君に打つ楔

ツヅミツヅ

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51、縛ル ※

 その日から、壱弥は昼夜問わず、美優を抱き続けた。
 目覚めて、美優を抱いて、簡単な食事をして、そして適当に二人で入浴して、そこでも抱いて、とにかく体力の続く限り美優を抱いて抱いて抱き潰すまで抱いて、眠った。
 そんな生活をしている内に昼夜も逆転していく。
 そんな自分達の生活に美優は罪悪感を憶えていたけれど、もう何も思考したくなかった美優は、壱弥に流されてしまう。
 そんな夜を何度も何度も迎えて、今日も壱弥が美優を押し倒す。
 そしていつもの様にキスをして、下着を脱がされる。
「ねえ、美優? 今日は俺の好きなやり方で美優の事抱いてもいい?」
「……? 好きなやり方?」
「うん、大丈夫、きっと美優も気に入ると思うから。一回やってみてもいい?」
「……うん」
 壱弥はウォークインクローゼットに入って行って、戻って来た。
 その手には複数の荒縄があった。
「鞣してあるから痛くないよ。さ、ベッドに座ってみて?」
「あの、それ……」
「うん、大丈夫。最初は緩めに縛るから」
「し、縛るの?」
「うん」
 そう言ってにこりと笑うと、壱弥は美優の背後に回る。両腕を背中で組まされて着々と縛られていく。
 首にかけられた縄が編まれるように胸元をキュッと締め上げる。自分の胸が強調されてとても恥ずかしい。
 脚を広げられて曲げた膝と太ももとを連結し縛られ、その足を広げられた。所謂M字開脚という縛り方だ。
「あの……、壱弥? これ……」
 ベッドに寝かされて上半身を縛り付けられた縄と足の縄を連結されて、脚が閉じられない様に縛り上げられてしまう。
「うん、やっぱり美優の白い肌に荒縄は良く映えるね。凄く可愛い」
 そんな風にうっとりと見つめられて美優は更に恥ずかしくなる。
「お、おねがい……、そんなに見つめないで……」
「ダメ、こんな可愛い美優見ないなんて勿体ない」
 壱弥は恥ずかしさで涙目になって頬を染める美優のその頬を優しく撫でる。
 その手を胸元に降ろしていくと美優の膨らみにある果実の様なピンク色の先端を優しく摘む。
「あ…………っ」
 壱弥の指先はそのまま美優の臍をなぞってすぐ下の秘苑のもう割れて蜜の滴った花弁へと降ろされて2本の指でその花弁を更に開いた。
「あ、あん……っ」
「美優、縛られただけでこんなに濡れてるよ? 美優もこれ、気に入ってくれたみたいだね」
「だって、だって、これ……、恥ずかしくて……」
「美優は恥ずかしいのが好きなんだね。だったらもっともっといっぱい辱めてあげるよ」
「ちがうの……」
「違わないよ、ほら、クリなんて触ってないのに充血しちゃってるよ?」
「やぁ~~……」
 恥ずかしくて泣きそうになって顔を隠したいのに後ろ手に縛られていてそれは叶わない。
「美優……、美味しそう……。こんなに可愛いの俺我慢出来ない。めちゃくちゃにしちゃいそう」
 壱弥の指が美優の蜜口に触れると、ビクンと美優の身体が小さく仰け反る。
「んっ……! ふ……っぁ……」
 指を一本入れると美優の唇から溢れる様に喘ぎ声が漏れ出す。
「あぅん……っ、あ、あ、ああ……」
 壱弥は美優の蜜壺に入れた指の触れるざらついた壁を優しく焦らす様にかき混ぜながら、顔を近づけて花芯を舌で転がす。
「ああっ……!! 両方……は……っ、ダメっ……!」
 まだくすぐったい快感から逃げ出したくなって身体を捻るけれど、敏感になった肌が荒縄の擦れを敏感に感じ取ってそれも美優の感度を高めている。
「ダメ……っ! それ、ホントにダメ……っ!」
 壱弥は舌で転がしながら、今度は花芯を吸い上げる事も始めた。いつもよりも強めのそれはいつも以上に早く美優を快楽の波に導いた。
「ああっ……あ、ダメ、イッちゃうっ……!! あ、あ、あああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ~~~~~!!!」
 美優が達してしまうと、壱弥は唇を離して美優を満足げに眺めた。
「イッた顔、ホント可愛い。さ、美優? 舌、出して?」
「……した?」
「そ、舌。凄くキスして欲しそうな顔してるよ? おねだりして?」
 美優は自分の唇が半開きになって舌を少し出している事に気が付いた。
「ち、ちがうのっ……、これは」
「美優? 舌出して」
 いつもの優し気な壱弥とは違う、硬質な強いけれどどこか甘さのある口調で美優に命じる。
 命じられるまま、美優は口を開いて舌を出す。
 壱弥は上体を美優と合わせて、いつか見た得も言われぬ色気の漂う雰囲気を醸し出して美優を見つめた。
 そして美優の頬を手の甲で撫でる。
「美優、いい子だね」
 そう言うと美優の出された舌に自身の舌を這わせ、何度も角度を変えてまるで美優をしゃぶり尽くす様に甘くて激しいキスをした。
「ん……っ、んふぅ……っ、んっ……」
 そのまま壱弥の猛茎が美優の隘路を掘りながら蜜壺に侵入する。
「んぅ……っ!!! ん゛、ん゛……っ!!!」
 壱弥は唇を離して美優を酔いしれた瞳で見つめた。
「よかった。美優も好きそうだ。これからいっぱい虐めてあげるから」
「は……っ、あぁん、はぅ…………」
 蜜壺を壱弥で満たされて、焦れる様な快楽の波が身体を支配する。
 こうなるともう壱弥が動いてくれなければ自分の熱は収まらない事を知っている美優は乞う様に壱弥を見つめた。
「お、おねがい……、いちや……、あ……っ、わ、私……っ」
「ん? 何?」
 壱弥は美優の肩を掴んで、美優に侵入したまま意地悪く笑った。
「あの……、私、もう我慢出来ないの……っ、うぅ……っ」
「何が我慢出来ないの?」
「あ、わたし……、ん……」
 壱弥は美優の最奥に自身をぐりぐりと押し付けた。
「ああんっ! ダメ、それ、はぁんっ……!」
「ん? これがいいの?」
「やぁ~~~~っ……、それ、じゃ、ないの……っ」
「どうして欲しい? ちゃんと言って?」
 美優の耳元に唇を寄せ、囁くと優しく耳輪に噛みつく。
「あ……、ああぁ……、だめぇ……、みみぃ……」
「美優は耳もこんなに弱いしホント感じやすいよね。こんなんじゃ心配でもう外には出してあげられないなぁ」
「あ、ああん……、いちや……、おねがい? は、はやく……」
「何を?」
 壱弥は美優の頭を両の手で掴む。
「早くって何を?」
「「い、いちやにぃ……、うごいてほしい……」
 しっかり頭を掴まれているので美優は真っすぐ壱弥を見つめている。それが恥辱をより誘って大粒の涙が溢れた。
「動くの? こう?」
 やはりぐりぐりと美優の最奥に自身を押し付けながら意地悪く美優に訊ねる。
「ち、ちがうのっ……、それじゃないのっ……、もっといっぱい、つっ、ついて?」
「ああ、そうして欲しいの? そっか。じゃあ、お願い聞いてあげる。でもその代わり……、動画回していい?」
「え、ダメっ! そんなの、ダメっ!」
「そ? じゃあ、ずっとこのままでいる?」
 この間もずっと壱弥は美優の好い処を外しながら軽く押し付けて美優を焦らす。
「あ……、ダメ……、だってぇ……、動画なんて……、ヤダぁ……」
「そ? じゃあもう抜いちゃおっか?」
「……っ! やだっ……!」
「じゃあ、いい?」
 美優は壱弥のどこか意地悪な笑顔を見つめながら長く悩んで、快楽に焦れる身体を抑える事が出来なくて、ぎゅっと目を閉じてこくりと頷いた。
「いい子だね、美優」
 壱弥は上体を起こして枕元にあったスマホを手に取って動画を起動した。
 そして、美優の一番好い処を突き上げてやる。
「あああぁぁぁ……っ!! ソコ、きもちい……っ!! はあぁぁぁん……っ!!」
「いいね、美優、凄く可愛い……っ!」
「あ、ダメっ!!! そんなにしちゃっ! ああ、ああああぁぁあぁ、 ふぁ……っ! あん」
 壱弥の猛茎が出し入れされる度に美優の腰はどんどんうねり、荒縄で縛られた肌は擦れていく。
 それでも美優の快楽は止まる事を知らず、止まるどころかどんどん加速していく。
 壱弥のカメラが二人の繋がった箇所をしっかり写す。
「美優と俺、繋がって気持ちいいね」
「ああん……っ! ダメぇ……っ!! そんなトコ撮っちゃヤダぁ~~……」
 壱弥はカメラを美優の顔に向けて、ぎゅっと目を瞑り、泣き濡れ、壱弥に突き上げられる度に嬌声を上げる表情を撮り続けた。
「あ、あ、ダメ、も、イクっっっっ!!」
「イッていいよ? その顔撮りたい」
「やだ、ダメ、あああ、ああん、あ、あ、ああっ!!! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あぁぁぁぁあぁぁぁっっ!!!」
 だらしなく口を開けて涎まで垂らしてあられもない姿で達してしまった美優の蜜壺の最奥を責め続ける。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あぁぁぁぁっ!!!!、も、とめっっっ!! い、いちやぁぁぁぁ~~っ!」
「ダメ。何回もイクんだよ」
「はあぁぁぁっっ!!! ダメ、あ、あああ、また、イクっっっ……!!」
「イッていいよ。いっぱいいっぱいイッて?」
 こんな風に無理やり快楽を与えられる事はいつもの事だけど、今日は荒縄が肌に食い込み、後ろ手に縛られた手は自由が利かず、いつもの様に壱弥にしがみつく事が出来ない事がもどかしく心細くなった。
 だけど荒縄の縛られた感触はまるで誰かに抱きしめられているようなそんな錯覚さえ起こしていつも以上に感度が上がる。
 突き上げられる度に頭の中から理性が消えて、視界に映す壱弥の色っぽく自分を見つめる瞳に夢中になった。
「あああああああああ! イクっっ!!! またイクっ!!!」
「俺もそろそろ限界……っ、美優、出すよ?」
「は、はやくっっっ!! おわってっっっ……!! 出していいからぁぁぁぁぁぁ~~っっっっ!!!!」
 結局今日も快楽の責め苦に負けてしまう。
 いけない事はわかっているのにどうしてもこの責め苦には抗えない。
 壱弥の猛茎が一層大きくなったのを感じた時、美優の一番最奥にある好い処を突き上げられて稲妻に打たれたようなあの快感が身体を襲う。
 美優はこの快楽にねじ伏せられているような気分だった。もう壱弥を拒否する事は出来ないだろう。
 壱弥が望めば美優はきっと身体を許してしまう。いつの間にかそんな風に作り上げられていた。
 壱弥の精は美優の胎の奥深くで放たれた。
 その歓びを体を仰け反らせて表現した美優を壱弥のカメラはしっかりと捉えていた。
「~~~~~~~~~っっっっ!!!!!」
 ぐったりと天井を仰いであらぬ方を眺める美優のその表情かおを壱弥はしっかり撮って美優の頬を撫でた。
「……美優、ホントに可愛い。これ今度一緒に観ようね」
 半開きになった美優の唇を指でなぞり、その指を口腔内に入れた。
 壱弥の指が舌に当たって、それを美優はまるでキスする様に絡めた。
「……いい子だね、美優」
 
 壱弥はスマホを手放して、指を美優の口腔内から抜き、その代わりに自分の舌を激しく絡めた。
 そしてまた壱弥の欲望は膨らみ、また猛茎へと成り、幾度となく美優を求めた。
 それに耐えてる内に美優はすっかり荒縄の快楽を憶えてしまった。
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