人質同然だったのに何故か普通の私が一目惚れされて溺愛されてしまいました

ツヅミツヅ

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 自分のあまりの痴態に泣きそうな気持ちになりながら、アナバスの愛撫を受け入れる。
「ああっ……! あっ! ソコはダメっ……! あん……っ!」
 舌で充分にレイティアを味わった後、愛液が滴る蜜壺に指を入れる。
「……あっ! あぁぁんっ! あぁ……んっ!」
 花芯を舌で充分に解し、吸い尽くして快楽を与えて達したレイティアの蜜壺は、快楽を欲して福々と膨らんでいる。上のざらつく処を指で丹念に撫で回してやると、レイティアはアナバスの腕を掴んで止める様促した。
「待って……っ! アナバスさまっ! ダメっ! そこ凄く感じて……」
「感じるなら良いだろう? ……その手は邪魔だな」
 そう言うとレイティアの身につけていたローブの帯を手に取って、レイティアの両手首を拘束した。
「……ヤダ……っ! ダメですっ! アナバスさまっ! やめて……っ!」
 レイティアの腕はギュッと縛り上げられて、ヘッドボードに括りつけられる。
「お前は抵抗してばかりだからな。たまには思う存分攻めてやろう」
「ダメ……っ! ホントにどうにかなってしまいます! お願い……、アナバスさま……堪忍して下さい……」
 じわりと涙が浮かぶ。これから与えられる快楽になす術なく溺れていく事を思うと恥辱と恐怖で自然に涙が出て来た。
 アナバスはそんなレイティアを眺めながら先ずは双丘の膨らみをじっくりと優しく揉みしだいた。
「ん……っ、あ……あぁ……ん……」
 唇で甘い果実の様な熟れた先端を甘噛みしてやると、レイティアの唇から甘い吐息が洩れた。
「ふ……っ、はぁ……っ、あ……」
 徐々に快楽の波に呑まれていくレイティアを観察しながら高揚する。
 瞳から少しずつ理性が消え、レイティアの腰がくねくねと自然と動き出し、甘い吐息が嬌声に変わっていく。
 アナバスは自身の与える快楽に身を捩り、貪るレイティアが愛おしくて堪らなかった。
 レイティアがこうなってやっと自分の想いと釣り合いが取れている様な気がして、心から嬉しさが込み上げた。
 アナバスのレイティアに対する不安は執着となってレイティアを快楽の海に沈めた。
 真っ当で真っ直ぐな自身の妻がいつか自分の不甲斐に気がつき、愛想を尽かす時が来るのでは無いかと、常に不安を感じている。
 必死で自分からは決して逃れられないと知らしめる為に毎夜毎夜抱き潰して、快楽を教え込む。
 そうしていなければ不安で押し潰されそうだった。
 今日も快楽に溺れてもらう。アナバスはレイティアの双丘に吸い付きながらどう抱き潰すか思案する。
 蜜壺に指を再び挿し入れてやると、レイティアは先程よりもずっと良い声で鳴いた。
「あん……っ!ああぁぁ……」
 拘束された両腕が動くがどうにも出来ない。もどかしそうにチラリと視線をアナバスにやるとパチリと目が合って、レイティアはより頬を朱に染めた。
「此処が良いか?」
 奥まで指を進ませてレイティア自身では届かない、最奥の良い処を弄ってやる。
「ああ……っ! そこっ! ソコは、ああ……っ! ああんっ! ダメ、ダメ!」
 ソコを掻く様に攻めてやると、更に嬌声を上げて、レイティアは必死にアナバスに懇願する。
「お願いっ! ダメ! 待って……っ! ソコ、そんなにしないでぇ……! ああぁぁぁっ!」
 快楽に貫かれたレイティアは息を弾ませて、虚な瞳で天井を見上げている。
 アナバスはそんなレイティアを可愛く思い、唇に吸い付いた。
 舌を入れてやると、それに応える様に自然に同じ様に舌を這わせてくる。
 そのまま舌を這わせながら、レイティアの蜜壺に猛る自身を挿し込む。
「んっ……! んんんっ!」
 嬌声を飲み込む様に唇を深く寄せ、舌を這わせてやる。
 ウネウネとレイティアの拘束された両手が動いているのが目の端に映った。
 唇を離してやるとレイティアは雪崩の様に艶かしい吐息を吐き出した。
「はぁんっ……! ああぁぁ……!」
 潤んだ瞳でアナバスを見つめると首を振って、アナバスに縋った。
「ダメ、ダメです……っ! お願いです……っ、う、動かないで……? 待って?」
 双丘の膨らみを両手で揉みしだきながら、熟して固くなっている小さな果実を指で弄んでやると甘い吐息と共に襞の壁が切なげに蠢動する。
「ああ……ん……はぁ……」
 軽く一突きしてやる。
「ああぁんっ! あ……アナバスさまぁ……」
 甘く呼びかけられて、更に昂る。レイティアの脚を掴み、自身の肩に乗せる。
「あっ! ダメっ! それ、奥に当たっちゃう……っ!」
 レイティアの懇願も聞き入れずに、そのまま深い処に自身を押し挿れる。
 レイティアの好きな処にぐりぐりと自身を押しつけてやるとレイティアは更に余裕の無い嬌声を上げた。
「ああぁぁぁっ! あ、ダメっ! ソコさっき達して……ああああぁぁぁんっ! はぁぁんっ!」
 手首を拘束され、ガッチリと脚を掴まれて逃げられないレイティアはアナバスのなすがままに快楽に溺れた。
 何度も何度も繰り返し刺激を与えられ、何度も何度も達して、ただただ嬌声を上げ続けるしか術がない。
 もう懇願する事も忘れてひたすら喘ぐ。
 その様子をアナバスは満足気に見つめる。
 やっと今この瞬間だけはこの女が自分だけを感じている事を確信出来た。
 アナバスはこの瞬間を感じたくて、毎夜レイティアを求める。
 泣き濡れるレイティアの瞳から理性が消えている事が嬉しくて堪らなかった。
 キュンキュンと痙攣する様にレイティアの襞の壁の蠢動はアナバスの精を求める。
「ああっ! ひんっ! んんっ! ああああぁぁん!」
 蕩け切って、力の抜けたレイティアの蜜壺はクチュクチュと淫らな音を立て、キュンキュンとアナバスを求め締め付ける。
 アナバスはそれに応えてレイティアの子宮に熱く滾る精を注ぎ込んでやった。

「ああああぁぁぁんっ!」

 ぐったりとレイティアに覆い被さり、決して離さない意思表示の様にギュッと強く抱きしめた。
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