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第五章 元騎士、オークの花嫁になる
元騎士、オークの花嫁になる【31】(五章本編最終話)
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ヒースの中に射精してからの記憶は曖昧だ。そのまま行為を続けて、俺もヒースも体力が限界になって寝てしまった。
起きたのは昼過ぎだった。明らかに寝過ぎだ。
しかも。
「片付けずに寝たからえらい事になってる!」
やらかした!最低だ!
ヒースに負担をかけて!かなり好き勝手に抱いた上に!後処理も出来てないなんて!
俺は急いで動いた。まだ寝ているヒースの体を拭き、俺の服を着せ、悲惨な事になってるシーツを替えた。
「よかった。怪我も熱も無いな。雄子宮はまだ出来てないが、俺の精液が良く馴染んで……」
昨夜のことを思い出したり、ヒースの寝顔や無防備な身体をみているとムラムラした。
小さな口いっぱいに俺のちんぽ咥えてたよな……。
「うわぁー!このままだと襲う!」
俺は風呂場で頭から水を被った。手早く身体を洗って食堂に向かう。何か食べやすいものを作ってやらないと。
台所の食糧庫と冷蔵庫を開く。
とりあえず、昨日ヒースが作ってくれたサンドイッチがある。後は玉ねぎのスープでも作るか。
「そうだ。ヒースは目玉焼きが好きだから焼いとこう」
手早く玉ねぎスープを作り、目玉焼きに移行する。熱したフライパンに卵を落とした。
「ん?これって……」
予想外の出来事に驚いていると、少しかさついた声に話しかけられた。
「お、おはようございます……ガルグ……」
振り返ると、ヒースが真っ赤な顔で立っていた。ぶかぶかの俺のシャツとズボンを着てるのがたまらない……今はそれどころじゃない!
「ヒース!身体はどうだ?痛いところはないか?ああ!立ったままだと辛いだろ?座って待っててくれ!」
「だ、大丈夫です。ガルグが綺麗にしてくれましたし……気持ちよかったですし……」
「!」
スケベすぎる!
真っ赤になって恥じらうヒースに、俺のちんぽが反応してしまう。しまった!欲情を抑える魔道具をつけ忘れてる!
内心であわててると、ヒースは俺に抱きつき、上目遣いでおねだりした。
「だから……あの……もう一回したい……」
「!!」
身体を密着させて、太腿ですりすりと俺の股間を刺激する。昨夜あんなに出したのに、ちんぽはすぐ臨戦体勢になってしまう。
でもヒースの身体のためには、もっと休ませた方が……。
理性と性欲が戦う。ヒースの手がぶかぶかのシャツに手をかけ、白い胸元が露わになる。
「ガルグ。明るい中で、私の隅々まで見ながらしたくないですか?私はしたい。ガルグのちんぽをじっくり見て、たっぷり舐めて味わいたい。そして私の中に招いて、貴方の力強さを感じたい」
「俺はそんなスケベなことしたいです!」
駄目だ!本音というか欲望ダダ漏れだ!
俺は諦めた。潔く敗北を認めて投降しよう。
「でも食事はしてくれ。……そうだ!これを見てくれ!」
「え?もしかして、これって……」
俺はフライパンを指差した。目玉焼きがじゅうじゅう音を立ててる。一つの卵から出た二つの黄味が、つるんと輝いていた。
「双子の卵は幸福の象徴なんだろ?ヒースが食べたがってたし、しょ、初夜の翌朝にピッタリだな。分け合って食べよう。……ヒース?」
「ガルグ大好き!やっぱり今すぐ抱いて下さい!」
「い、今すぐは駄目だ!ここは食堂だし、飯を食った方がいいし!」
「じゃあ早く食べてしましょう!そして、いっぱい抱き合いましょう!」
「お、おう……ちゃんと噛んで食えよ」
何だかんだで、ヒースは食事を味わって食べた。俺の思いやりが嬉しいと言う。俺も、俺の好きな具材のサンドイッチが嬉しい。
「それに、大切な人と双子の卵を分け合えて幸せです。死んだ母に教えてもらったんですよ」
ヒースの思い出話に耳を傾ける。俺も、死んだ両親と遠方にいる兄弟の話をした。お互いまだまだ知らない事ばかりで、知っていくのが楽しくて幸せだと笑い合い……。
「ガルグの気持ちいい場所とか、好きな行為とかも教えて下さいね。私、なんでもしますから」
「俺の花嫁がスケベすぎる!」
「おちんちんガチガチに勃起しながら言われても……」
言い返せない。俺もたいがいスケベすぎる。
こうして俺とヒースは結ばれ、「やっぱり、いくら禁止されてないとはいえ教員舎で致すのはちょっと……」「ですよね……」となり、新居を買って引っ越し、盛大な結婚式をあげた。
俺たちはささやかな式にする気だったが、周りが盛り上がって止められなかった。
というか、チェリー先生が例の賭けの配当金(かなり高額)を祝儀と称して渡してきたり、何故か赤花国の女王も祝儀(とんでもない高額と宝飾品。返却禁止)を送りつけてきたり、ヒースの元同僚や元部下まで祝いに駆けつけたりで、デカい挙式をぶちかまさないと収集がつかなくなったのだ。
しかしまさか、教師を募集したはずがスケベすぎる花嫁と結婚するとは思わなかった。
もちろん幸せだし最高だ!
第五章「元騎士、オークの花嫁になる」おしまい
◆◆◆◆◆
閲覧頂きありがとうございます。
五章本編はここまでです。
後日、番外編や登場人物紹介を更新するかもしれませんが、未定なので完結表示にします。
今年も無事に、いいオークの日(11月9日)と、「第13回BL大賞」に参加できました。
これも読んで下さる皆様のおかげです。
今後ともサラリーマンオークをよろしくお願いします。
「第13回BL大賞」に参加しています。
投票、お気に入り登録、エール、感想など、応援よろしくお願いします。
起きたのは昼過ぎだった。明らかに寝過ぎだ。
しかも。
「片付けずに寝たからえらい事になってる!」
やらかした!最低だ!
ヒースに負担をかけて!かなり好き勝手に抱いた上に!後処理も出来てないなんて!
俺は急いで動いた。まだ寝ているヒースの体を拭き、俺の服を着せ、悲惨な事になってるシーツを替えた。
「よかった。怪我も熱も無いな。雄子宮はまだ出来てないが、俺の精液が良く馴染んで……」
昨夜のことを思い出したり、ヒースの寝顔や無防備な身体をみているとムラムラした。
小さな口いっぱいに俺のちんぽ咥えてたよな……。
「うわぁー!このままだと襲う!」
俺は風呂場で頭から水を被った。手早く身体を洗って食堂に向かう。何か食べやすいものを作ってやらないと。
台所の食糧庫と冷蔵庫を開く。
とりあえず、昨日ヒースが作ってくれたサンドイッチがある。後は玉ねぎのスープでも作るか。
「そうだ。ヒースは目玉焼きが好きだから焼いとこう」
手早く玉ねぎスープを作り、目玉焼きに移行する。熱したフライパンに卵を落とした。
「ん?これって……」
予想外の出来事に驚いていると、少しかさついた声に話しかけられた。
「お、おはようございます……ガルグ……」
振り返ると、ヒースが真っ赤な顔で立っていた。ぶかぶかの俺のシャツとズボンを着てるのがたまらない……今はそれどころじゃない!
「ヒース!身体はどうだ?痛いところはないか?ああ!立ったままだと辛いだろ?座って待っててくれ!」
「だ、大丈夫です。ガルグが綺麗にしてくれましたし……気持ちよかったですし……」
「!」
スケベすぎる!
真っ赤になって恥じらうヒースに、俺のちんぽが反応してしまう。しまった!欲情を抑える魔道具をつけ忘れてる!
内心であわててると、ヒースは俺に抱きつき、上目遣いでおねだりした。
「だから……あの……もう一回したい……」
「!!」
身体を密着させて、太腿ですりすりと俺の股間を刺激する。昨夜あんなに出したのに、ちんぽはすぐ臨戦体勢になってしまう。
でもヒースの身体のためには、もっと休ませた方が……。
理性と性欲が戦う。ヒースの手がぶかぶかのシャツに手をかけ、白い胸元が露わになる。
「ガルグ。明るい中で、私の隅々まで見ながらしたくないですか?私はしたい。ガルグのちんぽをじっくり見て、たっぷり舐めて味わいたい。そして私の中に招いて、貴方の力強さを感じたい」
「俺はそんなスケベなことしたいです!」
駄目だ!本音というか欲望ダダ漏れだ!
俺は諦めた。潔く敗北を認めて投降しよう。
「でも食事はしてくれ。……そうだ!これを見てくれ!」
「え?もしかして、これって……」
俺はフライパンを指差した。目玉焼きがじゅうじゅう音を立ててる。一つの卵から出た二つの黄味が、つるんと輝いていた。
「双子の卵は幸福の象徴なんだろ?ヒースが食べたがってたし、しょ、初夜の翌朝にピッタリだな。分け合って食べよう。……ヒース?」
「ガルグ大好き!やっぱり今すぐ抱いて下さい!」
「い、今すぐは駄目だ!ここは食堂だし、飯を食った方がいいし!」
「じゃあ早く食べてしましょう!そして、いっぱい抱き合いましょう!」
「お、おう……ちゃんと噛んで食えよ」
何だかんだで、ヒースは食事を味わって食べた。俺の思いやりが嬉しいと言う。俺も、俺の好きな具材のサンドイッチが嬉しい。
「それに、大切な人と双子の卵を分け合えて幸せです。死んだ母に教えてもらったんですよ」
ヒースの思い出話に耳を傾ける。俺も、死んだ両親と遠方にいる兄弟の話をした。お互いまだまだ知らない事ばかりで、知っていくのが楽しくて幸せだと笑い合い……。
「ガルグの気持ちいい場所とか、好きな行為とかも教えて下さいね。私、なんでもしますから」
「俺の花嫁がスケベすぎる!」
「おちんちんガチガチに勃起しながら言われても……」
言い返せない。俺もたいがいスケベすぎる。
こうして俺とヒースは結ばれ、「やっぱり、いくら禁止されてないとはいえ教員舎で致すのはちょっと……」「ですよね……」となり、新居を買って引っ越し、盛大な結婚式をあげた。
俺たちはささやかな式にする気だったが、周りが盛り上がって止められなかった。
というか、チェリー先生が例の賭けの配当金(かなり高額)を祝儀と称して渡してきたり、何故か赤花国の女王も祝儀(とんでもない高額と宝飾品。返却禁止)を送りつけてきたり、ヒースの元同僚や元部下まで祝いに駆けつけたりで、デカい挙式をぶちかまさないと収集がつかなくなったのだ。
しかしまさか、教師を募集したはずがスケベすぎる花嫁と結婚するとは思わなかった。
もちろん幸せだし最高だ!
第五章「元騎士、オークの花嫁になる」おしまい
◆◆◆◆◆
閲覧頂きありがとうございます。
五章本編はここまでです。
後日、番外編や登場人物紹介を更新するかもしれませんが、未定なので完結表示にします。
今年も無事に、いいオークの日(11月9日)と、「第13回BL大賞」に参加できました。
これも読んで下さる皆様のおかげです。
今後ともサラリーマンオークをよろしくお願いします。
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