【五章完結】サラリーマン、オークの花嫁になる

花房いちご

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第五章 元騎士、オークの花嫁になる

五章完結までネタバレあり人物紹介 (加筆修正の可能性があります)

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 五章番外編も同時掲載しております。お楽しみください。



【五章完結までネタバレあり人物紹介
(加筆修正の可能性があります)】

 ざっくり時系列
 第二章は第一章から約半年後。
 第三章は第二章から約2年後。
 第四章は第一章の約13年後。
 第五章は第一章の約15年後。


 《五章の登場人物》


【ガルグ】

 緑鉄国のオークの男性。
 元軍人の教師で、主にオークの子供に保健体育を教えている。
 身体強化が得意で、軍人時代は魔法を弾きまくって武勲を立てた。
 五章開始時35歳。身長はっきりとは決めてない。200~220cmくらい。
 吊り目がちの茶色い目、明るめの緑色の肌、オークのなかでもガタイが良く、ちんぽが凶悪な見た目をしている。
 五章開始時は童貞処女。真面目でやや堅物。基本的には温厚でツッコミ役。
 初恋の人は、当時学校にいた人間の先生(チェリー先生とバーチ先生ではない)。憧れの人は先代校長(故人)
 純情と妄想と性欲をこじらせていたが、ヒースを花嫁にしてからはマシになる。
 ちんぽのデカさと見た目がコンプレックスだったけど、ヒースが愛してくれたのでOKです。
 ヒースのことをめちゃくちゃ愛している。

 好きな体位は種付けプレス。
 ヒースが逃げれないよう、体重をかけて重く激しく腰を振る。
 そして奥までちんぽを捩じ込み、大量に射精して種付けする。射精した後もしばらくは抜かないし、そのまま二回戦に突入する。
 こんなエグいプレイするけど、前戯は優しく丁寧で後処理も完璧。そして相変わらず根は純情。ヒースからくっつかれるとドキドキするのだった。


【ヒース】

 赤花国出身の人間の男性。
 五章の途中から緑鉄国の教師になる。
 優秀な騎士だったが、悪徳貴族に脅迫されて結婚させられ12年間虐待を受ける。
 最後には性奴隷扱いされて売り飛ばされかけたが、ガルグたちによって救われた。
 水魔法と剣術が得意。現役を退いて長いので筋力と体力は落ちた。ただし、魔法の技量はあまり落ちてない。場数を踏んでいるので実戦に強い。
 絶対にあり得ないけど、ガチで戦ったらガルグに勝てる。
 五章開始時点で40歳。身長は180cmくらい。ガルグより頭一つ以上低いが、現在も体格はいい方。
 金髪紫目。儚げな美貌を持つ。若い頃は絶世の美男子だった。
 基本的に優しくて温厚で寛容な性格。ただし、元騎士なだけあって厳格で冷淡な一面もある。叱る時は叱るし、怒るととても怖い。
 生徒たちには慕われつつも『優しいけど逆らったらヤベー先生』と思われている。
 苦労の多い人生を歩んでいたが、ガルグに出会えたし、教師の仕事は楽しいし、緑鉄国はいい国だしでウルトラハッピーである。
 ガルグの花嫁になったので寿命も伸びた。
 ガルグが大好き。愛してる。

 好きな体位?
 みんな違ってみんな好きです。
 というか、ガルグとのエッチは何でも好き。
 強いて言うなら?そうですね。抱きしめられながら中出しされるのが一番かなあ?
 ああ、喉の奥に流し込まれるのも大好きですよ。
 恥ずかしがり屋なガルグが、私の腰や頭を乱暴に掴んで、獣みたいに腰を振って射精するんです。もう、その落差がたまらなくて。
 思い出したら身体が熱くなってきた……今夜もガルグに抱かれたい。

 すっかりスケベなオークの花嫁になりました。

【チェリー】

 赤花国出身。人間の女性。 
 緑鉄国の教師であり魔法使い。植物魔法の達人。
 ガルグの恩師の1人でもあり、頼りになる先達。
 五章開始時点で140歳くらい。
 白髪を季節の花で飾ってる。瞳の色はピンク。小柄で可愛らしいお婆ちゃま。
 教師としても魔法使いとしてもベテラン。とても面倒見が良く頼もしい。
 しかし、かなりお茶目でトラブルメーカーな一面もある。
 元は赤花国の貴族令嬢だった。
 波瀾万丈紆余曲折あって緑鉄国に亡命し、オークの花嫁になったので寿命が伸びた。夫とは現在も良好な仲。教師引退後に夫婦で旅行するのが夢。
 子供が3人、孫が5人くらいいる。

【バーチ】

 緑鉄国生まれの人間の男性。教師。
 緑色の髪に灰色の瞳。
 五章開始時点で50歳くらい。
 常識人。朗らかかつ常に冷静な性格で、暴走しがちな教師たちのストッパー。
 人手不足で苦しんでたので、ヒース先生が来てくれて本当によかった。

【ゴルド(校長)】

 緑鉄国のオークの男性。校長。
 ガルグたちの上司。
 五章開始時点で100歳くらい。250cmくらいある巨オーク。
 クソデカ体格と声の持ち主。ふざけてばかりいるが、なんだかんだで仕事が出来るタイプ。
 恋愛経験豊富で割とモテる。非童貞非処女。現在はフリー。

【学校の先生や職員たち】

 個性豊か過ぎるメンバー。
 種族、年齢、過去、能力、その他全てがバラバラ。
 チェリー先生を筆頭にノリがいい。
 ガルグとヒースの恋をニヤニヤ見守ったり、いつデキるか賭けをしていたり、生徒から没収した薄い本を回し読みして感想を認めたりしている。
 仕事はちゃんとしてるから問題ない。多分。

【学校の生徒たち】

 オークが一番多い。
 普段は種族別に固まっているが、なんだかんだで交流することもある。
 中には薄い本を介して交流する者たちもいるとかいないとか。
 あと土地柄なのか、基本的にお祭り騒ぎ好きでノリがいい生徒が多い。

【フリージア・ド・ナーシサス】

 赤花国の悪徳貴族。人間の女性。
 ナーシサス男爵。元は大貴族ダフォデル侯爵家令嬢だった。
 ヒースを脅迫して無理矢理結婚して虐待し、性奴隷あつかいして売り飛ばそうとした。
 他にも奴隷売買や領民の虐待など山ほど悪事を働いていたので、女王陛下直々に断罪された。
 五章開始時点で38歳くらい。金髪。
 自分の欲望を満たすことしか考えられない性格。本気でこの世は自分の物だと思っていた。
 現在は全てを失い、死ぬより悲惨な刑罰を受けている。苦しみ抜いてから処刑される予定。

【ムスカリ・ド・フォーサイス】

 赤花国の人間の男性。
 ヒースの腹違いの弟。
 フォーサイス男爵家の寄親にあたる伯爵家で、騎士として勤めている。
 ヒースの悪い噂を信じ罵倒したが、真実を知り謝罪と迎えに来た。
 土魔法が得意で実績もあるが、ヒースに比べると未熟。
 五章開始時点で35歳。
 茶髪青目。元気系の美形。
 善人だが、思い込みが激しく感情的になりやすい。
 また、情報収集と精査も不得意。主家の伯爵家でも重要な仕事は任されていなかった。
 ヒースに叱責されて猛省。
 フォーサイス男爵家の取り潰しと、両親の逮捕も粛々と受け入れる。
 妻子持ちだが取り潰しを受けて離縁する。
 夫婦で子供たちをどうするか話し合ったのだが、子供たちからの訴えで実母が妻をいびっていたことが発覚。というか、今まで妻の訴えを聞き流していた。
 子供は引き取らず、個人資産から多額の慰謝料と養育費を支払う。
 個人の功績による騎士爵持ちなので、騎士の仕事は継続する。
 その後は研鑽を積み成長していく。
 いつかヒースと和解できるかもしれない。

【フォーサイス男爵】

 赤花国の人間の男性。
 ヒースとムスカリの父親。
 政略結婚相手である正妻と、正妻との子であるヒースを憎む。
 また、金と嫌がらせ目的でヒースとナーシサス男爵の結婚を了承した。
 他にも複数の悪事に加担していた小悪党。配下や親戚からも評判が悪い。
 最終的に男爵家は取り潰され、後妻と共に懲役刑を受ける。
 ムスカリとヒースに助けを求めるが、ムスカリからは「大人しく罪を償って下さい」という返事のみ。
 ヒースとは連絡すらつかない。

【ヒースの母】

 ヒースを優しくも厳しく育てあげた。愛情深い母親。
 元は子爵令嬢。
 政略結婚相手である夫を支え、悪口を言うことはなかった。しかしそれは貴族女性としての責任感と、ヒースに悪影響を与えないためだからで、夫に対して愛はない。
 五章開始時点で故人。
 特に決めていないが、おそらくヒースによく似た美女。
 自分亡き後のヒースを案じて実家に後見を求めていたが、当時の実家は困窮していたためうまくいかなかった。
 あの世で息子の幸福を心から喜んでいる。クソ夫どもは絶対に許さん。

【赤花国の女王陛下】

 二章で大活躍(意味深)したあの人。
 先王時代の失策が元とはいえ、長きにわたりダフォデル侯爵とナーシサス男爵の悪事を見落としていたので落ち込んだ。
 しかし、これを機に大貴族の権限を弱め王家への求心力を強めた。国政の改革も進んだし結果オーライ。
 転んでもただでは起きない為政者である。
 それはそれとして、ナーシサス男爵らの非道には激怒。見せしめもかねて残虐な刑罰を下した。

【赤花国の役人】

 割と偉い人。めっちゃ仕事ができる。
 ヒースが緑鉄国で暮らせるよう配慮してくれた。

【ダフォデル侯爵夫妻】

 赤花国の人間夫妻。
 ナーシサス男爵の両親。全ての元凶。
 昔はまともだったが、いつしか嗜虐心と支配欲が強くなり堕落した。人をいたぶるのが大好き。
 老い衰えたせいで、ナーシサス男爵のフォローが出来なくなり悪事が露見する。
 現在は死ぬより悲惨な刑罰を受けている。苦しみ抜いてから処刑される予定。

【ダフォデル侯爵家嫡男】

 赤花国の人間の男性。五章開始時点で故人。
 まとも。苦労人。とても気の毒な人。
 侯爵夫妻を諌めようとして非業の死を遂げる。
 生きていたら清濁併せ持つ良い感じの当主になってたかも。
 来世では幸せになります。

【マグノリア子爵】

 赤花国の人間の男性。五章開始時点で故人。
 野心家だが、国と主家への忠誠心はある。
 人材育成が得意。ヒースをはじめ数多くの騎士を育てた。
 侯爵を諌めようとして非業の死を遂げる。
 マグノリア子爵家も粛正され、五章開始時点で孫1人を残し皆殺しになっている。マグノリア子爵家はこの孫が再興する予定。

【ヒースの元上官同僚部下たち】

 生き残りのうち深刻な欠損の無い者たちは、大半が旧ダフォデル侯爵領で騎士として働いている。
 ヒースの犠牲によって生き延びた者も多い。恩を感じている。
 ムスカリを通じてヒースに愛剣を届けた。それをきっかけに、文通での交流が始まる。
 ヒースとガルグの結婚式には、代表で10人ほどが出席する。幸せいっぱいのヒースを見てホッとしたり、新しい恋の花が咲いたりしたそうな。

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