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第2章 リエナと過ごす日常生活

第27話 大人のマッサージ♡

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 その日の夜。

「勇者様♡ どうですか? 結構溜まっちゃってるみたいですけど♡」

 自室のベッドで寝そべった俺の腰の上にまたがったリエナが、いったん動きを止めると俺の耳元に顔を寄せて嬉しそうに尋ねてきた。

「ああ、すごく気持ちいいよ」

「えへへ♡ 勇者様が気持よくなってくれて良かったです♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡」

 さらに俺の首元に何度もキスをしてくるリエナ。

「こらこらくすぐったいって」

「これくらいは我慢してください♡ ちゅっ♡ ちゅ♡」

「まったくしょうがない奴だな。でも最近こういうことしてなかったから、思ったより溜まってたのかな?」

 身体は正直とはよく言ったもんだ。

「ふふっ、じゃあもっと気持ちよくなるようにがんばりますね♡ えいっ、えいっ♡」

 リエナが俺の腰の上にまたがったまま再び動き出す。

「あー、気持ちいい……そこ、そこ……あぁ、あ……」

 リエナは俺の気持ちいいところを見透かしているかのように、的確に俺の気持ちいいところを刺激してきた。
 そのたびに俺は得も言われぬ快感の喘ぎを漏らしてしまうのだった。

「ふふっ、どうぞ力を抜いて、いくらでも気持ちよくなって下さいね♡ 勇者様が気持よくなってくれたら私も嬉しいんですから♡ えいっ、えいえいっ♡」

「あー、ほんと気持ちいい……このまま天国までいっちゃいそう……」

「いくらでもいっちゃってください♡ 最後まで私がしっかりエスコートしますので♡ えいっ♡ えいっ♡」

「あぁ……あ……うぅ……はぁぅ、あぁぁ……」


 ――とまぁ俺とリエナがベッドでいったい何をしていたかというと、


「やっぱり久しぶりの戦闘だったので、疲れが溜まってしまってますね」

「俺としては特にそんな感じはなかったんだけど、身体は正直だよなぁ……」

 もちろん溜まっていた疲労回復のためのマッサージだった。
 それ以外にはないよな?

 上半身裸でうつ伏せになった俺の腰の上にまたがったリエナが、俺の腰や背中を手で揉んだりさすったりしてくれているのだ。

 もちろんリエナはちゃんと服を着ている。
 例の可愛い猫ちゃんパジャマ姿だ。

「久々の戦闘で、消耗していたとはいえ魔王カナンと戦ったんですから、それも仕方ありませんよ」

「腐っても魔王だもんな。最後は本体の位相次元空間ごと吹っ飛ばしたわけだし」
「ですね♪」

「でもリエナのマッサージのおかげですごく楽になったよ。固くなってたところが綺麗にほぐれた気がする。もしなにもしないでいたら、明日ちょっとしんどかったかもだ」

「勇者様のお役に立てて良かったです。ではもうちょっとマッサージを続けますね」

「うん、せっかくだし頼もうかな」

「ちなみになんですけど、勇者様が望むのであればこのまま大人のマッサージに移っちゃってもいいですよ。なんちゃって、きゃっ♡」

 うつ伏せになってるから見えないけど、俺の上でリエナが身をよじってくねくねしているのが腰のあたりから伝わってくる。

「こらこらリエナ、ちゃんと節度を持つようにって母さんから言われてるだろ? そういうのはもっと大人になってからな」

「はーい♡ でも約束ですよ? 大人になったらちゃんと可愛がってくださいね?」
「ああ、約束だ」

「えへへ、約束してもらったのでちゃんと我慢します♡」

 嬉しそうに言って、リエナがマッサージを再開する。

 しばらくマッサージを続けてもらってから、今日もリエナと一緒に眠りについたのだった。
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