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学童期
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「自分で得た。では納得出来ませんか?」
「偉大なるレジェンド達を超える知識を6歳の子供が自分だけで得られるとは、考えにくいですね。君が校長の立場なら、同じように思うのではないですか?』」
そもそも、偉大なるレジェンドである僕が、自分1人で切り拓いた知識なのだ。
「そう言われてもお答え出来る解答は持ち合わせておりません。」
「困りましたね……」
「校長先生は、僕にどう答えて貰いたいのですか?僕がカンニングをしたとでも?」
「その可能性はありますが……」
「カンニングしたというならば、世界で誰も知り得ない知識を、誰からカンニングするのですか?そもそも僕はこの学校から、入学以降何一つ有益な事は学んでいませんよ?むしろ無能な教官達に、僕の知識を分け与えたのでは?」
「傲慢な……君は自分が何様だと思っているのですか?」
「今僕が学校に残っているのは、友人の勧めのためだけです。まあ寮のご飯は美味しかったですけどね。」
「分かりました。それでは、歴代から見ても、あり得ない成績を残したノア君ですが、考えを改める気はないのですか?」
「考えを改める?僕が一体何をしたのですか?テストで求められる以上の解答をした。その他はなんの咎めですか?得るべきものがない授業をサボった事ですか?」
僕は、校長にイライラしてきている。
「ノア君、君は自制をする事を覚えないといけない。」
自制だと?そもそも得る事がないこの学校に今から9年間も閉じ込められている必要はない。
「校長。あなた方は自分達の能力のなさを知り、実力者を敬う事を覚えた方がいいですね。もう僕はこの学校に在籍する必要はない。僕が与えた知識を回収させて頂く。」
「忘却せよ!」
校長はトロンとした目になった。意識が正常に戻った時には、僕に関する記憶が全てなくなっているだろう。
考えもなしにエリクサーなどの知識をテストに記載した事を後悔していた。伝説級の知識が悪用される可能性があるからだ。
校長室を出た僕は、教官室に向かった。
都合良く教官室では、教官が集まり何やら会議をしている。ドアの隙間から[睡眠魔法]を[風魔法]に乗せて、教官室内に送り込む。
数秒で、教官室に居た全員が倒れ込み、眠っている。順に[忘却魔法]をかけて僕に関する記憶、エリクサーや痺れリキッドなどの有益な記憶を消した。
テスト用紙がないな……それに僕がテストに記載した方法で、エリクサーや痺れリキッドを作製したと言っていたな……
流石に、教官達の命までは取らなくてもいいだろう。
時空魔法で、教官全員を寮に瞬間移動させた。他の教室や実験室に教官や生徒が残っていないか、[探索]で確認した。
数人の生徒が残っている事を発見して、その生徒らも、瞬間移動させた。
もう学校を辞める決意をしたのだ。何も遠慮は要らない。
「偉大なるレジェンド達を超える知識を6歳の子供が自分だけで得られるとは、考えにくいですね。君が校長の立場なら、同じように思うのではないですか?』」
そもそも、偉大なるレジェンドである僕が、自分1人で切り拓いた知識なのだ。
「そう言われてもお答え出来る解答は持ち合わせておりません。」
「困りましたね……」
「校長先生は、僕にどう答えて貰いたいのですか?僕がカンニングをしたとでも?」
「その可能性はありますが……」
「カンニングしたというならば、世界で誰も知り得ない知識を、誰からカンニングするのですか?そもそも僕はこの学校から、入学以降何一つ有益な事は学んでいませんよ?むしろ無能な教官達に、僕の知識を分け与えたのでは?」
「傲慢な……君は自分が何様だと思っているのですか?」
「今僕が学校に残っているのは、友人の勧めのためだけです。まあ寮のご飯は美味しかったですけどね。」
「分かりました。それでは、歴代から見ても、あり得ない成績を残したノア君ですが、考えを改める気はないのですか?」
「考えを改める?僕が一体何をしたのですか?テストで求められる以上の解答をした。その他はなんの咎めですか?得るべきものがない授業をサボった事ですか?」
僕は、校長にイライラしてきている。
「ノア君、君は自制をする事を覚えないといけない。」
自制だと?そもそも得る事がないこの学校に今から9年間も閉じ込められている必要はない。
「校長。あなた方は自分達の能力のなさを知り、実力者を敬う事を覚えた方がいいですね。もう僕はこの学校に在籍する必要はない。僕が与えた知識を回収させて頂く。」
「忘却せよ!」
校長はトロンとした目になった。意識が正常に戻った時には、僕に関する記憶が全てなくなっているだろう。
考えもなしにエリクサーなどの知識をテストに記載した事を後悔していた。伝説級の知識が悪用される可能性があるからだ。
校長室を出た僕は、教官室に向かった。
都合良く教官室では、教官が集まり何やら会議をしている。ドアの隙間から[睡眠魔法]を[風魔法]に乗せて、教官室内に送り込む。
数秒で、教官室に居た全員が倒れ込み、眠っている。順に[忘却魔法]をかけて僕に関する記憶、エリクサーや痺れリキッドなどの有益な記憶を消した。
テスト用紙がないな……それに僕がテストに記載した方法で、エリクサーや痺れリキッドを作製したと言っていたな……
流石に、教官達の命までは取らなくてもいいだろう。
時空魔法で、教官全員を寮に瞬間移動させた。他の教室や実験室に教官や生徒が残っていないか、[探索]で確認した。
数人の生徒が残っている事を発見して、その生徒らも、瞬間移動させた。
もう学校を辞める決意をしたのだ。何も遠慮は要らない。
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