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CHAPTER5
7
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午前十一時過ぎ、息苦しい講堂から出ると、可南子は細川に地下駐車場で待つように伝え、緒川とともに上の階小会議室へ向かった。
「ジュンちゃん、あんたさぁ、さっき、何で止めたの?」
歩きながら可南子は、先ほどの会議の途中、岡崎香織の名を口にしようとしたのを緒川が止めた理由を訊ねた。
「……それは、小会議室に着いてからってことで……」
緒川は勿体ぶった口調でいった。
上の階に着き、小会議室の引き戸の前で一旦立ち止まり、緒川は周囲に人影がないのを確認してから、戸を開けた。
この用心深さが、可南子は気掛かりだった。
緒川が余程重大な情報を掴んだに違いない、と比嘉は悟った。
「で、どうなの?」
室内に入るなり、可南子は質問した。
「気を落ち着けて聞いて下さい。比嘉係長……」
「ん? うん」
「岡崎香織が一連の事件に関与していることに間違いはありません。この女は、過去に今回と同様の事案を幾つか扱っています」
「同様の事案? 例えば……?」
問われ、緒川が真顔になる。ゴクリと生唾を呑んだあと、
「岡崎はH大法学部在籍中、所謂旧司法試験に合格し、大学卒業後司法修習生を経て、平成二十二年の九月、丸の内の南谷法律事務所に就職しています。その半年後、元神奈川県知事和泉孝之の三男が起こした傷害事件及び覚せい剤所持事件を処理しています。どんな手を使ったのかはわかりませんが、傷害の方は被害者との示談が成立し、覚せい剤所持の方はその後の裁判で無罪を勝ち取っています。更にその二年後には、前外務大臣山崎国義の次男が起こした強姦事件を無罪に、その翌年は、女優の石川茉莉子の長男が起こした暴行致死事件で、見事裁判に勝利し、正当防衛を勝ち取っています」
緒川の報告を聴いているだけで体温が上昇し、可南子は幾分か胸糞悪くなった。
「……つまり、誰の目から見ても明らかに有罪となる裁判で、無罪を勝ち取っている訳か。他には……?」
可南子は怪訝気味に訊ねた。
今、緒川が口にした内容は何れも、岡崎が、彼女自分の持つ法律の知識を駆使して半ば強引に裁判で勝利した事例に過ぎない。別段、先ほどの捜査会議で発言しても差し支えなかった。にも拘らず、なぜ、緒川は、岡崎に付いて比嘉が発言することを制したのか、その理由がまだ明らかにされていない。
「二年前です。埼玉県蕨市中央三丁目○-○の閑静な住宅地で火災がありました。日時は、平成二十五年八月三日土曜日、午前一時二十分頃です。焼け跡から、その家の主で元M大理工学部教授の三浦明彦さん、当時六十七歳と、奥さんの朋子さん、六十二歳、出火当時実家に里帰りしていた長女の吉村佳主馬子さん、三十七歳、そして孫娘の杏奈ちゃん九歳の焼死体が発見されました」
「……まさか口封じ……?」
怒りで、わなわなと両肩が震え出した。
緒川は頷くと話を続けた。
「その五日前の七月二十九日月曜日、都内渋谷区幡ヶ谷二丁目の国道二十号でひき逃げ事件がありました。被害者は、H大法学部四回生藤本浩平さん、当時二十一歳です。事故発生の二日後、渋谷区渋谷三丁目のマンション『渋谷○○』九階九〇二号室で、心中事件がありました。なくなったのは、T大法学部に通う二十一歳の男子大学生朝倉健さんと、同じくT大文学部に通う十九歳の女子学生大谷美香さんです」
可南子は、緒川の話を口に手を当てながら聞いていた。
「……惨い。で、ひき逃げ事故を起こした被疑者は?」
緒川は一呼吸置いたあと、深呼吸して再び語り始めた。
「日系ブラジル人男性のフェルナンダ・カルロス・ホセ・ルイス・ナカジマです。昨年の一月二十日月曜日、午前五時三十分頃、収監先の千葉県市原市磯ヶ谷の市原刑務所の雑居房内で死亡しました。死因は、心臓発作です」
「心臓発作……?」
「死亡当時ナカジマの年齢は三十二歳で、心臓等に持病はありませんでした……」
「これも口封じ、何者かの手によって殺されたっていうのぉっ!?」
可南子は思わず素っ頓狂な声を上げた。
「主任、声が大きいッ。外に漏れます」
緒川が慌てて制す。
「あっ悪い悪い。ごめんね、ジュンちゃん」
可南子は、茶目っ気たっぷりに舌を出し、謝った。
緒川は周囲を見回したあと、一呼吸置いて気を取り直し、話を続けた。
「獄中死したナカジマは、所謂ブラジル系の車窃盗団の一味でした。ひき逃げ事件を起こした時、彼が乗って行った車は、フェラーリ・FFという四人乗りの高級ワゴンで、盗難車です」
「フェラーリ・FF……。元の所有者は?」
可南子は、真剣な眼差しを緒川の双眸に向けた。
またもや一呼吸置いてから、緒川が口を開いた。
「……元法務大臣で自〇党の幹事長高山寅之助代議士です。その車を主に使用していたのは――」
「えっ!?」
嘘っ!? 今、何ていったのぉ? 最後の方は頭がぼうとして聞き逃してしまった。
可南子は、眼前に立つ緒川の顔をまじまじと見詰めた。
緒川は頷いたあと、彼女が聞き逃してしまった人物の名を、もう一度口にした。
「高山亮一警部補です……」
「嘘だ。あの子が、あの子が……」
「信じられませんが、これは紛れもない事実です。今回の犀川一家殺害事件と同様に、火災で死亡した吉村祥子さんは、国道二十号で起こったひき逃げ事故を目撃しています。また、心中した二名の学生は、高山警部補のT大時代の友人で、フットサルのサークル仲間でした」
報告を終えると、緒川は何度も頷いた。
暫くの沈黙のあと、可南子は溜め息を吐き、口を開いた。
「このこと、上は知っているの?」
「いいえ、係長に今伝えたのが初めてです」
「そう……」
「どうします。一課長に報告入れますか?」
「……真相を調べてからにして。で、高山は今どこにいる?」
可南子は顎を窓の方に向けた。緒川も見る。
「第二班の有村と地取り捜査中です。確か今日は、松濤一丁目辺りを回ってみるといっていました」
この辺りは、何度も捜査員が訪れており、犯人検挙に繫がるような情報も完全に出涸らしていた。
それを踏まえた上で、緒川は、
「有村、呼び戻しますか?」
と伺いを立てた。
「高山が不審に思うといけないから、そのままにしておいて。もう少し泳がせてみる」
「了解です。で、このあと、自分は何をすれば?」
「……単独捜査は服務違反だけど、この際仕方ないわね。岡崎が……あの女が誰と繫がっているか徹底的に調べて」
指示を伝えたあと、比嘉は眉を顰め、溜め息を吐いた。
――この事件を片付けたら私は警察庁へ異動、本庁で最後の大仕事、徹底的に大掃除してやるかぁ……。
可南子は小会議室を出たあと、緒川と別れ細川が待つ地下駐車場へ向かった。
「ジュンちゃん、あんたさぁ、さっき、何で止めたの?」
歩きながら可南子は、先ほどの会議の途中、岡崎香織の名を口にしようとしたのを緒川が止めた理由を訊ねた。
「……それは、小会議室に着いてからってことで……」
緒川は勿体ぶった口調でいった。
上の階に着き、小会議室の引き戸の前で一旦立ち止まり、緒川は周囲に人影がないのを確認してから、戸を開けた。
この用心深さが、可南子は気掛かりだった。
緒川が余程重大な情報を掴んだに違いない、と比嘉は悟った。
「で、どうなの?」
室内に入るなり、可南子は質問した。
「気を落ち着けて聞いて下さい。比嘉係長……」
「ん? うん」
「岡崎香織が一連の事件に関与していることに間違いはありません。この女は、過去に今回と同様の事案を幾つか扱っています」
「同様の事案? 例えば……?」
問われ、緒川が真顔になる。ゴクリと生唾を呑んだあと、
「岡崎はH大法学部在籍中、所謂旧司法試験に合格し、大学卒業後司法修習生を経て、平成二十二年の九月、丸の内の南谷法律事務所に就職しています。その半年後、元神奈川県知事和泉孝之の三男が起こした傷害事件及び覚せい剤所持事件を処理しています。どんな手を使ったのかはわかりませんが、傷害の方は被害者との示談が成立し、覚せい剤所持の方はその後の裁判で無罪を勝ち取っています。更にその二年後には、前外務大臣山崎国義の次男が起こした強姦事件を無罪に、その翌年は、女優の石川茉莉子の長男が起こした暴行致死事件で、見事裁判に勝利し、正当防衛を勝ち取っています」
緒川の報告を聴いているだけで体温が上昇し、可南子は幾分か胸糞悪くなった。
「……つまり、誰の目から見ても明らかに有罪となる裁判で、無罪を勝ち取っている訳か。他には……?」
可南子は怪訝気味に訊ねた。
今、緒川が口にした内容は何れも、岡崎が、彼女自分の持つ法律の知識を駆使して半ば強引に裁判で勝利した事例に過ぎない。別段、先ほどの捜査会議で発言しても差し支えなかった。にも拘らず、なぜ、緒川は、岡崎に付いて比嘉が発言することを制したのか、その理由がまだ明らかにされていない。
「二年前です。埼玉県蕨市中央三丁目○-○の閑静な住宅地で火災がありました。日時は、平成二十五年八月三日土曜日、午前一時二十分頃です。焼け跡から、その家の主で元M大理工学部教授の三浦明彦さん、当時六十七歳と、奥さんの朋子さん、六十二歳、出火当時実家に里帰りしていた長女の吉村佳主馬子さん、三十七歳、そして孫娘の杏奈ちゃん九歳の焼死体が発見されました」
「……まさか口封じ……?」
怒りで、わなわなと両肩が震え出した。
緒川は頷くと話を続けた。
「その五日前の七月二十九日月曜日、都内渋谷区幡ヶ谷二丁目の国道二十号でひき逃げ事件がありました。被害者は、H大法学部四回生藤本浩平さん、当時二十一歳です。事故発生の二日後、渋谷区渋谷三丁目のマンション『渋谷○○』九階九〇二号室で、心中事件がありました。なくなったのは、T大法学部に通う二十一歳の男子大学生朝倉健さんと、同じくT大文学部に通う十九歳の女子学生大谷美香さんです」
可南子は、緒川の話を口に手を当てながら聞いていた。
「……惨い。で、ひき逃げ事故を起こした被疑者は?」
緒川は一呼吸置いたあと、深呼吸して再び語り始めた。
「日系ブラジル人男性のフェルナンダ・カルロス・ホセ・ルイス・ナカジマです。昨年の一月二十日月曜日、午前五時三十分頃、収監先の千葉県市原市磯ヶ谷の市原刑務所の雑居房内で死亡しました。死因は、心臓発作です」
「心臓発作……?」
「死亡当時ナカジマの年齢は三十二歳で、心臓等に持病はありませんでした……」
「これも口封じ、何者かの手によって殺されたっていうのぉっ!?」
可南子は思わず素っ頓狂な声を上げた。
「主任、声が大きいッ。外に漏れます」
緒川が慌てて制す。
「あっ悪い悪い。ごめんね、ジュンちゃん」
可南子は、茶目っ気たっぷりに舌を出し、謝った。
緒川は周囲を見回したあと、一呼吸置いて気を取り直し、話を続けた。
「獄中死したナカジマは、所謂ブラジル系の車窃盗団の一味でした。ひき逃げ事件を起こした時、彼が乗って行った車は、フェラーリ・FFという四人乗りの高級ワゴンで、盗難車です」
「フェラーリ・FF……。元の所有者は?」
可南子は、真剣な眼差しを緒川の双眸に向けた。
またもや一呼吸置いてから、緒川が口を開いた。
「……元法務大臣で自〇党の幹事長高山寅之助代議士です。その車を主に使用していたのは――」
「えっ!?」
嘘っ!? 今、何ていったのぉ? 最後の方は頭がぼうとして聞き逃してしまった。
可南子は、眼前に立つ緒川の顔をまじまじと見詰めた。
緒川は頷いたあと、彼女が聞き逃してしまった人物の名を、もう一度口にした。
「高山亮一警部補です……」
「嘘だ。あの子が、あの子が……」
「信じられませんが、これは紛れもない事実です。今回の犀川一家殺害事件と同様に、火災で死亡した吉村祥子さんは、国道二十号で起こったひき逃げ事故を目撃しています。また、心中した二名の学生は、高山警部補のT大時代の友人で、フットサルのサークル仲間でした」
報告を終えると、緒川は何度も頷いた。
暫くの沈黙のあと、可南子は溜め息を吐き、口を開いた。
「このこと、上は知っているの?」
「いいえ、係長に今伝えたのが初めてです」
「そう……」
「どうします。一課長に報告入れますか?」
「……真相を調べてからにして。で、高山は今どこにいる?」
可南子は顎を窓の方に向けた。緒川も見る。
「第二班の有村と地取り捜査中です。確か今日は、松濤一丁目辺りを回ってみるといっていました」
この辺りは、何度も捜査員が訪れており、犯人検挙に繫がるような情報も完全に出涸らしていた。
それを踏まえた上で、緒川は、
「有村、呼び戻しますか?」
と伺いを立てた。
「高山が不審に思うといけないから、そのままにしておいて。もう少し泳がせてみる」
「了解です。で、このあと、自分は何をすれば?」
「……単独捜査は服務違反だけど、この際仕方ないわね。岡崎が……あの女が誰と繫がっているか徹底的に調べて」
指示を伝えたあと、比嘉は眉を顰め、溜め息を吐いた。
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