ある日突然妹ができて俺は毎日愛でてます!

カプ

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ライトノベル薫

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俺たちは翌日、ホテルを後にし家に帰ってきた。
「ふぅ、やっぱり家が一番ほっとするなぁ~」
「そうですねお兄さん、さて、私もこの二日間の話をまとめますか」
と薫は言った。
「話をまとめる?高等部に日記ってあったか?」
俺が聞くと薫は横に首を降り
「いいえ、私実はなのです」
「ラノベ作家?!は?え、なに?お前、ラノベ作家だったの?」
俺は戸惑いを隠せない
「はい、この間お兄さんと見に行った学園ラブコメ、あれ実は私が書いたやつなのです!」
なんだって!あの映画の原作ってラノベだったのか!しかも薫が書いてるって!
「今まで知らなかったんですか?」
と首を傾げる薫
「知るかよ、妹……同級生がラノベ作家だったなんて!い、今思い出すと、主人公に妹ができたり、同級生が突然妹になったり、妹たちの裸をみるラッキースケベな展開になったり……うう、これってまんま俺のことじゃん!」
「私は身内以外にばれないように『桜内香』というPNペンネームを使って活動をしているんです」
「ち、ちなみにお前が書いてる作品ってそれ以外にはないのか?」
「ありますよ?中1で書いたデビュー作が中3の時にアニメ化したり、知ってます?『吸血鬼の光ヴァンパイア・ライト』あれは私が書いたファンタジーラノベです」
「ヴァンライ知ってる!たまに見てたし、いまだにダビングして部屋においてあるし原作持ってる!」
「お兄さんも吸血鬼の一族ヴァンライトの好きなやつの集まりだったんですね!」
と目を輝かせた
「まぁな、ヴォン作品の主人公と敵の四天王のギャラクシアとの戦いはアニメでも原作でも最高だったし原作最終巻のラストページは泣いた!」
「よかったです、まだ書籍にはなっていませんがヴァンライの続編を今執筆中なのです!」 
と薫はパソコンを開いて書きかけの原稿を見せた
「おぉ!早く完成させてくれ!」
俺がそういうと薫は悲しい顔をして
「完成させたいのは山々なのですが学園ラブコメの『妹属性は萌えますか?』のデットライン締め切りがもうすぐなので執筆はもう少しですね……そうだ!お兄さん、『妹属?』を読んでください!すこしお兄さん主人公のキャラを調整させたくて」
「いいぞ!
俺は薫の仕事を手伝うことにした


俺は薫につれられて薫の部屋へときた

ついこの間までごみ置き場だった部屋はすっかりかわいい壁紙やピンクの小物があり女の子らしい部屋になっていた。 

「さて、私が執筆中に『妹属?』を読んでいてください、あとこの紙に一巻づつ感想を書いてください」
  そういって薫は本棚から『妹属?』の既刊の四巻まで俺の前におきそのとなりにメモ帳をおいた。
「では、水着回を一気に書き上げます!」
薫はパソコンに向かいキーボードを打ち始めた
俺は『妹属?』の一巻を手にし読み始めた

──あ、この絵、黒井馬白先生の絵だったんだ、かわいい……



三時間後……
「んんっ~終わりましたぁ~!あとは明日の放課後この原稿を出版社に持ち込み入稿するだけですぅ」
と大きく背伸びをして薫は言った。
「お疲れ、俺もあと数ページで四巻読み終わるから」
「どうでしたか、三巻までのお話」
薫は疲れているのか目がトロンとしていた
「正直、『やはり妹っていいな』って思った、毎巻妹の全裸シーンがあってよかったし馬白先生の挿し絵がかわいいしエロかった」
「よかったです、実はこの間『妹属?』の担当のたくまさんからお電話があり、次の締め切りに言いたいことがあるっていってまして、もしかしたらその……『妹属?』するかもしれません」
「え?マジ?スゲーじゃん!」
「あ、あくまで私の想像ですよ、するかわからないしラノベや漫画の宿敵かもしれませんし……」
とすこし不安になる薫に俺は
「なにうじうじしてんだ、こんな作品が実写化されてたまるか、もっと自分を信じろよ、面白かったし妹もスッゲー可愛かったから絶対アニメ化するって!」
と俺は薫の頭を撫でた
「なるといいですね、お兄さん」

その後、出来立ての四巻になる原稿を俺はコピーさせてもらい読んでみた。

妹っていいな。
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