哀しい兎に笑ってほしくて

卵丸

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大切な関係

最悪な戯れ ※性描写有り

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俺は咲真達にやられた事がフラッシュバックして頭が真っ白になっていたが中村陸の性器は孔後に入ることは無くパイズリのように挟むとそのままアイツはゆっくり腰を振った。

「ふぅ・・・はあ・・・はぁ・・・」

「・・・・・・・え?」

俺は挿入されない事に安心したがやらしい水音と中村陸の野獣じみた荒い息に俺は気が気でなかった。臀部の割れ目はアイツの我慢汁で濡れていて正直、良いものでは無かった。

『・・・どうして挿れなかったんだろう?・・・いや、別にいいんだけど!寧ろ良かったけど!』

俺は慌てて左右に首を振ってるのが目に入ったのか中村陸は鼻で笑うとゆっくり腰を動かしてたのに次は速く動かして更に水音が大きく響いた。

「・・はぁ・・・はぁ・・・余裕そうじゃん。」

「やっ・・・はやめぇるなぁ!?」

「一応、彼らが最初にしてた行為だけど気持ちい?」

中村陸の言葉で思い出したがアイツはBL映画の濡場で彼らが最初にしていたシーンを今、俺を使ってしているのが分かり、次にやる行為を思い出し、少しずつ腰をずらして離れようとしたがアイツに思いっきり右臀部を平手打ちされて動きを止めてしまった。

「逃げんな!・・・ねぇ、やっぱりセックスは嫌?」

「嫌に決まってんだろ!死ね!」

「・・・・・そうだね・・・無理矢理されてたもんね・・・でも、一緒にイこう?」

そう言うと中村陸はまた腰を動かして擬態みたいな行為が再開された。粘り気のある水音が聞こえてくるし相変わらず臀部は濡れて気持ち悪いし、早く終われと祈りながらシーツを握りしめているとアイツの高まっている吐息が嫌でも聞こえて、もうすぐ達するんじゃないか?と思いながらアイツに聞こえないように小さく安堵の息を吐いていると、更に俺の臀部で自身の性器を力強く挟み予想外すぎて驚いていると俺の腰に冷たい感触が感じたが分かってしまい吐き気が増した。

「・・・溜まってたから背中まで飛び散った。」

背中に中村陸の性液が飛び散り、更に気分が下がったが後ろからアイツの右手が俺の性器をやらしく上下に動かして触ってきたので半立ちだった性器がフェロモンと認めたくないが扱いが上手くて直ぐにお腹に付くぐらいに勃起した。

「・・・ああぁぁ!」

「・・・一緒にイけなかったのは残念だけど圭兎君だけイかないのは可笑しいからね。・・・俺の手で出していいよ・・・。」

その言葉が何となく嫌で無駄な抵抗ではあるがシーツを口に含んで快感から逃れようと必死になったが俺はイク時に使うコマンドがあるとは知らなかった。だから油断した・・・。中村陸が俺の右耳元に近づいて楽しそうにコマンドを放った後に耳朶をじんわりと甘噛みした。

「Cum(イけ)」

「・・・・・"あァ!?」

中村陸から放たれた濃厚なフェロモンと甘い声のコマンドにやられて俺は呆気なく思いっきり精液を吐き出した。
アイツは満足そうな顔をして俺の性器から出された濃い精液が少しだけ付いた手のひらを見つめた後、無邪気な顔をして俺に最悪な命令を放ってきやがった。

「圭兎君、自分が出した精液を"舐めて綺麗にして?"」

「・・・・・はぁ!?」

中村陸の手が俺の唇に触れて精液で濡れて最悪だったがフェロモンに負けて口を開いてゆっくり舌でペロペロ舐めているとアイツの手が更に口内に入り指をばらばらに動かしながら鼻歌を歌っていたが俺は鼻でしか息が出来なくて気が気でなかった。

「ふぅ・・・ふがぁ・・・・あぶぅ!」

「歯磨きの時も思ったけど、舌を押されると更にエッチな声になるね?」

「ぐぅえ・・・・うぎゅ・・・ひっ・・・ひね!!」

「何言ってるか分かんねーと言いたいところだけど最後は死ねって言ったね?罰ゲームの舌引っ張りの刑」

「んっんびぃ!?」

いきなり下を強く引っ張られて間抜けな声に中村陸は吹き出しながら舌を揉んだり左右に優しく引っ張ったりと遊んでいた。だけど俺は・・・

『恥ずかしいし、息苦しい・・・。』

限界になってアイツの左手の甲を叩いて気づいてもらうと、やっと離れて俺は薄いシーツの上に倒れて顔に強打したが気にせずに「死んでなくて良かった」と安心した。

***

陸side

圭兎君で遊んで満足した俺は彼の涎で塗れた手のひらを見つめた後、少しだけ舐めたが当たり前だけど味がしなかった。
激しい運動を終わらせた後のように息をしている圭兎君に「大丈夫?」と聞くと「死ね!」と返されて苦笑を零したがセックス紛いな行為の感想を聞こう思いコマンドを使って聞いてみた。

「今日の遊びどうだった?Say(教えて)」

「・・・・・・・行為自体は気持ち悪かったけど、お前のフェロモンは気持ちよかった。」

「またしたい?」

「・・・二度としたくないに決まってんだろ!!」

圭兎君に睨みつけられたが全く怖くなくて少しだけ笑うと更に睨みつけられたが完全に無視をして自分のスマホを取りだし、彼にチャンスを与える事にした。

「今から俺の指示に従ったら圭兎君の恥ずかしい動画を消してあげる。」

「・・・・・・・・・・・。」

俺の言葉に目を見開いて口をあんぐりと開いた顔に笑うのを堪えながらスマホを操作して最初に撮った圭兎君の自慰行為動画を見せると直ぐに顔を赤くして歯を食いしばって目を瞑った。

「・・・・消してあげるけど、どうする?」

「・・・・・・・・・・・・従うけど絶対に行動しろよ!」

「分かった。・・・・・圭兎君からキスをして?」

「・・・・・あぁ!?」

「因みに唇にね?」

圭兎君は耳も赤くして口を閉じたり開いたり繰り返しながら固まっていたので更に大音量で動画を流すと彼は俺を睨みつけながら舌打ちをするとやけくそ気味に深呼吸をしてから勢いよく俺の顔に近づいて唇の端にキスをした。圭兎君はゆっくり離れると顔を林檎のように真っ赤にさせて目を泳がせながらぶっきらぼうに言った。

「・・・・キスしたから消せよ。」

「・・・・・・端はキスとは言えないよ。」

「・・・・・嘘つき野郎」

「だから今から賭けをしよう。」

「賭け?」

「そう、ちゃんとキスが出来たら動画も消すしパートナーも解消する。キスが出来なかったら動画は消すけど今まで通りパートナーね?」

その言葉に圭兎君は目を見開いて驚いていたが俺的には彼にキスをして欲しくなかった。

『もし、彼に好都合な賭けでも俺のパートナーで居てほしいなんて我ながら我儘過ぎるな・・・。』

俺のくだらない願いは虚しく圭兎君は寧ろ「そんな事で良いのか」と言わんばかりに安心した顔をして自信満々に俺の唇にキスをした。

『・・・・・つまらない』

俺は圭兎君の行動に苛立ち舌を出して彼の口内に入り舌同士絡め合ったり、歯をなぞったりと深いキスをしていると彼の涙目が見えて少しだけ嬉しくて背中を強く叩かれたが無視をして舌を絡み続けた。

「ん・・・ンン・・・・うぅ」

圭兎君の弱々しい声を洩らす度に支配している満足感に浸っていたが流石にお腹もグーパンで殴られて渋々彼の唇から離れると涎の橋が細く出来てプツンとゆっくり切れて寂しかった。
圭兎君は涎で濡れた口元を気にせずに息を整えた後、やっぱり俺を睨みつけて近づいて唾が飛ぶ勢いで怒鳴り散らかした。

「何するんだボケェ!!」

「うわっ汚!」

「いいからはよ消せ!」

「これの事?」

『きもひかった・・・・。』

「流すな!!殺すぞ!!」

自慰行為の動画をもう一度流すと野良犬のようにギャンギャン鳴いてうるさかったので仕方なく削除ボタンを押して次のバイブをぶち込んだ動画を流すと、また舌打ちをした。

「・・・本当にパートナーじゃ無くなるけど良いの?」

「・・・・・無理矢理だし、精々するね!・・・・・まぁ、プレイは最悪な時もあったけど出掛けた時は正直楽しかった。・・・・何か可笑しいけど、色々ありがとな。」

鼻で笑ったと思いきや、少し眉を下げて微笑んでお礼を言う圭兎君を見て俺は自分が持ち掛けた賭けを後悔しながら、ゆっくりと動画を消した。

「・・・・・また苦しくなったらどうすんの?」

「んなもん、薬を飲んで何とかするよ。」

俺の問いに圭兎君は簡単に答えて、しかもまた抑制剤に頼るという愚かな行為に罵ることしか出来なかった。

「圭兎君は本当に頭が悪いなぁ。」

「うるせぇ、死ね!」

「本当に無理な時は俺に頼っていいんだけど?」

「二度とねーよ馬鹿!」

圭兎君は嘲笑うように言うと立ち上がり腕に嵌めてたリストバンドを俺の目の前に出した。

「もう、パートナーじゃねーし、要らねぇよな。」

無理矢理、リストバンドを俺の右手に握らすと圭兎君は安堵の息を吐いて背伸びをした後に浴室に向かった。俺は返されたリストバンドをただ虚しく見つめるしか無かった。

「俺も圭兎君も本当に馬鹿だな・・・。」
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