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第3章〜幻想都市グリーディア〜
覚醒
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「俺の勝ちだ。」
炎の剣はロングソードの顔の横の床を
焼き切り突き刺さっていた。
ロングソードから目線を外し剣からも手を離すフューゼ。
「グリーディア王、これでいいか?」
「……クタール」
「我が王よ、勝負はまだついてないでしょう。」
「何?」
「ただの喧嘩ならこれで終わりということもあるでしょうが今回は国家間の取り決めもかかった勝負…いわば戦争ですよ。戦争なら相手が死ぬか戦意を失うまでは完全な勝利も敗北もないでしょう。」
そう言うと檻に近付くクタール。
そしてガン!と檻を蹴りつけた。
「いつまで寝ているロングソード。早く立ちなさい。」
「…………。」
反応しないロングソード。
「何をしてる!!立て!!」
「いい加減にしろ!!!」
フューゼがクタールに向け手をかざす。
フューゼの手から火球が放たれクタールを襲う。
「ぐぅっ!?何をするヴァンドラ!!」
「彼女はもう戦意がないだろう。俺の勝ちだ。」
「……違う!少し休んでいるだけだ!じきに起き上がる!」
「いや明らかにもう戦意はないだろう。さっきまでのロングソードと比べればわかるだろう。」
「黙れ!!僕はこんなとこで…こんなとこで終わるわけにはいかないんだよ……!!!」
フューゼを睨みつけるクタール。
「…そこまでの戦意があるならクタール。お前が来いよ。相手してやる。」
「なっ!?なっ…何を馬鹿な!」
「ここで終われないんだろ?来いよ。」
凄まじい怒気を放つフューゼ。
「ぐぅっ…………!!!」
フューゼとクタールが大きな声をだしても
耳に入らないロングソード。
……2回目だ。
ちゃんと相手をしてもらえないで負けて、
情けまでかけられて。
倒れたままのロングソードは目に涙を浮かべていた。
前は女だから斬らないと言われた。
今回もそうなのかな……。
つまらない……つまらないよ。
本気じゃないとつまらない……。
何でボクには本気を出してくれないんだ……。
弱い者を斬ったってボクつまらないよ!!
強い人の本気を斬りたいのに!!
……もしかしてフューゼからしたらボクは弱過ぎるのか…?
だったらつまらないのはボク……?
ボクが弱いから……つまらない……。
つまらないから斬ってくれない……?
…………そんなの嫌だ。
強く……!もっと強く……!!!
“ああぁぁああぁぁぁっ!!!!”
「…っ!?」
突然の咆哮に驚き振り向くフューゼ。
そこには一心不乱に炎の剣に腕を擦るロングソード。
「おい!何をしてる!!」
「ボクは……!!本気の、本気のキミと闘いたい……!!だからもっと強く……!!もっと鋭く……!!!」
フューゼの魔力がこもった炎の剣に腕を擦り続ける。
血はとめどなく流れ
ロングソードの周りは血だらけになっていた。
「……おい!やめろ!!」
フューゼを無視し腕を剣に擦り続ける。
「ボクは2度と!!あんな思いしたくない!!」
そして徐々に止まる出血。
そこには紅く燃えるロングソードの腕。
ゆっくりと立ち上がるロングソード。
「ボクは……つまらなくないよ…フューゼ」
「くっ!!」
「ボクは死ぬまでキミを殺す。キミかボク、どっちかしかここからは出られないの」
距離を詰めるロングソード。
腕を振りかぶりフューゼを襲う。
ガギィ!フューゼもまた剣を作り出し受け止めた。
「フューゼ、もうそれは効かないよ。」
もう一度振りかぶるロングソード。
そしてフューゼの剣に叩きつけると
フューゼの剣は崩れ去った。
「……っ!!」
「それはもう斬れる。次はフューゼ、キミを斬る」
炎の剣はロングソードの顔の横の床を
焼き切り突き刺さっていた。
ロングソードから目線を外し剣からも手を離すフューゼ。
「グリーディア王、これでいいか?」
「……クタール」
「我が王よ、勝負はまだついてないでしょう。」
「何?」
「ただの喧嘩ならこれで終わりということもあるでしょうが今回は国家間の取り決めもかかった勝負…いわば戦争ですよ。戦争なら相手が死ぬか戦意を失うまでは完全な勝利も敗北もないでしょう。」
そう言うと檻に近付くクタール。
そしてガン!と檻を蹴りつけた。
「いつまで寝ているロングソード。早く立ちなさい。」
「…………。」
反応しないロングソード。
「何をしてる!!立て!!」
「いい加減にしろ!!!」
フューゼがクタールに向け手をかざす。
フューゼの手から火球が放たれクタールを襲う。
「ぐぅっ!?何をするヴァンドラ!!」
「彼女はもう戦意がないだろう。俺の勝ちだ。」
「……違う!少し休んでいるだけだ!じきに起き上がる!」
「いや明らかにもう戦意はないだろう。さっきまでのロングソードと比べればわかるだろう。」
「黙れ!!僕はこんなとこで…こんなとこで終わるわけにはいかないんだよ……!!!」
フューゼを睨みつけるクタール。
「…そこまでの戦意があるならクタール。お前が来いよ。相手してやる。」
「なっ!?なっ…何を馬鹿な!」
「ここで終われないんだろ?来いよ。」
凄まじい怒気を放つフューゼ。
「ぐぅっ…………!!!」
フューゼとクタールが大きな声をだしても
耳に入らないロングソード。
……2回目だ。
ちゃんと相手をしてもらえないで負けて、
情けまでかけられて。
倒れたままのロングソードは目に涙を浮かべていた。
前は女だから斬らないと言われた。
今回もそうなのかな……。
つまらない……つまらないよ。
本気じゃないとつまらない……。
何でボクには本気を出してくれないんだ……。
弱い者を斬ったってボクつまらないよ!!
強い人の本気を斬りたいのに!!
……もしかしてフューゼからしたらボクは弱過ぎるのか…?
だったらつまらないのはボク……?
ボクが弱いから……つまらない……。
つまらないから斬ってくれない……?
…………そんなの嫌だ。
強く……!もっと強く……!!!
“ああぁぁああぁぁぁっ!!!!”
「…っ!?」
突然の咆哮に驚き振り向くフューゼ。
そこには一心不乱に炎の剣に腕を擦るロングソード。
「おい!何をしてる!!」
「ボクは……!!本気の、本気のキミと闘いたい……!!だからもっと強く……!!もっと鋭く……!!!」
フューゼの魔力がこもった炎の剣に腕を擦り続ける。
血はとめどなく流れ
ロングソードの周りは血だらけになっていた。
「……おい!やめろ!!」
フューゼを無視し腕を剣に擦り続ける。
「ボクは2度と!!あんな思いしたくない!!」
そして徐々に止まる出血。
そこには紅く燃えるロングソードの腕。
ゆっくりと立ち上がるロングソード。
「ボクは……つまらなくないよ…フューゼ」
「くっ!!」
「ボクは死ぬまでキミを殺す。キミかボク、どっちかしかここからは出られないの」
距離を詰めるロングソード。
腕を振りかぶりフューゼを襲う。
ガギィ!フューゼもまた剣を作り出し受け止めた。
「フューゼ、もうそれは効かないよ。」
もう一度振りかぶるロングソード。
そしてフューゼの剣に叩きつけると
フューゼの剣は崩れ去った。
「……っ!!」
「それはもう斬れる。次はフューゼ、キミを斬る」
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