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第四話
目覚め・そして睦みあう兄妹2
「失礼します」
「いやいや、ちょっと待てって」
俺の静止の声を聞かず、真姫はシャワールームに入ってくる。
とん、という軽やかな足音とともに俺の前に現れた真姫の、すらりとした肢体が俺の目を完全に奪う。
「真姫、それって」
「いくらなんでも裸は恥ずかしかったし、それに」
真姫は、水着を身に着けていた。
胸元を覆うストライプ柄のトップスが首元と背中にそれぞれ紐でくくられている。
同様にヒップの部分も、やや面積の小さめな布地が覆い隠していた。
真姫のしなやかな体躯を、小さめサイズのビキニが鮮やかに飾っている。
「兄さんに見てもらいたかったから」
今の真姫には健康美という言葉がすっぽりと当てはまる。
あまりの流麗さに、俺は何の言葉もなくただひたすら見とれてしまう。
「兄さんが水着の女の子の写真をたくさん持ってるの、知ってるよ」
「!?!?」
「ああいう女の子が好きなんだよね」
すらっとしたしなやかな体のラインが、シャワー室の照明にくっきりと照らし出されている。
スポーツ少女らしい適度に筋肉のついた、均整の取れたボディラインは、俺の目をくぎ付けにして離さない。
「どうかな? 似合う?」
「あ、ああ。すごくよく似合ってる」
「本当に!?」
「うん。すごく綺麗だよ、真姫」
「嬉しいッ」
ぱ、と花が咲き乱れるような笑みを顔いっぱいに広げる真姫は、普段の落ち着いた彼女からは想像しづらいはしゃぎぶりだ。
華やぐ、という表現がぴったりである。
さっきの言葉は本当だったが、まったく表現が足りていない。
すごく綺麗だなんて言葉では全く足りない。
真姫はあまりにも美しすぎる。
どうして今まで気づかなかったのだろうか。女優やアイドルなど目ではない。
真姫は、俺にとってほとんど理想の少女だ。
この世の美しさを凝縮して作り上げられたような瑞々しい美が、ここにあった。
「兄さんの好みの子になれたかな」
無駄な肉は一切ついていないにも関わらず、柔らかさを想起させられる胸元はそのボリュームを十二分に自己主張していた。
細くすっきりした腰回りであものの、ヒップラインは女らしい丸みを帯びている。
こうして明るいところでみると、真姫の体躯は肉親の俺からしても魅力的な健康美をたたえていた。
どくん、と、熱いものが下腹部からこみあげてきてしまい、俺は慌てて真姫に背中を向けた。
「兄さん?」
「……」
「ねぇ、どうしてそっぽを向くの?」
「ごめん。真姫があんまり綺麗だから、直視できない」
「ありがと。でも、そういうことは私の目を見ていってほしいな」
「そうしたいんだけどな。なんだか頭がクラクラしてさ」
「お願い。こっちを向いて。私を見て」
しっとりとした声に、どことなく誘惑するような色が混ざっていると感じたのは、自分の願望だろうか。
昨日、俺はこの子と、関係を持ったんだ……。
その事実が、今更ながら俺の中で大きく膨らみ始める。
指で妹の一番敏感な部分をかき混ぜ、嬲りつくした時のあの真姫の乱れ具合を思い出す。
『や、やッ、くちゅくちゅしちゃッ、あッ! んッひぅッゥんンッ』
『や、やん、やぁんやンッ! は、ひゃ、んひぃ、くぅんッ! に、い、さ、あぁッんッやッ』
何度も身悶えし、いやいやしながらもきつく収縮を繰り返して俺の分身を飲み込んだ真姫のアソコの具合も、手に取るように思い起こせる。
『絶対に、兄さんに上げたかったの……初めて……兄さんに、貰ってほしかった……』
『兄さん、兄さんッ、ふあぁぁ、あぁぁぁぁ、すごいよぉ、奥に、やあぁんッ、届いてきちゃうぅッ』
脳裏に浮かびあがる妹の痴態、そしてあられもない嬌声に、俺の心臓が激しい鼓動を繰り返す。
鼓動と共に、胸の奥からせり上げてくるのは、罪悪感か、それとも欲望か。
どうしようもないほどの大きく強い衝動が、俺の胸の中を満たし始めている。
「う……」
さっきまでは真姫の様子がおかしいと思い込むことで、こみあげる劣情を誤魔化すことができていた。
が、はっきりと思い出してしまったいま、下腹部で膨れ上がる劣情の塊を抑え込むことは不可能になっていた。
「な、なぁ、真姫、からかうのはやめてくれ。もう少ししたら出るから、それまで大人しく待って……」
「からかってるわけじゃ、ないの」
真姫の声音が、湿ったものを纏う。
おさまれ、おさまれ。
むくむくと鎌首をもたげる肉塊が、シャワーを浴びて赤く腫れあがる。
「兄さん……おっきく、なっちゃってるね」
「えッ」
気が付くと、真姫は俺の背中に体の全面を押し当てる形で、くっついていた。
真姫は、俺の肩ごしに、隆起する肉の棒をじっとりと見つめていた。
「これって私のせい?」
「……」
真姫の手が俺の背中越しに延びてくる。
ほっそりとした手が伸びた先は、股間で屹立している俺の男性器だった。
「こんなになってる」
「な、ちょ……や、やめろって、真姫、こんなの気持悪いんじゃ……」
「いいの。兄さんのだもん。ぜんぜん気にならない。むしろ嬉しいくらい」
「嬉しいって」
「私でこんなに膨らませてくれたんでしょ?」
「あ、あぁ」
実の妹の水着姿を見て勃起するなど、愚劣な兄だ。
真姫は俺になついてくれているからいいものの、そんなのは世間では受け入れられないはずだ。
「真姫は俺の大事な妹なんだ。その子がこんな格好してたら、そりゃあ」
俺はしっかりしなきゃいけない。妹と家族を守るために。子供のころから大切にしたいと思ってきた皆を、真姫を、汚さないために。
ずきずきと頭が痛みだす。
くそ。またこの痛みだ。
「兄さんの気持ち、伝わってるよ。だから私、兄さんのことがこんなに大好きな妹に育ったんだもん」
「な、ちょ、真姫?」
俺の葛藤をよそに、真姫は俺の背中に、より強く乳房を押し当てながら耳元に息を吹きかけた。
「私がしてあげる」
「!?」
「私は兄さんの彼女だもの。兄さんの気持ちよくなることをしてあげたいの」
「はッ!?」
真姫が? 俺の? 彼女?
混乱してしまう。
そうだ、確かに俺は夕べ、真姫と結ばれたとき、そのようなことを真姫に言った。
守っていくよ、と。大事な女の子だよ、と。
兄として、男として、大事な妹を守るのは最も重要な事だと思うから。
しかしこれでは、まるで妹を性欲解消の為に使う最低な奴じゃないか。
「真姫、俺はお前を大事にしたいんだよ」
「うん、ありがとう。嬉しいよ」
コツンと俺の後ろ首あたりに硬い物が触れたのは、真姫が額をそこに押し当てたからのようだ。
「兄さん、大好き。大好きな兄さんを私で気持ちよくしてあげたい」
俺の止める声も聞かず、真姫は俺の肉棒に細い指を絡めた。
「うぁ」
ほっそりとした指先が、はち切れそうな肉柱の青筋を伝う。
その指の動かし方は、ややたどたどしいものの、こうするという意志を感じるものだった。
俺を感じさせたいという意志なんだろうか。
真姫の顔が見えないため、どのような表情をしているのかわからないが、背中に吹き掛かる吐息は生ぬるく小刻みに何度も繰り返し続く。
過敏になった肉柱が鋭い刺激に震え、体積を徐々に増し始める。
ぶくぶくに膨れた俺の幹は、高鳴る心臓の鼓動に合わせて脈打つ。
このままではなすすべなくイカされてしまう。
「頼むから話を聞いてくれ。俺、真姫に聞きたいことがあるんだ」
「?」
「この学園のことを聞かせてくれよ。どうして急に離れ離れだった母さんが現れて、俺にこういうことを持ちかけたのか、とか」
「……」
「きょ、兄妹とか家族で、愛し合うとか、そういうのが……うぁ……」
俺がしゃべっている最中、真姫の指先が肉棒全体の皮を大きくスライドさせた。
さきほどまでのじっくりとした刺激に体積を増していた肉棒がびくんと跳ねる。
本能的な衝動とはいえ、この程度の擦過刺激にしては過剰反応である。
「手を止めてくれ」
「なんで? 気持ちよくない?」
「逆だよ、気持ちよすぎて話に集中できないんだ」
「今は気持ちよくなることだけ考えて」
「話をしたいんだよ、真姫の知ってることを聞かせて欲しいんだ」
「後でね」
真姫は着実に握る手の力を強め、俺の膨れた肉のシャフトをしごき立て始める。
「今は、兄さんのことが大好きな妹のお手々で、気持ちよくなって、たっぷり射精して」
ぞく、とした。
普段の真姫からは想像もつかないほどの、しどけない声音だ。
兄を知った実妹は、ここまで変わるものなのか。
「兄さん、大好き。大好きな兄さんが気持ちよくなってくれてるところを見るのも、好き」
色気をふんだんに含んだ声に踊らされるように、彼女の手首の動きが複雑さを増す。
真姫は、肉棒表皮を、痛みを感じる寸前くらいの絶妙な力加減で前後にこする。
そうかと思うと今度は指にまとわりつく湯を活用し、柔軟になった肉棒を逆手持ちにしてねじる。
強さも角度も変え、時には円を描くような軌道で、真姫は俺の肉棒をひたすらしごき立ててくる。
「ど、こで、覚えた、こんなの……」
「兄さんだよ」
「!?!?」
「兄さんのお部屋に遊びに行ったとき、えっちなビデオを見ながらしてたでしょ?」
「は!? はッ!?」
あまりに意外な答えに、声にならない悲鳴が喉の奥からこみ上げて出る。
「イヤホンしてたから気付かなかったみたいだけど、兄さん、えっちなビデオを見ながら一生懸命になってたよ」
「なッおッおまッちょッ」
途切れがちな言葉しか出ない。
確かに俺は真姫、というか姉妹たちに合鍵を渡していた。
姉さんたちは3姉妹で一緒に暮らしていたから、何かあっても助け合えるが、万が一のこともある。
俺に万が一があったときのことも考えて、俺たちはそれぞれの合鍵を持っていたのだ。
「必死になって、おちんちん、こすってたよね。こんなふうに」
「うあぁッ」
「兄さんの気持ちよくなってるところ、いっぱい見て、勉強したの」
防音のつもりでイヤホンしながらオナニーしてたらそれがアダになってしまったのか……。
自己嫌悪でヘタリこみそうになるが、現実がそれを許してくれない。
「大丈夫。私、もう兄さんの彼女だから」
鋭くなる快感とともに、思考力は鈍く、そして頭痛が強くなってくる。
この頭痛、いったいなんなんだ。
「これからは、私が兄さんのこと、気持ちよくしてあげるから」
「ま、き」
外見からではわからないが、真姫はどうやら冷静さを大幅に欠いているようだった。
「だから安心して、いっぱい射精して。私の体、みんな兄さんにあげる」
遮る声も虚しく、真姫は再び俺の肉棒を握る手に力を込めなおす。
しゅこ、しゅこ、しゅッ、しゅッ……
出しっぱなしのシャワーに濡れた肉棒が、真姫の手に揉みほぐされて粘着質な音を立てる。
「おちんちんってこんなふうになるんだ……」
俺の脇から顔を覗かせるようにして、真姫が吐息とともに言葉を漏らす。
「昨日は恥ずかしくてよく見なかったけど、こんなおっきいのが私の中に入ってきたんだね」
「ッ」
「だからあんなに痛かったんだ……」
うっとりと、何かに魅入られるように俺のモノを見つめ、そして、しごき立て続ける。
とろけそうなほどの快感が下腹部からじんわりと全身へと広がる。
絶頂の兆しが見え始めてきた。
「ビクビクしてる……やらしい……」
「ま、き……ッ」
何を言おうとしたのか忘れるほどの強い刺激に、
最初はゆっくり、しかし上下往復するたびにしごき立てる強さは増していく。
やがて、真姫の手つきは、自分でする時と同じくらいの強さになっていた。
しゅにッ、しゅにッ、じゅくッ、じゅぐぐッ!!
シャワー室の湿気と、俺たちに降り注ぎ続けている湯、そして自らの汗で、全身が熱く火照っている。
のぼせそうなほどの熱気の中、ひときわ熱を帯びた俺の股間の肉塊は、赤く腫れ上がっていた。
俺のむき出しになった先端が赤く膨れ、精液の射出口からは先走り汁が透明の筋となって垂れ落ちている。
頭痛が限界に近いほど、強くなる。
ぴきん、という音が脳の奥で響いたのが分かった。
「真姫、もうそろそろ……」
「……でそう?」
「ああ。射精するよ、いいかい?」
「うん。いっぱい出して。私の手の中で、たくさん出して」
真姫は俺の反応に気をよくしたのか、俺の肉棒をしごく激しさを更に強くした。
しゅるッしゅるるるッ! じゅにッ! にじゅッ! ずるるッ! にぢゃッ!
下品さすら感じる粘着音が、真姫の手のひらに包まれた肉棒から室内に響き渡る。
気持ちよく射精させたい、という気持ちのこもった手コキに、俺は自らの肉欲への枷を解いた。
「遠慮はしないからね。出すよ……ッ」
「出して、射精してッ。妹の手のひら、兄さんの赤ちゃんの素でベトベトにしてッ」
「分かってるよ、ドロドロにしてやるからなッ」
「嬉しいッ! 兄さんッ、大好きィッ!!」
しゅにッじゅくッじゅここッじゅぽぽッ!!
「うあぁッ! 出すよ、ああ、出る、出るッ出る出るッ!」
下腹部にこもっていた熱が、一気に集約し、そのときを迎える。
「うあぁぁッ!! いくッ!!」
下腹部に集約された溶岩のような熱汁が、解き放たれた。
肉幹を伝い登る熱い溶岩流が、むき出しになった亀頭頂点の射出口から迸る。
びゅるるッ! びゅるるるるるるッ!!
大量の白濁液が、射精を予知した真姫の、覆い被せられた右手のひらに注がれる。
左手で俺の肉幹を握り、射精の最中もしごき立てながら、右手のひらで先端から迸る精液を受け止め続けている。
実妹の献身的な射精支援と全身を支配する快感に、俺の意識はなかば混濁していた。
力が流れ出るような錯覚に陥るほどの射精の勢いだ。
愛しい実妹の手首つかいに、自分でも気づかぬうちに相当興奮していたようだ。
長々と射精が続く。
脇から覗く真姫と、目があった。
「いっぱい出たね」
「あ、あうぅ」
「兄さんの気持ちよくなってるときの顔、ステキだったよ」
うっすらと陶酔のほほ笑みを浮かべる彼女は、自らの右手を染める白濁液を眺めながら、達成感に酔いしれているようだった。
「いやいや、ちょっと待てって」
俺の静止の声を聞かず、真姫はシャワールームに入ってくる。
とん、という軽やかな足音とともに俺の前に現れた真姫の、すらりとした肢体が俺の目を完全に奪う。
「真姫、それって」
「いくらなんでも裸は恥ずかしかったし、それに」
真姫は、水着を身に着けていた。
胸元を覆うストライプ柄のトップスが首元と背中にそれぞれ紐でくくられている。
同様にヒップの部分も、やや面積の小さめな布地が覆い隠していた。
真姫のしなやかな体躯を、小さめサイズのビキニが鮮やかに飾っている。
「兄さんに見てもらいたかったから」
今の真姫には健康美という言葉がすっぽりと当てはまる。
あまりの流麗さに、俺は何の言葉もなくただひたすら見とれてしまう。
「兄さんが水着の女の子の写真をたくさん持ってるの、知ってるよ」
「!?!?」
「ああいう女の子が好きなんだよね」
すらっとしたしなやかな体のラインが、シャワー室の照明にくっきりと照らし出されている。
スポーツ少女らしい適度に筋肉のついた、均整の取れたボディラインは、俺の目をくぎ付けにして離さない。
「どうかな? 似合う?」
「あ、ああ。すごくよく似合ってる」
「本当に!?」
「うん。すごく綺麗だよ、真姫」
「嬉しいッ」
ぱ、と花が咲き乱れるような笑みを顔いっぱいに広げる真姫は、普段の落ち着いた彼女からは想像しづらいはしゃぎぶりだ。
華やぐ、という表現がぴったりである。
さっきの言葉は本当だったが、まったく表現が足りていない。
すごく綺麗だなんて言葉では全く足りない。
真姫はあまりにも美しすぎる。
どうして今まで気づかなかったのだろうか。女優やアイドルなど目ではない。
真姫は、俺にとってほとんど理想の少女だ。
この世の美しさを凝縮して作り上げられたような瑞々しい美が、ここにあった。
「兄さんの好みの子になれたかな」
無駄な肉は一切ついていないにも関わらず、柔らかさを想起させられる胸元はそのボリュームを十二分に自己主張していた。
細くすっきりした腰回りであものの、ヒップラインは女らしい丸みを帯びている。
こうして明るいところでみると、真姫の体躯は肉親の俺からしても魅力的な健康美をたたえていた。
どくん、と、熱いものが下腹部からこみあげてきてしまい、俺は慌てて真姫に背中を向けた。
「兄さん?」
「……」
「ねぇ、どうしてそっぽを向くの?」
「ごめん。真姫があんまり綺麗だから、直視できない」
「ありがと。でも、そういうことは私の目を見ていってほしいな」
「そうしたいんだけどな。なんだか頭がクラクラしてさ」
「お願い。こっちを向いて。私を見て」
しっとりとした声に、どことなく誘惑するような色が混ざっていると感じたのは、自分の願望だろうか。
昨日、俺はこの子と、関係を持ったんだ……。
その事実が、今更ながら俺の中で大きく膨らみ始める。
指で妹の一番敏感な部分をかき混ぜ、嬲りつくした時のあの真姫の乱れ具合を思い出す。
『や、やッ、くちゅくちゅしちゃッ、あッ! んッひぅッゥんンッ』
『や、やん、やぁんやンッ! は、ひゃ、んひぃ、くぅんッ! に、い、さ、あぁッんッやッ』
何度も身悶えし、いやいやしながらもきつく収縮を繰り返して俺の分身を飲み込んだ真姫のアソコの具合も、手に取るように思い起こせる。
『絶対に、兄さんに上げたかったの……初めて……兄さんに、貰ってほしかった……』
『兄さん、兄さんッ、ふあぁぁ、あぁぁぁぁ、すごいよぉ、奥に、やあぁんッ、届いてきちゃうぅッ』
脳裏に浮かびあがる妹の痴態、そしてあられもない嬌声に、俺の心臓が激しい鼓動を繰り返す。
鼓動と共に、胸の奥からせり上げてくるのは、罪悪感か、それとも欲望か。
どうしようもないほどの大きく強い衝動が、俺の胸の中を満たし始めている。
「う……」
さっきまでは真姫の様子がおかしいと思い込むことで、こみあげる劣情を誤魔化すことができていた。
が、はっきりと思い出してしまったいま、下腹部で膨れ上がる劣情の塊を抑え込むことは不可能になっていた。
「な、なぁ、真姫、からかうのはやめてくれ。もう少ししたら出るから、それまで大人しく待って……」
「からかってるわけじゃ、ないの」
真姫の声音が、湿ったものを纏う。
おさまれ、おさまれ。
むくむくと鎌首をもたげる肉塊が、シャワーを浴びて赤く腫れあがる。
「兄さん……おっきく、なっちゃってるね」
「えッ」
気が付くと、真姫は俺の背中に体の全面を押し当てる形で、くっついていた。
真姫は、俺の肩ごしに、隆起する肉の棒をじっとりと見つめていた。
「これって私のせい?」
「……」
真姫の手が俺の背中越しに延びてくる。
ほっそりとした手が伸びた先は、股間で屹立している俺の男性器だった。
「こんなになってる」
「な、ちょ……や、やめろって、真姫、こんなの気持悪いんじゃ……」
「いいの。兄さんのだもん。ぜんぜん気にならない。むしろ嬉しいくらい」
「嬉しいって」
「私でこんなに膨らませてくれたんでしょ?」
「あ、あぁ」
実の妹の水着姿を見て勃起するなど、愚劣な兄だ。
真姫は俺になついてくれているからいいものの、そんなのは世間では受け入れられないはずだ。
「真姫は俺の大事な妹なんだ。その子がこんな格好してたら、そりゃあ」
俺はしっかりしなきゃいけない。妹と家族を守るために。子供のころから大切にしたいと思ってきた皆を、真姫を、汚さないために。
ずきずきと頭が痛みだす。
くそ。またこの痛みだ。
「兄さんの気持ち、伝わってるよ。だから私、兄さんのことがこんなに大好きな妹に育ったんだもん」
「な、ちょ、真姫?」
俺の葛藤をよそに、真姫は俺の背中に、より強く乳房を押し当てながら耳元に息を吹きかけた。
「私がしてあげる」
「!?」
「私は兄さんの彼女だもの。兄さんの気持ちよくなることをしてあげたいの」
「はッ!?」
真姫が? 俺の? 彼女?
混乱してしまう。
そうだ、確かに俺は夕べ、真姫と結ばれたとき、そのようなことを真姫に言った。
守っていくよ、と。大事な女の子だよ、と。
兄として、男として、大事な妹を守るのは最も重要な事だと思うから。
しかしこれでは、まるで妹を性欲解消の為に使う最低な奴じゃないか。
「真姫、俺はお前を大事にしたいんだよ」
「うん、ありがとう。嬉しいよ」
コツンと俺の後ろ首あたりに硬い物が触れたのは、真姫が額をそこに押し当てたからのようだ。
「兄さん、大好き。大好きな兄さんを私で気持ちよくしてあげたい」
俺の止める声も聞かず、真姫は俺の肉棒に細い指を絡めた。
「うぁ」
ほっそりとした指先が、はち切れそうな肉柱の青筋を伝う。
その指の動かし方は、ややたどたどしいものの、こうするという意志を感じるものだった。
俺を感じさせたいという意志なんだろうか。
真姫の顔が見えないため、どのような表情をしているのかわからないが、背中に吹き掛かる吐息は生ぬるく小刻みに何度も繰り返し続く。
過敏になった肉柱が鋭い刺激に震え、体積を徐々に増し始める。
ぶくぶくに膨れた俺の幹は、高鳴る心臓の鼓動に合わせて脈打つ。
このままではなすすべなくイカされてしまう。
「頼むから話を聞いてくれ。俺、真姫に聞きたいことがあるんだ」
「?」
「この学園のことを聞かせてくれよ。どうして急に離れ離れだった母さんが現れて、俺にこういうことを持ちかけたのか、とか」
「……」
「きょ、兄妹とか家族で、愛し合うとか、そういうのが……うぁ……」
俺がしゃべっている最中、真姫の指先が肉棒全体の皮を大きくスライドさせた。
さきほどまでのじっくりとした刺激に体積を増していた肉棒がびくんと跳ねる。
本能的な衝動とはいえ、この程度の擦過刺激にしては過剰反応である。
「手を止めてくれ」
「なんで? 気持ちよくない?」
「逆だよ、気持ちよすぎて話に集中できないんだ」
「今は気持ちよくなることだけ考えて」
「話をしたいんだよ、真姫の知ってることを聞かせて欲しいんだ」
「後でね」
真姫は着実に握る手の力を強め、俺の膨れた肉のシャフトをしごき立て始める。
「今は、兄さんのことが大好きな妹のお手々で、気持ちよくなって、たっぷり射精して」
ぞく、とした。
普段の真姫からは想像もつかないほどの、しどけない声音だ。
兄を知った実妹は、ここまで変わるものなのか。
「兄さん、大好き。大好きな兄さんが気持ちよくなってくれてるところを見るのも、好き」
色気をふんだんに含んだ声に踊らされるように、彼女の手首の動きが複雑さを増す。
真姫は、肉棒表皮を、痛みを感じる寸前くらいの絶妙な力加減で前後にこする。
そうかと思うと今度は指にまとわりつく湯を活用し、柔軟になった肉棒を逆手持ちにしてねじる。
強さも角度も変え、時には円を描くような軌道で、真姫は俺の肉棒をひたすらしごき立ててくる。
「ど、こで、覚えた、こんなの……」
「兄さんだよ」
「!?!?」
「兄さんのお部屋に遊びに行ったとき、えっちなビデオを見ながらしてたでしょ?」
「は!? はッ!?」
あまりに意外な答えに、声にならない悲鳴が喉の奥からこみ上げて出る。
「イヤホンしてたから気付かなかったみたいだけど、兄さん、えっちなビデオを見ながら一生懸命になってたよ」
「なッおッおまッちょッ」
途切れがちな言葉しか出ない。
確かに俺は真姫、というか姉妹たちに合鍵を渡していた。
姉さんたちは3姉妹で一緒に暮らしていたから、何かあっても助け合えるが、万が一のこともある。
俺に万が一があったときのことも考えて、俺たちはそれぞれの合鍵を持っていたのだ。
「必死になって、おちんちん、こすってたよね。こんなふうに」
「うあぁッ」
「兄さんの気持ちよくなってるところ、いっぱい見て、勉強したの」
防音のつもりでイヤホンしながらオナニーしてたらそれがアダになってしまったのか……。
自己嫌悪でヘタリこみそうになるが、現実がそれを許してくれない。
「大丈夫。私、もう兄さんの彼女だから」
鋭くなる快感とともに、思考力は鈍く、そして頭痛が強くなってくる。
この頭痛、いったいなんなんだ。
「これからは、私が兄さんのこと、気持ちよくしてあげるから」
「ま、き」
外見からではわからないが、真姫はどうやら冷静さを大幅に欠いているようだった。
「だから安心して、いっぱい射精して。私の体、みんな兄さんにあげる」
遮る声も虚しく、真姫は再び俺の肉棒を握る手に力を込めなおす。
しゅこ、しゅこ、しゅッ、しゅッ……
出しっぱなしのシャワーに濡れた肉棒が、真姫の手に揉みほぐされて粘着質な音を立てる。
「おちんちんってこんなふうになるんだ……」
俺の脇から顔を覗かせるようにして、真姫が吐息とともに言葉を漏らす。
「昨日は恥ずかしくてよく見なかったけど、こんなおっきいのが私の中に入ってきたんだね」
「ッ」
「だからあんなに痛かったんだ……」
うっとりと、何かに魅入られるように俺のモノを見つめ、そして、しごき立て続ける。
とろけそうなほどの快感が下腹部からじんわりと全身へと広がる。
絶頂の兆しが見え始めてきた。
「ビクビクしてる……やらしい……」
「ま、き……ッ」
何を言おうとしたのか忘れるほどの強い刺激に、
最初はゆっくり、しかし上下往復するたびにしごき立てる強さは増していく。
やがて、真姫の手つきは、自分でする時と同じくらいの強さになっていた。
しゅにッ、しゅにッ、じゅくッ、じゅぐぐッ!!
シャワー室の湿気と、俺たちに降り注ぎ続けている湯、そして自らの汗で、全身が熱く火照っている。
のぼせそうなほどの熱気の中、ひときわ熱を帯びた俺の股間の肉塊は、赤く腫れ上がっていた。
俺のむき出しになった先端が赤く膨れ、精液の射出口からは先走り汁が透明の筋となって垂れ落ちている。
頭痛が限界に近いほど、強くなる。
ぴきん、という音が脳の奥で響いたのが分かった。
「真姫、もうそろそろ……」
「……でそう?」
「ああ。射精するよ、いいかい?」
「うん。いっぱい出して。私の手の中で、たくさん出して」
真姫は俺の反応に気をよくしたのか、俺の肉棒をしごく激しさを更に強くした。
しゅるッしゅるるるッ! じゅにッ! にじゅッ! ずるるッ! にぢゃッ!
下品さすら感じる粘着音が、真姫の手のひらに包まれた肉棒から室内に響き渡る。
気持ちよく射精させたい、という気持ちのこもった手コキに、俺は自らの肉欲への枷を解いた。
「遠慮はしないからね。出すよ……ッ」
「出して、射精してッ。妹の手のひら、兄さんの赤ちゃんの素でベトベトにしてッ」
「分かってるよ、ドロドロにしてやるからなッ」
「嬉しいッ! 兄さんッ、大好きィッ!!」
しゅにッじゅくッじゅここッじゅぽぽッ!!
「うあぁッ! 出すよ、ああ、出る、出るッ出る出るッ!」
下腹部にこもっていた熱が、一気に集約し、そのときを迎える。
「うあぁぁッ!! いくッ!!」
下腹部に集約された溶岩のような熱汁が、解き放たれた。
肉幹を伝い登る熱い溶岩流が、むき出しになった亀頭頂点の射出口から迸る。
びゅるるッ! びゅるるるるるるッ!!
大量の白濁液が、射精を予知した真姫の、覆い被せられた右手のひらに注がれる。
左手で俺の肉幹を握り、射精の最中もしごき立てながら、右手のひらで先端から迸る精液を受け止め続けている。
実妹の献身的な射精支援と全身を支配する快感に、俺の意識はなかば混濁していた。
力が流れ出るような錯覚に陥るほどの射精の勢いだ。
愛しい実妹の手首つかいに、自分でも気づかぬうちに相当興奮していたようだ。
長々と射精が続く。
脇から覗く真姫と、目があった。
「いっぱい出たね」
「あ、あうぅ」
「兄さんの気持ちよくなってるときの顔、ステキだったよ」
うっすらと陶酔のほほ笑みを浮かべる彼女は、自らの右手を染める白濁液を眺めながら、達成感に酔いしれているようだった。
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全7話
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