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後編
ご法度
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りんが旅立ったその翌日、俺と花宮はそのまま帰ることにした。とてもじゃないが、そのまま旅行を続ける気力などなかった。
それから数日間、俺も花宮も死ぬほど落ち込んだ。食事もろくに食べることができなかったし、花宮も同じだったらしい。それでもなんとか思い直して、少しづつ回復していった。りんが見ていたら『二人ともなに落ち込んでるのよ! しっかりしなさいよ!』と叱咤されたことだろう。
俺は花宮と毎日のように会って、お互いを励ましあった。そしてりんとの思い出をたくさん語り合った。
「花宮。りんは成仏して姿は見えないけど、いつも俺たちの側にいて、俺たちのことを見守ってくれている。そう考えてみることにしないか?」
俺たちはそう考えることにした。りんは見えないだけで、いつも側で見てくれている。そう思うだけで、俺たちは少しだけ気分が安らぐ気がした。
大学が始まると、俺も花宮も忙しくなった。新しい生活が始まってやらなければいけないことが多くなると、多少は気が紛れる。俺たちは新しい日常に、少しづつ慣れていった。
俺と花宮は大学の授業の時間が合うかぎり、できるだけ一緒に通学した。行きも帰りもだ。そして夕方時間があれば近所のスーパーで買物をして、俺のアパートで一緒に夕飯を作る。夕食を食べ終えたら俺は花宮の家まで送っていくという、そういう毎日を過ごしていた。
俺たちは頻繁にりんの思い出話をしていた。時には笑い、そして……いつも最後には二人とも涙ぐんでしまっていた。こればっかりは慣れるまでに、もう少し時間がかかるだろう。
大学はいつの間にか夏休みに入っていた。そして7月の終わりのある暑い日、花宮が俺にこんなことを訊いてきた。
「りんちゃん……お盆には帰ってくるのかな……」
知っての通り、日本には通称お盆、盂蘭盆会という仏教行事がある。この時期には故人やご先祖様が浄土から現世へ戻ってくると言われ、家族や一族が集まってご先祖様や故人を偲び供養する行事だ。
「まあいわゆる仏教行事だから……特定な故人の霊と会おうとか、そういう行事ではないぞ」
「でもりんちゃん、あれだけ霊力が強かったじゃない? だからもしかしたら、ひょこっと顔をだしてくれるかもしれないよ」
りんへの思いが強かった花宮は、笑いながらそう言った。もちろんお盆にはりんのお墓参りに行く予定ではあったが、まさかそんなに都合よくりんの霊と迎合できるとは思えなかった。
そして翌月の8月13日。一般のお店や会社はお盆休暇に入ったところが多い。バスの時刻表も、この時期は休日ダイヤとなる。
俺は花宮と一緒に電車とバスを乗り継いで、りんのお墓へ向かった。俺は普通にお参りをするだけの予定だったのだが……このとき花宮の思い入れが、随分と大きかった。
まずお墓へ行く時間は、できれば夜がいいと言い出した。これは夕方から夜にかけてのほうが、日中よりも霊が見えやすいことを花宮自身が知っているからだ。
ただそうは言っても、あまり遅い時間にお墓へ行くというのも良くない。折衷案で日没の少し前ぐらいにお墓に到着するようにしようということになった。
霊園に着くと、水桶と柄杓を持ってりんのお墓へ向かう。俺たちはりんが成仏した後にも1度来ているので、場所はよくわかっていた。
俺たちはりんのお墓に着くと、花宮は持っていた大きめのタレにゃんこのトートバッグから「お盆グッズ」を取り出した。線香、ロウソク、お供え用の花、数珠、マンゴービスケット、きゅうり、割り箸……フルセットだった。
花宮はきゅうりと割り箸で、手早く霊をお迎えする精霊馬を作った。そして花を供えて線香とロウソクに火を灯し、マンゴービスケットをお供えした。
花宮の準備が整った頃には、辺りは随分と暗くなりかけていた。俺は数珠を片手に折り本を取り出し、お経を唱え始める。横目で花宮の姿を確認すると、両手を合わせたまま身動き一つしない。その真剣さがうかがえた。
俺はお経を唱えながら、りんとの思い出を偲んでいた。そういえば初めて3人でここへ来た時に、りんの父親に会ったんだっけ。お盆のこの時期にも、りんのお父さんはお参りに来るのだろうか。
俺がそんなことを考えながらお経を唱えていた、その刹那……
「ん?」
急に空気が変わった。まわりの雑音が消え、温度も少し下がった。そして一筋の柔らかい風が吹き抜けていき、ロウソクの炎を揺らした。
「? 城之内君、どうしたの?」
お経を唱えるのをやめた俺に、花宮は声をかけてきた。でも……俺はそれに答えられなかった。驚愕のあまり、少しの間声が出せなかったからだ。
「……りん……」
俺の目の前に、影の薄い霊体が現れた。薄いピンクの長い髪。伊修館のセーラー服。その姿を、俺が見間違うはずがなかった。
「えっ? りんちゃん? どこ? どこにいるの?」
花宮がパニック気味に食いついてくる。りんの霊力は微力で影が薄い。多分今の花宮では、見ることは至難の業だろう。
『もー、本当は来ようかどうしようか迷ったんだ。こんな風に特定の個人の前に姿を現すのは、本当はご法度なんだよ。でも琴ちゃんの一生懸命な声が聞こえたからさー、やっぱり無視できないじゃん』
「りん……本当に、りんなんだな」
その念話さえ、地縛霊の時とくらべると極めて微弱だ。でも俺にはちゃんと聞こえてきた。俺は目頭が熱くなった。
「ねえ、りんちゃんどこにいるの? 城之内君、りんちゃんなんだって?」
「花宮、ちょっと待ってくれ。もうちょっと俺の近くに来てくれないか?」
花宮がすぐに横へやってきたところで俺は呪文を唱え、りんも中に入れて霊壁を張った。内側から外にいる霊を見えなくするための霊壁だ。
「花宮。霊に対する感度を目一杯上げてみてくれ。今のりんは霊力が弱くて、花宮には見えにくいんだ」
「わかった!」
花宮は目を閉じて深呼吸する。少ししてから目をゆっくりあけると……
「りんちゃん!!」
花宮はりんの両肩あたりに手を当てて、ピョンピョンと飛び跳ねた。目には薄っすらと涙が滲んでいる。
『琴ちゃん、久しぶり!』
「りんちゃん……会いたかったよぉ……」
花宮はついに泣き出してしまった。もう会えないと思っていた故人に、会うことができた。たしかにりんの言うとおり、これはご法度かもしれない。でも……俺も花宮も、りんに一目でも会いたかったんだ。
それから数日間、俺も花宮も死ぬほど落ち込んだ。食事もろくに食べることができなかったし、花宮も同じだったらしい。それでもなんとか思い直して、少しづつ回復していった。りんが見ていたら『二人ともなに落ち込んでるのよ! しっかりしなさいよ!』と叱咤されたことだろう。
俺は花宮と毎日のように会って、お互いを励ましあった。そしてりんとの思い出をたくさん語り合った。
「花宮。りんは成仏して姿は見えないけど、いつも俺たちの側にいて、俺たちのことを見守ってくれている。そう考えてみることにしないか?」
俺たちはそう考えることにした。りんは見えないだけで、いつも側で見てくれている。そう思うだけで、俺たちは少しだけ気分が安らぐ気がした。
大学が始まると、俺も花宮も忙しくなった。新しい生活が始まってやらなければいけないことが多くなると、多少は気が紛れる。俺たちは新しい日常に、少しづつ慣れていった。
俺と花宮は大学の授業の時間が合うかぎり、できるだけ一緒に通学した。行きも帰りもだ。そして夕方時間があれば近所のスーパーで買物をして、俺のアパートで一緒に夕飯を作る。夕食を食べ終えたら俺は花宮の家まで送っていくという、そういう毎日を過ごしていた。
俺たちは頻繁にりんの思い出話をしていた。時には笑い、そして……いつも最後には二人とも涙ぐんでしまっていた。こればっかりは慣れるまでに、もう少し時間がかかるだろう。
大学はいつの間にか夏休みに入っていた。そして7月の終わりのある暑い日、花宮が俺にこんなことを訊いてきた。
「りんちゃん……お盆には帰ってくるのかな……」
知っての通り、日本には通称お盆、盂蘭盆会という仏教行事がある。この時期には故人やご先祖様が浄土から現世へ戻ってくると言われ、家族や一族が集まってご先祖様や故人を偲び供養する行事だ。
「まあいわゆる仏教行事だから……特定な故人の霊と会おうとか、そういう行事ではないぞ」
「でもりんちゃん、あれだけ霊力が強かったじゃない? だからもしかしたら、ひょこっと顔をだしてくれるかもしれないよ」
りんへの思いが強かった花宮は、笑いながらそう言った。もちろんお盆にはりんのお墓参りに行く予定ではあったが、まさかそんなに都合よくりんの霊と迎合できるとは思えなかった。
そして翌月の8月13日。一般のお店や会社はお盆休暇に入ったところが多い。バスの時刻表も、この時期は休日ダイヤとなる。
俺は花宮と一緒に電車とバスを乗り継いで、りんのお墓へ向かった。俺は普通にお参りをするだけの予定だったのだが……このとき花宮の思い入れが、随分と大きかった。
まずお墓へ行く時間は、できれば夜がいいと言い出した。これは夕方から夜にかけてのほうが、日中よりも霊が見えやすいことを花宮自身が知っているからだ。
ただそうは言っても、あまり遅い時間にお墓へ行くというのも良くない。折衷案で日没の少し前ぐらいにお墓に到着するようにしようということになった。
霊園に着くと、水桶と柄杓を持ってりんのお墓へ向かう。俺たちはりんが成仏した後にも1度来ているので、場所はよくわかっていた。
俺たちはりんのお墓に着くと、花宮は持っていた大きめのタレにゃんこのトートバッグから「お盆グッズ」を取り出した。線香、ロウソク、お供え用の花、数珠、マンゴービスケット、きゅうり、割り箸……フルセットだった。
花宮はきゅうりと割り箸で、手早く霊をお迎えする精霊馬を作った。そして花を供えて線香とロウソクに火を灯し、マンゴービスケットをお供えした。
花宮の準備が整った頃には、辺りは随分と暗くなりかけていた。俺は数珠を片手に折り本を取り出し、お経を唱え始める。横目で花宮の姿を確認すると、両手を合わせたまま身動き一つしない。その真剣さがうかがえた。
俺はお経を唱えながら、りんとの思い出を偲んでいた。そういえば初めて3人でここへ来た時に、りんの父親に会ったんだっけ。お盆のこの時期にも、りんのお父さんはお参りに来るのだろうか。
俺がそんなことを考えながらお経を唱えていた、その刹那……
「ん?」
急に空気が変わった。まわりの雑音が消え、温度も少し下がった。そして一筋の柔らかい風が吹き抜けていき、ロウソクの炎を揺らした。
「? 城之内君、どうしたの?」
お経を唱えるのをやめた俺に、花宮は声をかけてきた。でも……俺はそれに答えられなかった。驚愕のあまり、少しの間声が出せなかったからだ。
「……りん……」
俺の目の前に、影の薄い霊体が現れた。薄いピンクの長い髪。伊修館のセーラー服。その姿を、俺が見間違うはずがなかった。
「えっ? りんちゃん? どこ? どこにいるの?」
花宮がパニック気味に食いついてくる。りんの霊力は微力で影が薄い。多分今の花宮では、見ることは至難の業だろう。
『もー、本当は来ようかどうしようか迷ったんだ。こんな風に特定の個人の前に姿を現すのは、本当はご法度なんだよ。でも琴ちゃんの一生懸命な声が聞こえたからさー、やっぱり無視できないじゃん』
「りん……本当に、りんなんだな」
その念話さえ、地縛霊の時とくらべると極めて微弱だ。でも俺にはちゃんと聞こえてきた。俺は目頭が熱くなった。
「ねえ、りんちゃんどこにいるの? 城之内君、りんちゃんなんだって?」
「花宮、ちょっと待ってくれ。もうちょっと俺の近くに来てくれないか?」
花宮がすぐに横へやってきたところで俺は呪文を唱え、りんも中に入れて霊壁を張った。内側から外にいる霊を見えなくするための霊壁だ。
「花宮。霊に対する感度を目一杯上げてみてくれ。今のりんは霊力が弱くて、花宮には見えにくいんだ」
「わかった!」
花宮は目を閉じて深呼吸する。少ししてから目をゆっくりあけると……
「りんちゃん!!」
花宮はりんの両肩あたりに手を当てて、ピョンピョンと飛び跳ねた。目には薄っすらと涙が滲んでいる。
『琴ちゃん、久しぶり!』
「りんちゃん……会いたかったよぉ……」
花宮はついに泣き出してしまった。もう会えないと思っていた故人に、会うことができた。たしかにりんの言うとおり、これはご法度かもしれない。でも……俺も花宮も、りんに一目でも会いたかったんだ。
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