8 / 11
ダンジョン経営(序)
DPの使い方
しおりを挟む
現在の自分のDPで出来ることをマナミに説明した。
「DPは使うことで出来ることが増えていくので最初にコレだけできるなら十分だね」
レベルが上がるみたいなものか?
「今あるDPを使って出来るダンジョンでお奨めはある?」
マナミは経験者だから働いたことがない俺が考えるより良い案があるかも?
「DP効率は良いけど所有してるDPが少なすぎる」
いきなり駄目だし。
「DP不足じゃ参考になるかわからないけど前回マナミがいたダンジョンはどんな事をしてたんだ?」
「魔族と人類との領土の境界線近くの人類の領土内で回復の泉を設置して人々の怪我を治すダンジョンとして人を集めてたよ」
ふむ・・・・・ん?
「もし同じダンジョンを魔族領内に作って魔族を回復させたらどうなる?」
「うまくいけば大して変わらないけど、ダンジョンは人の味方で魔族の敵って認識されているからまず失敗するよ?回復の泉のダンジョンを潰したのも魔族だったし、それに元々ダンジョンは人を助けるために神が作ったシステムなので日付変更時に人への貢献度に応じてDPが貰えるんだけど、魔族に貢献すると逆にDPを盗られるらしいよ?」
昔は変わり者がいて魔族に協力したらしいが所有DPがマイナスになり、ダンジョンの維持ができなくなり自然消滅したらしい。
「回復の泉は俺のDPでは作れないみたいだしDP1万じゃ何も出来ないのか?」
「使うことで出来ることは増えるから通路と部屋と召喚に最小限のDPを使ってみたら色々できること増えるはずだよ」
マナミの言葉に違和感を感じた。
「それはダンジョンのレベルとか、そういうものを上げるってことなの?」
マナミの言い方だと簡単に上がるような言い方だったが、もしかしたら1万のDP使い果たしても出来ることが増えない可能性もあるんじゃないか?
「説明を省きすぎちゃったかな?えっとね、簡単に言うとDPで消費して出来ることにはさまざまな条件があるんだ。最初から無条件で出来ることが多いため勘違いしてしまったんだね。本来は最初のDP消費では通路しか作れなかったりするんだよ?」
それってチュートリアル的な奴?
「通路を作ったら条件達成して部屋とドアが作れるようになり、部屋とドアを作ったら条件を達成して入り口が作成できるようになり、入り口を作ることでやっと罠などの条件が開放されていくって流れだよ」
コレって俺のスキルのダンジョン改編がLV3なのが影響しているのか?
「でも通路とかを作っても部屋の条件が既に達成しているなら無駄にならないかな?」
そんな無駄なDP消費をする余裕は、今の俺にはないんじゃないか?
「その説明もしてなかったね。今居る部屋は厳密にはダンジョンではないのでここに罠や召喚は出来ないのでこの部屋のドアに続く通路を最低でも作らないと何も出来ないんだよ。ちなみにこの部屋にある扉は通路用の扉だから直接部屋をつなぐことは出来ないんだ。だから通路と部屋はダンジョンを作るうえで最低でも必要なものになるんだ」
つまり条件は達成していても通路と部屋を作らないことには他のことができないのか。
意味無いじゃん!
とりあえずこの部屋から一直線の通路5mと部屋3×3mとドアを作った。
通路は幅1。5m高さ2.5m位で部屋の高さ4m位だった。
通路で45、部屋で45、ドアで9、合計でDP99消費。
そしてDPで出来ることが増えることを祈って部屋にペットとして子犬と犬を召喚した。
俺はネコ派だったが犬は犬で良いものだ。(思わず子犬を追加してしまった)
ちなみに犬は雑種だ。
子犬9×2、犬18、合計36DP消費。
さて、出来ることは増えているかな?
○ダンジョン拡張
大型通路1m 18DP
部屋1㎡ 5DP
○召喚
血統書付き子犬 18DP~
血統書付き犬 36DP~
追加分はコレだけか・・・・通路を大きく出来るのは地味にうれしい。
部屋もこれで正方形の味気ない部屋だけでなくカスタマイズできるののは良い事だ。
でも犬の血統書って何?
確かに色んな犬を召喚できるのもいいよ?
でも、これじゃダンジョン経営に役に立たないだろ!
へこむわぁ~
(ダンジョン研修生→変化なし)
毎回更新遅くてすいません。
でもこれからも不定期更新でいかせてください。
「DPは使うことで出来ることが増えていくので最初にコレだけできるなら十分だね」
レベルが上がるみたいなものか?
「今あるDPを使って出来るダンジョンでお奨めはある?」
マナミは経験者だから働いたことがない俺が考えるより良い案があるかも?
「DP効率は良いけど所有してるDPが少なすぎる」
いきなり駄目だし。
「DP不足じゃ参考になるかわからないけど前回マナミがいたダンジョンはどんな事をしてたんだ?」
「魔族と人類との領土の境界線近くの人類の領土内で回復の泉を設置して人々の怪我を治すダンジョンとして人を集めてたよ」
ふむ・・・・・ん?
「もし同じダンジョンを魔族領内に作って魔族を回復させたらどうなる?」
「うまくいけば大して変わらないけど、ダンジョンは人の味方で魔族の敵って認識されているからまず失敗するよ?回復の泉のダンジョンを潰したのも魔族だったし、それに元々ダンジョンは人を助けるために神が作ったシステムなので日付変更時に人への貢献度に応じてDPが貰えるんだけど、魔族に貢献すると逆にDPを盗られるらしいよ?」
昔は変わり者がいて魔族に協力したらしいが所有DPがマイナスになり、ダンジョンの維持ができなくなり自然消滅したらしい。
「回復の泉は俺のDPでは作れないみたいだしDP1万じゃ何も出来ないのか?」
「使うことで出来ることは増えるから通路と部屋と召喚に最小限のDPを使ってみたら色々できること増えるはずだよ」
マナミの言葉に違和感を感じた。
「それはダンジョンのレベルとか、そういうものを上げるってことなの?」
マナミの言い方だと簡単に上がるような言い方だったが、もしかしたら1万のDP使い果たしても出来ることが増えない可能性もあるんじゃないか?
「説明を省きすぎちゃったかな?えっとね、簡単に言うとDPで消費して出来ることにはさまざまな条件があるんだ。最初から無条件で出来ることが多いため勘違いしてしまったんだね。本来は最初のDP消費では通路しか作れなかったりするんだよ?」
それってチュートリアル的な奴?
「通路を作ったら条件達成して部屋とドアが作れるようになり、部屋とドアを作ったら条件を達成して入り口が作成できるようになり、入り口を作ることでやっと罠などの条件が開放されていくって流れだよ」
コレって俺のスキルのダンジョン改編がLV3なのが影響しているのか?
「でも通路とかを作っても部屋の条件が既に達成しているなら無駄にならないかな?」
そんな無駄なDP消費をする余裕は、今の俺にはないんじゃないか?
「その説明もしてなかったね。今居る部屋は厳密にはダンジョンではないのでここに罠や召喚は出来ないのでこの部屋のドアに続く通路を最低でも作らないと何も出来ないんだよ。ちなみにこの部屋にある扉は通路用の扉だから直接部屋をつなぐことは出来ないんだ。だから通路と部屋はダンジョンを作るうえで最低でも必要なものになるんだ」
つまり条件は達成していても通路と部屋を作らないことには他のことができないのか。
意味無いじゃん!
とりあえずこの部屋から一直線の通路5mと部屋3×3mとドアを作った。
通路は幅1。5m高さ2.5m位で部屋の高さ4m位だった。
通路で45、部屋で45、ドアで9、合計でDP99消費。
そしてDPで出来ることが増えることを祈って部屋にペットとして子犬と犬を召喚した。
俺はネコ派だったが犬は犬で良いものだ。(思わず子犬を追加してしまった)
ちなみに犬は雑種だ。
子犬9×2、犬18、合計36DP消費。
さて、出来ることは増えているかな?
○ダンジョン拡張
大型通路1m 18DP
部屋1㎡ 5DP
○召喚
血統書付き子犬 18DP~
血統書付き犬 36DP~
追加分はコレだけか・・・・通路を大きく出来るのは地味にうれしい。
部屋もこれで正方形の味気ない部屋だけでなくカスタマイズできるののは良い事だ。
でも犬の血統書って何?
確かに色んな犬を召喚できるのもいいよ?
でも、これじゃダンジョン経営に役に立たないだろ!
へこむわぁ~
(ダンジョン研修生→変化なし)
毎回更新遅くてすいません。
でもこれからも不定期更新でいかせてください。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
前世で薬漬けだったおっさん、エルフに転生して自由を得る
がい
ファンタジー
ある日突然世界的に流行した病気。
その治療薬『メシア』の副作用により薬漬けになってしまった森野宏人(35)は、療養として母方の祖父の家で暮らしいた。
爺ちゃんと山に狩りの手伝いに行く事が楽しみになった宏人だったが、田舎のコミュニティは狭く、宏人の良くない噂が広まってしまった。
爺ちゃんとの狩りに行けなくなった宏人は、勢いでピルケースに入っているメシアを全て口に放り込み、そのまま意識を失ってしまう。
『私の名前は女神メシア。貴方には二つ選択肢がございます。』
人として輪廻の輪に戻るか、別の世界に行くか悩む宏人だったが、女神様にエルフになれると言われ、新たな人生、いや、エルフ生を楽しむ事を決める宏人。
『せっかくエルフになれたんだ!自由に冒険や旅を楽しむぞ!』
諸事情により不定期更新になります。
完結まで頑張る!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる