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痛みの意味
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しおりを挟むその日もナミは、いつもの様に美菜のところにやって来ていた。
美菜は、ダイニングの椅子に座らされ、後ろ手に縛られていた。
テーブルの上には、美菜がハンカチなどに使っている小さなスチームアイロンが置かれ、少し前からスイッチが入れられている。
ナミは、以前はお馴染みだった美菜のTシャツとミニスカート姿を見て、満足そうに微笑んでいた。
「フフフ、ミニを履くと、やっぱり綺麗な足が引き立つねえ。」
美菜は、目の前に置かれているスチームアイロンが気になり、これから何が始まるのかナミに訊こうと思ったが、自分でもある程度の想像がついた為、怖くて口に出す事が出来なかった。
ナミは、美菜の太股を見据えて舌なめずりをした。
「今から、お前のその綺麗な太股に潤いを与えてやるよ。」
美菜の嫌な予感は、的中した。
ナミは残忍な表情を浮かべ、ゆっくりとスチームアイロンを掴んだ。
「ナ、ナミ?まさか、それで私を、ねえ、やめて。。」
美菜は、いつもの様に為す術もなく、ただ怯えながらナミに許しを請うだけだった。
もちろん、ナミがそんな美菜に慈悲をかけるハズもない。
「さあ、今日もよ~く味わってもらうよ。」
ナミは、熱い蒸気を噴き出したスチームアイロンを、ゆっくりと美菜の太股に近づけていった。
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