生徒会長の先輩

木乃実

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クラス

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 正門を通り入ったらまず大広間っぽいところにクラス発表の紙が壁に貼り出されていた。

「げっ」
私はつい声を漏らした。
「ねえ、なんで大河くんと一緒なのかな~?」
小馬鹿にするように背の高い大河くん(182cm)を背の低い私(148cm)が見上げ威嚇するように言った。

「ん?だって俺、医者志望だから」
「ええええええ?!待って、私知らなかったんですけど…」
「じゃ、なんで俺ここにいんだよ!」
「私について来たかった的な?」
「おい!そんなんじゃねーし」
「んもう!照れんなよ~!」
背伸びをして大河くんの頭をくしゃくしゃした。実のところ私はこれをするのが大好きだ。

「新入生の皆さん~、体育館はこちらです。来てくださいね~」
教員の名札を首から下げたスーツ姿のとても綺麗な黒髪ミディアムヘアのお姉さんがいた。
「あ~あ、お前もミディアムにしろよ、髪」
「ちょ!触らないでよ」
くすぐったくて笑いがこみ上げる。
「黒髪のロング、しかも腰の近くまであるし…あとこれ?ツーサイド…アップ?」
「ツーサイドアップは私すごく好きなんだけど…好きなモデルさんが今そうなの!」
「あーはいはい」
呆れた顔で私に両手を向け拒絶してきた。

「大河くんこそ茶髪の短髪やめたら~?」
「いいだろ、別に俺は」
「痛!いててててて」
ほっぺを引っ張られる。これちょっと痛いんだからね!

 ドン
「ああ!すみません!」
気づいたら後ろにいた人にぶつかっていた。
「ん?大丈夫だよ。君こそ平気?」
顔を見上げるとそこには輝かしい笑顔の黒髪男子が立っていた。

「は、ははは、はい!!大丈夫です!大丈夫です!すみません!」
ただ、謝ることしか出来なかった。
「いいって。頭あげて?新入生?よろしくね」
頭をあげる時にバッチが見えた。
「……生徒会?会長…」
生徒会会長の文字のバッチが左胸に付いていた。
《ああああああ!!やってしまった!入学早々、生徒会に目をつけられていじめられる運命を私は辿るんだぁぁぁぁぁぁぁ!》
そう思った。
変な汗が私の頬をつたった。
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