ぽっちゃりおっさん異世界ひとり旅〜目指せSランク冒険者〜

ぽっちゃりおっさん

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中級冒険者

20階層のボス

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 ゴブリンを狩りながら、さらに下層に進んでいった。

 15階層から下では、弱い魔物の姿が見えなくなった。

 僕は、なるべく2人に経験を積ませながらも、危ないと思えば躊躇ちゅうちょなく手伝いをして魔物を倒していった。

 20階層の扉の前に来た。

 「いいかい?多分ボスだな?行くぞ!」

 呼吸を合わせ扉を開ける。

 身体は、人型だが、顔は豚。手には大きな棍棒を持っている。腰ミノをしているが、あとは裸である。

 [オーク]強い筋力と耐久性の強い身体が特徴。状態異常も効きにくい。見た目に反して、肉は美味く高価で取引される。

 ジェシカが弓を打ち込んでみた。

 バイーン……

 肥っているがパンパンの身体には弓が刺さらない。

 クロードも大剣で斬りかかる。

 バチーン!

 [オーク]の棍棒に弾かれて手が痺れている様だ。

 「麻痺せよ!」と僕は魔法を放った!

 効いていない。状態異常が効きにくいとはこういうことか?

 フゴフゴ鼻息荒く、[オーク]が近付いてくる。

 「2人とも離れて!」

 と指示を出し、[オーク]の足元に

 「凍れ!」と魔法を放つ。

 狙いどおり、[オーク]の両足は地面に凍りつき、動けない。

 なんとか動こうとフゴフゴ言いながら、身体を捻っている。

 「雷よ降れ!」

 と雷撃が[オーク]を襲う。

 効果は抜群だ。

 苦しそうな声の方向に

 「切り裂け!」と風魔法を放つ。

 シュパーン!

 血飛沫と共に、[オーク]の首が飛んだ。

 [オーク]を倒したのである。

 「強かったな!まだ手が痺れてるぜ。」

 「ちょっとちょっと!私何にも出来なかったわ。」

 2人とも興奮が収まらない様子だ。

 「ここまでかな?」

 「そうだな。」

 「そうね!これ以上降りても何も出来ないわね!上出来よね。」

 [オーク]を収納して帰路につく事にした。

 帰路は、行きより早く感じた。

 僕もだが、2人ともレベルアップして強くなっているのであろう。

 下層に降りる時に遭遇した魔物を次々に2人で倒していく。

 僕が、あとを追い掛けてアイテムボックスに収納していく。

 何時間もかけて降りたダンジョンを、半分ぐらいの時間で戻ってきた。

 僕達はダンジョン近くの冒険者の街[フォロ・ロマーノ]で1晩過ごす事にした。

 男っぽい[ダンジョン飯]を食べると、部屋に戻り、戦果の確認をした。

 [オーク✖️1]
 [オークの棍棒✖️1]
 [オークの魔石✖️1]

 [ゴブリンの左耳✖️68]
 [ゴブリンの魔石✖️68]

 [闇コウモリ✖️89]
 [闇コウモリの魔石✖️89]

 [毒カエル✖️72]
 [毒カエルの魔石✖️72]

 [小型ケルベロス✖️1]
 [小型ケルベロスの魔石✖️1]

 [コウモリ猫✖️30]
 [コウモリ猫の魔石✖️30]

 [出っ歯ネズミ✖️41]
 [出っ歯ネズミの魔石✖️41]

 [マリモン✖️78]
 [マリモンの魔石✖️78]

 大戦果であった。
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