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1章~転生・幼少期~
閑話 後悔
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◇◇◇◇◇
ジークSide
「・・・ジー・・・・ク・・・・・・・・・・・」
「ん・・・ここは?」
辺り一面真っ白な場所に立っていた。
「ハッ! 母様は?」
最後の風景を思い出し母の無事が心配だった。
「ジーク」
突然呼ばれて振り向いた先には・・・
カインとカーラとミラが立っていた。
「え!? 父様? ミラ?それに母様も」
死んだはずのカインとミラがいることで頭の整理が追いつかない・・・
「ジーク、最後のお別れを言いに来た」
「最後なんて嫌です!!」
「ジーク、あまり時間がない...俺の仇取ってくれてありがとうな、しかしまぁ5歳で息子に抜かれるとは思わなかったなぁ...なんだよ最後の魔法、あれで国1つ潰せるぞ...まったくお前は本当に天才だよ」
「あれは...父様が弱らせてくれてたから倒せただけで...僕一人では...死んでました...だって僕を助けるために父様が...ヒック...」
「いや、俺はもともと、あそこまでだった、もう体が持たなかったからな...それよりお前のおかげでこの国の人がどれだけ助かったと思う?あれはS指定の厄災魔物だったんだぞ」
「でも...僕は...」
「ジーク、下を向かず前を向け! お前は、今できる範囲のことはやったんだ胸を張れ!
村の奴らが・・・国いや世界中の奴らがお前を責めることがあっても、俺が許す!!だから前を向いて歩けいいな」
優しく頭を撫でながら、力強くカインはジークに言って聞かせた。
「・・・父様・・・」
涙が止まらない
「ジーク、最後にあなたの成長が見れて嬉しかったわ」
「・・・母様・・・」
「ジークあなたは本当に天才よ!さすが私たちの子供」
優しくジークを抱き寄せた。
「ジークあなたが頑張ったおかげでこの国の人達が救われたのよ」
「でも...僕を庇って父様も...母様も...死んだ...僕がもっと強ければ...もっとうまく立ち回ってれば...父様も...母様も...助けれたはず...僕のせいで...」
「ジーク自惚れちゃだめよ...人一人の力では限界があるの、あなたは、あなたのできる範囲で最善の事をやったのよ」
「でも...でも...」
「あなたは、本当に優しい子ね、ジーク守りたいものがあるのなら、それを守れるように強くなりなさい!強くなる努力を続けなさい、そして自分一人でなんとかできると思いあがらず、周りの人に助けを求めなさい、あなたならできるわ」
「...母様~母様~.....」
「にぃ~にぃ~」
「ミラ~」
ミラを強く抱きしめる
「ミラご..め..なぁ...お兄ちゃん...ミラを助けれなかった....ごめん...ごめんなさい...」
「にぃ~にぃ~、ミリャ、にぃ~にぃ~とバイバイしゅないといけゃないんだって....」
「ミラ...」
「ミリャ、にぃ~にぃ~といっちょがいい~」
「ミラ、お兄ちゃんを困らせないの、また逢えるから」
「ほんちょ~?またあえりゅ?」
「うん....ミラきっとまた逢えるよ」
「じゃぁまってりゅ~、にぃ~にぃ~すぐきてね~」
「そろそろ時間だ」
「あぁ~ジーク...ジーク...私の息子....あなたの成長をもっと近くで見て居たかった....あなたにもっと色々教えてあげたかった…魔法も親の愛も....あなたのお嫁さんにも...あなたの子供たちにも...会ってみたかった…ごめんなさい...ジーク、5歳でこんな思いさせちゃってごめんなさい....」
「母様~母さん~かぁさ~ん」
「私たちは、いつもあなたを見守っていますからね」
「ジーク、お前は俺たちの分も生きろ!」
「にぃ~にぃ~ バイバイ~」
「父様~、母様~、ミラ~、嫌だ離れたくない~置いてかないでよ~おね..がい..」
そのまま意識が消えて、目覚めたら知らない天井だった・・・
「こ、ここは??」
体を起こしてみると、頭痛が少しするがどこも悪くない。
すると、突然部屋の扉が開いた
「おぅ なんだ起きたのか」
「ここはどこですか?」
「ここは国境付近の砦だ、俺はここの騎士団の隊長やってるオルガだ」
「はい...僕はジークです」
「母様は...?」
もういない事を感じていたが聞いてみる
「お前の母親は、お前を守ってウォーウルフに襲われ...すまん俺たちがもっと早く着いていたら助けれた」
「そうですか...村はどうなったのですか?」
「何人かの村人はこの砦まで逃げてこれたが、それも少数だ・・・、村は壊滅だ...」
「起きたばかりですまんが、わかっている範囲で構わないから村で起こったことを教えてくれ」
赤い狼煙が上がり、魔物の氾濫が始まり、ウォーウルフが大量に襲ってきたこと、森の中心部でケルベロスと戦ったこと、ジークは全てを話しした。
「うむ、ケルベロスの死骸はこちらも確認した。しかし本当にあれを君一人で...」
「一人では無理でした...父様がいたから...」
「そうか、すまなかった辛いことを思い出させたな・・・」
「いえ...」
「しかし、申し訳ないが事が事だけに国王陛下へ報告しなければいけないので、君も説明のため呼ばれるだろう。」
「はい、大丈夫です」
「じゃぁ準備ができるまで、まだ数日あるからそれまで、ゆっくりしていなさい」
オルガが部屋を出て行った後、ジークはひとしきり泣いた。
ジークSide
「・・・ジー・・・・ク・・・・・・・・・・・」
「ん・・・ここは?」
辺り一面真っ白な場所に立っていた。
「ハッ! 母様は?」
最後の風景を思い出し母の無事が心配だった。
「ジーク」
突然呼ばれて振り向いた先には・・・
カインとカーラとミラが立っていた。
「え!? 父様? ミラ?それに母様も」
死んだはずのカインとミラがいることで頭の整理が追いつかない・・・
「ジーク、最後のお別れを言いに来た」
「最後なんて嫌です!!」
「ジーク、あまり時間がない...俺の仇取ってくれてありがとうな、しかしまぁ5歳で息子に抜かれるとは思わなかったなぁ...なんだよ最後の魔法、あれで国1つ潰せるぞ...まったくお前は本当に天才だよ」
「あれは...父様が弱らせてくれてたから倒せただけで...僕一人では...死んでました...だって僕を助けるために父様が...ヒック...」
「いや、俺はもともと、あそこまでだった、もう体が持たなかったからな...それよりお前のおかげでこの国の人がどれだけ助かったと思う?あれはS指定の厄災魔物だったんだぞ」
「でも...僕は...」
「ジーク、下を向かず前を向け! お前は、今できる範囲のことはやったんだ胸を張れ!
村の奴らが・・・国いや世界中の奴らがお前を責めることがあっても、俺が許す!!だから前を向いて歩けいいな」
優しく頭を撫でながら、力強くカインはジークに言って聞かせた。
「・・・父様・・・」
涙が止まらない
「ジーク、最後にあなたの成長が見れて嬉しかったわ」
「・・・母様・・・」
「ジークあなたは本当に天才よ!さすが私たちの子供」
優しくジークを抱き寄せた。
「ジークあなたが頑張ったおかげでこの国の人達が救われたのよ」
「でも...僕を庇って父様も...母様も...死んだ...僕がもっと強ければ...もっとうまく立ち回ってれば...父様も...母様も...助けれたはず...僕のせいで...」
「ジーク自惚れちゃだめよ...人一人の力では限界があるの、あなたは、あなたのできる範囲で最善の事をやったのよ」
「でも...でも...」
「あなたは、本当に優しい子ね、ジーク守りたいものがあるのなら、それを守れるように強くなりなさい!強くなる努力を続けなさい、そして自分一人でなんとかできると思いあがらず、周りの人に助けを求めなさい、あなたならできるわ」
「...母様~母様~.....」
「にぃ~にぃ~」
「ミラ~」
ミラを強く抱きしめる
「ミラご..め..なぁ...お兄ちゃん...ミラを助けれなかった....ごめん...ごめんなさい...」
「にぃ~にぃ~、ミリャ、にぃ~にぃ~とバイバイしゅないといけゃないんだって....」
「ミラ...」
「ミリャ、にぃ~にぃ~といっちょがいい~」
「ミラ、お兄ちゃんを困らせないの、また逢えるから」
「ほんちょ~?またあえりゅ?」
「うん....ミラきっとまた逢えるよ」
「じゃぁまってりゅ~、にぃ~にぃ~すぐきてね~」
「そろそろ時間だ」
「あぁ~ジーク...ジーク...私の息子....あなたの成長をもっと近くで見て居たかった....あなたにもっと色々教えてあげたかった…魔法も親の愛も....あなたのお嫁さんにも...あなたの子供たちにも...会ってみたかった…ごめんなさい...ジーク、5歳でこんな思いさせちゃってごめんなさい....」
「母様~母さん~かぁさ~ん」
「私たちは、いつもあなたを見守っていますからね」
「ジーク、お前は俺たちの分も生きろ!」
「にぃ~にぃ~ バイバイ~」
「父様~、母様~、ミラ~、嫌だ離れたくない~置いてかないでよ~おね..がい..」
そのまま意識が消えて、目覚めたら知らない天井だった・・・
「こ、ここは??」
体を起こしてみると、頭痛が少しするがどこも悪くない。
すると、突然部屋の扉が開いた
「おぅ なんだ起きたのか」
「ここはどこですか?」
「ここは国境付近の砦だ、俺はここの騎士団の隊長やってるオルガだ」
「はい...僕はジークです」
「母様は...?」
もういない事を感じていたが聞いてみる
「お前の母親は、お前を守ってウォーウルフに襲われ...すまん俺たちがもっと早く着いていたら助けれた」
「そうですか...村はどうなったのですか?」
「何人かの村人はこの砦まで逃げてこれたが、それも少数だ・・・、村は壊滅だ...」
「起きたばかりですまんが、わかっている範囲で構わないから村で起こったことを教えてくれ」
赤い狼煙が上がり、魔物の氾濫が始まり、ウォーウルフが大量に襲ってきたこと、森の中心部でケルベロスと戦ったこと、ジークは全てを話しした。
「うむ、ケルベロスの死骸はこちらも確認した。しかし本当にあれを君一人で...」
「一人では無理でした...父様がいたから...」
「そうか、すまなかった辛いことを思い出させたな・・・」
「いえ...」
「しかし、申し訳ないが事が事だけに国王陛下へ報告しなければいけないので、君も説明のため呼ばれるだろう。」
「はい、大丈夫です」
「じゃぁ準備ができるまで、まだ数日あるからそれまで、ゆっくりしていなさい」
オルガが部屋を出て行った後、ジークはひとしきり泣いた。
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