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2章~王都・少年期~
6話 ギルマスとアベル
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ジークはギルドの2階にある、ギルドマスター部屋に来ていた。
「ジーク君といったね、私が当ギルドでギルドマスターをしているアーロンだ。
基本、ギルドはよほどのことがない限り冒険者同士の事情には不介入であることを承知願いたい。」
「ちなみに、"よほど"とはどの程度を言っておりますか?」
「うむ、基本は犯罪に関わることだな。今回の場合、ジーク君が罪もない冒険者を殺してしまう所だったので介入させてもらった」
「罪がないですか? 親を侮辱されたのですよ?」
「直接、侮辱をした者たちなら君の栄誉騎士の権限で不敬罪にもできるが、侮辱してない者たちもあの場には大勢いた。」
「あの場にいた人たちは、みな笑い、止めもしなかったから同罪ですよ」
「それは拡大解釈に過ぎない、公の場では通用しない。」
「でも...」
「君は気に入らないと殺すのかい?」
「いえ...」
この一言はジークを正気に戻した。
誰でも気に入らないから殺す。侮辱したから殺す。力を手にした途端、力で解決しようなんて最低なやつだ…考えただけでゾッとした...
「まぁギルマスその辺にしといてあげて、ジークも落ち着け」
赤毛のアベルが助け船を出す。
「俺の名はアベル、昔カインさんとカーラさんのパーティーに入れてもらった時は、二人にはお世話になった。そして君のことは、以前カインさんくれた手紙に書いてあったから知っている。」
「手紙ですか?」
「あぁ、君のことは天才だとバカ褒めしてて、親バカだなって思ってたけど、今日の魔法見て本当に天才だと思ったよ...なんだいあの黒い炎は...」
頭をボリボリ掻きながら人懐っこい笑顔で喋ってるアベルをみて、なんとなくカインに似てるなと思った。
「父様達と一緒のパーティーだったら、アベルさんは今ランクはなんですか?」
「一応、Sランクだけどな...」
「単独でSですか!? 凄いんですね」
「でも、君に謝らないといけない。」
なぜか突然謝罪をしてくるアベル
それにはカインから、この数年のうちに魔物の氾濫が起こるかもしれないので力を貸してほしいと手紙があり、カルネ村に向かっている最中に氾濫が起きてしまい間に合わなかったと言うことだ。
それから、ギルマスとアベルにジークは謝罪し、今回の件で自分もやりすぎて相手に怪我をさせたので、それで罰はしたことで仲介に入ってもらった。
「ところでジーク君は冒険者登録に来たんだよね?」
「はい、これから生活していく為に強くなりたいので、一般冒険者登録がしたいのですが...」
「うむ...君の実力なら問題ないが、その実力でFランクでは勿体ない。
ただ、立場上ルールを破るわけにもいかん...でだ....」
ギルマスから言われたのは、今日にFランクの依頼を達成し、そこでEランクに上げて、またEランクの依頼を受けて達成したところでDランクにあげる...今日明日でCランクになって貰うとのことだ...
ギルマスとしてはAランクまで上げたいらしいが、これ以上目立ちたくもないので当面の間はCランクでいいと、丁重にお断りした。
(元Aランクの父様にも一度も勝てなかったのに、僕にはまだAランクは早い...前世と合わせて20歳は越しているが、まだ未熟だからな...)
それで、1階に戻り手続きをする。
「ジーク君ではこちらのカードに魔力を込めてくれるかな?」
ジークが魔力を込めると、カードが光った。
「うんこれで登録は完了です。」
なんでも魔力は指紋みたいなもので、一人として同じ魔力を持つ者はいないとされている。
したがって、魔力を登録したカードに登録した人が魔力を流すと光り、そうでない人だと反応しないので、身元保証にも使えるしカードの複製はできなく、カードの書き換えもギルドで開発された特殊なインクを使うので勝手に書き換えることはできないみたいだ。
ただ、街ごとにネットワークがあるわけではないので、例えばFランクの依頼を10件達成すればEランクになれるとしたとき、この町で9件達成して、他の街に移動したら9件達成したことが分らないのでゼロスタートになるみたい。
お金を払えば、ギルドで証明書を発行をしてくれるみたいだけど....
当然、お金も預かってくれないし引出もできない.....
(だから違うんだって....もっと、こうガツンとくるファンタジー感がほしいのよ....)
「ジーク君といったね、私が当ギルドでギルドマスターをしているアーロンだ。
基本、ギルドはよほどのことがない限り冒険者同士の事情には不介入であることを承知願いたい。」
「ちなみに、"よほど"とはどの程度を言っておりますか?」
「うむ、基本は犯罪に関わることだな。今回の場合、ジーク君が罪もない冒険者を殺してしまう所だったので介入させてもらった」
「罪がないですか? 親を侮辱されたのですよ?」
「直接、侮辱をした者たちなら君の栄誉騎士の権限で不敬罪にもできるが、侮辱してない者たちもあの場には大勢いた。」
「あの場にいた人たちは、みな笑い、止めもしなかったから同罪ですよ」
「それは拡大解釈に過ぎない、公の場では通用しない。」
「でも...」
「君は気に入らないと殺すのかい?」
「いえ...」
この一言はジークを正気に戻した。
誰でも気に入らないから殺す。侮辱したから殺す。力を手にした途端、力で解決しようなんて最低なやつだ…考えただけでゾッとした...
「まぁギルマスその辺にしといてあげて、ジークも落ち着け」
赤毛のアベルが助け船を出す。
「俺の名はアベル、昔カインさんとカーラさんのパーティーに入れてもらった時は、二人にはお世話になった。そして君のことは、以前カインさんくれた手紙に書いてあったから知っている。」
「手紙ですか?」
「あぁ、君のことは天才だとバカ褒めしてて、親バカだなって思ってたけど、今日の魔法見て本当に天才だと思ったよ...なんだいあの黒い炎は...」
頭をボリボリ掻きながら人懐っこい笑顔で喋ってるアベルをみて、なんとなくカインに似てるなと思った。
「父様達と一緒のパーティーだったら、アベルさんは今ランクはなんですか?」
「一応、Sランクだけどな...」
「単独でSですか!? 凄いんですね」
「でも、君に謝らないといけない。」
なぜか突然謝罪をしてくるアベル
それにはカインから、この数年のうちに魔物の氾濫が起こるかもしれないので力を貸してほしいと手紙があり、カルネ村に向かっている最中に氾濫が起きてしまい間に合わなかったと言うことだ。
それから、ギルマスとアベルにジークは謝罪し、今回の件で自分もやりすぎて相手に怪我をさせたので、それで罰はしたことで仲介に入ってもらった。
「ところでジーク君は冒険者登録に来たんだよね?」
「はい、これから生活していく為に強くなりたいので、一般冒険者登録がしたいのですが...」
「うむ...君の実力なら問題ないが、その実力でFランクでは勿体ない。
ただ、立場上ルールを破るわけにもいかん...でだ....」
ギルマスから言われたのは、今日にFランクの依頼を達成し、そこでEランクに上げて、またEランクの依頼を受けて達成したところでDランクにあげる...今日明日でCランクになって貰うとのことだ...
ギルマスとしてはAランクまで上げたいらしいが、これ以上目立ちたくもないので当面の間はCランクでいいと、丁重にお断りした。
(元Aランクの父様にも一度も勝てなかったのに、僕にはまだAランクは早い...前世と合わせて20歳は越しているが、まだ未熟だからな...)
それで、1階に戻り手続きをする。
「ジーク君ではこちらのカードに魔力を込めてくれるかな?」
ジークが魔力を込めると、カードが光った。
「うんこれで登録は完了です。」
なんでも魔力は指紋みたいなもので、一人として同じ魔力を持つ者はいないとされている。
したがって、魔力を登録したカードに登録した人が魔力を流すと光り、そうでない人だと反応しないので、身元保証にも使えるしカードの複製はできなく、カードの書き換えもギルドで開発された特殊なインクを使うので勝手に書き換えることはできないみたいだ。
ただ、街ごとにネットワークがあるわけではないので、例えばFランクの依頼を10件達成すればEランクになれるとしたとき、この町で9件達成して、他の街に移動したら9件達成したことが分らないのでゼロスタートになるみたい。
お金を払えば、ギルドで証明書を発行をしてくれるみたいだけど....
当然、お金も預かってくれないし引出もできない.....
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