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第1章
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私は驚いた
普段の2倍は目が開いていたと思う
「あ、はい大丈夫です」
「良かったぁ。春元先生が小野さんが指切ったって言ってたからびっくりして来ちゃった。」
本当に心配してくれているようだった
親に電話しても繋がらないとの事で、病院に上月が連れていってくれた
しかも授業をほったらかしで。
「あの、授業は?」
「変わってもらっちゃった!ほら私、こんなだから頼られるのがあんまりなくて…。」
「そうですか」
一瞬そんな事はどうでもいいとは思ったものの、一応病院に連れて行ってくれることには感謝しないといけないと思い、お礼の言葉は言っておいた。
病院に着いた。
すぐ看護師さんに「小野さん」と呼ばれ、診察室の前で小さい2人掛けのソファーに上月と座った。
そこから見える注射の針。
私は先端恐怖症であることを今思い出した。
怖さのあまりいつの間にか上月に聞いていた。
「縫うかな?」
そして不覚にも涙ぐんでしまっていた
そんな私を見た上月は、そっと涙をぬぐってくれて「大丈夫だよ」と言ってくれた。
上月の言う『大丈夫』になぜかとても安心して、ぬくもりを感じた。
皆が言う『大丈夫』とは違うぬくもりを。
この日この時から私の心は動いていった
結局、縫うことはなかったが、先のとがったピンセットで処置をされたため気を失ってしまった
気付いたら、病院のベッドの上で処置はもう済んでいた
ふと、横をみると上月が寝てしまっていた
なぜかはわからないが、上月の頭に手が伸びていて上月をなでていた
自分でも何をしているのかわからなかった
普段の2倍は目が開いていたと思う
「あ、はい大丈夫です」
「良かったぁ。春元先生が小野さんが指切ったって言ってたからびっくりして来ちゃった。」
本当に心配してくれているようだった
親に電話しても繋がらないとの事で、病院に上月が連れていってくれた
しかも授業をほったらかしで。
「あの、授業は?」
「変わってもらっちゃった!ほら私、こんなだから頼られるのがあんまりなくて…。」
「そうですか」
一瞬そんな事はどうでもいいとは思ったものの、一応病院に連れて行ってくれることには感謝しないといけないと思い、お礼の言葉は言っておいた。
病院に着いた。
すぐ看護師さんに「小野さん」と呼ばれ、診察室の前で小さい2人掛けのソファーに上月と座った。
そこから見える注射の針。
私は先端恐怖症であることを今思い出した。
怖さのあまりいつの間にか上月に聞いていた。
「縫うかな?」
そして不覚にも涙ぐんでしまっていた
そんな私を見た上月は、そっと涙をぬぐってくれて「大丈夫だよ」と言ってくれた。
上月の言う『大丈夫』になぜかとても安心して、ぬくもりを感じた。
皆が言う『大丈夫』とは違うぬくもりを。
この日この時から私の心は動いていった
結局、縫うことはなかったが、先のとがったピンセットで処置をされたため気を失ってしまった
気付いたら、病院のベッドの上で処置はもう済んでいた
ふと、横をみると上月が寝てしまっていた
なぜかはわからないが、上月の頭に手が伸びていて上月をなでていた
自分でも何をしているのかわからなかった
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