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開幕
出会い
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「…お前等こそ誰だよ。何してんだ?」
茶髪の男が詰め寄る。
「俺は…上川。こいつは異世。気付いたら学校に居たから脱出しようとしてる。」
「……お前等も気付いたらここに居たのか。ったく、どうなってんだ。」
「君も気付いたらここに?」
「あぁ。俺は町田だ。彰さんに頼まれてここらへん探ってた。」
「彰さん……?他にも誰かいるのか?」
「谷ケ城 彰さん。名前くらいは聞いたことあるだろ?」
「や…谷ケ城彰ってあの“ 谷ケ城一家”のか!?」
驚く異世。
「あぁそうだ。あと他にもわんさかいるぜ。」
(谷ケ城一家がわからないな…。)
「…なぁ谷ケ城一家って何だ?」
「は?お前知らないのか?ここらへん仕切ってるグループだよ。覚えとかないと痛い目みるぜ。」
呆れた表情の町田。
「仕切ってる…。ヤンキーの集団みたいなものか?」
「……まぁそうだが彰さんの前でそんな言い方するなよ。殺されるぞ。」
(…何だか危険な奴もいるってことか。)
「ちなみにその谷ケ城一家はこの事には関係してるのか?」
「被害者側だよ。俺達も気付いたらここにいた。」
「町田も谷ケ城一家ってやつなのか?」
「あぁ、まぁな。」
「あと質問ばっかりで悪いが他にも何人もいるのか?逃げ出せないのか?」
「お前等含めたら二十人だな。それに逃げるのは無理だ。俺もそこらへんぶっ壊そうとしたが全然壊れねぇ。おまけに入口はあの固定された有刺鉄線だ。どうしようもねぇよ。」
「……どうする?」
異世に振り返る上川。
「…他のみんなはどこにいるんだ?」
「あ?奥の職員室に全員いるぜ。席がちょうど二十あるから余った二つ分の人間がいるはずだってことで探してたんだ。んでお前等を見つけた。」
「ちょうど二十……?怪しいけど気になるな。」
「全員集まったら黒幕がわかるんじゃねえかって事で俺は探してたんだよ。んで黒幕がわかりゃ俺達でぶっ殺して解放させる。完璧だろ?」
拳の骨を鳴らす町田。
「だから悪ぃが強制的に来てもらうぜ。」
「俺達もどうしようもないから是非合流させて欲しい。着いていくよ。な、異世。」
「お、おう。そうするしかないみたいだしな…。」
「うし、じゃあ付いてこい。」
そういうと後ろに振り返り歩き出す町田。
そして上川達も付いていく。
そして、職員室の前に着いた。
「着いたぞ。俺から入るから後に付いてこいよ。」
コンコンとノックをしてガララとドアを開ける町田。
「彰さん、二人見付けました。連れて来てます。」
そう言って職員室に入る町田。
振り返り上川達に入るよう目で促す。
中に入ると席に座っている多数の男女。
(全員席に座ってる…。でも全員同じ制服だ。全員ここの高校生なのか?)
「……座らせろ。」
足を机の上に置いている赤髪の男が口を開く。
「うす。おい、お前等あの空いているとこに座れ。」
町田に促され空き席に座る二人。
そして町田も空き席に座り込む。
「……恐らくこれで全員だな。席の数とぴったりだ。」
赤髪の隣の明るい茶髪の男が赤髪に声を掛ける。
「…………単刀直入に聞くぞ。このふざけた真似をした奴はどいつだ?」
赤髪の男が睨みつける。
「落ち着け彰。こいつらが何か知ってるかまだわからないぜ?」
「うるせぇ。名乗りでねぇなら一人ずつシめるぞ。」
(……あいつが谷ケ城か?危険過ぎる。来るしか無かったとはいえ早く出たい……。)
「…一度落ち着いて下さい。私達は何もわからない状況なのです。」
ポニーテールの女子が諌める。
「あ?ぁんだテメェ。こっちはイラついてんだ……。黙ってろ。」
「では一度落ち着きましょう。今の状況やこうなった経緯を話し合いませんか?」
冷静を保つポニーテールの女子。
「ごちゃごちゃうるせぇんだよ。お前が犯人か?とりあえず殺してやるよ。」
ガン!!と机を殴りつける赤髪の男。
しかしポニーテールの女子もしっかりと赤髪見つめたじろぐ様子は無い。
「あ、彰さん止めましょうよ。」
慌てる町田。
ガラララッ!
その時急にドアが開いた。
茶髪の男が詰め寄る。
「俺は…上川。こいつは異世。気付いたら学校に居たから脱出しようとしてる。」
「……お前等も気付いたらここに居たのか。ったく、どうなってんだ。」
「君も気付いたらここに?」
「あぁ。俺は町田だ。彰さんに頼まれてここらへん探ってた。」
「彰さん……?他にも誰かいるのか?」
「谷ケ城 彰さん。名前くらいは聞いたことあるだろ?」
「や…谷ケ城彰ってあの“ 谷ケ城一家”のか!?」
驚く異世。
「あぁそうだ。あと他にもわんさかいるぜ。」
(谷ケ城一家がわからないな…。)
「…なぁ谷ケ城一家って何だ?」
「は?お前知らないのか?ここらへん仕切ってるグループだよ。覚えとかないと痛い目みるぜ。」
呆れた表情の町田。
「仕切ってる…。ヤンキーの集団みたいなものか?」
「……まぁそうだが彰さんの前でそんな言い方するなよ。殺されるぞ。」
(…何だか危険な奴もいるってことか。)
「ちなみにその谷ケ城一家はこの事には関係してるのか?」
「被害者側だよ。俺達も気付いたらここにいた。」
「町田も谷ケ城一家ってやつなのか?」
「あぁ、まぁな。」
「あと質問ばっかりで悪いが他にも何人もいるのか?逃げ出せないのか?」
「お前等含めたら二十人だな。それに逃げるのは無理だ。俺もそこらへんぶっ壊そうとしたが全然壊れねぇ。おまけに入口はあの固定された有刺鉄線だ。どうしようもねぇよ。」
「……どうする?」
異世に振り返る上川。
「…他のみんなはどこにいるんだ?」
「あ?奥の職員室に全員いるぜ。席がちょうど二十あるから余った二つ分の人間がいるはずだってことで探してたんだ。んでお前等を見つけた。」
「ちょうど二十……?怪しいけど気になるな。」
「全員集まったら黒幕がわかるんじゃねえかって事で俺は探してたんだよ。んで黒幕がわかりゃ俺達でぶっ殺して解放させる。完璧だろ?」
拳の骨を鳴らす町田。
「だから悪ぃが強制的に来てもらうぜ。」
「俺達もどうしようもないから是非合流させて欲しい。着いていくよ。な、異世。」
「お、おう。そうするしかないみたいだしな…。」
「うし、じゃあ付いてこい。」
そういうと後ろに振り返り歩き出す町田。
そして上川達も付いていく。
そして、職員室の前に着いた。
「着いたぞ。俺から入るから後に付いてこいよ。」
コンコンとノックをしてガララとドアを開ける町田。
「彰さん、二人見付けました。連れて来てます。」
そう言って職員室に入る町田。
振り返り上川達に入るよう目で促す。
中に入ると席に座っている多数の男女。
(全員席に座ってる…。でも全員同じ制服だ。全員ここの高校生なのか?)
「……座らせろ。」
足を机の上に置いている赤髪の男が口を開く。
「うす。おい、お前等あの空いているとこに座れ。」
町田に促され空き席に座る二人。
そして町田も空き席に座り込む。
「……恐らくこれで全員だな。席の数とぴったりだ。」
赤髪の隣の明るい茶髪の男が赤髪に声を掛ける。
「…………単刀直入に聞くぞ。このふざけた真似をした奴はどいつだ?」
赤髪の男が睨みつける。
「落ち着け彰。こいつらが何か知ってるかまだわからないぜ?」
「うるせぇ。名乗りでねぇなら一人ずつシめるぞ。」
(……あいつが谷ケ城か?危険過ぎる。来るしか無かったとはいえ早く出たい……。)
「…一度落ち着いて下さい。私達は何もわからない状況なのです。」
ポニーテールの女子が諌める。
「あ?ぁんだテメェ。こっちはイラついてんだ……。黙ってろ。」
「では一度落ち着きましょう。今の状況やこうなった経緯を話し合いませんか?」
冷静を保つポニーテールの女子。
「ごちゃごちゃうるせぇんだよ。お前が犯人か?とりあえず殺してやるよ。」
ガン!!と机を殴りつける赤髪の男。
しかしポニーテールの女子もしっかりと赤髪見つめたじろぐ様子は無い。
「あ、彰さん止めましょうよ。」
慌てる町田。
ガラララッ!
その時急にドアが開いた。
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