不幸なスライムの閑話(内容はほぼコピペです)

モイモイ

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閑話1

不幸な冒険者2

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 祈るような気持ちでミニスライムの後をつけていく・・・
 あれは・・・
 森の奥の開けた場所に大量のミニスライムとスライムが集まっている。
 そして変わったスライムと変わったミニスライムの2匹を見つけた。
 「あそこに居るのが変異スライムかな?」
 「どちらかが例の変異モンスターかなかな?もしかして両方?」
 「まじ?命の雫2個?もしそうなら凄くないか?」
 「すごいですぅ~」
 みんなはしゃぎすぎです・・・
 「動く様子はないし一度報告に戻るべきかもしれないわ」
 私の提案に他のメンバーが難色を示します。
 「数は多いがスライムとミニスライムだけだろ?俺らだけでいけるだろ!」
 「せっかく見つけたのに逃がしたらもったいないぞ?」
 「えっと・・・もったいないですぅ~」
 みんな考えが足りない・・・それとシャーンちゃんは語尾のばすのやめてほしい。
 地味にイラっとくる。
 「ミニスライムやスライムが戦ってくれる訳ないから追いかけなきゃ駄目なんだよ?もし変異モンスターを逃がしたら台無しになるんだからね?」
 変異モンスターは近場の種族の群れの長になることがあると聞いたことがあります。
 もし他のスライムが盾になり変異モンスターを逃がす動きをされれば今いる4人だけだとまず見失ってしまい逃げられます。(だって既に日も暮れていますからね)

 みんなで相談した結果ここに2人が見張りで残り他のメンバーが宿にいる仲間達を連れてくるってことになりました。
 「じゃぁ、みんなお願いね?」
 いざという時に探知と明かりを魔法で確保できる私と探知能力に優れるハント君が残るのがベストだという結論になりました。
 結構森の奥まで来てしまったので往復で最低半日はかかるかな?一度冒険者ギルドで狩場確認の儀式をするかもしれないから明日の日暮れ前に合流できるかどうかですかね・・・
 「思ってたより大仕事になっちゃいましたね」
 少し愚痴っぽく聞こえたかもしれません。
 「疲れてるようなのでニーナさんから休んでください。3時間交代でいいですか?」
 見張りは神経を使うので長時間続けると意識が散漫になりがちなので3時間が限界ということですね。
 「それでいいですよ。じゃぁ、お言葉に甘えまて先に休みますね」
 今回の急な仕事をさっさと終わらせて元々の休暇を、今回の稼ぎで豪遊とまではいかなくても優雅なに過ごしたいものです。
 休憩の交代をしてから変異モンスターらしきスライムの動きを良く見てみるとおかしな動きをしていることに気がつきます。
 「あれってまさかヒール?」
 ミニスライムやスライムは魔法スキルを使えません。アレが変異モンスターでほぼ確定ですね。
 交代の時に魔法の情報を教えておきます。

 それから何度も交代で見張りをしてたのですがPTを分けてから一日ぐらいたっています。
 既に日も暮れたのになんの進展も無く交代で休憩してもさすがに疲れてきました。
 「もしかしてもよってるのかな?」
 流石に不安になりますよ・・・
 そろそろ交代で休めるなとおもっい始めたとき他のメンバーが合流して来ました。
 「またせたな」
 待ちました。待ちくたびれましたよ!
 遅くなったのには訳があるようです。
 狩場確認の儀式で変異スライム(確定じゃないけどアレが変異モンスターのはず)のHPが10/10に増えたのを確認したというのです。
 経験値が300でドロップが命の雫から進化の石になったそうです。
 訳がわかりません!ちなみに進化の石は命の雫よりレアで貴重です。
 石を割ることで石にこめられた経験値を得ることができるアイテムです。
 そのことで普通に売るかべきかメンバー内で買取をするかでもめて遅くなったそうです。
 まずは変異モンスターを倒して手に入れてから考えるという結論になったらしいです。
 私とハント君で必死に見張りしてる間にそんな無駄な時間を使っていたと思うと憤りを感じますが・・・気を取り直してこれからの作戦を練ります。

 大まかに作戦が決まった所でいきなりスライム達がいる広場のほうが光ります。
 「ぇ?これってまさか進化の光?」
 そういえばモンスターに進化の石を無理やり使うと、進化することがあるという実験結果をどこかで聞いたことがあります。
 ドロップアイテムなのに勝手に使った?単純に進化する時期だった?
 まずは何がどう変化したか確認しなきゃ作戦も何も無い。
 「アレは?」
 Bランク上位モンスターか・・・少し危険だ。
 倒すことは出来るけど毒になる可能性が高い。
 直ぐに回復できないと死ぬ可能性すらある。
 混戦になって毒をまき散らかされたら犠牲者がでるだろう。
 作戦の建て直しだ・・・
 「くそがぁ!面倒だ。俺の最大スキルで一気に全部吹き飛ばす!」
 「殺し損ねたやつの対処は任せるぞ?後は変異モンスターを見失うなよ?」
 リーダーのバーンさんが結論を出した。
 バーンさんの最大スキルを使うとバーンさんは少しの間動けなくなるからリスク高いけど、この場合はそれがベストと判断したんだろうね。
 「もしかしたらドロップは無しかもしれないのか?」
 「俺らのドロップ品を勝手に使うなって話だよ!」
 「変異モンスターの討伐依頼の値上げ交渉は任せてくれ」
 これから戦闘だというのに遊びに出かけるような雰囲気です。
 やっぱりベテランのみんなは頼りになります。
 さぁ殲滅戦のはじまりですよ!

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