『帰還勇者のRe:スクール(学園無双)』~リエナIf~異世界を救って帰還したら聖女がついてきたのでイチャコラ同棲して面倒をみようと思います。
マナシロカナタ✨ねこたま✨GCN文庫
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第1章 異世界を救った勇者、リエナと共に現実世界に帰還する。
第11話 始業式と席替えとクラス委員
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その後。
ある程度騒ぎも収まったところに、してやったりって顔をした担任の先生がやってきて。
担任の指示のもと俺たちは体育館に移動すると、どこにでもある変わり映えのない始業式が始まった。
うちの学校はいたって普通の公立高校なので、始業式もいたって平凡だ。
クラスごとに列になって、主に生活指導の先生と校長先生のお話を聞くだけだ。
そんな普通の始業式にリエナと並んで参加しながら、時々様子を見るようにリエナへと視線を向けると、
「えへへ……」
リエナは俺と視線を合わせてきて、嬉しそうに俺に笑い返すのだった。
始業式を終えて教室に戻ってくると、次に新学期恒例の行事である席替えが始まった。
しかし、
「リエナさんは日本に不慣れだから、今回は特別に織田の隣の席とする」
担任の先生はそう言うと、窓際の一番後ろの席を引き当てた俺の隣にリエナの席を配置した。
ちなみに智哉は中央最前列のいわゆる「特等席」を引いてしまい、
「マジかよ、特等席だ……終わった、俺の2学期……」
死にそうな顔と視線を俺とリエナに向けると、ガックリと肩を落としてトボトボと移動していった。
哀愁漂う煤けた背中だった……。
がんばれ智哉。
俺は応援してるからな。
智哉を送り出した俺は窓際の一番後ろ、新しい自分の席に移動する。
ついでにリエナの真新しい机も持ってきた。
その時、他の机があって通りにくかったので頭の上に机を持ち上げて運んだら、
「織田ってすげー力持ちなんだな」
「当たり前のように机を頭の上に持ち上げて、グラつくこともなく軽々と運んだよな?」
「お前あんなことできるか?」
「いやできるわけないだろ」
「もしかして引っ越し屋でバイトしてるんじゃないか?」
「かもな」
「俺思ったんだけど、リエナちゃんの国を救ったとか言ってるし、もしかして織田ってどっかの秘密組織のエージェントなんじゃね? 普段は高校生の振りしてるんじゃね?」
「そう言われると俺もそんな気がしてきた……」
「いやいやさすがにそれはラノベの読み過ぎだろ」
「フルメタかよw」
ギョッとしたように俺を見ながらざわつくクラスメイト達。
ああ、しまった。
ずっとこれくらいは当たり前な環境にいたから気にしなかったんだけど、普通の高校生はこんなに力は持っていないよな。
まあいいか。
もう見せてしまったし、夏休みにガッツリ身体を鍛えたことにして、2学期は体力には自信ある系で行こう。
そして席替えの後は、これまた恒例のクラス委員決めが始まった。
俺はせっかく平和な日本に戻ってこれたんだから『リスクール』――つまり学校生活を明るく楽しくやり直そうと思っていた。
クラス委員とかもやって文化祭にガッツリ関わって、楽しい思い出を作りたいな、なんて思っていたんだけど。
「当面は俺のことよりも、リエナの面倒を見る方が優先だな」
なにせ日本での生活は『オーフェルマウス』とは大違いだ。
なにか困ったことがあったらすぐに助けてあげたかったから、俺は今回は立候補するのは見送ることにした。
「すみません勇者様に気を遣わせてしまって」
「ははっ、なに言ってんだ。まだ高校1年なんだから、いろいろやるチャンスはこの先いくらでもあるさ。だから今はリエナが最優先だ。リエナに日本で楽しく過ごして欲しいからな」
俺はそう言うと、申し訳なさそうにしているリエナの頭をわしゃわしゃっと撫でて安心させてあげたのだった。
ある程度騒ぎも収まったところに、してやったりって顔をした担任の先生がやってきて。
担任の指示のもと俺たちは体育館に移動すると、どこにでもある変わり映えのない始業式が始まった。
うちの学校はいたって普通の公立高校なので、始業式もいたって平凡だ。
クラスごとに列になって、主に生活指導の先生と校長先生のお話を聞くだけだ。
そんな普通の始業式にリエナと並んで参加しながら、時々様子を見るようにリエナへと視線を向けると、
「えへへ……」
リエナは俺と視線を合わせてきて、嬉しそうに俺に笑い返すのだった。
始業式を終えて教室に戻ってくると、次に新学期恒例の行事である席替えが始まった。
しかし、
「リエナさんは日本に不慣れだから、今回は特別に織田の隣の席とする」
担任の先生はそう言うと、窓際の一番後ろの席を引き当てた俺の隣にリエナの席を配置した。
ちなみに智哉は中央最前列のいわゆる「特等席」を引いてしまい、
「マジかよ、特等席だ……終わった、俺の2学期……」
死にそうな顔と視線を俺とリエナに向けると、ガックリと肩を落としてトボトボと移動していった。
哀愁漂う煤けた背中だった……。
がんばれ智哉。
俺は応援してるからな。
智哉を送り出した俺は窓際の一番後ろ、新しい自分の席に移動する。
ついでにリエナの真新しい机も持ってきた。
その時、他の机があって通りにくかったので頭の上に机を持ち上げて運んだら、
「織田ってすげー力持ちなんだな」
「当たり前のように机を頭の上に持ち上げて、グラつくこともなく軽々と運んだよな?」
「お前あんなことできるか?」
「いやできるわけないだろ」
「もしかして引っ越し屋でバイトしてるんじゃないか?」
「かもな」
「俺思ったんだけど、リエナちゃんの国を救ったとか言ってるし、もしかして織田ってどっかの秘密組織のエージェントなんじゃね? 普段は高校生の振りしてるんじゃね?」
「そう言われると俺もそんな気がしてきた……」
「いやいやさすがにそれはラノベの読み過ぎだろ」
「フルメタかよw」
ギョッとしたように俺を見ながらざわつくクラスメイト達。
ああ、しまった。
ずっとこれくらいは当たり前な環境にいたから気にしなかったんだけど、普通の高校生はこんなに力は持っていないよな。
まあいいか。
もう見せてしまったし、夏休みにガッツリ身体を鍛えたことにして、2学期は体力には自信ある系で行こう。
そして席替えの後は、これまた恒例のクラス委員決めが始まった。
俺はせっかく平和な日本に戻ってこれたんだから『リスクール』――つまり学校生活を明るく楽しくやり直そうと思っていた。
クラス委員とかもやって文化祭にガッツリ関わって、楽しい思い出を作りたいな、なんて思っていたんだけど。
「当面は俺のことよりも、リエナの面倒を見る方が優先だな」
なにせ日本での生活は『オーフェルマウス』とは大違いだ。
なにか困ったことがあったらすぐに助けてあげたかったから、俺は今回は立候補するのは見送ることにした。
「すみません勇者様に気を遣わせてしまって」
「ははっ、なに言ってんだ。まだ高校1年なんだから、いろいろやるチャンスはこの先いくらでもあるさ。だから今はリエナが最優先だ。リエナに日本で楽しく過ごして欲しいからな」
俺はそう言うと、申し訳なさそうにしているリエナの頭をわしゃわしゃっと撫でて安心させてあげたのだった。
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