上 下
11 / 127
駆け出し冒険者

装備してみた

しおりを挟む
 結局[片刃の短剣]を購入する事にした。

 鉄を精製したはがね製の短剣で、壊れにくいようだ。

 刃の長さは、50cm程度である。

 アイテムボックスに収納していてもいいのだが、周りに丸腰だと思われないように、腰ベルトに挿して装備する事にした。

 続いて盾を薦められた。

 大きな盾は好みじゃない。

 右手には、短剣を持つので、左手の前腕に装着出来る様な小さめの盾が良い。

 左手を空けておく事で、左手で魔法を使う事も出来る。

 皮をなめし、何枚か重ねて強度を上げた[皮の盾]を購入する事にした。

 鎧も重い物は好みに合わない。

 身軽な装備で素早く動きたい。

 盾と同じ素材の[皮の胸当て]を購入する事にした。

 ひと通り装備出来たが、靴が布の靴である。

 木の靴を試したが、硬く足に豆が出来そうだ。

 やはりなめした皮で出来た[皮の靴]を選び、それに合わせるように、[皮のすね当て]も購入する事にした。

 [片刃の短剣]攻撃力➕20
 [皮の盾]防御力➕6
 [皮の胸当て]防御力➕8
 [皮の靴]防御力➕4
 [皮のすね当て]防御力➕4

 合計で銀貨300枚支払う事になった。

 5日間で貯めた銀貨が、かなりなくなってしまった。

 装備を装着した動きに慣れるため、また数日間、動物狩猟の依頼をこなしていこう。

 街の外に出ては、[角ウサギ][ブタイノシシ]を狩猟していった。

 [ブタイノシシ]の狩猟時には、魔法で一発で倒せない事から、新しい魔法を編み出していた。

 『麻痺魔法を習得しました。』

 『雷魔法を習得しました。』

 特に[麻痺魔法]は汎用性が高いようだ。

 対象を[麻痺]させて、短剣や他の魔法でトドメを刺す。

 [麻痺]させた対象は、しばらく動けないので、敵が複数居ても[麻痺]させれば、慌てる事もない。

 [雷魔法]は頭上から電撃が降ってきて、対象を攻撃するので、森の中など前方に邪魔になる物がある時に便利がいい。

 対象が鎧や、硬い殻などに覆われていても、電撃ならば、攻撃が通るのではないかと期待している。

 新しく編み出した魔法のレベルアップも兼ねて、動物狩猟をしていった。

 数日、狩りに精を出し、ギルドの依頼を達成していった。

 報酬を受け取り、貢献度も上がり冒険者ランクもDランクとなった。

 BからDランクが中級冒険者と呼ばれるらしい。

 [くにどん] レベル5  冒険者ランクD
 [15歳]
 [体力:60]
 [魔力:120]
 [筋力:50]
 [瞬発力:60]

 【片刃の短剣:攻撃力➕20】
 【皮の盾:防御力➕6】
 【皮の胸当て:防御力➕8】
 【皮の靴:防御力➕4】
 【皮のすね当て:防御力➕4】
 
 【創造魔法】
 【アイテムボックス】
 【共通言語理解】

 【火魔法レベル5】
 【水魔法レベル3】
 【風魔法レベル5】
 【土魔法レベル3】
 【光魔法レベル2】
 【回復魔法レベル2】
 【冷凍魔法レベル5】
 【麻痺魔法レベル3】
 【雷魔法レベル3】

 【身体強化レベル5】
 【剣技レベル3】
 【体術レベル3】

 【鑑定レベル7】
 【探索レベル8】
しおりを挟む
1 / 2

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

余りモノ異世界人の自由生活~勇者じゃないので勝手にやらせてもらいます~

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:39,973pt お気に入り:29,874

グラティールの公爵令嬢

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:15,436pt お気に入り:3,346

処理中です...