ぽっちゃりおっさん異世界ひとり旅〜目指せSランク冒険者〜

ぽっちゃりおっさん

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中級冒険者

僕はやってない!

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 ギルドに到着するとジェシカが勢いよく抱き着いてきた!

 「くにどん無事で良かった。私…私…」

 ジェシカを優しく抱きしめながら、僕はゆっくり言葉をかけた。

 「ジェシカごめんね。僕のせいで怖い思いをさせて。痛かったろう?」

 いつもはうるさいジェシカが震えている。まだ12歳の女の子なのだ。

 「[くにどんハウス]を出てすぐ口を塞がれ、何人かの男に馬車に押し込められたの…」

 震えた声で、状況を教えてくれている。

 「お腹を殴られて意識がなくなり……目が覚めたら縄で縛られ猿ぐつわをされていて……あそこに居たの……」

 「あとは、くにどんが乗り込んでくれた…」

 「ごめんなジェシカ…奴らのアジトに居た全員を捕まえたんだ。警備署に連行されている筈だ…だけど、まだ復讐があるかもしれない…」

 「怖がらせる意図はないんだけど、警備署が厳重に警備してくれる事になるから、しばらく警備されて欲しいんだ。」

 「くにどんがそうした方が良いって言うなら、そうするけど…私の家は…」

 「しばらく落ち着くまでは、頼むよ。堅苦しいだろうけど。」

 「くにどん分かったわ…またね…」

 ジェシカは、警備員に取り囲まれながら、家に帰っていった。

 クロードは、僕が心配だと[くにどんハウス]に一緒に付いてきてくれる事になった。

 お風呂に入る気力も出ず、ベッドに横になった。

 クロードはソファーで横になっていた。

 ドンドンドン!ドンドンドン!

 玄関を激しく叩く音で目が覚めた!

 「ん?なんだ?どうした?」

 ソファーで寝ていたクロードも、起きてきた。

 「何事だ!?」

 2人で玄関に急いだ。

 「何事ですか?」

 「警備署の者です。くにどんさんですか?」

 僕は玄関のドアを開けながら、

 「そうですが!?ジェシカに何かあったのですか?」

 ジェシカの事が頭によぎった。

 「ジェシカ?いいえ。くにどんさん貴方に用があるんです。」
 
 「そうなんですか…良かった!」

 「良かった?貴方に反社会勢力との疑義ぎぎが浮上しています。大人しく警備署まで同行願います。同行して頂けない場合は、強制執行させてもらいます。」

 警備員は丁寧だが威圧する様な言い方だ。

 「え?何?僕がなんて?」

 「貴方に反社会勢力との疑義ぎぎが浮かんでいると言ったのです。」

 「え?どういう事ですか?」

 僕は、警備員の言っている意味が理解出来ない。

 「我々と一緒に、警備署まで同行願います。宜しいですか?」

 「ちょっとどういう事か理解出来ないんですが?警備署に付いて来いっていう事ですか?」

 「くにどんさんが、反社会勢力の仲間じゃないかと言っているんです。反論があれば警備署で聞きます。」

 腑に落ちないまま、僕は警備署に連行されていった。

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