24 / 37
2章~王都・少年期~
9話 騎士団の訓練
しおりを挟む
氾濫から1年が過ぎ、俺は6歳になった。
あれから1年、1日おきに騎士団の訓練に参加している。
ん?なんで1日おきかって?
それは、宮廷魔術師の訓練や研究なども参加してもいいと言われたので、騎士団→魔術師→騎士団→魔術師と通っているんだよ。
騎士団の訓練では、身体強化禁止ということで、この1年キツかった....
身体強化に頼っていると魔力切れとかいざという時に役に立たなくなるからだ...
また、元の体が強化されることで、身体強化した際さらに強化されるという単純な理由だ。
あと、騎士団では片手剣、両手剣、短剣、双剣、斧術、弓術、槍術、武術を教えてくれた。
通常、適正のあるものを1つ~2つ専攻して極めるそうだが、俺は全部に適正ありと判断された。本当に転生したこの体は優秀だな。
だが、全部やってたら器用貧乏になりかねないので、一通り基礎を学んだら片手剣と双剣と武術を専攻している。
今日は、剣術の訓練だ。
「おはようございます。今日もよろしくお願いいたします。」
「おうジーク、おはよう今日も早いな」
「アランこそ、今日は得意な剣術だからね気合入るよ」
アランは騎士団見習いで歳は16歳、金髪の短髪でスポーツ少年って感じだ。
歳が一番近いことで一番仲がいい。
「今日こそはジークに勝ってやるかな」
「ハハハ楽しみにしてるよ。でも俺を目標にしているうちは無理だな」
「なんだとー じゃぁお前の目標は誰だよ」
「当然、団長!」
「うへぇ~ ムリムリ、あの人は雲の上だよ」
確かに初日に力量を把握したいからと、身体強化して全力で行ったけど瞬殺されたな。。。
「だからこそだよ。目標にしがいがあるだろ」
笑って返すが、ジーク自身も剣術だけでは勝てる気がしない。
ジークの中では、父のカインが最強だったが、その父ですら敵わないと思う人だった。
「よーし全員集合!」
分隊長のアレックスの招集がかかった
「喜べ!今日の訓練は100人対戦だ!」
「「げぇーー」」
騎士団の全員からため息などが漏れる。。。
100人対戦とは、所謂100人組手の剣術版だ。
勝っても負けても100人と対戦し、審判が全力でやっていないと判断したらその試合はノーカンだ...
ジークはこの訓練が一番苦手だった...なにせ6歳だから一番体力がないのが致命的だった
--------------
4時間後
「ハァハァハァ....53人目....かかってこいやぁぁぁぁぁ~~」
もう剣を振り上げる力もない...フラフラで相手に向かっていくが一撃でいなされ気を失った....
「隊長~ ジークがまた気を失いましたー」
「またか...しょうがない、アラン医務室に連れて行け!」
こうして訓練が終わっていく。
----------------
次の日は、魔術師の研究所にきている。
ジークは物付属魔法の研究をしていた。
それには目的があり、シェリルの為であった。
シェリルはハーフエルフで、街に出ると特徴のある耳が目立つため、どこに行くにもフード付の外套を纏っているが、ばれないように教会や施設から殆ど出ることはしない。
そこで耳を隠せるよう、闇魔法の幻影を掛けた物を研究している。
しかし、それは犯罪に使われることも想定されるので、宮廷魔術師筆頭でありジークの先生であるアナベルにしか研究内容は教えていない。
「ジーク君、研究は進んでる?」
「んー後少しなんですけど、金属に魔法が定着しないんですよねぇ。。。」
「イヤリングにしないで、ブレスレットやネックレスにした方が、魔力量が込められるから変えてみたら?」
「いやそれだと目立ち過ぎちゃうじゃないですか...ミスリルのネックレスやブレスレットなんて高価なものつけてたら違う意味で狙われますよ...」
ミスリルのネックレスだと最低でも金貨10枚はいる高価なものになるので、6歳の子供が着けていれば、それこそ金持ちの子供と思われ危険がある。
イヤリングも小さいもので、簡単に装飾すれば一見ミスリルには見えないものができるため、ジークはイヤリングに拘っていた。
幻影を定着させようと魔力を込め過ぎると、ミスリルのほうが許容を超え壊れてしまうのだ。
「うーん....また壊れた....耳だけでいいんだよなぁ...あっそうか」
イヤリングを着けている方だけ変わるようにイメージして魔力を込めると....
「できたーーー」
右耳だけと左耳だけと、2つに分けることで込める魔力量が半分になり許容内に収まった。
後日、シェリルにあげると泣いて喜ばれ抱きつかれたが、数日ティファの機嫌が悪く話しかけても無視されたので、デザインを変えたただのイヤリングを上げたら機嫌が良くなった。
女の子って難しい....
あれから1年、1日おきに騎士団の訓練に参加している。
ん?なんで1日おきかって?
それは、宮廷魔術師の訓練や研究なども参加してもいいと言われたので、騎士団→魔術師→騎士団→魔術師と通っているんだよ。
騎士団の訓練では、身体強化禁止ということで、この1年キツかった....
身体強化に頼っていると魔力切れとかいざという時に役に立たなくなるからだ...
また、元の体が強化されることで、身体強化した際さらに強化されるという単純な理由だ。
あと、騎士団では片手剣、両手剣、短剣、双剣、斧術、弓術、槍術、武術を教えてくれた。
通常、適正のあるものを1つ~2つ専攻して極めるそうだが、俺は全部に適正ありと判断された。本当に転生したこの体は優秀だな。
だが、全部やってたら器用貧乏になりかねないので、一通り基礎を学んだら片手剣と双剣と武術を専攻している。
今日は、剣術の訓練だ。
「おはようございます。今日もよろしくお願いいたします。」
「おうジーク、おはよう今日も早いな」
「アランこそ、今日は得意な剣術だからね気合入るよ」
アランは騎士団見習いで歳は16歳、金髪の短髪でスポーツ少年って感じだ。
歳が一番近いことで一番仲がいい。
「今日こそはジークに勝ってやるかな」
「ハハハ楽しみにしてるよ。でも俺を目標にしているうちは無理だな」
「なんだとー じゃぁお前の目標は誰だよ」
「当然、団長!」
「うへぇ~ ムリムリ、あの人は雲の上だよ」
確かに初日に力量を把握したいからと、身体強化して全力で行ったけど瞬殺されたな。。。
「だからこそだよ。目標にしがいがあるだろ」
笑って返すが、ジーク自身も剣術だけでは勝てる気がしない。
ジークの中では、父のカインが最強だったが、その父ですら敵わないと思う人だった。
「よーし全員集合!」
分隊長のアレックスの招集がかかった
「喜べ!今日の訓練は100人対戦だ!」
「「げぇーー」」
騎士団の全員からため息などが漏れる。。。
100人対戦とは、所謂100人組手の剣術版だ。
勝っても負けても100人と対戦し、審判が全力でやっていないと判断したらその試合はノーカンだ...
ジークはこの訓練が一番苦手だった...なにせ6歳だから一番体力がないのが致命的だった
--------------
4時間後
「ハァハァハァ....53人目....かかってこいやぁぁぁぁぁ~~」
もう剣を振り上げる力もない...フラフラで相手に向かっていくが一撃でいなされ気を失った....
「隊長~ ジークがまた気を失いましたー」
「またか...しょうがない、アラン医務室に連れて行け!」
こうして訓練が終わっていく。
----------------
次の日は、魔術師の研究所にきている。
ジークは物付属魔法の研究をしていた。
それには目的があり、シェリルの為であった。
シェリルはハーフエルフで、街に出ると特徴のある耳が目立つため、どこに行くにもフード付の外套を纏っているが、ばれないように教会や施設から殆ど出ることはしない。
そこで耳を隠せるよう、闇魔法の幻影を掛けた物を研究している。
しかし、それは犯罪に使われることも想定されるので、宮廷魔術師筆頭でありジークの先生であるアナベルにしか研究内容は教えていない。
「ジーク君、研究は進んでる?」
「んー後少しなんですけど、金属に魔法が定着しないんですよねぇ。。。」
「イヤリングにしないで、ブレスレットやネックレスにした方が、魔力量が込められるから変えてみたら?」
「いやそれだと目立ち過ぎちゃうじゃないですか...ミスリルのネックレスやブレスレットなんて高価なものつけてたら違う意味で狙われますよ...」
ミスリルのネックレスだと最低でも金貨10枚はいる高価なものになるので、6歳の子供が着けていれば、それこそ金持ちの子供と思われ危険がある。
イヤリングも小さいもので、簡単に装飾すれば一見ミスリルには見えないものができるため、ジークはイヤリングに拘っていた。
幻影を定着させようと魔力を込め過ぎると、ミスリルのほうが許容を超え壊れてしまうのだ。
「うーん....また壊れた....耳だけでいいんだよなぁ...あっそうか」
イヤリングを着けている方だけ変わるようにイメージして魔力を込めると....
「できたーーー」
右耳だけと左耳だけと、2つに分けることで込める魔力量が半分になり許容内に収まった。
後日、シェリルにあげると泣いて喜ばれ抱きつかれたが、数日ティファの機嫌が悪く話しかけても無視されたので、デザインを変えたただのイヤリングを上げたら機嫌が良くなった。
女の子って難しい....
0
あなたにおすすめの小説
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
生まれ変わったら飛べない鳥でした。~ドラゴンのはずなのに~
イチイ アキラ
ファンタジー
生まれ変わったら飛べない鳥――ペンギンでした。
ドラゴンとして生まれ変わったらしいのにどうみてもペンギンな、ドラゴン名ジュヌヴィエーヴ。
兄姉たちが巣立っても、自分はまだ巣に残っていた。
(だって飛べないから)
そんなある日、気がつけば巣の外にいた。
…人間に攫われました(?)
1歳児天使の異世界生活!
春爛漫
ファンタジー
夫に先立たれ、女手一つで子供を育て上げた皇 幸子。病気にかかり死んでしまうが、天使が迎えに来てくれて天界へ行くも、最高神の創造神様が一方的にまくしたてて、サチ・スメラギとして異世界アラタカラに創造神の使徒(天使)として送られてしまう。1歳の子供の身体になり、それなりに人に溶け込もうと頑張るお話。
※心は大人のなんちゃって幼児なので、あたたかい目で見守っていてください。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる