17 / 207
ツギノ町編 第二章 色んなやつら、襲来
見知ったやつら襲来
しおりを挟む
その後も何件か店を回ったものの、ティナが気に入る装備はなかった。
どうやら最初にいい店を引き当てていたらしい。
とはいえ、お金が出来たらもう一度行きたい店というのはあったみたいだ。
帰り道、楽しそうに地図に印をつけるティナの横顔が印象的だった。
宿屋に戻って来ると、腹が減ったので一階の酒場へ。
料理を注文してからテーブルにつく。
注文した料理を待つまでの間はティナとの雑談タイムだ。
「ごめんね、買い物だけで一日潰れちゃって……」
ティナが申し訳なさそうな表情でこちらを見ながら言った。
俺は自然な笑顔で応える。
「何言ってんだよ、装備を選ぶのに時間を使うのは悪い事じゃないと思うぜ。金の話と同じだ。冒険者なんだからな」
「そっか、ありがとう。ジン君はいつも優しいね」
安心した様な表情でそう言うティナ。
優しい=好き、だとモテない精霊が自慢げに話しているのを聞いた事がある。
もしかしたらかなりいい感じなのかもしれない。
会話が途切れてしまったので話題を切り替えてみる。
「明日は討伐系のクエストでも探してみるか? ちょうどいいのがあるかはわからないけど……早速装備を試してみたいだろ」
「うん、そうだね。ゴブリンを倒すクエストとかがあればやってみたいな」
そう言ってティナは今日買ったばかりのソフィア様こんぼうを取り出すと、嬉しそうに眺め始めた。
余程早く使ってみたいんだろうな。
この辺りで出るモンスターと言えば、スライム系、ゴブリン系、アルミラージ系くらいだったはずだ。
タイミングが良ければゴブリンの討伐クエストってのはあるだろう。
ただ、大量のゴブリンを倒すクエストだとティナが危ない。
最初は一対一の戦闘を重ねて慣れていくべきだと思う。
討伐対象だけじゃなく、内容もちゃんと吟味した方がいいだろうな。
「じゃあギルドには朝から行った方がいいな。今日は早めに寝るぞ」
「そうだね」
これは精霊として学んだ知識じゃない。
昨日の朝ギルドに行った時、クエストを受けに来た冒険者でごった返していた。
昼頃にはもう目ぼしいクエストはあまり残っていないと考えるべきだろう。
明日の予定が決まると、程なくして料理が到着。
特に急ぐ事もなく、味わって食べてから部屋に引き上げた。
風呂に入って戻って来ると、部屋に月明かりだけが差し込む時間になっている。
またティナが遊びに来てくれたりして……。
そんな淡い期待を抱きながら、ベッドでうとうとしていた時だった。
窓に、少し硬めの何かが当たる音。
ん……まあ虫とかゴミとかその辺だろ……。
そう思って放置していると、もう一度窓に何かが当たる音がした。
うるせえな、いいから寝かせろ。
むしろ気にしたら負けな気がして更に放置すると、何かが当たる音は次第にその間隔を短くしていった。
カツン…………カツン……カツン……カツン。カツン。カツン。
カツン、カツン、カツカツカツカツ。
(うるせえな!!!!)
さすがに我慢できなくなって、心の中でそう叫びながら窓を開けた。
本当に叫ぶと隣の部屋にいるティナをびっくりさせてしまうからだ。
すると俺の顔面に硬い何かがヒット。石だ。
石が飛んで来た方向を見ると、宿屋の裏手に生えている樹々の間から見知った顔がこちらを見上げていた。
セイラだ。その隣にはノエルもいる。
目が合うとセイラが手招きをして来た。降りて来いってか。
ティナが遊びに来た時のために部屋にいたいんだけどな……。
そう思いためらっていると、段々とセイラの表情が険しくなっていく。
くそ、後が怖いし行くしかねえか。
なるべく物音を立てない様に、静かに部屋を出た。
階段を降りて廊下を歩く。
夜遅くに帰って来る宿泊客の為に、酒場はこの時間でも絶賛営業中だ。
壁越しに漏れ出る酒飲みたちの喧騒をくぐって外へ出た。
外には顔をしかめたセイラと、いつも通りな雰囲気のノエルがいた。
片手を上げて無言で挨拶をするとノエルが親指を立てて後方を指す。
ここでは何だから少し離れようということだろう。
頷き同意してから、三人で宿屋を離れていった。
ある程度宿屋から離れたところで、最初に俺が口を開く。
「よう。こんな時間に何しに来たんだよ」
「何しに来たんだよじゃないでしょ!」
「何をそんなに怒ってんだ?」
セイラは先程と変わらずに不機嫌そうな顔をしている。
「あんたねえ……さっさと顔出しなさいよ。何個石投げたと思ってんの?」
「そんなまどろっこしいやり方するからだろ。お前の身体能力なら直接窓のところまで来れるだろうが」
「行けるわけないでしょ。私を何だと思ってんのよ……」
正直ゴリラくらいに思っているんだけど、そんな事は口に出せない。
出せばまた腹パンが飛んで来そうだからだ。
セイラはそのお淑やかそうな見た目に反して身体能力が抜群の武闘家タイプ。
おまけにすぐ手が出るので断然ゴリラ系のイメージだ。
そんなやり取りをしていると、横からノエルが割り込んで来た。
「まあまあ。時間もあまりないし、さっさと本題に入ろうぜ」
「……そうね」
セイラはキッとノエルを睨んでから、こっちに視線を移してそう言った。
そして咳払いをしてから口を開く。
「ジンを連れ戻すために、近々モンスターテイマーズがこっちに派遣されるわ」
「何じゃそりゃ」
「まあ力づくってこったな」
ノエルが肩をすくめて言った。
俺は一昨日に二人が持ってきてくれた伝言を思い出しながら話す。
「ゼウスのじいさんは、気が済んだら戻って来いって言ってたよな?」
「そうなのよね……正直私にも、今回のゼウス様のお考えは読めないわ」
顎に指を当て、真剣な表情で考え込むセイラ。
「それに派遣するって言ったって誰をだよ? 自分で言うのもあれだけど、俺に勝てるやつなんてテイマーズでもそんなにいないだろ」
「悔しいがその通りだ。一体ゼウス様は何をなさろうとしてるんだろうな」
少しの沈黙が流れた後、ため息を吐いてから俺は言った。
「ここで考えてもわかんねえな。まあ、次にゼウスに会ったら聞いといてくれ」
「聞けるかよ。そういう裏事情的な部分を神々に尋ねにくい事は、お前もわかってるだろ」
「そうか? まあいいや。テイマーズが来るって聞けただけでも助かったよ」
片手をあげて礼の代わりにした。
するとセイラはまた不機嫌そうな顔になり、腕を組んでから口を開く。
「ふん、いちいちこっちに来るのも面倒くさいんだから……今度、ご飯でも奢ってよね」
「ああ、そうさせてもらうよ。それじゃ」
踵を返して、宿屋に戻ろうと歩き出す。
そこでまた後ろからセイラに声をかけられた。
「そう言えばあんた、そろそろ首都に拠点を移しなさいよ。そっちから連絡出来ないんじゃこれからどんどん不便になるでしょ」
「それもそうだな! 考えとくわ」
振り返ってそれだけ言ってから部屋に戻った。
首都ミツメなど、下界の主要な都市には常時精霊が配置されている。
この精霊たちには色んな役割があるんだけど、その内の一つが連絡、相談役だ。
追放扱いを受けた精霊は、自力では天界に帰れなくなる。
そういったやつが天界にいる精霊と連絡を取りたい場合に、この下界に配置された精霊を頼るというわけだ。
主に伝言を頼まれてくれたり、場合によっては天界に送ってもらえたりする。
ただ転移系の魔法は「ダンサーズ」の専用スキルだし、追放扱いの精霊を送ってもらうのは準備に時間がかかったりする場合もあるけど……その話は今はいいだろう。
ちなみに、セイラたちに俺とティナの位置が割れているのは「ワールドオブザーバーズ」のスキルによるものだと思われる。
「モンスターテイマーズ」はモンスターの位置や情報を把握する事に特化しているんだけど、「ワールドオブザーバーズ」はそれに加えて人間と精霊の位置や情報を把握する事にも長けている。
つまりは監視や観察のスペシャリストたちなのだ。
特に勇者であるティナと天界を追放された要注意人物の俺がセットでいるとなれば、一日中監視をされていても不思議じゃない。
外に出る時と同じ様に、部屋に戻る時も忍び足だ。
静まり返った部屋の中で再びベッドに飛び込む。
隣の部屋からも物音は一切聞こえてこない。
ティナはもう寝ているのかもしれないな……。
明日も速いし、俺もさっさと寝よう。
そう思って目を瞑ると、意識は次第に、月明かりに照らされた優しい暗闇の中へと溶けて行った。
どうやら最初にいい店を引き当てていたらしい。
とはいえ、お金が出来たらもう一度行きたい店というのはあったみたいだ。
帰り道、楽しそうに地図に印をつけるティナの横顔が印象的だった。
宿屋に戻って来ると、腹が減ったので一階の酒場へ。
料理を注文してからテーブルにつく。
注文した料理を待つまでの間はティナとの雑談タイムだ。
「ごめんね、買い物だけで一日潰れちゃって……」
ティナが申し訳なさそうな表情でこちらを見ながら言った。
俺は自然な笑顔で応える。
「何言ってんだよ、装備を選ぶのに時間を使うのは悪い事じゃないと思うぜ。金の話と同じだ。冒険者なんだからな」
「そっか、ありがとう。ジン君はいつも優しいね」
安心した様な表情でそう言うティナ。
優しい=好き、だとモテない精霊が自慢げに話しているのを聞いた事がある。
もしかしたらかなりいい感じなのかもしれない。
会話が途切れてしまったので話題を切り替えてみる。
「明日は討伐系のクエストでも探してみるか? ちょうどいいのがあるかはわからないけど……早速装備を試してみたいだろ」
「うん、そうだね。ゴブリンを倒すクエストとかがあればやってみたいな」
そう言ってティナは今日買ったばかりのソフィア様こんぼうを取り出すと、嬉しそうに眺め始めた。
余程早く使ってみたいんだろうな。
この辺りで出るモンスターと言えば、スライム系、ゴブリン系、アルミラージ系くらいだったはずだ。
タイミングが良ければゴブリンの討伐クエストってのはあるだろう。
ただ、大量のゴブリンを倒すクエストだとティナが危ない。
最初は一対一の戦闘を重ねて慣れていくべきだと思う。
討伐対象だけじゃなく、内容もちゃんと吟味した方がいいだろうな。
「じゃあギルドには朝から行った方がいいな。今日は早めに寝るぞ」
「そうだね」
これは精霊として学んだ知識じゃない。
昨日の朝ギルドに行った時、クエストを受けに来た冒険者でごった返していた。
昼頃にはもう目ぼしいクエストはあまり残っていないと考えるべきだろう。
明日の予定が決まると、程なくして料理が到着。
特に急ぐ事もなく、味わって食べてから部屋に引き上げた。
風呂に入って戻って来ると、部屋に月明かりだけが差し込む時間になっている。
またティナが遊びに来てくれたりして……。
そんな淡い期待を抱きながら、ベッドでうとうとしていた時だった。
窓に、少し硬めの何かが当たる音。
ん……まあ虫とかゴミとかその辺だろ……。
そう思って放置していると、もう一度窓に何かが当たる音がした。
うるせえな、いいから寝かせろ。
むしろ気にしたら負けな気がして更に放置すると、何かが当たる音は次第にその間隔を短くしていった。
カツン…………カツン……カツン……カツン。カツン。カツン。
カツン、カツン、カツカツカツカツ。
(うるせえな!!!!)
さすがに我慢できなくなって、心の中でそう叫びながら窓を開けた。
本当に叫ぶと隣の部屋にいるティナをびっくりさせてしまうからだ。
すると俺の顔面に硬い何かがヒット。石だ。
石が飛んで来た方向を見ると、宿屋の裏手に生えている樹々の間から見知った顔がこちらを見上げていた。
セイラだ。その隣にはノエルもいる。
目が合うとセイラが手招きをして来た。降りて来いってか。
ティナが遊びに来た時のために部屋にいたいんだけどな……。
そう思いためらっていると、段々とセイラの表情が険しくなっていく。
くそ、後が怖いし行くしかねえか。
なるべく物音を立てない様に、静かに部屋を出た。
階段を降りて廊下を歩く。
夜遅くに帰って来る宿泊客の為に、酒場はこの時間でも絶賛営業中だ。
壁越しに漏れ出る酒飲みたちの喧騒をくぐって外へ出た。
外には顔をしかめたセイラと、いつも通りな雰囲気のノエルがいた。
片手を上げて無言で挨拶をするとノエルが親指を立てて後方を指す。
ここでは何だから少し離れようということだろう。
頷き同意してから、三人で宿屋を離れていった。
ある程度宿屋から離れたところで、最初に俺が口を開く。
「よう。こんな時間に何しに来たんだよ」
「何しに来たんだよじゃないでしょ!」
「何をそんなに怒ってんだ?」
セイラは先程と変わらずに不機嫌そうな顔をしている。
「あんたねえ……さっさと顔出しなさいよ。何個石投げたと思ってんの?」
「そんなまどろっこしいやり方するからだろ。お前の身体能力なら直接窓のところまで来れるだろうが」
「行けるわけないでしょ。私を何だと思ってんのよ……」
正直ゴリラくらいに思っているんだけど、そんな事は口に出せない。
出せばまた腹パンが飛んで来そうだからだ。
セイラはそのお淑やかそうな見た目に反して身体能力が抜群の武闘家タイプ。
おまけにすぐ手が出るので断然ゴリラ系のイメージだ。
そんなやり取りをしていると、横からノエルが割り込んで来た。
「まあまあ。時間もあまりないし、さっさと本題に入ろうぜ」
「……そうね」
セイラはキッとノエルを睨んでから、こっちに視線を移してそう言った。
そして咳払いをしてから口を開く。
「ジンを連れ戻すために、近々モンスターテイマーズがこっちに派遣されるわ」
「何じゃそりゃ」
「まあ力づくってこったな」
ノエルが肩をすくめて言った。
俺は一昨日に二人が持ってきてくれた伝言を思い出しながら話す。
「ゼウスのじいさんは、気が済んだら戻って来いって言ってたよな?」
「そうなのよね……正直私にも、今回のゼウス様のお考えは読めないわ」
顎に指を当て、真剣な表情で考え込むセイラ。
「それに派遣するって言ったって誰をだよ? 自分で言うのもあれだけど、俺に勝てるやつなんてテイマーズでもそんなにいないだろ」
「悔しいがその通りだ。一体ゼウス様は何をなさろうとしてるんだろうな」
少しの沈黙が流れた後、ため息を吐いてから俺は言った。
「ここで考えてもわかんねえな。まあ、次にゼウスに会ったら聞いといてくれ」
「聞けるかよ。そういう裏事情的な部分を神々に尋ねにくい事は、お前もわかってるだろ」
「そうか? まあいいや。テイマーズが来るって聞けただけでも助かったよ」
片手をあげて礼の代わりにした。
するとセイラはまた不機嫌そうな顔になり、腕を組んでから口を開く。
「ふん、いちいちこっちに来るのも面倒くさいんだから……今度、ご飯でも奢ってよね」
「ああ、そうさせてもらうよ。それじゃ」
踵を返して、宿屋に戻ろうと歩き出す。
そこでまた後ろからセイラに声をかけられた。
「そう言えばあんた、そろそろ首都に拠点を移しなさいよ。そっちから連絡出来ないんじゃこれからどんどん不便になるでしょ」
「それもそうだな! 考えとくわ」
振り返ってそれだけ言ってから部屋に戻った。
首都ミツメなど、下界の主要な都市には常時精霊が配置されている。
この精霊たちには色んな役割があるんだけど、その内の一つが連絡、相談役だ。
追放扱いを受けた精霊は、自力では天界に帰れなくなる。
そういったやつが天界にいる精霊と連絡を取りたい場合に、この下界に配置された精霊を頼るというわけだ。
主に伝言を頼まれてくれたり、場合によっては天界に送ってもらえたりする。
ただ転移系の魔法は「ダンサーズ」の専用スキルだし、追放扱いの精霊を送ってもらうのは準備に時間がかかったりする場合もあるけど……その話は今はいいだろう。
ちなみに、セイラたちに俺とティナの位置が割れているのは「ワールドオブザーバーズ」のスキルによるものだと思われる。
「モンスターテイマーズ」はモンスターの位置や情報を把握する事に特化しているんだけど、「ワールドオブザーバーズ」はそれに加えて人間と精霊の位置や情報を把握する事にも長けている。
つまりは監視や観察のスペシャリストたちなのだ。
特に勇者であるティナと天界を追放された要注意人物の俺がセットでいるとなれば、一日中監視をされていても不思議じゃない。
外に出る時と同じ様に、部屋に戻る時も忍び足だ。
静まり返った部屋の中で再びベッドに飛び込む。
隣の部屋からも物音は一切聞こえてこない。
ティナはもう寝ているのかもしれないな……。
明日も速いし、俺もさっさと寝よう。
そう思って目を瞑ると、意識は次第に、月明かりに照らされた優しい暗闇の中へと溶けて行った。
0
あなたにおすすめの小説
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
『辺境伯一家の領地繁栄記』スキル育成記~最強双子、成長中~
鈴白理人
ファンタジー
ラザナキア王国の国民は【スキルツリー】という女神の加護を持つ。
そんな国の北に住むアクアオッジ辺境伯一家も例外ではなく、父は【掴みスキル】母は【育成スキル】の持ち主。
母のスキルのせいか、一家の子供たちは生まれたころから、派生スキルがポコポコ枝分かれし、スキルレベルもぐんぐん上がっていった。
双子で生まれた末っ子、兄のウィルフレッドの【精霊スキル】、妹のメリルの【魔法スキル】も例外なくレベルアップし、十五歳となった今、学園入学の秒読み段階を迎えていた──
前作→『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
家の庭にダンジョンができたので、会社辞めました。
希羽
ファンタジー
都内のブラックIT企業で働く社畜・佐藤健太(27歳)。
手取り18万、残業100時間。唯一の資産は、亡き祖母から相続した郊外のボロ戸建てだけ。
「このまま死ぬのかな……」
そう絶望していたある夜、庭の物置の裏に謎の穴が出現する。
そこは、なぜか最弱モンスターしか出ないのに、ドロップアイテムだけは最高ランクという、奇跡のボーナスダンジョンだった。
試しにスライムを叩いたら、出てきた宝石の査定額はなんと――【1,000,000円】。
「……え、これ一個で、俺の年収の3分の1?」
スマホアプリで即換金、ドローン配送で手間いらず。
たった10分の庭仕事で5000万円を稼ぎ出した健太は、翌朝、上司に辞表を叩きつけることを決意する。
※本作は小説家になろうでも投稿しています。
転生社畜、転生先でも社畜ジョブ「書記」でブラック労働し、20年。前人未到のジョブレベルカンストからの大覚醒成り上がり!
nineyu
ファンタジー
男は絶望していた。
使い潰され、いびられ、社畜生活に疲れ、気がつけば死に場所を求めて樹海を歩いていた。
しかし、樹海の先は異世界で、転生の影響か体も若返っていた!
リスタートと思い、自由に暮らしたいと思うも、手に入れていたスキルは前世の影響らしく、気がつけば変わらない社畜生活に、、
そんな不幸な男の転機はそこから20年。
累計四十年の社畜ジョブが、遂に覚醒する!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる