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100個

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摩耶はシャワーを浴びると、先に浴び終えている伊佐乃を短パンとTシャツに着替えさせた。

「じゃあ、まずはこれから始めますね。」


摩耶は、100均の袋から、20個入りの洗濯バサミを取り出した。
自分が20個もの洗濯バサミに挟まれる事を想像して、伊佐乃は、怯えた顔で摩耶に
訊いた。

「随分たくさんあるのね。。」

と、言いかけて伊佐乃は声を詰まらせた。

摩耶が100均の袋を逆さまにしたからであった。
床に散乱した物を見て、伊佐乃は洗濯ばさみが1パックでない事に気付いたのだ。

摩耶は、涼しい顔をして彼女に答えた。

「100個ありますよ。ちょうど。。」

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