ぐうたらサボりたいだけの僕ですが、絶望中の企鵝が監視してきます。世界の管理?知らんけど。

獣之古熊

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第1章

#3-B 絶望の指パッチンと首が落ちるまでが1セット

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内容を見直したので一部、改稿いたしました(2025/7/29)

□■□■□

「やあ、お帰り。うーん、お帰りって言うの、これで何回目だろうね?」

 ――その一言に、死の匂いを感じた。

 クラウ・ウィッツベルは、回数に敏感な男だ。同じことを繰り返し、数を重ねるということは切っても切り離せない。彼の最初の一言は、クラウを最大限に警戒させる言葉であったことは間違いない。

 銀髪、碧眼に何かの鳥のような嘴のマスクで口元を隠した少年。大きく開いたシャツからは逞しい胸と腹が見え、その左胸には企鵝ペンギンが魚を丸呑みしようとしている刺青タトゥーが彫られている。その刻印は、この広い世界にたった五人しかいない、絶望の象徴だと言われている。

 目線を下に移動させる。鼠径部そけいぶのラインが見えるローライズの真っ黒な革パンツに黒の腰マントを身に着けた彼は、後ろ腰に交差させて携帯していた剣と銃をソファに立てかけると、ゆっくりとソファに腰を下ろし、その背をもたれさせて腕と足を組んだ。

 ――何回目か、だと?

 そんな馬鹿なことがあるものか。この場面はまだ・・一周目であり、試行回数を重ねて周回した事実はない。まさか、すでにこの少年はそのことを予測したうえで言ったとでもいうのだろうか。だとすれば、ここから何回かこの場面を繰り返すことを覚悟しなければならないのかもしれない。

 クラウの背中を冷たい汗が流れる。彼に対して緊張しているのは恐らく自分だけ。それもそのはず、過去をやり直すことができるのは、クラウ自身にのみ与えられた能力だからだ。この場面の経験は今回が初めて・・・・・・であるが、もしこれを繰り返すとなると、再スタート地点は今、この瞬間――彼がお帰り、と言ったところが怪しい。

 肉体的にも精神的にも如何いかんともしがたい苦痛を伴うが、クラウには、自身の死をトリガーに過去をやり直すことが可能な能力がある。死が迫りくる恐怖、物理的な痛みと苦痛を味わい続けるこの選択は、やがて訪れる最良の未来を掴み取るには必要なことであるとも理解している。絶望し、諦めさえしなければ、きっと報われる。これまでもそうしてきたし、これからもそうするだろう。

 問題は、現在の再スタート地点がどこであるのかまだ不明ということだけだ――。

 少年の真向かいのソファに腰かける依頼人の背中を見つめ――自分と同じように、その男の護衛として立っている二人の仲間は、自分がこの場面を何回繰り返そうと、彼らがその試行回数を理解することは全くない。クラウがどれだけ繰り返したのかを明かさない限りは。もちろん、明かすつもりは全くない。それで二人に心配をかけるわけにはいかないからだ。

 ――パチン。

 目の前の少年――ハンター管理局に所属しているハンターの中でもトップハンターと名高い、その名もリクティオという少年が唐突に指を鳴らした。仲間の二人は眉を顰め、その行動に警戒を高めたようだ。だがしかし、何かが起こる様子はない。何が目的であるのかわからない不気味さはあるものの、立派なのは見てくれだけで、大したことないのではないか。よくよく観察してみれば、どことなくやる気のなさが見え隠れしていて、なんの能力も持たない一般人のようにも思えてくるから不思議だ。

 ところで、企鵝が魚を丸呑みしている刺青を入れた少年は他にもあと四人いるという。その少年たちも一筋縄ではいかない者たちばかりだとは聞いたが、トップハンターがあまり大した少年に見えないことからも、噂だけが独り歩きしているという可能性は否めない。

 彼の先の発言も、きっと何かの偶然だろう。恐るるに足らないはずだ。そう結論づけたクラウは、緊張に強張る身体を落ち着けようと、警戒をやや緩める。

「ハンターリクティオ。今日はあなたにお願いがあって参りました」

 護衛の依頼人である男――ドリステッド・フェンブルンが足の上に肘をつき、手を組んでその甲に顎を乗せて言う。優男のような風体で、声色もそれに違わないが、腹の黒い男であることをクラウは知っている。

 パチン。またもやリクティオが指を鳴らす。そのせいで緩んでいた警戒心を再び呼び起こされるものの、やはり何も起こらない。隣を見やると、仲間であるヒラノイヅルが腰にいた剣の柄に右手をかけ、いつでも抜けるような体勢になっている。

「僕に? なんの用かな? こう見えて僕も忙しいんだ。手短に頼むよ」
「では単刀直入に伺いましょう。我々と手を組みませんか?」

 沈黙するリクティオ。

 正直なところクラウには、この少年を勧誘するメリットが感じられなくなっていた。彼に頼らずとも、今の三人で充分ではないか。やり直しのきく自分がこのパーティにいるのだ。目的は達成したも同然のはず。

「どうしましたか? あなたの求めるものを差し上げることをお約束することもできます。あなたにとっても悪い話だとは思わないのですが……」

 何をさせたいのか言わないあたり、この男のいやらしい部分だとクラウはしみじみ思う。

「うーん、面倒そうだからいいや。このあと部屋に戻ってプリン食べたいし」

 パチン。三度目の指の音に、不快感を覚える。どこか間の抜けた話し方に苛立ちが募り始めたのは、きっとクラウだけではないはず。イヅルは剣の柄に手をおいたまま顔を顰め、左隣に立っていたアリス・マリスに至っては、ドン、と大きな音を立てて杖の先を床に叩きつけていた。

 そんな緊迫した雰囲気に動じた様子もなく、当のリクティオは、鼻歌まで歌い出し、それに合わせて指を鳴らし始めていた。まさか、こんなところで人の話も聞かず、のっけから自分の世界に入り込んでいただけだというのだろうか。

 苛立ちが募り、今にも飛びかかりそうになっているクラウたちを制したのは、ドリステッドだ。彼は左腕を上げ、背後に立っているクラウたち三人にまだ控えていろと言わんばかりの余裕を見せつける。

「それではこれはどうでしょう? ……魔王の座。欲しいとは思いませんか?」
「それもいらないかなぁ。魔王の座より、魔王のお布団だったらどんな寝心地がするのか試してみたいから、欲しくなるけど」

 ――いや、寝るだけか!?

 即答する少年に、その場にいた全員が面食らった。謎に包まれている魔王という存在。それにもかかわらず、全く興味すら示さないというのはおかしい。トップハンターであるならば、魔王という存在くらいは知っているはずだろうに。魔王になれば、大陸一つをその手中に収めることができるのだ。世界の一部が丸ごと自分の意のままに操れる。こんな夢のような地位と権力を、いらないと一蹴してしまうその神経を疑うほどだ。

 パチン。パチン。

 指を鳴らして鼻歌を歌うだけではなく、身体まで揺らして明らかにノリ始めたリクティオに、イヅルがついに動いた。

 かんさわったことは言うまでもないだろう。肉眼では追えない速度で剣を抜き、一閃したあとに彼が鞘に剣を収めたときには、指を鳴らしていたリクティオの右手首から先が床に落ちていた。

「ん? あれ?」

 手首から先がなくなったのを見て、リクティオが疑問の声を上げる。その様子に違和感を覚えたのは、クラウだけではなかった。斬り落とされた彼の手首からは一切出血しておらず、落ちた手首からも一滴たりとも血が流れ出していなかったからだ。

「な、なんだ……こいつ……」

 簡単に少年の手首を斬り落としておきながら、焦っているのはイヅルのほうだ。なんの手応えもなく、手首を斬り落とされているというのに何一つ動じていない少年の態度に、こちらが不安になってくる。

 パチン。

 しかし、右手首から先がなくなったことを気にした様子もなく、今度は左手で指を鳴らすリクティオ。すると、イヅルはもう一度剣を抜いた。いや、それが見えたわけではない。彼が剣を抜いたと思った瞬間にはすでに彼は剣を収めている。そして、ころん、とリクティオの左手首も斬り落とされた。

「おい、ドリステッド! こんなやつ仲間に勧誘する意味ねぇだろ! 俺の剣に全く反応できていない! これがトップハンターの実力かよ! たかが知れてるじゃねぇか!」

 イヅルが前のめりになり、ドリステッドに向かって叫ぶ。どうやら相当イライラが溜まっているようだ。抑えてはいるが、クラウもイヅルとほとんど同じ気持ちだった。

「しかたありませんねぇ。あなたには相当期待していたんですが、イヅルがそう言うなら、本当に大したことないんでしょう。もういいです。私たちの目的が何か、変に探られて邪魔されても困りますからね。イヅル、彼を始末してください」

 ドリステッドがそう言ってソファから立ち上がると、イヅルは三度目はゆっくりと剣を鞘から抜いて、それを一閃する。ソファに座っている少年の首が不安定に揺れ、胴体の支えを失うと、トサッ、と軽い音を立ててソファの上に転がった。

 首が落ちるにしては、あまりにも軽すぎる音だ。その違和感に、背を向けてドリステッドの後を追おうとしていたイヅルがパッとこちらを振り向いた。クラウとマリアは二人が応接室を出ようとしていても、少年の様子をじっと見続けていたため、イヅルの驚きも理解できた。

 リクティオには、血が一滴も流れていないという不自然さ以外に、変わった様子はなく――いや、不自然さしかないことが逆に正常だと思ってしまうこの感覚に、底知れぬ恐怖と不安を覚え始めていた。

「やっぱり他愛ねぇだろ。こんな野郎のために時間を割いた意味なんてほとんどなかったんじゃねぇのか?」

 イヅルは少年の首が落ち――彼が動かなくなっていることを確かめると、疑問の残る声を発しながらも再びドリステッドの背を追う。それに振り向いたドリステッドの顔には、苦笑が張りついていた。

「そう言わないでください、イヅル。これは私も想定外でしたから。さて、困りましたね。あの方になんと言ったらいいものやら」
「そんなの、決まってんだろうが。役に立ちそうにねぇから始末した、でいいだろ?」

 ――パチン。

 意識はドリステッドとイヅルの会話に向いていたため、指を鳴らすその音に全員がそちらを振り向く。

「なっ……!?」

 床に落ちたリクティオの手首が動き、指を鳴らしていたのだ。しかも、首を失った胴体が勝手に動き出し、床に落ちたその手首に腕を近づけると、まるで元からそうであったかのように自然と元通りになる。そうして右手を取り戻したリクティオは、同じく床に落ちている左手首を掴み取り、まるで自身の左腕に装着するようにしてそれをくっつけた。

 呆然とする一同。あのイヅルでさえも何が起こっているのか理解できず、言葉を飲み込んで立ち尽くしている。

 やがてリクティオの身体は、ソファの上に転がった頭を拾い上げ、自身の首をこちらへ向けた。

「いきなり斬り落とすなんてひどいじゃないか。相手が僕じゃなかったら、死んでいるところだったよ?」

 これは何か悪い夢でも見ているのだろうか。誰が相手であろうが、首を落とされれば死ぬはず・・・・である。リクティオは自分の頭を持ち上げると、それを首の上にそっと載せる。

 身体は前を向いているが、なぜか頭は真反対を向いている。身体は前向きなのに頭だけは後ろを向けているリクティオは、背中側に向かって立ち上がろうとして失敗し、首を傾げたあと、自らの手でその首を百八十度捻って回転させ、正面を向かせる。

 くっつけたばかりの首からバキバキ、ボリボリ、と嫌な音が聞こえた。普通の・・・人間だったならば、その瞬間に死んでいるはずだが、やはり彼はそれくらいでは死なない。

「ひぃっ……!?」
「ああ、僕としたことが。前と後ろを間違えちゃったみたいだね」

 嘴マスクのせいであまりよくわからなかったが、その顔は笑っていた。思わず、悲鳴のような声を漏らすクラウ。後退り、壁を背にしながら、今すぐにでもここから逃げ出したい気分に駆られる。そうしないのは、顔面蒼白になりながらも、その場から動かないドリステッドとイヅルがいるからだ。

 パチン。

「この曲、すごくいいからリピートしちゃうよ。あ、でもそろそろ、僕も帰りたくなってきちゃった――」

 リクティオが指を鳴らすと同時、仲間二人の首と依頼人ドリステッドの首が床に落ちていくのを、クラウは奇妙な落下感とともに、近づいてくる床をスローモーション再生のように見ながら、ああ、自分の首も斬り落とされたのだと理解する。床が近づいてくるのではなく、自分の頭だけが床に近づいているのだと。そして意識は完全にブラックアウトし――。

「やあ、お帰り。うーん、お帰りって言うの、これで何回目だろうね?」
「……っ!! ――ッが、はっ、けほっ、ッ……!」

 身体が反射的に跳ね、長い時間、まるで呼吸することを忘れていたような感覚から強制的に引き戻されると、クラウは荒い息をついて激しくむせ返った。イヅルがクラウの身体を支えて背に腕を伸ばし、心配そうにさすってくる。マリアも事情を察したのか、その顔には疑念と不安の両方がにじみ出ていた。

 ――パチン。

 またあの音だ。あれに何か意味がある? ただ歌っていただけじゃないのか?

 わからない。意味があるとすれば、指を鳴らす動作そのもの。音。回数。タイミング。わからない。圧倒的に周回が足りない。だが、何度周回を重ね、その原理を理解できたとして、これを攻略できるのか。

 わからない――。

 パチン。

 今度は、彼は指を鳴らさなかった。これはなんの音だ――。

「やあ、お帰り。もうみんなにお帰りっていうの疲れちゃったよ。今日はいっぱい言った気がするし」
「……ッが、は、っはっ、また、かよ……!」

 強制的に意識をブラックアウトさせられ、再び同じ場面シーンに戻って来る。

 呼吸を奪われるような悪夢から、クラウの身体は跳ね起きた。肺が破裂しそうな勢いで空気を吸い込み、荒い呼吸のまま、激しく咳き込む。隣のイヅルが、慌てて駆け寄り、驚いた顔をしながらも背中をさすってくれる。まだ大丈夫。この温かな、仲間の手の温もりが感じられるうちは、まだ頑張れる。

(いや、待て! 違う、さっきとは、何もかも違う! あいつは指を鳴らさなかったはずだ! いや、鳴らしたのか!? どっちだ! それにあんな言い方していたか!?)

 場面は同じなのに、めまぐるしく変化するセリフから始まり、一体何が同じで何が違うのか混乱してくる。やめろ。やめてくれ。もううんざりだ。

 ――パチン。

「ふんふんふーん」
「あああああああっ!!」

 ――まさか、歌か?

 最初は歌っていなかったはず。そうやってこちらのミスリードを誘発しているのか?
 だとしたら奴の鼻をつまめば――クラウはリクティオに飛びかかるようにして真っすぐに右腕を伸ばした。

「え――?」

 その瞬間、クラウの目にはわずかにイヅルが動いたのが見え――血飛沫ととともに自分の右腕が並行して飛んでいく感覚を味わった。イヅルが振った剣の前に自ら飛び込んでいたのか?

 ――記憶も感覚ももはや曖昧になりつつあるが、意識が途切れる直前、イヅルの驚いた顔が見えたような気がした。

 そして。

「ちょっと、誰か僕の代わりにお帰りって言ってくんないかな? 喉乾いちゃったよ」

 クラウは愕然とした。これが地獄の始まりか、と。
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