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RESTART──先輩と後輩──
RESTART(その十)
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そこはこの街にある教会────この街がまだオールティアと呼ばれる以前の、小さな村の頃から建てられていたものであり。以降、建物自体の強度向上を目的とした小規模な改築を行いながら、その見た目を然程変えることはせずに。
気がつけば発展した村が街となって、やがて第一大陸随一の商業と交易の街となるまでの躍進を遂げたあの日から。今日の今に至るまでの数十年間、遷り変わり往くその様を、その景色を、その光景を。
その全てを、歴代の神父や修道女と共に見届けてきた、由緒正しき歴史有る教会は────
「ハハハハハハハハハハハッ!ハァッハハハハハァーッ!!」
────今や、倒壊せずに。未だ建っていることが奇跡なまでの、無常な惨状と化してしまっていた。
この有様となる破壊を齎した原因────エンディニグル・ネガは依然高嗤いを上げながら。嬉しくて喜ばしくて楽しくて愉しくて堪らないといった風な高嗤いをひたすらに上げ続けながら、エンディニグル・ネガは徐に呟く。
「さて、さてさてさぁて……一体どうしてやろうか、まずはどうしてやろうかなあ?まあとりあえず犯ることは確定として、そんで……ああ。そうだな。あの辺で転がってる塵芥の屑滓と同じ目に遭わせてやろう。同じ塵芥の屑滓にした後でぶち殺して、死体を犯って死体にぶっかけて、それから折角だしもう一発犯ってやるとしようかあッ!!ハハッ、ギャハッ、ギャッハッ、ギャハハハハァッ!」
と、もはや下衆外道以下の、最低よりも最底辺な発言をかましたエンディニグル・ネガは、より下賤で下卑た高嗤いを、より勢いを増して上げる────
「アゲャゲャゲャゲャッ!エ゛ア゛ッビャア゛ハッハッハッハッ!…………あ?ああ……?何だ、これは?あぁ?」
────が、不意に。嗤うのを止め、不可思議そうな声音を漏らしながら。エンディニグル・ネガは首を傾げた。そして、その直後のこと。
「な、何だ……?何だ、何で、何が。一体、一体これは、一体ッ、これはッ?」
困惑と混乱がこれでもかと全面に表れた声でそう呟き続けながら、やがてエンディニグル・ネガは苦渋の表情を浮かべたかと思えば、手で胸を押さえ、身体を捻るようにくねらせ始める。
「ぐ、ぁあ……ッ!な、何、何故、何故何故何故何故何故何故ェェェ……!!どう、どうして、どうし、てどうして、どうして、どうして……!!!」
と、猛烈に悶えて苦しむエンディング・ネガの姿は。傍目から見ても、恐ろしい程に不気味で、不可解であった。
「GAAAAAA!!あり得んこんなことッ!!あり得ない、あってはならないッ!!馬鹿な、馬鹿な馬鹿な馬鹿な……止めろ止めろ止めろ止めろ止めろオォオオオッッッ!!!」
まるで到底堪え難い、こちらの想像を遥か彼方に絶する激痛に苛まれているかのように。或いは、己の存在全てを投げ打って放り捨てたとしても、それだけは絶対に手離し失ってはいけないものを死守するかのように。
尋常ではない、と片付けるにはまるで足りない、壮絶にして凄絶な表情でエンディニグル・ネガはそう叫ぶ。そして、叫び続ける。
「おぉ……おおッ!!おおおッ!!!何故です!?嗚呼、嗚呼何故なのですッ!?どうしてなのですかッ!?」
そうして、エンディニグル・ネガがあらん限りに目を見開き、血涙を流し────
「OAAAAAAAAAAッ!!!!!我らが偉大なる、祖よおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッ!!!!!」
────と、絶叫を悍ましくも迸らせた直後。突如として、エンディニグル・ネガの背後で極光が弾けて爆裂した。
爆ぜて、その勢いで散った光が教会に舞う。宛ら、冬の夜空から降り注ぎ、宙に舞う粉雪のように。
その最中、より多く濃く、光が舞い散る中心地。そこに、彼の存在は今、臨り立つ。
燃え盛る炎をそのまま流し入れたかのような、紅蓮の赤髪がふわりと揺れ、宙に広がる。瞬間、教会全体に舞っていた光の全てが、一気に収束を始める。全ての光が、赤髪へと集う。
光を取り込み、赤髪は煌めき────純白に輝き。瞬く間に、赤髪は左側にほんの僅かな一部だけを残して、全てが一切の穢れなき真白に染まった。
少し遅れて、徐に閉ざされていたその瞼が開かれる。そうして露わになるのは、燦々とした煌めきを灯す紅玉の如き、右の瞳。透き通った灰色をした、左の瞳。相違するその双眸が、まるで足でも縫い留められたかのように、その場から動けないでいるエンディニグル・ネガのことを一瞥する。
「……馬、鹿な……馬鹿な、馬鹿な!馬鹿なッ!!こんな、ことが!?う、嘘だこんなことは……こんなことがあって堪るものかァッ!!」
呆然自失の沈黙を経てから、エンディニグル・ネガが狼狽の表情を浮かべて情けない声で叫ぶ。額から、頬から、顔全体から冷や汗を滝のように流し、絶えず教会の床へ垂れながら。これ以上にない程にみっともなく、エンディニグル・ネガは盛大に取り乱す。
やがて、そんなエンディニグル・ネガから視線を外し。次に見つめたのは、先程エンディニグル・ネガに踏み潰され、踏み躙られた末に。辛うじてその原型は留めていたものの、皮膚は裂け肉は潰れ骨は砕け、痛々しいことこの上なく、ぐしゃぐしゃに拉げてしまった、己が右手。
唐突に、未だ宙に残留する光がその右手に集い纏わる。光は傷を埋めていき────気がつけば、無傷無事の、元通りの右手がそこにあった。
感触を確かめるように数回開閉を繰り返し、そして固く強く握り締め、拳を作り。
そうして再び彼の存在は────ラグナはエンディニグル・ネガを正面から堂々と、真っ直ぐに見据えるのだった。
「あり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ない……あり得ない!あり得ない!!あり得ない!!!」
依然エンディニグル・ネガは狼狽えながらそう叫び続ける。やがてラグナがその場から、ゆっくりと歩き出すと。一層激しく取り乱し始めるとほぼ同時に、己の周囲から十本の黒い手を出現させた。
「来るなァッ!!こっちに、来るんじゃあないぃいいイイイィッ!!」
十本の黒い手が動く。五十本の指が蠢く。全ての指先が宙をなぞり、字を記し。そしてそれは繋がり、一つの巨大な円となる。
次第に円の中心に魔力が集中を始め、紫闇の光となって、輝きを放つ。その余波で、周囲の床が割れ砕け、或いは溶け崩れていく。
しかしラグナはその歩みを止めず、エンディニグル・ネガの元へと進み続ける。その姿を目の当たりにしたエンディニグル・ネガは、遂に堪え切れなくなり。
「我の側に近寄るなあああぁああああぁぁあぁあぁあああぁぁぁっっっ!!うああああああああああああああああああああ!!!!アァアアアァァアアアアアアッッッ!!!!!!」
ドオォッ──その表情を恐怖に歪ませながら叫ぶと同時に、円から紫闇の光線を放出するのだった。
射線上にある全てを飲み込み、巻き込んで、この世界から消滅させながら。光線はラグナに迫り──────────
全ては元に戻っていた。消滅したはずのものは全て、先程と同じ状態で、同じ位置に、依然変わりなく存在していた。
この現実を受け止め、その事実を認識し。光線も、円も、黒い手も。その何もかもが今や消え去っていることにも気づいたエンディニグル・ネガが、放心したように呟く。
「間違いない……その力は」
そして既にこちらの懐に入り込み、拳を振りかぶっているラグナを見下ろしながら。エンディニグル・ネガは続けてまたしても叫ぶ。
「嗚呼!間違いないッ!?この力はァッ!!??」
直後、エンディニグル・ネガの鳩尾に、ラグナは振りかぶっていた己が拳を、叩きつけた。
「ぶっ飛べッ!!消えて、失くなれぇええええええええええッ!!!!!」
渾身のありったけを全て、詰められるだけ詰め込んだ、ラグナの咆哮。それに呼応するように、ラグナの拳からあまりにも眩い光が溢れ出す。
そうしてエンディニグル・ネガの情けなさ極まる悲鳴と共に、教会は一瞬で余すことなく、光で満ち溢れ────爆ぜた。
気がつけば発展した村が街となって、やがて第一大陸随一の商業と交易の街となるまでの躍進を遂げたあの日から。今日の今に至るまでの数十年間、遷り変わり往くその様を、その景色を、その光景を。
その全てを、歴代の神父や修道女と共に見届けてきた、由緒正しき歴史有る教会は────
「ハハハハハハハハハハハッ!ハァッハハハハハァーッ!!」
────今や、倒壊せずに。未だ建っていることが奇跡なまでの、無常な惨状と化してしまっていた。
この有様となる破壊を齎した原因────エンディニグル・ネガは依然高嗤いを上げながら。嬉しくて喜ばしくて楽しくて愉しくて堪らないといった風な高嗤いをひたすらに上げ続けながら、エンディニグル・ネガは徐に呟く。
「さて、さてさてさぁて……一体どうしてやろうか、まずはどうしてやろうかなあ?まあとりあえず犯ることは確定として、そんで……ああ。そうだな。あの辺で転がってる塵芥の屑滓と同じ目に遭わせてやろう。同じ塵芥の屑滓にした後でぶち殺して、死体を犯って死体にぶっかけて、それから折角だしもう一発犯ってやるとしようかあッ!!ハハッ、ギャハッ、ギャッハッ、ギャハハハハァッ!」
と、もはや下衆外道以下の、最低よりも最底辺な発言をかましたエンディニグル・ネガは、より下賤で下卑た高嗤いを、より勢いを増して上げる────
「アゲャゲャゲャゲャッ!エ゛ア゛ッビャア゛ハッハッハッハッ!…………あ?ああ……?何だ、これは?あぁ?」
────が、不意に。嗤うのを止め、不可思議そうな声音を漏らしながら。エンディニグル・ネガは首を傾げた。そして、その直後のこと。
「な、何だ……?何だ、何で、何が。一体、一体これは、一体ッ、これはッ?」
困惑と混乱がこれでもかと全面に表れた声でそう呟き続けながら、やがてエンディニグル・ネガは苦渋の表情を浮かべたかと思えば、手で胸を押さえ、身体を捻るようにくねらせ始める。
「ぐ、ぁあ……ッ!な、何、何故、何故何故何故何故何故何故ェェェ……!!どう、どうして、どうし、てどうして、どうして、どうして……!!!」
と、猛烈に悶えて苦しむエンディング・ネガの姿は。傍目から見ても、恐ろしい程に不気味で、不可解であった。
「GAAAAAA!!あり得んこんなことッ!!あり得ない、あってはならないッ!!馬鹿な、馬鹿な馬鹿な馬鹿な……止めろ止めろ止めろ止めろ止めろオォオオオッッッ!!!」
まるで到底堪え難い、こちらの想像を遥か彼方に絶する激痛に苛まれているかのように。或いは、己の存在全てを投げ打って放り捨てたとしても、それだけは絶対に手離し失ってはいけないものを死守するかのように。
尋常ではない、と片付けるにはまるで足りない、壮絶にして凄絶な表情でエンディニグル・ネガはそう叫ぶ。そして、叫び続ける。
「おぉ……おおッ!!おおおッ!!!何故です!?嗚呼、嗚呼何故なのですッ!?どうしてなのですかッ!?」
そうして、エンディニグル・ネガがあらん限りに目を見開き、血涙を流し────
「OAAAAAAAAAAッ!!!!!我らが偉大なる、祖よおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッ!!!!!」
────と、絶叫を悍ましくも迸らせた直後。突如として、エンディニグル・ネガの背後で極光が弾けて爆裂した。
爆ぜて、その勢いで散った光が教会に舞う。宛ら、冬の夜空から降り注ぎ、宙に舞う粉雪のように。
その最中、より多く濃く、光が舞い散る中心地。そこに、彼の存在は今、臨り立つ。
燃え盛る炎をそのまま流し入れたかのような、紅蓮の赤髪がふわりと揺れ、宙に広がる。瞬間、教会全体に舞っていた光の全てが、一気に収束を始める。全ての光が、赤髪へと集う。
光を取り込み、赤髪は煌めき────純白に輝き。瞬く間に、赤髪は左側にほんの僅かな一部だけを残して、全てが一切の穢れなき真白に染まった。
少し遅れて、徐に閉ざされていたその瞼が開かれる。そうして露わになるのは、燦々とした煌めきを灯す紅玉の如き、右の瞳。透き通った灰色をした、左の瞳。相違するその双眸が、まるで足でも縫い留められたかのように、その場から動けないでいるエンディニグル・ネガのことを一瞥する。
「……馬、鹿な……馬鹿な、馬鹿な!馬鹿なッ!!こんな、ことが!?う、嘘だこんなことは……こんなことがあって堪るものかァッ!!」
呆然自失の沈黙を経てから、エンディニグル・ネガが狼狽の表情を浮かべて情けない声で叫ぶ。額から、頬から、顔全体から冷や汗を滝のように流し、絶えず教会の床へ垂れながら。これ以上にない程にみっともなく、エンディニグル・ネガは盛大に取り乱す。
やがて、そんなエンディニグル・ネガから視線を外し。次に見つめたのは、先程エンディニグル・ネガに踏み潰され、踏み躙られた末に。辛うじてその原型は留めていたものの、皮膚は裂け肉は潰れ骨は砕け、痛々しいことこの上なく、ぐしゃぐしゃに拉げてしまった、己が右手。
唐突に、未だ宙に残留する光がその右手に集い纏わる。光は傷を埋めていき────気がつけば、無傷無事の、元通りの右手がそこにあった。
感触を確かめるように数回開閉を繰り返し、そして固く強く握り締め、拳を作り。
そうして再び彼の存在は────ラグナはエンディニグル・ネガを正面から堂々と、真っ直ぐに見据えるのだった。
「あり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ない……あり得ない!あり得ない!!あり得ない!!!」
依然エンディニグル・ネガは狼狽えながらそう叫び続ける。やがてラグナがその場から、ゆっくりと歩き出すと。一層激しく取り乱し始めるとほぼ同時に、己の周囲から十本の黒い手を出現させた。
「来るなァッ!!こっちに、来るんじゃあないぃいいイイイィッ!!」
十本の黒い手が動く。五十本の指が蠢く。全ての指先が宙をなぞり、字を記し。そしてそれは繋がり、一つの巨大な円となる。
次第に円の中心に魔力が集中を始め、紫闇の光となって、輝きを放つ。その余波で、周囲の床が割れ砕け、或いは溶け崩れていく。
しかしラグナはその歩みを止めず、エンディニグル・ネガの元へと進み続ける。その姿を目の当たりにしたエンディニグル・ネガは、遂に堪え切れなくなり。
「我の側に近寄るなあああぁああああぁぁあぁあぁあああぁぁぁっっっ!!うああああああああああああああああああああ!!!!アァアアアァァアアアアアアッッッ!!!!!!」
ドオォッ──その表情を恐怖に歪ませながら叫ぶと同時に、円から紫闇の光線を放出するのだった。
射線上にある全てを飲み込み、巻き込んで、この世界から消滅させながら。光線はラグナに迫り──────────
全ては元に戻っていた。消滅したはずのものは全て、先程と同じ状態で、同じ位置に、依然変わりなく存在していた。
この現実を受け止め、その事実を認識し。光線も、円も、黒い手も。その何もかもが今や消え去っていることにも気づいたエンディニグル・ネガが、放心したように呟く。
「間違いない……その力は」
そして既にこちらの懐に入り込み、拳を振りかぶっているラグナを見下ろしながら。エンディニグル・ネガは続けてまたしても叫ぶ。
「嗚呼!間違いないッ!?この力はァッ!!??」
直後、エンディニグル・ネガの鳩尾に、ラグナは振りかぶっていた己が拳を、叩きつけた。
「ぶっ飛べッ!!消えて、失くなれぇええええええええええッ!!!!!」
渾身のありったけを全て、詰められるだけ詰め込んだ、ラグナの咆哮。それに呼応するように、ラグナの拳からあまりにも眩い光が溢れ出す。
そうしてエンディニグル・ネガの情けなさ極まる悲鳴と共に、教会は一瞬で余すことなく、光で満ち溢れ────爆ぜた。
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