sss級能力者の俺が下級魔導師とパートナーになるなんてありえない

クロエ マトエ

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闇の少女編

仲間 「これから 」

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まだこの「世界 」には 闇の少女達は……
まだまだ逃げ惑う少女達がいる……。


「ラン お腹すいてないか? 」

ゼルエスはランに聞く……ギミとタギルは
その後ろをあるく

「ううん 大丈夫! 」

お腹は正直だ……すぐにお腹はグーと鳴る
遠慮したのか、やっぱり慈悲深いのだろうか

「恩を感じて 正直に 言えないのか? 」

そう、ゼルエスが言うと…… ランはすぐに
頷く……

「ちょっと 待ってろ! 」

ゼルエスはすぐにその場を離れる……。
そして……数分後…… ゼルエスは何かを
持って帰ってくる

「ほら!! 食べな !! 」

ゼルエスは ランに 食べ物を渡す

「なに……これ……? 」

「ヤムラの肉 」

ゼルエスはヤムラの肉を渡すと、ランは
驚き……声をあげる

「高い奴じゃないんですか……? 」

「安いよ 」

本当は高い、だけどゼルエスにとっては
やすいもの……だからやすいのだと……
屁理屈な言い訳を自分にし始める

「じゃあ!! いただきまーすー!! 」

そしてランは口いっぱいヤムラ肉を口に
ほうばる…… いい食べっぷりだ

「うまいか? 」

「うまいれすよ…… 」

口に物を入れてるのか上手く舌が回らない
ランを見て、ゼルエスとギミとタギルは
少し笑ってしまう

「おいおい 口に タレついてるぞ 」

タギルは ランの口についているタレを……
拭き取る

また……楽しい日々が始まるんだと……
ゼルエスはそう思っている……でもなんか
いつも心に違和感がある、ユイナが死んで
から何かを……。

忘れてる……。


「でも……大丈夫だよな 」

 「本当」の何かを 自分の中で詮索する気に
はならなかった、もしそれをしたら 「今」と
言う大切なものまで見失ってしまいそうな
気がして…… 怖かった……。

「お兄さんも食べますか? 」

楽しそうにこちらを、見つめてくるランの
頭を俺は撫でた

「いいよ! 好きなだけ 食べろ! 」

そして、物欲しそうにみるタギルとギミ

「わかったよ…… お前らのも買ってやる 」

ゼルエスはまた、先程の店に向かっている
途端…… ある少女と男にぶすかる……。

「イタッ…… 」

「大丈夫? 」

その少女の隣にいた男は、心配そうに
少女を見つめた

「うるさい……早く逃げないと!!
行くよ!! 」

「うん!」

ふたりは、無我夢中に 俺の向かう方向の
逆に逃げていった……  

「何だ? いまの? 」

そして、タギルとギミもゼルエスの後ろを
走ってきた

「ゼルさん! ちょっと待ってください 」

海は綺麗で、何かが 隠蔽してあるこの街
でも、民はこの街をただ 幸せそうに眺めて
いた、それがここ「アクジア 」である

「あ、ごめん 」

息を切らし、走らせてくる ギミとタギル
そして、ランも一緒に、俺はランの手を
強く握った……

「よし! ! 行くぞ!! 」

そして、遠い夢の為にも、その日 1秒 1秒
が大事になってくるんだ……。

「おい! 最近  Q60が 調子乗ってる
みたいだな 」

「わかるそれ 」

何処かの団体の会話内容、裏は裏に狙われ
やがて、目障りと言う言葉で攻めてくるだろ

「俺たちのチームで 潰すか 」

「いいね 俺たち レッド アイ で 潰しに
いきますか! リーダー 」

「ああ 」

勢力には、人数もまた武器、そしてその
レッドアイは 人数の 多い 中流団体で有名な
団体なのである

「まあ レッドアイで 殺れば 余裕でしょ 」

そして、 戦いは避けられないところまで
きている……。 

「ラン…… 俺は お前の 何 になれた? 」

「勇気になってくれたよ 」

「勇気はランにとっての 希望になれたのか?
夢とか優しさとか 」

そう、ゼルエスが言うと、ランは少し笑い
頬を緩めた

「よくわかんない……けど  勇気には
なってくれたよ 」

その言葉は何より新鮮で、暖かさはゼルエス
の心を柔いでいった、そして自然と暖かな涙
が溢れ出た

「 俺は ランの 勇気に なれたのか……ぅぅ 」

涙は ゼルエス自身を変え、世界を広げた
民はその涙をきっと、疑問に思うかも知れん
だけど、ゼルエスは涙が止まらなかった

「お兄さん 泣かないで 」

「大丈夫 」

「本当に? 」

「嬉し涙だよ 」

ゼルエスがそう言うと、少し ランは苦笑い
をして、疑問に思ったのかも知れない

「ん? 」

「なんでもないよ 」

ふたりは笑った、涙を流していた俺には
見えるものがあった、それは確かな……

一つ  大切な 仲間が できた。

二つ  頑張る こと。

三つ   守りたいもの。


それがそう 「仲間 」 というものだ。








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