、いつもはアリスが座っている受付で、退屈そうにしている。
小町もその隣の販売所で、お昼のお惣菜を作る時間までは、村のお客さんが訪れるのを待っている。
「ねえエミリア」
「なんだい小町」
「お嫁さんってなあになの?」
「お婿さんの相方だよ」
小町は困った。
なぜなら、ここで新たな言葉が登場してしまったから。
「お婿さん」ってなんだろう。
「ねえエミリア」
「なんだい小町」
「お婿さんってなあになの?」
「お嫁さんの相方だよ」
ちっ。
一瞬心の中で「エミリアは使えねないの」と舌打ちしてしまった小町であったが、気を取り直す。
お嫁さんとお婿さん。
小町が学ぶべき言葉が一つ増えた。
するとそこに、昨日小町に自然薯を沢山くれたじいさまがやってきた。
「小町ちゃん、山歩きの景気づけに、黒い雷チョコをおくれ」
「わかったのじいさま。これをどうぞなの」
小町は信金さんの日を引退した、とある商店の親父さんから譲ってもらった「冷凍冷蔵ショーケース」から、小さなチョコを一個取り出し、じいさまに渡してあげる。
あ、そうだ。
「ねえじいさま、じいさまはお嫁さんって知っているの?」
封を開けて、チョコに包まれた最高に安っぽいクッキーのザクザクと味わおうかと、今まさに口を開けたじいさまは、そのまま返答に困ってしまった。
どこのお嫁さんのことだろうか?
この村に嫁に来てそのまま居座っているのは、じいさまの記憶では十人に満たないはず。
ただ、いずれの婆さん達も今さらお嫁さんなどと区別するような存在ではない。
なぜならばそれだけ村になじんでしまっているから。
だからじいさまは熟考する。
小町が自身に問いかけている内容について。
小町が自身に問いかけている問答の意味について。
ちーん。
そうしてじいさまは胸を張って小町に答えた。
小町の質問は「なぞなぞ」だと思って。
「お嫁さんはお婿さんの相方だよ」と。
一瞬心の中に「死ねばいいの」と黒い炎が沸き立ってしまった小町であったが、何とか落ち着きを取り戻す。
そういえばと、彼女は思い出した。
ゲンボクちゃんはいつもアリスに「わからないことはぐぐれ」と言っていたことを。
小町は決心した。
ならば、ぐぐろうではないか。
しかし役場には、小町に自由になる端末はない。
小町が使っていいのは、家に置いてあるゲンボクちゃんのノートパソコンだけ。
これでは村役場のお仕事を終えてからでしかぐぐることができない。
がまんなの。
小町は一旦我慢して、昨日じいさまからいただいた自然薯でお惣菜をこしらえることにした。
自然薯の表面からきれいに泥とひげを落としてから、皮ごと輪切りにして両面をこんがりと焼いていく。
火が通ったら、熱いうちに出汁に漬けこんで、じっくりと出汁を吸わせる。
これで「自然薯の焼きびたし」が完成。
これが今日の日替わりお惣菜となる。
するといつものばあさまが小町のお惣菜を買いに来てくれた。
「おやまあ、これはまた美味しそうなのをこしらえたねえ」
ばあさまの笑顔に小町も笑顔で答える。
「食べる直前に花かつおを振りかけるとおいしいの。ご飯のお供なら、ちょっとお醤油を垂らしてもいいの」
そんな小町の受け答えにばあさまは楽しくなった。
「小町ちゃんの旦那さんになる人は幸せだねえ」
ここで新たな単語が登場した。
「ねえばあさま、お嫁さんとお婿さんって何なの? あと、旦那さんってなあになの?」
そんな小町の質問に対し、ばあさまは深読みをしてしまった。
この子は結婚における男女格差について真剣に悩んでいるのではないかと。
だからばあさまは現代の価値観で答える。
「小町ちゃんはそんなことを気にしなくていいんだよ。好きな人と一緒になれればいいのだからさ。お嫁さんもお婿さんも旦那さんも関係ないよ。幸せな夫婦におなり」
ここでさらに新しい単語が登場。
「夫婦って?」
「夫婦のことだよ。男の人と女の人が二人で築くものだよ。それじゃあまたね。小町ちゃん」
男の人、女の人、二人。
ゲンボクちゃん、私、二人。
うふふ。
何となく小町は楽しくなった。
「小町、そろそろお昼にしようよ」
夫婦と夫婦という、新たな単語に取りつかれた小町ではあったが、その響きはお嫁さんと同様に、何となく心が軽やかになるようなものだったので、小町はちょっと楽しいまま、午前の販売所業務を終えた。
「エミリア、すぐにお弁当の用意をするの」
村役場でのお昼は、奥の部屋でテレビを見ながらみんなで小町謹製のお弁当と、運がよければ売れ残った小町のお惣菜を食べるのがいつもの習慣。
今日は小町とエミリアの二人だけ。
ちょっと寂しいけれど、アリスはゲンボクちゃんと離れるとあんなだし、村役場のお仕事も大事だから、小町はエミリアと二人で我慢しながら留守番をしている。
「このお芋さんはサクサクしておいしいねえ。これも自然薯なんだね」
「そうなのエミリア。とろろ汁もおいしいけれど、こうして揚げてもおいしいの。あとね、擦ってから野菜を混ぜて焼いてもおいしいの。今度夕食にするの」
「そりゃ楽しみだね」
そんな会話を二人で交わしながら、昼食は進む。
エミリアはテレビに夢中。
小町は妄想に夢中。
「ゲンボクちゃんと私で夫婦なの、夫婦なの、二人で頑張るの」
うふふ。
なので、小町は思い切ってエミリアに宣言してみた。
「私はゲンボクちゃんと夫婦になりたいの」
「夫婦?」
「夫婦のことなの」
するとエミリアは「マジかい」といった目で小町を見つめた。
「お前、あんなふうになりたいのかい!」
その晩のこと。
「ただいま、小町、エミリア、待たせてごめんな。夕食は済ませたかい?」
ゲンボク達が家に帰ってきた。
「ああお帰り」
出迎えたのはエミリアだけ。
「あれ、小町は?」
ゲンボクからの、ある意味当たり前な質問に対し、エミリアは頭を抱えながら答えた。
「あの子の小部屋だよ。実は小町の奴、今日の午後からずっとおかしくてさ。ゲンボクちゃん、様子を見てやってくれるかい?」
心底心配そうなエミリアの表情にゲンボクもただならぬ雰囲気を感じ、アリス達を置いて小町の荷物部屋に急いだ。
「なんだ小町、どうしたんだ?」
部屋を開けてみると、きれいに整頓された小さな部屋の隅で小町がうずくまっている。
「どうした、小町?」
「ゲンボクちゃんは私と夫婦になりたいと思ってくれるの?」
小町から放たれたのは、突然の剛速球ど真ん中ストレート。
これにはゲンボクも言葉に詰まる。
「え、いや。いきなりどうしたんだ小町?」
質問に対し質問で返すのは詭弁であり、マナー違反である。
しかしゲンボクはつい卑怯な返しをしてしまった。
ところが今回はこれが功を奏した。
「小町はゲンボクちゃんと『めおと』になりたいの! でも、『ふうふ』にはなりたくないの!」
よくわかんねえ。
それがゲンボクの率直な感想。
さあ困った。
「ゲンボクちゃんは私と『ふうふ』になりたいと思うの?」
剛速球二球目が内角に決まる。
どうするゲンボク、決断は近いぞ!
それは彼女が愛するゲンボクちゃんが、彼女が大好きなアリスと千里と、ヘリコプターに乗ってやってきた、訳がわからない兵隊さんと一緒に街に出かけて行った日のこと。
「小町ちゃんはいいお嫁さんになれるね」
信金さんの日に、小町は信金の男性事務員さんから、そう言葉をかけられた。
「お嫁さん」
小町は何となくうれしかった。
なぜならその響きが軽やかだったから。
「お嫁さん」
小町はちょっと考えてしまった。
ところでお嫁さんって何だろう。
そう、小町はゲンボクの記憶から「お嫁さん」のキーワードを受け継いでいなかった。
なぜなら、ゲンボクにとってお嫁さんとはなんら現実味のない、少なくとも自らとは全く関係ないし、今後も関係ないだろうと思われた遠い世界の単語だったから。
今日の小町はエミリアと二人で村役場のお留守番。
エミリアは、いつもはアリスが座っている受付で、退屈そうにしている。
小町もその隣の販売所で、お昼のお惣菜を作る時間までは、村のお客さんが訪れるのを待っている。
「ねえエミリア」
「なんだい小町」
「お嫁さんってなあになの?」
「お婿さんの相方だよ」
小町は困った。
なぜなら、ここで新たな言葉が登場してしまったから。
「お婿さん」ってなんだろう。
「ねえエミリア」
「なんだい小町」
「お婿さんってなあになの?」
「お嫁さんの相方だよ」
ちっ。
一瞬心の中で「エミリアは使えねないの」と舌打ちしてしまった小町であったが、気を取り直す。
お嫁さんとお婿さん。
小町が学ぶべき言葉が一つ増えた。
するとそこに、昨日小町に自然薯を沢山くれたじいさまがやってきた。
「小町ちゃん、山歩きの景気づけに、黒い雷チョコをおくれ」
「わかったのじいさま。これをどうぞなの」
小町は信金さんの日を引退した、とある商店の親父さんから譲ってもらった「冷凍冷蔵ショーケース」から、小さなチョコを一個取り出し、じいさまに渡してあげる。
あ、そうだ。
「ねえじいさま、じいさまはお嫁さんって知っているの?」
封を開けて、チョコに包まれた最高に安っぽいクッキーのザクザクと味わおうかと、今まさに口を開けたじいさまは、そのまま返答に困ってしまった。
どこのお嫁さんのことだろうか?
この村に嫁に来てそのまま居座っているのは、じいさまの記憶では十人に満たないはず。
ただ、いずれの婆さん達も今さらお嫁さんなどと区別するような存在ではない。
なぜならばそれだけ村になじんでしまっているから。
だからじいさまは熟考する。
小町が自身に問いかけている内容について。
小町が自身に問いかけている問答の意味について。
ちーん。
そうしてじいさまは胸を張って小町に答えた。
小町の質問は「なぞなぞ」だと思って。
「お嫁さんはお婿さんの相方だよ」と。
一瞬心の中に「死ねばいいの」と黒い炎が沸き立ってしまった小町であったが、何とか落ち着きを取り戻す。
そういえばと、彼女は思い出した。
ゲンボクちゃんはいつもアリスに「わからないことはぐぐれ」と言っていたことを。
小町は決心した。
ならば、ぐぐろうではないか。
しかし役場には、小町に自由になる端末はない。
小町が使っていいのは、家に置いてあるゲンボクちゃんのノートパソコンだけ。
これでは村役場のお仕事を終えてからでしかぐぐることができない。
がまんなの。
小町は一旦我慢して、昨日じいさまからいただいた自然薯でお惣菜をこしらえることにした。
自然薯の表面からきれいに泥とひげを落としてから、皮ごと輪切りにして両面をこんがりと焼いていく。
火が通ったら、熱いうちに出汁に漬けこんで、じっくりと出汁を吸わせる。
これで「自然薯の焼きびたし」が完成。
これが今日の日替わりお惣菜となる。
するといつものばあさまが小町のお惣菜を買いに来てくれた。
「おやまあ、これはまた美味しそうなのをこしらえたねえ」
ばあさまの笑顔に小町も笑顔で答える。
「食べる直前に花かつおを振りかけるとおいしいの。ご飯のお供なら、ちょっとお醤油を垂らしてもいいの」
そんな小町の受け答えにばあさまは楽しくなった。
「小町ちゃんの旦那さんになる人は幸せだねえ」
ここで新たな単語が登場した。
「ねえばあさま、お嫁さんとお婿さんって何なの? あと、旦那さんってなあになの?」
そんな小町の質問に対し、ばあさまは深読みをしてしまった。
この子は結婚における男女格差について真剣に悩んでいるのではないかと。
だからばあさまは現代の価値観で答える。
「小町ちゃんはそんなことを気にしなくていいんだよ。好きな人と一緒になれればいいのだからさ。お嫁さんもお婿さんも旦那さんも関係ないよ。幸せな夫婦におなり」
ここでさらに新しい単語が登場。
「夫婦って?」
「夫婦のことだよ。男の人と女の人が二人で築くものだよ。それじゃあまたね。小町ちゃん」
男の人、女の人、二人。
ゲンボクちゃん、私、二人。
うふふ。
何となく小町は楽しくなった。
「小町、そろそろお昼にしようよ」
夫婦と夫婦という、新たな単語に取りつかれた小町ではあったが、その響きはお嫁さんと同様に、何となく心が軽やかになるようなものだったので、小町はちょっと楽しいまま、午前の販売所業務を終えた。
「エミリア、すぐにお弁当の用意をするの」
村役場でのお昼は、奥の部屋でテレビを見ながらみんなで小町謹製のお弁当と、運がよければ売れ残った小町のお惣菜を食べるのがいつもの習慣。
今日は小町とエミリアの二人だけ。
ちょっと寂しいけれど、アリスはゲンボクちゃんと離れるとあんなだし、村役場のお仕事も大事だから、小町はエミリアと二人で我慢しながら留守番をしている。
「このお芋さんはサクサクしておいしいねえ。これも自然薯なんだね」
「そうなのエミリア。とろろ汁もおいしいけれど、こうして揚げてもおいしいの。あとね、擦ってから野菜を混ぜて焼いてもおいしいの。今度夕食にするの」
「そりゃ楽しみだね」
そんな会話を二人で交わしながら、昼食は進む。
エミリアはテレビに夢中。
小町は妄想に夢中。
「ゲンボクちゃんと私で夫婦なの、夫婦なの、二人で頑張るの」
うふふ。
なので、小町は思い切ってエミリアに宣言してみた。
「私はゲンボクちゃんと夫婦になりたいの」
「夫婦?」
「夫婦のことなの」
するとエミリアは「マジかい」といった目で小町を見つめた。
「お前、あんなふうになりたいのかい!」
その晩のこと。
「ただいま、小町、エミリア、待たせてごめんな。夕食は済ませたかい?」
ゲンボク達が家に帰ってきた。
「ああお帰り」
出迎えたのはエミリアだけ。
「あれ、小町は?」
ゲンボクからの、ある意味当たり前な質問に対し、エミリアは頭を抱えながら答えた。
「あの子の小部屋だよ。実は小町の奴、今日の午後からずっとおかしくてさ。ゲンボクちゃん、様子を見てやってくれるかい?」
心底心配そうなエミリアの表情にゲンボクもただならぬ雰囲気を感じ、アリス達を置いて小町の荷物部屋に急いだ。
「なんだ小町、どうしたんだ?」
部屋を開けてみると、きれいに整頓された小さな部屋の隅で小町がうずくまっている。
「どうした、小町?」
「ゲンボクちゃんは私と夫婦になりたいと思ってくれるの?」
小町から放たれたのは、突然の剛速球ど真ん中ストレート。
これにはゲンボクも言葉に詰まる。
「え、いや。いきなりどうしたんだ小町?」
質問に対し質問で返すのは詭弁であり、マナー違反である。
しかしゲンボクはつい卑怯な返しをしてしまった。
ところが今回はこれが功を奏した。
「小町はゲンボクちゃんと『めおと』になりたいの! でも、『ふうふ』にはなりたくないの!」
よくわかんねえ。
それがゲンボクの率直な感想。
さあ困った。
「ゲンボクちゃんは私と『ふうふ』になりたいと思うの?」
剛速球二球目が内角に決まる。
どうするゲンボク、決断は近いぞ!
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ママはヤンママ女子高生! ラン&ジュリー!!
オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》
キャラ文芸
神崎ラン(♂)の父親の再婚相手は幼馴染みで女子高生の高原ジュリー(♀)だった。
ジュリーは金髪美少女だが、地元では『ワイルドビーナス』の異名を取る有名なヤンキーだった。
学校ではジュリーは、ランを使いっ走りにしていた。
当然のようにアゴで使われたが、ジュリーは十八歳になったら結婚する事を告白した。
同級生のジュリーが結婚するなんて信じられない。
ランは密かにジュリーの事を憧れていたので、失恋した気分だ。
そう言えば、昨夜、ランの父親も再婚すると言っていた。
まさかとは思ったが、ランはジュリーに結婚相手を聞くと、ランの父親だと判明した。
その夜、改めて父親とジュリーのふたりは結婚すると報告された。
こうしてジュリーとの同居が決まった。
しかもジュリーの母親、エリカも現われ、ランの家は騒然となった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる