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噛み跡
永遠に続く噛み跡
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朝、絢斗と要は二人の泣き声で目を覚ました。二人は横に置いてあるベビーベッドから赤ちゃんを抱っこした。
「和真どうしたのかな?・・・お腹がすいたの?」
「要、陽葵がウンチしてたけど、オムツは何処だっけ?」
「オムツはテレビの横に置いてたはず」
絢斗は陽葵を抱っこしながらリビングに向かい、要はガラガラのおもちゃを持って和真を泣き止ませるとダイニングに向かいお湯を沸かしてミルクを作っていると結衣が眠たそうに瞼を擦りながらやってきた。
「ママ・・・おはよう・・・・。」
「おはよう、結衣」
結衣は手を洗い、フライパンと卵を用意すると手早くスクランブルエッグを焼いてくれた。
「結衣、お手伝いありがとう」
「どういたしまして!」
結衣は笑顔で言うと、また菜箸を動かした。要は和真にミルクを飲ませていると交換してもらい気持ち良くなったのかご機嫌な陽葵が笑いながら絢斗に抱っこされていた。
「絢斗さんもありがとう、良かったね、陽葵」
「うーやー!」
要は和真を背中を叩いてゲップさせた後、オムツを変えて絢斗と一緒に二人をベビーベッドに寝かせて、結衣のお手伝いをした。
「結衣ちゃん、お皿出しとくね。」
「パパ、ありがとう」
「結衣、ウインナー焼くから終わったらフライパン貸してね」
「はぁーい!」
朝ごはんを食べている時、結衣はいつも以上にニコニコ微笑んでいて要と絢斗はその笑顔に和みながら要から聞いた。
「結衣、嬉しそうだね?」
「うん!!」
「どうして、結衣ちゃんは嬉しそうなの?」
二人は知っていたが愛おしい娘から聞きたくてわざと質問をすると結衣は顔を赤くして目を輝かせて明るい声で叫ぶように言った。
「今日は結衣の誕生日だから!!」
結衣は元気に叫んだ後、しまったと困った顔をして両手で口を押えて慌てるのを見て二人は可愛らしすぎて笑ってしまった。
「二人共ぐっすり寝てるから大丈夫だよ。」
「良かった~・・・。」
要の言葉に安心した結衣は安堵の息を吐き、またご飯を咀嚼した。そして絢斗と要は洗濯物や皿洗いや掃除をして結衣は双子達の遊び相手になって午前中を過ごしていると昼の一時位にチャイムが鳴った。要が確認すると隆志と遥としずちゃんがインターホンの画面に映っていた。
「皆さん、今日はありがとうございます。」
「お邪魔しまーす!絢斗~可愛いお姉ちゃんが来ましたよ~!」
「こちらこそ、呼んでくれてありがとね。一応美味しいお酒持ってきたわよ~!」
「こんにちは、かなちゃん、結衣ちゃんはもうセイメイジャーじゃなくて良いんだよね?」
「そうだよ、結衣はフルーツがたっぷりあるチョコレートケーキがいいって言ってたよ。」
「良かった・・・それのケーキにしといたよ。」
「ありがとう、たか兄」
3人は部屋に入ると遥としずちゃんは真っ先に双子に近づいて小声で歓声をあげていた。
「キャー二人ともぐっすり寝て超可愛い!!」
「ほんとに天使ちゃんみたいー!食べちゃいそう!!」
「しずちゃん、食べんなよ?」
「表現よ!!」
絢斗に小さく怒鳴っている隣で遥は紙袋から黄色のフリルが付いたワンピースを取り出して結衣に近づいた。
「結衣ちゃん、お誕生日おめでとう!」
そのワンピースを見て結衣は目を輝かせてワンピースを手に取り体に合わせてクルクル嬉しそうにその場で回った。
「わーい、はるちゃん、ありがとう!!」
その笑顔で要達は微笑んで周りの空気が温かくなった。しずちゃんは買ってきたお惣菜を並べて要と絢斗は結衣の大好物である海老グラタンを焼いて誕生日パーティーの準備をしていた。
遥は結衣に黄色のワンピースを着せて髪型もシニヨンにすると結衣は大喜びでその場で飛び跳ねてるのを隆志は抱っこしている陽葵に頬を引っ張られながら見ていた。
和真が泣き出したので結衣は急いでガラガラのおもちゃを取り出して泣き止ますのを見て隆志は感動の涙を流すのを遥は優しい眼差しで見つめていた。
「結衣、お誕生日おめでとう!!」
要達は拍手をすると隆志は箱からホールのチョコレートケーキを取り出して6の数字の蝋燭を刺して火をつけると結衣は真剣な眼差しで蝋燭を消した。
誕生日パーティーも終わり、片付けをしていると隆志が要の方に近づいてきた。
「かなちゃん、少しいいかな?」
「どうしたの?」
「今日、良かったら結衣ちゃん達を俺の家に泊まらせようか?」
「えっどうして?」
「・・・かなちゃん達、育児とかで二人の時間が減ってるかなと思って・・・余計なお世話だよね?」
隆志の言ってる事は図星で要は顔を真っ赤にして小さく頷くと隆志は微笑んで要の頭を優しく撫でて嬉しそうに言った。
「じゃあ、結衣ちゃん達を泊まらせるよ、母さん達も孫達の顔を見たいって言ってたしね。」
「・・・一回、結衣に聞いてね。」
「うん、任せて。」
片付けを終えて隆志は結衣に今日の事を説明する時に彼女の好きな物を話した。
「今日、俺の家でセイメイジャー見放題なお泊まり会する?」
セイメイジャーの言葉に結衣は飛び跳ねて頷くと隆志は両腕で丸のポーズをすると和真を抱いている要も笑顔で頷いた。
その頃、絢斗は遥としずちゃんに囲まれて少しげんなりしながら陽葵を抱っこしていた。
「いい、絢斗、夜は奥さんの為にたっぷり愛してあげるのよ!」
「その為に高級の赤ワインを持ってきてあげたんだからムードを作りなさい!!」
「・・・・・・結婚してない二人に言われてもなぁ・・・・。」
絢斗の嫌味に対して遥が頭を叩いてしずちゃんはデコピンを食らわせた。その時、不自然に動いた事で陽葵が泣き出してしまった。
***
その夜、遥としずちゃんが帰り、隆志は結衣と和真と陽葵を連れて箕輪家に連れて帰り、絢斗と要の二人っきりになった。二人はベッドに一緒に座りただ黙っていたが要が絢斗の手を優しく握ってきた。
「久しぶりですね・・・絢斗さん」
「そうだな・・・。」
その後、また無言になり絢斗は内心焦っていると要はふわりと微笑み、優しく頬にキスをした。
「緊張しすぎじゃないですか?」
「・・・だって家族が増えて二人っきりって久しぶりで何を話したらいいのか分からなくなって・・・」
すると要は絢斗に抱きついて一言だけ呟いた。
「噛んでください」
それだけで絢斗は項にある噛み跡の事だと理解した。そして確認するために要に真剣な声で言った。
「・・・もう一度、噛むのか?」
「はい、もう一度、噛んで僕は絢斗さんの大切な人だと確信してください。」
「・・・・・・・後ろ向いてくれ・・・。」
「・・・・・はい」
要は照れた顔を隠すように素早く後ろを向いたが首筋が真っ赤になっていたので絢斗からはバレていたが彼は何も言わずに要の項に軽く何回もキスをしてゆっくりもう一度愛おしそうに噛み付いた。
「・・・・・・・・ッ!!」
要は嬉しさでフェロモンを放つと絢斗からもフェロモンを放って身体が熱くなり甘い空間になると絢斗は要の唇に深いキスをした。
***
朝、要が目を覚ますといつも通り身体は洗われてパジャマに着替えていて丁寧さに少し笑ってしまうと要は嬉しそうに項にある噛み跡に触れて優しく撫でた。そしていつも早起きな絢斗が珍しく要の隣でぐっすり眠っていて要は絢斗の胸に近づき愛おしそうに呟いた。
「絢斗さん、一生の噛み跡を遺してくれてありがとう」
要の言葉にいきなり抱きしめられて驚いて上を向くと眠たそうだが微笑んでいる絢斗が要を温かい目で見つめていた。
「こっちこそ、俺の番になってくれてありがとう。」
絢斗は要の額に軽くキスをすると要は頬を赤く染めて照れた。
「起きてたんですね。」
「うん、まさか可愛い言葉が聞けるとは思ってなかったよ。」
「・・・・・絢斗さん、大好きです。」
要は彼を抱きしめ返すと絢斗も微笑んで抱き締め返した。
「俺も要のことを永遠に愛してる・・・。」
絢斗は愛おしそうに要の噛み跡に優しく触れた。
「和真どうしたのかな?・・・お腹がすいたの?」
「要、陽葵がウンチしてたけど、オムツは何処だっけ?」
「オムツはテレビの横に置いてたはず」
絢斗は陽葵を抱っこしながらリビングに向かい、要はガラガラのおもちゃを持って和真を泣き止ませるとダイニングに向かいお湯を沸かしてミルクを作っていると結衣が眠たそうに瞼を擦りながらやってきた。
「ママ・・・おはよう・・・・。」
「おはよう、結衣」
結衣は手を洗い、フライパンと卵を用意すると手早くスクランブルエッグを焼いてくれた。
「結衣、お手伝いありがとう」
「どういたしまして!」
結衣は笑顔で言うと、また菜箸を動かした。要は和真にミルクを飲ませていると交換してもらい気持ち良くなったのかご機嫌な陽葵が笑いながら絢斗に抱っこされていた。
「絢斗さんもありがとう、良かったね、陽葵」
「うーやー!」
要は和真を背中を叩いてゲップさせた後、オムツを変えて絢斗と一緒に二人をベビーベッドに寝かせて、結衣のお手伝いをした。
「結衣ちゃん、お皿出しとくね。」
「パパ、ありがとう」
「結衣、ウインナー焼くから終わったらフライパン貸してね」
「はぁーい!」
朝ごはんを食べている時、結衣はいつも以上にニコニコ微笑んでいて要と絢斗はその笑顔に和みながら要から聞いた。
「結衣、嬉しそうだね?」
「うん!!」
「どうして、結衣ちゃんは嬉しそうなの?」
二人は知っていたが愛おしい娘から聞きたくてわざと質問をすると結衣は顔を赤くして目を輝かせて明るい声で叫ぶように言った。
「今日は結衣の誕生日だから!!」
結衣は元気に叫んだ後、しまったと困った顔をして両手で口を押えて慌てるのを見て二人は可愛らしすぎて笑ってしまった。
「二人共ぐっすり寝てるから大丈夫だよ。」
「良かった~・・・。」
要の言葉に安心した結衣は安堵の息を吐き、またご飯を咀嚼した。そして絢斗と要は洗濯物や皿洗いや掃除をして結衣は双子達の遊び相手になって午前中を過ごしていると昼の一時位にチャイムが鳴った。要が確認すると隆志と遥としずちゃんがインターホンの画面に映っていた。
「皆さん、今日はありがとうございます。」
「お邪魔しまーす!絢斗~可愛いお姉ちゃんが来ましたよ~!」
「こちらこそ、呼んでくれてありがとね。一応美味しいお酒持ってきたわよ~!」
「こんにちは、かなちゃん、結衣ちゃんはもうセイメイジャーじゃなくて良いんだよね?」
「そうだよ、結衣はフルーツがたっぷりあるチョコレートケーキがいいって言ってたよ。」
「良かった・・・それのケーキにしといたよ。」
「ありがとう、たか兄」
3人は部屋に入ると遥としずちゃんは真っ先に双子に近づいて小声で歓声をあげていた。
「キャー二人ともぐっすり寝て超可愛い!!」
「ほんとに天使ちゃんみたいー!食べちゃいそう!!」
「しずちゃん、食べんなよ?」
「表現よ!!」
絢斗に小さく怒鳴っている隣で遥は紙袋から黄色のフリルが付いたワンピースを取り出して結衣に近づいた。
「結衣ちゃん、お誕生日おめでとう!」
そのワンピースを見て結衣は目を輝かせてワンピースを手に取り体に合わせてクルクル嬉しそうにその場で回った。
「わーい、はるちゃん、ありがとう!!」
その笑顔で要達は微笑んで周りの空気が温かくなった。しずちゃんは買ってきたお惣菜を並べて要と絢斗は結衣の大好物である海老グラタンを焼いて誕生日パーティーの準備をしていた。
遥は結衣に黄色のワンピースを着せて髪型もシニヨンにすると結衣は大喜びでその場で飛び跳ねてるのを隆志は抱っこしている陽葵に頬を引っ張られながら見ていた。
和真が泣き出したので結衣は急いでガラガラのおもちゃを取り出して泣き止ますのを見て隆志は感動の涙を流すのを遥は優しい眼差しで見つめていた。
「結衣、お誕生日おめでとう!!」
要達は拍手をすると隆志は箱からホールのチョコレートケーキを取り出して6の数字の蝋燭を刺して火をつけると結衣は真剣な眼差しで蝋燭を消した。
誕生日パーティーも終わり、片付けをしていると隆志が要の方に近づいてきた。
「かなちゃん、少しいいかな?」
「どうしたの?」
「今日、良かったら結衣ちゃん達を俺の家に泊まらせようか?」
「えっどうして?」
「・・・かなちゃん達、育児とかで二人の時間が減ってるかなと思って・・・余計なお世話だよね?」
隆志の言ってる事は図星で要は顔を真っ赤にして小さく頷くと隆志は微笑んで要の頭を優しく撫でて嬉しそうに言った。
「じゃあ、結衣ちゃん達を泊まらせるよ、母さん達も孫達の顔を見たいって言ってたしね。」
「・・・一回、結衣に聞いてね。」
「うん、任せて。」
片付けを終えて隆志は結衣に今日の事を説明する時に彼女の好きな物を話した。
「今日、俺の家でセイメイジャー見放題なお泊まり会する?」
セイメイジャーの言葉に結衣は飛び跳ねて頷くと隆志は両腕で丸のポーズをすると和真を抱いている要も笑顔で頷いた。
その頃、絢斗は遥としずちゃんに囲まれて少しげんなりしながら陽葵を抱っこしていた。
「いい、絢斗、夜は奥さんの為にたっぷり愛してあげるのよ!」
「その為に高級の赤ワインを持ってきてあげたんだからムードを作りなさい!!」
「・・・・・・結婚してない二人に言われてもなぁ・・・・。」
絢斗の嫌味に対して遥が頭を叩いてしずちゃんはデコピンを食らわせた。その時、不自然に動いた事で陽葵が泣き出してしまった。
***
その夜、遥としずちゃんが帰り、隆志は結衣と和真と陽葵を連れて箕輪家に連れて帰り、絢斗と要の二人っきりになった。二人はベッドに一緒に座りただ黙っていたが要が絢斗の手を優しく握ってきた。
「久しぶりですね・・・絢斗さん」
「そうだな・・・。」
その後、また無言になり絢斗は内心焦っていると要はふわりと微笑み、優しく頬にキスをした。
「緊張しすぎじゃないですか?」
「・・・だって家族が増えて二人っきりって久しぶりで何を話したらいいのか分からなくなって・・・」
すると要は絢斗に抱きついて一言だけ呟いた。
「噛んでください」
それだけで絢斗は項にある噛み跡の事だと理解した。そして確認するために要に真剣な声で言った。
「・・・もう一度、噛むのか?」
「はい、もう一度、噛んで僕は絢斗さんの大切な人だと確信してください。」
「・・・・・・・後ろ向いてくれ・・・。」
「・・・・・はい」
要は照れた顔を隠すように素早く後ろを向いたが首筋が真っ赤になっていたので絢斗からはバレていたが彼は何も言わずに要の項に軽く何回もキスをしてゆっくりもう一度愛おしそうに噛み付いた。
「・・・・・・・・ッ!!」
要は嬉しさでフェロモンを放つと絢斗からもフェロモンを放って身体が熱くなり甘い空間になると絢斗は要の唇に深いキスをした。
***
朝、要が目を覚ますといつも通り身体は洗われてパジャマに着替えていて丁寧さに少し笑ってしまうと要は嬉しそうに項にある噛み跡に触れて優しく撫でた。そしていつも早起きな絢斗が珍しく要の隣でぐっすり眠っていて要は絢斗の胸に近づき愛おしそうに呟いた。
「絢斗さん、一生の噛み跡を遺してくれてありがとう」
要の言葉にいきなり抱きしめられて驚いて上を向くと眠たそうだが微笑んでいる絢斗が要を温かい目で見つめていた。
「こっちこそ、俺の番になってくれてありがとう。」
絢斗は要の額に軽くキスをすると要は頬を赤く染めて照れた。
「起きてたんですね。」
「うん、まさか可愛い言葉が聞けるとは思ってなかったよ。」
「・・・・・絢斗さん、大好きです。」
要は彼を抱きしめ返すと絢斗も微笑んで抱き締め返した。
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