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王都ミツメ編 前編 新たな出会いたち
ファリスの思惑
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薄暗い部屋の一室にテーブルとソファーがあり、そこに一組の男女が身を寄せ合うようにして腰をかけている。
女は手に持ったグラスに注がれた赤い液体を飲み干してから口を開いた。
「ねえ魔王様、次はどうするつもりなの?」
「何をだ」
「決まってるでしょ、あいつらの事よ」
「…………」
「ようやくウォードに壊された部分の修復も終わったし、と思ったんだけど」
魔王は口を一文字に結んだまま視線を明後日の方に向ける。
そうしたいのは山々だが、といったところだろう。
「だってあいつ強いし。もういい」
「ふふ、そんな子供みたいな魔王様も可愛いけど諦めちゃだめよ」
しかし魔王は拗ねた表情のまま微動だにしない。
女はより身体を魔王に密着させて耳元で囁きかける。
「じゃあ、私とイイコトでもする?」
すると魔王は女の方を振り向いて口を開いた。
女は反応があった事に気を良くしながら言葉を待つ。
しかし。
「ファリス。そのいいこととはなんだ?」
「えっ」
意表を突かれた質問にファリスは口をぽかんと開けたまま固まる。
魔王はテーブルに置いてあった自分のグラスを手に取って続けた。
「チェスか? それともかくれんぼか?」
「魔王様がかくれんぼ好きとは知らなかったわ。じゃなくて、イイコトっていうのはね……」
ファリスは魔王の耳に自分の唇を近付けてそれらを手で覆う。
そしてごにょごにょ、と「イイコト」の概要を告げた。
だがそれを聞き終えた魔王は意外な反応を見せる。
「いいことが何かはわかったが……別にしたいとは思わん」
「えっ、魔王様ってもしかしてウォードとかの方が好みなの?」
「違うわ! 俺はお前みたいなちんちくりんは好みではないと言うだけだ」
そう。ファリスは魅力的な容姿を持ち合わせてはいるのだが、端的に言ってしまえばすっとんとんなのである。
魔王の言葉を聞いたファリスは今度はショックで呆然とした。
そんなファリスを見ながら魔王は続ける。
「俺はこう……もっと欲張りなボディに禁断の果実を植え付けたような」
「うう~っ! 魔王様のばかばか! 死ね!」
突然ファリスは立ち上がって、辺りにあるものを手当たり次第に魔王に投げつけ始めた。
攻撃をガードしながら魔王は制止しようとする。
「おい、わかった待て待て! プリンやるから!」
攻撃がぴたっと止まった。
「……本当に?」
「ああ、そこに座って待ってろ」
ファリスは指示に従って大人しくソファに戻った。
魔王は一度テーブルから離れて、部屋の隅にある箱からプリンを取り出す。
そしてテーブルまで戻ってからプリンをファリスに差し出して座った。
「ありがとう魔王様! 大好き!」
プリンを食べてご満悦のファリスを見て魔王はやれやれと頭を抱える。
その時だった。
「はいやぁー!」
奇声を発しながら扉をぶち壊し、チェンバレンにまたがったウォードが部屋に突っ込んで来たのだ。
魔王は正直めちゃめちゃびびりつつも何とか口を開いた。
「お前っ、普通に入ってこい! 普通に!」
「普通にすいません」
珍しく謝罪をすると、ウォードはチェンバレンから降りた。
「で、何をしに来たのだ」
「いや友達少ないんで魔王様に構ってもらおうかと思いまして」
「中々素直に言うのだな」
慣れたせいもあるのか、魔王はぶち壊れたドアについては触れない。
向かいのソファに腰かけようとするウォードに対してファリスが口を開く。
「ちょっと今は私が魔王様に構ってもらってるんだけど?」
「は? 何このちんちくりん」
「ちんちく……は? 何あんた今なんて言ったの?」
「謙虚なボディって言ったんだけど?」
「謙虚な……は? 何それどういう意味よ」
「待て待て落ち着け。お前ら喧嘩するな」
また暴れて部屋を壊されてはたまらない。
そう思った魔王は二人を止めに入った。
しかしファリスはまだやる気満々らしい。
「魔王様は私とウォードのどっちが好きなの!?」
「それは普通にファリスだが」
「えっ……」
思わぬ即答に、自分で聞いておきながらファリスは頬を赤く染めた。
魔王としてはウォードが男なのでその選択肢はなかったというだけなのだが。
少しわがままっぽい雰囲気を出してはいるが案外チョロイのかもしれない。
その様子を見た魔王がチャンスとばかりにたたみかける。
「ウォードと違ってファリスは言うことも聞いてくれるし建物も壊さないし俺をばかにしないし最高だ」
「さ、最高だなんてもう魔王様ったら」
ファリスは立ち上がって扉まで歩いていくと、振り返って言った。
「しょうがないわね、今日は魔王様を譲ってあげるわ。せいぜい楽しみなさい!」
そうしてファリスは部屋を後にする。
後に残された二人の内ウォードがぽつりと呟いた。
「魔王様も大変ですねえ」
「お前が言うなお前が」
「で、何をして『せいぜい楽しみ』ますか?」
「かくれんぼでいいか?」
「いや、それ俺にめちゃくちゃ不利ですよね」
「どうしてチェンバレンと一緒に参加すること前提なのだ」
ウォードは肩をすくめ、魔王はまた一つため息をつくのであった。
一方、ファリスは自室にてサキュバスの部下二人に召集をかけていた。
腕を組みながら並び立つ部下たちに語り掛ける。
「いい? メイ、シルビア。 魔王様を困らせているジンとかいう精霊をこっそり倒しに行くわよ」
「あら、どうしてこっそりなのかしら?」
口を開いたのは部下の内、金の髪をくるくると巻いた欲張りボディな方だ。
くねっと身をよじってから艶やかな声で続ける。
「大々的に出て行って倒した方が報酬も期待できると思うけれど」
「そっ、それは」
「わかってるくせに、シルビアも意地悪だなぁ」
突き抜けるような声で割り込んで来たのはもう片方の部下。
紫色の短めな髪が似合う快活そうなサキュバスだ。
どうやら巻き髪の方がシルビア、ショートカットの方がメイというらしい。
メイは得意げな表情になって続けた。
「ファリス様は魔王様を驚かせたいんだよ。実はこっそり倒してましたーって方が魔王様の喜びもひとしおだろ?」
「あらそうだったの。ではどうして喜んでもらいたいのかしらねぇ?」
もはやどちらが部下かわからないシルビアの物言いだが、ファリスがそれを気にする様子はない。
ファリスは少し俯きがちになり、頬を赤く染めながら言った。
「そりゃ、すっ、……だからよ」
「なにかしら? よく聞こえなかったのだけれど」
「もう、うるさい! いいから早く行くわよ!」
「ふふ、ファリス様はいつも可愛いわね」
「しゃあねえ、一肌脱いでやるか!」
そう言ってメイは片腕だけでガッツポーズをとる。
先んじて部屋を出ようとするリーダーについていく部下二人。
しかし、ファリスはそこでぴたっと足を止めて振り返った。
「でもどうやって?」
「「えっ?」」
「どうやって倒せばいいんだろ」
メイが信じられないといった表情で口を開く。
「まさか何も考えてなかったのかよ?」
「……」
どうやら図星らしい。
沈黙を守るファリスを前に、部下二人は顔を見合わせた。
肩をすくめてからメイが口を開く。
「ま、元からあたしらは戦闘は得意な方じゃないし、真正面から戦うべきじゃないってのは確かだな」
「そうね。あれを使う好機を窺った方がいいと思うわ」
ファリスは二人の無難な提案に少し考える仕草を見せる。
それからどこか納得のいっていないような表情でつぶやいた。
「……とりあえずあいつらがいる場所の周辺に偵察でも出しておくわ」
「あたしらじゃ街には入れないしねー。それがいいんじゃない? それに王都周辺のモンスターに情報を集めさせれば、向こうが街から出さえすれば動きはすぐに掴めるっしょ」
「そうね、それがいいわ。動きがあるまではお茶でもして待ちましょうか」
シルビアの言葉を皮切りにして三人はぞろぞろと部屋から出て行く。
こうして魔王城の夜は更けていくのであった。
女は手に持ったグラスに注がれた赤い液体を飲み干してから口を開いた。
「ねえ魔王様、次はどうするつもりなの?」
「何をだ」
「決まってるでしょ、あいつらの事よ」
「…………」
「ようやくウォードに壊された部分の修復も終わったし、と思ったんだけど」
魔王は口を一文字に結んだまま視線を明後日の方に向ける。
そうしたいのは山々だが、といったところだろう。
「だってあいつ強いし。もういい」
「ふふ、そんな子供みたいな魔王様も可愛いけど諦めちゃだめよ」
しかし魔王は拗ねた表情のまま微動だにしない。
女はより身体を魔王に密着させて耳元で囁きかける。
「じゃあ、私とイイコトでもする?」
すると魔王は女の方を振り向いて口を開いた。
女は反応があった事に気を良くしながら言葉を待つ。
しかし。
「ファリス。そのいいこととはなんだ?」
「えっ」
意表を突かれた質問にファリスは口をぽかんと開けたまま固まる。
魔王はテーブルに置いてあった自分のグラスを手に取って続けた。
「チェスか? それともかくれんぼか?」
「魔王様がかくれんぼ好きとは知らなかったわ。じゃなくて、イイコトっていうのはね……」
ファリスは魔王の耳に自分の唇を近付けてそれらを手で覆う。
そしてごにょごにょ、と「イイコト」の概要を告げた。
だがそれを聞き終えた魔王は意外な反応を見せる。
「いいことが何かはわかったが……別にしたいとは思わん」
「えっ、魔王様ってもしかしてウォードとかの方が好みなの?」
「違うわ! 俺はお前みたいなちんちくりんは好みではないと言うだけだ」
そう。ファリスは魅力的な容姿を持ち合わせてはいるのだが、端的に言ってしまえばすっとんとんなのである。
魔王の言葉を聞いたファリスは今度はショックで呆然とした。
そんなファリスを見ながら魔王は続ける。
「俺はこう……もっと欲張りなボディに禁断の果実を植え付けたような」
「うう~っ! 魔王様のばかばか! 死ね!」
突然ファリスは立ち上がって、辺りにあるものを手当たり次第に魔王に投げつけ始めた。
攻撃をガードしながら魔王は制止しようとする。
「おい、わかった待て待て! プリンやるから!」
攻撃がぴたっと止まった。
「……本当に?」
「ああ、そこに座って待ってろ」
ファリスは指示に従って大人しくソファに戻った。
魔王は一度テーブルから離れて、部屋の隅にある箱からプリンを取り出す。
そしてテーブルまで戻ってからプリンをファリスに差し出して座った。
「ありがとう魔王様! 大好き!」
プリンを食べてご満悦のファリスを見て魔王はやれやれと頭を抱える。
その時だった。
「はいやぁー!」
奇声を発しながら扉をぶち壊し、チェンバレンにまたがったウォードが部屋に突っ込んで来たのだ。
魔王は正直めちゃめちゃびびりつつも何とか口を開いた。
「お前っ、普通に入ってこい! 普通に!」
「普通にすいません」
珍しく謝罪をすると、ウォードはチェンバレンから降りた。
「で、何をしに来たのだ」
「いや友達少ないんで魔王様に構ってもらおうかと思いまして」
「中々素直に言うのだな」
慣れたせいもあるのか、魔王はぶち壊れたドアについては触れない。
向かいのソファに腰かけようとするウォードに対してファリスが口を開く。
「ちょっと今は私が魔王様に構ってもらってるんだけど?」
「は? 何このちんちくりん」
「ちんちく……は? 何あんた今なんて言ったの?」
「謙虚なボディって言ったんだけど?」
「謙虚な……は? 何それどういう意味よ」
「待て待て落ち着け。お前ら喧嘩するな」
また暴れて部屋を壊されてはたまらない。
そう思った魔王は二人を止めに入った。
しかしファリスはまだやる気満々らしい。
「魔王様は私とウォードのどっちが好きなの!?」
「それは普通にファリスだが」
「えっ……」
思わぬ即答に、自分で聞いておきながらファリスは頬を赤く染めた。
魔王としてはウォードが男なのでその選択肢はなかったというだけなのだが。
少しわがままっぽい雰囲気を出してはいるが案外チョロイのかもしれない。
その様子を見た魔王がチャンスとばかりにたたみかける。
「ウォードと違ってファリスは言うことも聞いてくれるし建物も壊さないし俺をばかにしないし最高だ」
「さ、最高だなんてもう魔王様ったら」
ファリスは立ち上がって扉まで歩いていくと、振り返って言った。
「しょうがないわね、今日は魔王様を譲ってあげるわ。せいぜい楽しみなさい!」
そうしてファリスは部屋を後にする。
後に残された二人の内ウォードがぽつりと呟いた。
「魔王様も大変ですねえ」
「お前が言うなお前が」
「で、何をして『せいぜい楽しみ』ますか?」
「かくれんぼでいいか?」
「いや、それ俺にめちゃくちゃ不利ですよね」
「どうしてチェンバレンと一緒に参加すること前提なのだ」
ウォードは肩をすくめ、魔王はまた一つため息をつくのであった。
一方、ファリスは自室にてサキュバスの部下二人に召集をかけていた。
腕を組みながら並び立つ部下たちに語り掛ける。
「いい? メイ、シルビア。 魔王様を困らせているジンとかいう精霊をこっそり倒しに行くわよ」
「あら、どうしてこっそりなのかしら?」
口を開いたのは部下の内、金の髪をくるくると巻いた欲張りボディな方だ。
くねっと身をよじってから艶やかな声で続ける。
「大々的に出て行って倒した方が報酬も期待できると思うけれど」
「そっ、それは」
「わかってるくせに、シルビアも意地悪だなぁ」
突き抜けるような声で割り込んで来たのはもう片方の部下。
紫色の短めな髪が似合う快活そうなサキュバスだ。
どうやら巻き髪の方がシルビア、ショートカットの方がメイというらしい。
メイは得意げな表情になって続けた。
「ファリス様は魔王様を驚かせたいんだよ。実はこっそり倒してましたーって方が魔王様の喜びもひとしおだろ?」
「あらそうだったの。ではどうして喜んでもらいたいのかしらねぇ?」
もはやどちらが部下かわからないシルビアの物言いだが、ファリスがそれを気にする様子はない。
ファリスは少し俯きがちになり、頬を赤く染めながら言った。
「そりゃ、すっ、……だからよ」
「なにかしら? よく聞こえなかったのだけれど」
「もう、うるさい! いいから早く行くわよ!」
「ふふ、ファリス様はいつも可愛いわね」
「しゃあねえ、一肌脱いでやるか!」
そう言ってメイは片腕だけでガッツポーズをとる。
先んじて部屋を出ようとするリーダーについていく部下二人。
しかし、ファリスはそこでぴたっと足を止めて振り返った。
「でもどうやって?」
「「えっ?」」
「どうやって倒せばいいんだろ」
メイが信じられないといった表情で口を開く。
「まさか何も考えてなかったのかよ?」
「……」
どうやら図星らしい。
沈黙を守るファリスを前に、部下二人は顔を見合わせた。
肩をすくめてからメイが口を開く。
「ま、元からあたしらは戦闘は得意な方じゃないし、真正面から戦うべきじゃないってのは確かだな」
「そうね。あれを使う好機を窺った方がいいと思うわ」
ファリスは二人の無難な提案に少し考える仕草を見せる。
それからどこか納得のいっていないような表情でつぶやいた。
「……とりあえずあいつらがいる場所の周辺に偵察でも出しておくわ」
「あたしらじゃ街には入れないしねー。それがいいんじゃない? それに王都周辺のモンスターに情報を集めさせれば、向こうが街から出さえすれば動きはすぐに掴めるっしょ」
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