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見た目は変わっていないが、健康△、寿命○に変わっている。
「お母様、この子には心臓の形成不全という奇形があったようです。そのため健康と寿命に難があり、寿命が尽きようとしていました。治療と祈りが終わった今では、心臓の奇形は治癒され、[祈り]によりまずまずの健康と人並みの寿命を与える事が出来ました。愛情を持って育ててあげて下さい。」
夫婦は2人で手を握り合い、私の説明を聞いていた。
「なんと!?聖女様……なんと御礼を申したらいいか……ありがとう……ありがとうございました……聖女様に命を頂いたこの子を大事に…大事に育てたいと思います。」
父親は鼻水を垂らし泣きじゃくっている。母親は毅然とした表情をしていた。
この後も、ひっきりなしに聖女の力を求める人の列が途絶えなかった。
私から聖女の恩恵を受けた人々が、成果を王都中で喧伝していたようで、行列はさらに伸びていたのである。
昼食も食べず、休憩も取らないまま、人々に尽くしていた私にも、疲労が溜まってきていた。
「ちょっと休憩を取らせて。疲れちゃった。」
軽食をメイドが持ってきてくれたので、少し食べる事にした。
「1日に面会する人数を決めてくれた方がいいわね。これじゃ夜まで経っても終わらないわ…あと待ち時間に、どういった目的でここに来たのかを記入して貰えると私が理解しやすく有難いわ。」
メイドは私が言った内容をメモに取っている。
「サラ様了解致しました。それでは本日はあと5組ぐらいで終わりにしましょうか?次回からは、人数制限を設けるように調整致します。」
「そうね、あと5組で今日は終わりにして貰って。緊急性のある人を優先してもらえたらいいけど……」
「了解致しました。警備に伝えます。目的を記入する方式も次回から導入出来るように、至急検討させて頂きます。」
このメイドは仕事が出来るようだ。
「アリスさんだっけ?あなたは気が効くのね。とても助かるわ。」
「名前を覚えて頂いて……ありがとうございます。サラ様のお役に立てているならば、嬉しいです。これからもしっかり働きますので、至らない点があれば仰って下さい。」
サンドイッチを食べ終わった私は、手をはたき、飲み物をグビッと飲んだ。
「じゃあ、あと5組頑張りましょうね!」
次々と、訪ねてくる人々の問題を解決していった。しかしロビーから大きな声が聞こえてくる。
「こっちは朝からずっと待ってたんだ。ちょっとぐらい話を聞いてくれてもいいだろうが?」
待たせた挙句、人数制限で私に会えなかった人が暴れているらしい。
「お母様、この子には心臓の形成不全という奇形があったようです。そのため健康と寿命に難があり、寿命が尽きようとしていました。治療と祈りが終わった今では、心臓の奇形は治癒され、[祈り]によりまずまずの健康と人並みの寿命を与える事が出来ました。愛情を持って育ててあげて下さい。」
夫婦は2人で手を握り合い、私の説明を聞いていた。
「なんと!?聖女様……なんと御礼を申したらいいか……ありがとう……ありがとうございました……聖女様に命を頂いたこの子を大事に…大事に育てたいと思います。」
父親は鼻水を垂らし泣きじゃくっている。母親は毅然とした表情をしていた。
この後も、ひっきりなしに聖女の力を求める人の列が途絶えなかった。
私から聖女の恩恵を受けた人々が、成果を王都中で喧伝していたようで、行列はさらに伸びていたのである。
昼食も食べず、休憩も取らないまま、人々に尽くしていた私にも、疲労が溜まってきていた。
「ちょっと休憩を取らせて。疲れちゃった。」
軽食をメイドが持ってきてくれたので、少し食べる事にした。
「1日に面会する人数を決めてくれた方がいいわね。これじゃ夜まで経っても終わらないわ…あと待ち時間に、どういった目的でここに来たのかを記入して貰えると私が理解しやすく有難いわ。」
メイドは私が言った内容をメモに取っている。
「サラ様了解致しました。それでは本日はあと5組ぐらいで終わりにしましょうか?次回からは、人数制限を設けるように調整致します。」
「そうね、あと5組で今日は終わりにして貰って。緊急性のある人を優先してもらえたらいいけど……」
「了解致しました。警備に伝えます。目的を記入する方式も次回から導入出来るように、至急検討させて頂きます。」
このメイドは仕事が出来るようだ。
「アリスさんだっけ?あなたは気が効くのね。とても助かるわ。」
「名前を覚えて頂いて……ありがとうございます。サラ様のお役に立てているならば、嬉しいです。これからもしっかり働きますので、至らない点があれば仰って下さい。」
サンドイッチを食べ終わった私は、手をはたき、飲み物をグビッと飲んだ。
「じゃあ、あと5組頑張りましょうね!」
次々と、訪ねてくる人々の問題を解決していった。しかしロビーから大きな声が聞こえてくる。
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