女勇者が可愛すぎて、それだけで世界を救える気がしてきた。

偽モスコ先生

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英雄たちの選択 後編 そして、世界の行く末は

最終決戦

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 それは異様な光景だった。
 女性の声が合図だったのか、時計台からは鉄で出来た手足のような関節のある棒が左右対称に、縦に三本ずつ生えてくる。
 死神が翼を広げたかのような、異界からやってきた生物の威嚇行動であるかのような絵に、得体の知れない不安感に囚われたジンとティナは息を呑んで変形した時計台を見上げていた。

「えっ?」

 そうつぶやいたティナの視線の先にはアカシックレコードの先端についている時計があってその中心、針が回転する軸になっている部分が輝き始めていた。かと思えば次の瞬間、何か魔法のような光の線がティナに向けて発射される。

「ティナっ!」

 ジンの尋常ならざる反応速度がなければ間に合わなかっただろう。
 直感で危険を悟ったジンがティナに向けて飛び込んでその身体を押し飛ばすと、場所を入れ替わる形になり、光の線を脚に受けてしまう。

「ぐあっ!」

 光の線はやはり攻撃魔法の類だったらしい。ジンが悲鳴をあげながら飛んだ先の床に不時着すると、被弾した脚を抱えて苦痛に顔を歪めた。
 そしてアカシックレコードはこれから死刑宣告を行うかのように、巨大な全身を回転させてジンの方を向く。

「ジン君っ!」

 突き飛ばされた場所で身体を起こしたティナがジンを見て叫ぶ。とにかく注意をこちらに逸らさなければと、混乱に陥った彼女は無我夢中で「ていおうのつるぎ」を引き抜いてアカシックレコードに斬りかかっていった。

「このっ!」

 ティナのこうげき。ミス!

 しかし、アカシックレコードはティナの攻撃を一切受け付けない。とはいえこの行為は結果的に正解だった。
 見事に敵の標的がティナに移ったらしく、木材の軋む音をあげながら、アカシックレコードは彼女の方に身体を向ける。
 何度も何度も剣を振って攻撃を試みる彼女に、触手のような腕のうちの一本が鞭のように襲いかかっていく。それを視界の端で認識したティナは側を飛んでいたフェニックスに向かって叫んだ。

「ぴーちゃん!」
『いいぞ……』

 フェニックスがティナの背中へ埋まるように融合すると「ふしちょうのつばさ」が発動され、朱色の炎の翼が顕現する。

 アカシックレコードのこうげき。ミス!

 アカシックレコードの腕はまるで頑丈な建物を叩いたかのように、ティナの直前でぴたりと止まった。敵の手によって創造されたスキルは、皮肉にも非常に有効な防御手段であるようだ。
 だが敵の攻撃を防御出来たところでこちらの攻撃も通らないのでは意味がない。そう思いながら剣を振るう中で、ティナはソフィアの言葉を思い出す。

(あくまでも推測に過ぎませんが、あれはティナちゃんの『ゆうしゃのつるぎ』でしか破壊出来ない可能性が非常に高いのです)

 迷うことなく「しん・ゆうしゃのつるぎ」の柄を取り出して発動した。とはいっても「ふしちょうのつばさ」を起動しているので、MP消費の問題もあり全力の大きさとはいかない。
 ティナは迫りくる腕に、恐れることなく剣を振るっていく。

 ティナのこうげき。防衛モード用アーム・一をたおした!

 腕のような何かは勇気の刃に一刀両断され、空中で消失した。のだが。

『一番アームの損傷を確認。再生します』

 一体何がどうなっているというのか。またもどこからか響いて来た無機質な女性の声と共に、たった今消えたはずの敵の腕が生えてきてしまった。

「!?」

 不可解な現象にティナは瞳を大きく見開いて固まる。しかしまた敵の腕に叩かれて我に返ると、それを切り落とす。

『四番アームの損傷を確認。再生します』

 再度の女性の声が発せられて腕が再生してしまう。
 「ゆうしゃのつるぎ」なら攻撃が通ることはわかったものの、これではどうしようもない。腕を完全に切り落とすのは無理そうなので、ひとまず本体を直接攻撃してみるしかないか。
 ティナは次々に迫りくる腕の攻撃を全て受けながらも無視して、本体、というべきかどうかはわからないが、時計台に直接攻撃を加えた。

 ティナのこうげき。アカシックレコードにそこそこのダメージ!

 時計台の基盤のようになっている部分を切り刻むと傷が入り、どうやら引き出しのようになっているらしい傷口内部が露出する。これならいけるかもしれないと、ティナは頬をわずかに緩めるが。

『本体の損傷を確認。高速修復機能を起動します』

 今度はその傷がみるみる内に塞がってしまった。一瞬、視界が暗くなったような感覚がティナを襲う。慌ててもう一度斬りつけるも、今度は傷が出来たとほぼ同時に消えていく。
 完全に手詰まりだ。攻撃した先から全て再生してしまうのではどうにもならない……でも、諦めるわけにはいかない! まだ、まだ何か手があるはず!
 世界の命運を背負って戦う勇者の瞳は、この絶望的な状況の中にあっても燃えるような輝きを灯している。まるでそれに呼応するかのように、背後から懸命に叫ぶ声が聞こえてきた。

「ティナっ! 『ティナスラッシュ』だ!」
「ジン君!」

 それは先刻に永遠の契りを交わしたばかりの大切な人のものだった。
 体調が心配ではあるが、応戦することで必死なティナにはジンの方を振り返る余裕がない。いち早く彼の元に駆けたい欲求を抑え、前を向いたままどうにか事務的な会話をすることにした。

「でも、あれを使うとMPの関係で『ふしちょうのつばさ』が使えなくなるの!」

 「しん・ゆうしゃのつるぎ」の最大出力である「ティナスラッシュ」と「ふしちょうのつばさ」は二者択一だ。どちらもMP消費が非常に激しい為に、片方を使えば実質的にもう片方は発動出来ない。
 「ティナスラッシュ」は一回使えばMPがほぼ無くなるし、「ふしちょうのつばさ」は発動した矢先にものすごい勢いで持続的にMPが減っていくのである。
 たしかに「ティナスラッシュ」で攻撃をすれば再生する暇を与えることもなく一撃でアカシックレコードを破壊出来るかもしれない。だが、もしそうでなかった場合は無防備なティナが生き残った敵の攻撃を直に受けることになる。
 特にあの、光の攻撃魔法だ。常人の域を超えた耐久力を持つジンですら動けなくなってしまうほどの威力なら、自分が「ふしちょうのつばさ」なしに受ければ即死することもあり得る。当然彼もそれは理解しているはずだ。
 ジンの真意をはかることが出来ずにティナがあれこれと思索を巡らせていると、
当のジンからは驚くべき提案がなされた。

「大丈夫だ! 俺が囮になる!」
「えっ!?」

 ティナが戦闘の間髪を縫って一瞬だけ視線をやると、ジンは何とか立ち上がってよろよろと頼りなく歩き出しているところだった。
 先ほどは動けないほどの傷を脚に負っていたことを考えれば、恐らくは回復支援魔法「リジェネレート」で少しずつ回復しているのだろう。ジンは回復魔法は使えないはずだ。
 敵に視線を戻したティナが叫んだ。

「そんな傷じゃ無理だよ!」
「俺なら大丈夫。それに、もうこれしか手段はないだろ」
「…………っ」

 たしかにジンの言うことは一理ある。
 ティナに敵の注意が向いている今の状況では、まず「ティナスラッシュ」を発動する前にティナがやられてしまう。あのスキルを発動するには一度「ふしちょうのつばさ」を解除しなければならないからだ。
 しかし、ジンはあの傷でいつも通りに動けるのだろうか。腕の攻撃くらいなら何とか対処出来るかもしれないが、ティナにとっては避ける暇すらなかったあの光の攻撃魔法を今の彼がどうにか出来るのか。
 迷うティナに、ジンは頬を伝う嫌な汗を拭うこともせず、けれど彼女からは見えていないにも関わらず自信に満ち溢れた笑みを作ってこう言った。

「ティナ、腹を括ろうぜ」
「でも!」
「大丈夫。約束しただろ? これからもずっと一緒にいるって」
「…………」

 戦うティナの表情には悲愴が影を落としている。命の危険すら伴うジンの提案に賛成出来ず逡巡していて言葉を紡げない。
 だが彼の次の台詞で、ティナは覚悟を決めた。

「頼む、俺を信じてくれ」
「……! うん、わかった!」

 ようやくその返事を聞けたジンは一つうなずくと大剣を構え、一気にアカシックレコードへと距離を詰めた。それによってティナも目線を少しばかりずらすだけで簡単にジンを視界に入れることが出来ようになる。
 ジンは敵本体の前まで来ると大剣を身体の内側に引いて、それを片手剣の如く猛烈な勢いで振りぬいた。

「おらっ!」

 ジンのこうげき。ミス!

 斬撃は一見して本体に命中しているのだが、見えない膜にでも覆われているのかやはり傷を与えることは出来ない。

『新たな敵意を感知しました』

 敵の注意は一旦ジンから外れていたようだ。そして戦闘中ということが影響しているのか、今回は攻撃を加えてようやく敵が「敵意を感知した」らしく、巨大な時計台が回転してジンの方を向いた。
 身体の側面から生えた不気味な、触手のような腕がうなりをあげてジンに襲いかかっていく。

「そうだ、こっちだ!」

 地下室の形状に沿って円を描くように疾走するジン。数瞬前まで彼がいた場所の床を、アカシックレコードの腕たちが激しい音を立てながら次々に打ち付ける。
 ここからが勝負だ。敵の照準がティナからジンに移ったからといってすぐに「ティナスラッシュ」を繰り出すことは出来ない。

 戦うジンを見守りながらティナが「ふしちょうのつばさ」を解除すると、背中の翼が消失してそこからフェニックスが現れた。
 次に懐から何本もの「まほうのせいすい」を取り出して飲む。MPを最大まで回復しないと「ティナスラッシュ」を撃てないからだ。よって必然的に一本では足りず複数本を飲まなければならない。

 その間、ジンはほぼ一周してティナの近くへとやってきたため、ぐるりと半円を描いて引き返していく。だがその際に足がやや止まってしまうためにいくらか攻撃を防御しなければならなかった。
 敵の腕は全部で六本ある。一本、二本、三本……とジンのわずかに後ろへと降り注いでいく。だが、五本目と六本目から逃げきれなかったらしく、ジンは腕を見上げて大剣を構えた。
 全身には脂汗がにじんでいる。やはり負傷は深刻で、本来なら一刻も早く回復魔法による治療が必要だ。しかし今の現状では回復魔法はおろかやくそうなどの回復アイテムを使用している暇すらもない。
 五本目の腕を横に弾き、引き戻した大剣で六本目の攻撃を防御する。鍔迫り合いのように、下に向かって力を加える敵の腕とそれを上に押し返そうと横に構えた大剣を支えるジンが睨み合う。
 敵の膂力りょりょくは明らかに人間や精霊のそれではない。敵の腕だけでなく、ジンの全身も震えていた。そもそも先刻からあれほど暴れているというのに、相手からはまるで体力の減衰というものが感じられない。
 底知れぬ不気味さを持つ相手にジンは戦慄する。しかし怯むわけにはいかない。どうにか腕を横に押し出して再び走り出した。

「ジン君……」

 一方でティナはジンを眺めながら、心配が杞憂ではなかったことを痛感する。
 どう考えても動きが鈍い。天国への回廊や、ゼロの北大通りで見た彼の速さと比較して明らかに衰えが見られる。
 かばってもらった時に脚を負傷したように見えていたが、あれが予想以上に深刻なのかもしれない。あの様子だといつかは攻撃をもらって……と、そこまで考えてティナは首を横に振った。
 ジンは信じてくれと言った。ならばこれ以上余計なことは考えず、自分のすべきことに集中しなければ。

 見れば最初は真っすぐ走っていたジンは、いつからか右へ左へと蛇行してぎりぎりのところで攻撃を回避するようになっている。その懸命な姿を見ていると、ティナは鼻の奥がつんとして何かが目から溢れそうになるのを感じた。
 だが、必死にそれを抑え込む。ここで自分がしっかりしなければと、その一念を頭の中で何度も唱え続けた。
 やがてMP補充の為の最後の一本を飲み終える。どうにかジンはやられることなく耐え忍んでくれていた。

「ジン君! 準備出来たよー!」
「よし、やってくれ!」

 ティナの方を見ることなく、ジンはそう返事をした。
 「しん・ゆうしゃのつるぎ」の柄を取り出して、天に向かって掲げて瞑目する。するとそこに勇気の炎が灯ったかと思えばそれは急速に巨大化し、気付けばもうティナの身長の何倍かはあろうほどの長さに達していた。
 同時に見開かれた凛とした瞳はしっかりとアカシックレコードを捉え、この一撃で全てを終わらせようという決意に満ちている。
 そして、ティナが剣を振り上げたその時だった。

「あっ……」

 時が、止まる。それはティナにとって残酷なまでに長く感じられる瞬間だった。
時計の針の中心部分、先ほど光の攻撃魔法を発射したところが、光っている。
 ジンに注意を促すために口を開くも、もう遅い。気付けばあの死の魔法が発射されていた。
 しかしジンもそれには気付いていたようで、汗にまみれながら必死に前方へと頭から飛び込んだ。走っていたのでは避けきれないと判断したのだろう。
 まるで何かに縋るように、ティナはその光景を見つめた。しかし。

 ジンの身体は、無残にも光の魔法に貫かれてしまった。

 愛する人の身体が、飛び込んだ先に転がり着いたままぴたりと動かなくなり、大剣が腕から離れて力なく滑り落ちた。
 だが今のティナには剣を振る以外の行動は許されない。この機会を逃せば、もうこの強大かつ凶悪な敵を破壊することは出来ないだろう。
 溢れ出す涙を抑えるには、彼女の心はもう、悲しみに支配され過ぎていた。

「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」

 どうしようもなく泣き叫ぶ一人の少女によって、一つの世界の終わりを告げる剣が振るわれる。
 勇気を灯した朱色の炎は、太古の神の遺産を、これまでの世界に悪をもたらしていた元凶を、一刀両断することに成功した。

『本体に深刻なダメージを確認。高速……復機能を……します……修復不……と……判……再起……不……』

 断面から雷魔法が落ちた時の、ばちばちと弾けるような音を出しながらアカシックレコードが崩れていく。
 ティナは涙を拭うこともせず、「しん・ゆうしゃのつるぎ」を投げ捨てて一心不乱にジンの元へと駆け出した。

 そして、世界は。
 
 白い光に包まれていった。
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