Blend×Blood

黒神

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「血種」

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20XX年、「それ」は突然現れた。
空に突如として現れた無数の穴のようなものから次々と出てくる無数の怪物のようなもの羽の生えたものもいればドラゴンのようなものもいる。
そう、この日世界は異世界と繋がってしまったのだ。

                ~ 500年後~
あれから500年近くがたった今モンスターと人の共存は案外成り立っていた。
確かにモンスターがいる分危険はある、が、指定された地区からでなければ基本モンスターと出会うこともほとんどない。
それに社会にも亜人種、獣人種などが一般的になってきている。

「おはよっ!赫斗!」
「ああ、おはよう」
俺の名前は「影薙 赫斗」、高校1年生だ。
そして隣にいるのが「雪原  蒼」
俺の幼なじみ、というか腐れ縁だ。
そして俺は「元」普通の高校生、そう俺は1点だけ普通の高校生とは違う点がある。
それは俺が「混種血」だという事だ。
この世には他にも「無種血」と「単種血」が居る。
人口の殆どはそのどちらかで混血種は10000分の1の確率なのだ。
無種血は能力の無い、単種血は1つの能力を持つことを意味する。    
混血種の他と違うところは、名の通り流れている血の種類が入り交じっているということだ。
俺は「ルシフェル」と「鎌鼬」の混血なのだ。

モンスターとの混合血、
この現象はおよそ100年ほど前から発症しているらしい。
何が発端かは分からないが、今では人口の99%はあの3種の血に分類されている。

そして「元」というのも、俺は7年前までは「鎌鼬」の単血種だったのだ。
俺がまだ小学3年生だった頃の話だ、

                   ~7年前~
「じゃーなー!」
「今日のご飯は何かな~♪」
と、ご機嫌口調で家まで走り
ドアを開けた。
「ただいまー!今日の晩ごは...」
何かが違う感じがした。酷く静かで、そして異臭がする。
「おかーさーん?いないの?」
と、ドアを開けると...
「ひぃっ!!」
そこにはお母さんが倒れていた。
お母さんに駆け寄ると、
「お母さん!!しっかりして!!」
「...」何も返ってこない
「そんな...」
その時、後ろから強い衝撃を受けて俺は気を失ってしまった。

「...ここは?」
目が覚めるとそこは小さな何も無い個室だった。
窓もなく鍵のかかったドアだけがある部屋。
俺はドアを叩きながら叫び続けた。
「ここはどこだ!早く開けろ!」
しかしドアが開く気配はなくそのまま疲れていつの間にか眠ってしまった...

「おい、起きろ!」
俺は叩き起された。
「うわっ!誰だよ!」
そこには白い軍服のような服を着たガタイの良い奴が立っていた。
「放送が聞こえなかったのか!さっさと中央間まで集まれ!」
俺はその男に言われるがまま中央間まで行った。
するとそこには多くの子供たちが集められていた。
「こりゃあ数千はいるんじゃないか...?」
そんなことを思っていると、

「よくぞ集まってくれた!これから新世界を統べるもの達よ!」
急にどこからか声が響き渡った。
「私はこの組織、BBSの主将!
霧ケ崎  蒔人だ!突然だがここに集まってもらった約2500もの「種」にはこれからはこの施設内で暮らしてもらう」

は...?意味がわからない急に連れてこられて挙句はここで暮らせだと?
「ふざけんな...」
「ちなみに脱出は不可能と考えてくれれば良い。なんせ鍛え上げられた警備が至る所に蔓延らせているからな。 まあ安心したまえその分生活面では保証してやる。」
・・我々の計画に協力してくれれば、の話だが・・

「ふざけんじゃねー!」
「くだらないことに巻き込むな!帰せ!」

当然周りからも不満からの罵詈雑言の嵐だ。

そしてその中、霧ケ崎に向かって1本の雷の矢が放たれた。
それは霧ヶ崎の顔をかすり、そこからは電気を帯びたような血がポタポタと垂れている。

「......そうか」
「言葉でわかって貰えぬのなら仕方が無い」
霧ヶ崎が血を拭いそう言い放つとー

一瞬何が起こったか分からなかった。
目の前が真っ白に包まれて爆音のような音が響き渡った。
そして目を開けると...

「これが私の血種、「太陽神」だ。」
あいつの周り数メートルは炎に包まれておりそしてそこには...
黒く焼け焦げた恐らく人出会ったであろうものがいくつも転がっていた。
「流石にこれで理解していただけたであろう。」

「各自指定された部屋に入るといいそこが今日から暮すお前達の家だ」

そしてその後広場の大勢の人は管理人により4~5人の組でひとつの部屋に入れられた。
「-2005-ここがお前の部屋だ」
ガチャ
「誰も...居ない?」
「あとからまた何人か来るはずだ先に入っておけ」
そうして部屋に入ったのだが俺は他の顔ぶれも見る前に疲れで寝てしまった。

心に強く



「絶対に出てやる何としてでも
たとえいつになっても必ず」



誓いながら。

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