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世界の真実編 後編 突撃!魔王城
vs 魔王軍幹部たち 三
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しかしその背後で、攻撃のために足を止めたジンに追いついたティノールは、射程圏内に入ったところで必殺のスキルを繰り出す。
「『メデューサ・アイ』」
途端にジンがティノールとシルビアに背を向けたまま、何か見えない縄で上半身と脚を縛られたような形で固まり、バランスを崩してうつ伏せに倒れてしまう。
基本的に数が少ないうえ、辺境の地に住まうメデューサをテイムする機会というのは早々あるものではない。その為、ジンは今自身が受けたスキルの正体を知らなかった。
ジンはひとまず手足を動かそうと試みる。腕は身体についたまま動かないが、力むことは出来ているし手首から先はほぼ自由に動く。脚も両脚がくっついたまま離すことは出来ないものの、腕と同様に足首から先は動かすことが出来るらしい。
「メデューサ・アイ」は標的の身体の自由をいくらか制限する、メデューサ専用のスキルである。
制限といっても大したことはなく、別に攻撃やスキルを封印出来るわけでもないし、身体の自由も完全に奪えるわけではない。ではこのスキルの強みはどこにあるのかというと、この「身体の自由の制限」というのが状態異常扱いではないというところだ。
この為、メデューサが生息する地域にやってくるような状態異常抵抗力、つまり知力の高い人間に対しても確実に効果を発揮出来るのだ。特に、魔法を扱えない人間に対しては致命的なスキルになり得るだろう。
そう、魔法を扱えない人間に対してならば。
「『ライトニングボルト』」
「『フレイムボール』」
ジンが動けないのを好機と見たティノールとシルビアが魔法を使用した。苛烈な雷光と灼熱の炎球がジンに襲い掛かる。
「ぐっ!」
雷撃の痺れるような痛みと身を焦がすほどの熱にジンがうめき声をあげる。だが魔法を扱える精霊であるジンは、即座に反撃に打って出た。
寝返りをうち、上体を起こして敵の位置を確認すると、自由のきかない手のひらをどうにかそちらに向けて宣言する。
「エクスプロージョン」
轟音、とまではいかない爆発音が宵闇を切り裂き、小規模な爆発がティノールとシルビアの間の空間、その少し上辺りに発生する。魔王城の屋根を破壊しないようにと考慮してのものだ。
「ぐうっ」
「きゃあっ」
しかしそれでも効果は十分だったらしい。二人が吹き飛ぶと同時に、ジンは身体が自由に動くようになった。「メデューサ・アイ」というスキルが効果を発揮するには、ある程度使用者の集中力が持続していなければならないということか。
隙ありと即座に起き上がって側に落ちていた大剣を拾うと、ジンはそれをティノールがいる方向へ、下から上に向かって振り上げた。
「『炎刃剣』!」
炎系統の魔法を武器に乗せる精霊剣技の一種だ。魔法部分の一撃の威力が他の精霊剣技よりも高い。
大剣の刃が触れた地面から炎が発生し、それが蛇のように地面を伝ってティノールの方へと伸びていく。
「うっ!」
炎の蛇はティノールに到達すると彼女の身を一瞬にして包み、燃え上がった。
身を焦がし、相当なダメージを負ったメデューサはその場に横たわったまま意識を失ってしまう。
対してシルビアは身体を起こして周囲を見渡した瞬間に仲間が倒される光景を目の当たりにして動揺する……ということもなかった。
以前にジンと戦って力の差を既に思い知らされている身としては、薄々こうなるであろうことは察していた。そして、仲間がやられたこの時点でもう勝つことは絶望的と言わざるを得ない。
シルビアは煌びやかなドレスを身に纏った、しなやかな肢体を妖艶にくねらせながらジンに向かって歩いていった。
「ふふっ。ねえ、ジンと言ったかしら? 良かったら、これから私といいこと」
「『雷刃剣』!」
「ぎょろぴー!」
ジンはこれを取引や駆け引きとすら思うこともなく、一切の躊躇なしにシルビアを吹き飛ばした。
ジンはソフィアなどの一部例外はあれど、基本的にティナ以外の女性は眼中にない。愛の勝利とも言える場面であった。
屋上に到達した敵が片付いたところでようやく静寂が訪れ、ジンは一息つこうとその場にあぐらをかいて座り込む。ティナはどうしてるかな、魔王は倒せたかな……そういえばムガルに預けてきたラッドとロザリアも気になるな。
満面の星空を見上げながらそんなことを考えていると、階段の方からがしゃがしゃぽこぽこと騒々しい音が聞こえて来た。
「「あっ」」
愛馬チェンバレンを連れたデュラハンのウォードが、ちょうど階段から屋上に上がって来たところだった。ちょうどそちらを振り向いたジンと左手に持った頭部の目が合ってしまい、声が被る。
一通り視界を巡らせて状況を確認したウォードは焦った。仲間と共に囲えば勝機はあるだろうと思ってやって来たのに、全員やられてしまっているではないか。もう少し急いで来るべきだったと舌打ちを漏らす。
かつてツギノ町近郊にて一撃でやられてしまったウォードである。この時点で既にまともに戦おうなどとは考えていない。
ウォードはチェンバレンから下りると降参の意志を示すべく右手を上げつつ、立ち上がって臨戦態勢に入っているジンに恐る恐る声をかけた。
「ま、まあ落ち着けよ。俺にもう戦う意思はないし、元々毎回好きこのんで戦ってるわけじゃないんだ。ほら、俺花とか好きだからさ。なっ、チェンバレン」
「ヒヒイィン」
「何言ってんだお前?」
露骨に訝しむジンに焦燥を募らせるウォードは信用してもらうためか、腰に携えていた剣を鞘から抜いて適当に放った。がらんがらん、という鉄と石の触れる音が屋上の一角に響き渡る。
ジンはそれを見てひとまず構えを解き、剣を収めた。
「とにかく戦うのはやめて、星でも見ようぜ兄弟。兄弟はどんな星が好きなのか教えてくれよ」
ウォードはそう言いながら歩いてジンの横にあぐらをかいて座った。ジンは呆れ顔でため息をつくと「兄弟?」と思いながらその横に座る。
別に信用しきったわけでもないが、例えばこれが自分を油断させる為の作戦だったとしても、いきなり襲い掛かって来たところでこいつならどうにでもなる、というのがジンの正直なところだ。
「つっても俺星とか全然知らねえぞ?」
「そうかそうかはっはっは」
実はウォードも星に関する知識は微塵もない。場を取り繕う為に言ったはいいものの、ジンが星に詳しかったらどうしようなどと思っていた。
心配が杞憂に終わったことで安心したウォードは、夜空を見上げて適当な星を指差しながら口から出まかせを言った。
「じゃあ俺が教えてやるよ。あれはな、ペガサス座って言うんだ」
「ほ~ん。それはどうでもいいんだけどよ、あの鎧が飾ってあったり馬の寝床みたいなのがあったりしたのってお前の部屋か?」
「……っ!?」
ジンの星に対するあまりの興味の無さと急激な話題の転換に驚愕しつつも、ウォードは何とか返答をする。
「そうだよ。馬の寝床があるのはこの魔王城じゃ俺の部屋だけだからな。馬っていうかチェンバレンな、俺の親友だ」
「だったら聞きたいんだけどよ、これって何なんだ?」
そう言いながらジンはウォードの部屋で見つけた、女性用の鎧の設計図が書かれた紙を懐から取り出して広げた。
するとウォードは即座にその紙を取り上げて後ろ手に隠したかと思うと、目に見えて狼狽したような雰囲気を出し始める。
「ちょっとちょっと、やめろよそういうのぉ~! 兄弟だって男なんだからわかるだろぉ~! いくら何でもここで出すなよな、もぉ~!」
その口調は何と言うべきか、若者が友達に自分の恥ずかしい秘密をばらされて、照れながらもどうにか事態を打開すべく必死に頭を回転させている時の感じに似ている。
一瞬呆気に取られたジンは、気を取り直してぶっきらぼうに問い掛ける。
「急にどうしたんだよ。結局その設計図はなんなんだ」
「言わなくてもわかるだろぉ! わざわざ言わせんなよもぉ~!」
相変わらず照れて焦っているような雰囲気のウォード。
この設計図が隠されていた場所。そこに描かれた女性用と思われる鎧。それを見られたデュラハンの態度。
そこまで考えたジンは、ある一つの結論に至った。
「まさか、これってお前にとってのえっちな……」
「あっ!」
そこでウォードが突然ジンの後ろを指差した。
咆哮。
背後からの音声を伴う強烈な衝撃波がジンを襲う。
凄まじい雄叫びに、思わずジンはあぐらをかいたままウォードの方に身体を傾けてしまう。体勢を直して声のした方を振り向くと、屋上の端に巨大な翼をはためかせた一つの影があった。
月光を反射して輝く翡翠の鱗。炎竜のそれよりも巨大な翼。
体躯は竜種の中では小柄な部類に入れど、風を司り空の王者とも呼ばれたその姿は、見た者を震えあがらせるには十分な威厳と迫力を備えている。
立ち上がって剣を構えるジンに対して、「嵐竜」ルドラの背中から甲高い声が響いた。
「いつまで待っても来ないと思ったらこっちにいたのね! さあやるわよ! あの時の借りを存分に返してやるんだから!」
「『メデューサ・アイ』」
途端にジンがティノールとシルビアに背を向けたまま、何か見えない縄で上半身と脚を縛られたような形で固まり、バランスを崩してうつ伏せに倒れてしまう。
基本的に数が少ないうえ、辺境の地に住まうメデューサをテイムする機会というのは早々あるものではない。その為、ジンは今自身が受けたスキルの正体を知らなかった。
ジンはひとまず手足を動かそうと試みる。腕は身体についたまま動かないが、力むことは出来ているし手首から先はほぼ自由に動く。脚も両脚がくっついたまま離すことは出来ないものの、腕と同様に足首から先は動かすことが出来るらしい。
「メデューサ・アイ」は標的の身体の自由をいくらか制限する、メデューサ専用のスキルである。
制限といっても大したことはなく、別に攻撃やスキルを封印出来るわけでもないし、身体の自由も完全に奪えるわけではない。ではこのスキルの強みはどこにあるのかというと、この「身体の自由の制限」というのが状態異常扱いではないというところだ。
この為、メデューサが生息する地域にやってくるような状態異常抵抗力、つまり知力の高い人間に対しても確実に効果を発揮出来るのだ。特に、魔法を扱えない人間に対しては致命的なスキルになり得るだろう。
そう、魔法を扱えない人間に対してならば。
「『ライトニングボルト』」
「『フレイムボール』」
ジンが動けないのを好機と見たティノールとシルビアが魔法を使用した。苛烈な雷光と灼熱の炎球がジンに襲い掛かる。
「ぐっ!」
雷撃の痺れるような痛みと身を焦がすほどの熱にジンがうめき声をあげる。だが魔法を扱える精霊であるジンは、即座に反撃に打って出た。
寝返りをうち、上体を起こして敵の位置を確認すると、自由のきかない手のひらをどうにかそちらに向けて宣言する。
「エクスプロージョン」
轟音、とまではいかない爆発音が宵闇を切り裂き、小規模な爆発がティノールとシルビアの間の空間、その少し上辺りに発生する。魔王城の屋根を破壊しないようにと考慮してのものだ。
「ぐうっ」
「きゃあっ」
しかしそれでも効果は十分だったらしい。二人が吹き飛ぶと同時に、ジンは身体が自由に動くようになった。「メデューサ・アイ」というスキルが効果を発揮するには、ある程度使用者の集中力が持続していなければならないということか。
隙ありと即座に起き上がって側に落ちていた大剣を拾うと、ジンはそれをティノールがいる方向へ、下から上に向かって振り上げた。
「『炎刃剣』!」
炎系統の魔法を武器に乗せる精霊剣技の一種だ。魔法部分の一撃の威力が他の精霊剣技よりも高い。
大剣の刃が触れた地面から炎が発生し、それが蛇のように地面を伝ってティノールの方へと伸びていく。
「うっ!」
炎の蛇はティノールに到達すると彼女の身を一瞬にして包み、燃え上がった。
身を焦がし、相当なダメージを負ったメデューサはその場に横たわったまま意識を失ってしまう。
対してシルビアは身体を起こして周囲を見渡した瞬間に仲間が倒される光景を目の当たりにして動揺する……ということもなかった。
以前にジンと戦って力の差を既に思い知らされている身としては、薄々こうなるであろうことは察していた。そして、仲間がやられたこの時点でもう勝つことは絶望的と言わざるを得ない。
シルビアは煌びやかなドレスを身に纏った、しなやかな肢体を妖艶にくねらせながらジンに向かって歩いていった。
「ふふっ。ねえ、ジンと言ったかしら? 良かったら、これから私といいこと」
「『雷刃剣』!」
「ぎょろぴー!」
ジンはこれを取引や駆け引きとすら思うこともなく、一切の躊躇なしにシルビアを吹き飛ばした。
ジンはソフィアなどの一部例外はあれど、基本的にティナ以外の女性は眼中にない。愛の勝利とも言える場面であった。
屋上に到達した敵が片付いたところでようやく静寂が訪れ、ジンは一息つこうとその場にあぐらをかいて座り込む。ティナはどうしてるかな、魔王は倒せたかな……そういえばムガルに預けてきたラッドとロザリアも気になるな。
満面の星空を見上げながらそんなことを考えていると、階段の方からがしゃがしゃぽこぽこと騒々しい音が聞こえて来た。
「「あっ」」
愛馬チェンバレンを連れたデュラハンのウォードが、ちょうど階段から屋上に上がって来たところだった。ちょうどそちらを振り向いたジンと左手に持った頭部の目が合ってしまい、声が被る。
一通り視界を巡らせて状況を確認したウォードは焦った。仲間と共に囲えば勝機はあるだろうと思ってやって来たのに、全員やられてしまっているではないか。もう少し急いで来るべきだったと舌打ちを漏らす。
かつてツギノ町近郊にて一撃でやられてしまったウォードである。この時点で既にまともに戦おうなどとは考えていない。
ウォードはチェンバレンから下りると降参の意志を示すべく右手を上げつつ、立ち上がって臨戦態勢に入っているジンに恐る恐る声をかけた。
「ま、まあ落ち着けよ。俺にもう戦う意思はないし、元々毎回好きこのんで戦ってるわけじゃないんだ。ほら、俺花とか好きだからさ。なっ、チェンバレン」
「ヒヒイィン」
「何言ってんだお前?」
露骨に訝しむジンに焦燥を募らせるウォードは信用してもらうためか、腰に携えていた剣を鞘から抜いて適当に放った。がらんがらん、という鉄と石の触れる音が屋上の一角に響き渡る。
ジンはそれを見てひとまず構えを解き、剣を収めた。
「とにかく戦うのはやめて、星でも見ようぜ兄弟。兄弟はどんな星が好きなのか教えてくれよ」
ウォードはそう言いながら歩いてジンの横にあぐらをかいて座った。ジンは呆れ顔でため息をつくと「兄弟?」と思いながらその横に座る。
別に信用しきったわけでもないが、例えばこれが自分を油断させる為の作戦だったとしても、いきなり襲い掛かって来たところでこいつならどうにでもなる、というのがジンの正直なところだ。
「つっても俺星とか全然知らねえぞ?」
「そうかそうかはっはっは」
実はウォードも星に関する知識は微塵もない。場を取り繕う為に言ったはいいものの、ジンが星に詳しかったらどうしようなどと思っていた。
心配が杞憂に終わったことで安心したウォードは、夜空を見上げて適当な星を指差しながら口から出まかせを言った。
「じゃあ俺が教えてやるよ。あれはな、ペガサス座って言うんだ」
「ほ~ん。それはどうでもいいんだけどよ、あの鎧が飾ってあったり馬の寝床みたいなのがあったりしたのってお前の部屋か?」
「……っ!?」
ジンの星に対するあまりの興味の無さと急激な話題の転換に驚愕しつつも、ウォードは何とか返答をする。
「そうだよ。馬の寝床があるのはこの魔王城じゃ俺の部屋だけだからな。馬っていうかチェンバレンな、俺の親友だ」
「だったら聞きたいんだけどよ、これって何なんだ?」
そう言いながらジンはウォードの部屋で見つけた、女性用の鎧の設計図が書かれた紙を懐から取り出して広げた。
するとウォードは即座にその紙を取り上げて後ろ手に隠したかと思うと、目に見えて狼狽したような雰囲気を出し始める。
「ちょっとちょっと、やめろよそういうのぉ~! 兄弟だって男なんだからわかるだろぉ~! いくら何でもここで出すなよな、もぉ~!」
その口調は何と言うべきか、若者が友達に自分の恥ずかしい秘密をばらされて、照れながらもどうにか事態を打開すべく必死に頭を回転させている時の感じに似ている。
一瞬呆気に取られたジンは、気を取り直してぶっきらぼうに問い掛ける。
「急にどうしたんだよ。結局その設計図はなんなんだ」
「言わなくてもわかるだろぉ! わざわざ言わせんなよもぉ~!」
相変わらず照れて焦っているような雰囲気のウォード。
この設計図が隠されていた場所。そこに描かれた女性用と思われる鎧。それを見られたデュラハンの態度。
そこまで考えたジンは、ある一つの結論に至った。
「まさか、これってお前にとってのえっちな……」
「あっ!」
そこでウォードが突然ジンの後ろを指差した。
咆哮。
背後からの音声を伴う強烈な衝撃波がジンを襲う。
凄まじい雄叫びに、思わずジンはあぐらをかいたままウォードの方に身体を傾けてしまう。体勢を直して声のした方を振り向くと、屋上の端に巨大な翼をはためかせた一つの影があった。
月光を反射して輝く翡翠の鱗。炎竜のそれよりも巨大な翼。
体躯は竜種の中では小柄な部類に入れど、風を司り空の王者とも呼ばれたその姿は、見た者を震えあがらせるには十分な威厳と迫力を備えている。
立ち上がって剣を構えるジンに対して、「嵐竜」ルドラの背中から甲高い声が響いた。
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