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第1章 突然のゲーム内転移
第2話 ドボン→ふにょん♪→「ひあんっ!」
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ゴポゴポゴポゴポ……。
(み、水っ!? なんで学校の階段を踏み外したら、下が水なんだよ!? いや温かいからお湯か? って、鼻に水が入って痛ぇっ!? あと息が苦しい! まずはここから出ないと! 話はそれからだ!)
俺はなんとか水面に出ようとして両手を伸ばしたのだが――、
ふにょんっ♪
伸ばした俺の両手は、なにやら柔らかいものを鷲掴みしてしまっていた。
「ひあんっ!」
同時に可愛らしい声が聞こえてくる。
ふにょん♪
ふにょふにょん♪
「あんっ、んっ、ひゃん!」
いったいなんだ?
どうやら俺はマシュマロのような柔らかさをもった、メロンのような大きな物を、掴んでしまっているようだ。
ふにふに♪ ふにょん♪
やばい、癖になりそうな柔らかさだ。
このままずっと触っていたいぞ――
「あふんっ♪ らめぇっ……! ――って、いつまで触ってんのよ!」
ゲシッ!
強烈なキックが俺のボディに炸裂した。
「ゴハッ!? ゲホッ、ゴホッ! ゲホッ! はぁはぁ……息が、できる……!」
蹴られたおかげで、俺はやっとこさ水面に顔を出すことに成功する。
ゼーハーと肩で息をしながら、俺は酸素がある幸せをしみじみと感じた。
「男っ!? なんで男がここにいるのよ!?」
と、悲鳴のような声があがり、俺はすぐに視線をそちらへと向けた。
「え……? 女の子? って、裸ぁっ!?」
俺の目の前にとびっきりの美少女がいた。
燃えるような真紅の髪。
勝ち気で凛々しい表情。
見間違えるはずもない。
それは俺が毎日のように見続けていた『烈火の姫騎士アリエッタ』そのものだった。
ええっと、コスプレ?
こんな真っ赤な髪は、黒髪がほとんどの日本じゃまずお目にかかれないもんな。
そしてアリエッタ似の美少女は、銭湯のようなだだっ広い大浴場につかっていて。
俺は両手でその胸を鷲掴みしていたのだ。
つまりここはコスプレしたままお風呂に入る『コスプレ銭湯』かなにかなのだろうか?
なるほど分からん。
「~~~~~っ!!」
俺の言葉に、アリエッタ似の美少女が左手で胸を、右手で股間を隠しながら顔を朱に染める。
「ご、ごめん!」
俺も慌てて、ふにょふにょさせていた両手をひっこめた。
「このっ、大浴場に忍び込むだけでなく、この私のむ、む、胸を! 胸を揉むだなんて!」
アリエッタ似の美少女がワナワナと肩を震わせる。
やばい、メチャクチャ怒っている。
そりゃあ当然だよな。
入浴中に見ず知らずの男に無断侵入されて、怒らない女の子はいないだろう。
しかも胸まで揉まれたのだ。
これで怒らない女の子がいたら見てみたい。
俺が女の子でも怒る。
だけど俺も俺で、何が何やら意味不明なんだよ!
なんで高校の廊下を踏み外したら大浴場にいるんだよ!?
どう考えてもここ、高校の施設じゃないよな!?
「ちょっと待ってくれないか、俺も何が何だか分かってなくてさ。頭を整理したいんだ」
「問答無用! もはやその行い、許し難し! かくなる上は、アンタに決闘を申し込むわ!」
ビシィッ!
アリエッタ似の女の子が左腕で胸を隠しながら、俺に向かって右手の人差し指を叩きつけるようにして指差した。
そのせいで股間が丸見えになってしまったのだが、さすがにそれを指摘できるような空気感ではない。
「決闘……だって?」
「そうよ! アンタ――ええっと、アンタの名前は?」
「加賀谷裕太――いや、名字と名前が逆になるからユータ・カガヤか」
「ユータ・カガヤ? はん! 下劣なスケベ猿に相応しい、実にみすぼらしい名前ね」
「いや、そこまで言われるほどではないと思うんだが……」
「お黙りなさい!」
「あ、はい」
女の子の剣幕に、俺は一瞬で気圧されて押し黙った。
「余計な会話で話を逸らそうとする魂胆くらい、全てまるっとお見通しだから」
「余計な話をしてきたのはそっちのような……」
「言い訳なんか聞きたくもないから。ユータ・カガヤ! 私、アリエッタ・ローゼンベルクはアンタに決闘を申し込むわ!」
いきなり大浴場にドボンしたと思ったら、胸を揉んでしまい、決闘を挑まれる。
これが俺とアリエッタ・ローゼンベルク――俺の推しの子である『烈火の姫騎士アリエッタ』との、初めてのリアルな出会いだった。
(み、水っ!? なんで学校の階段を踏み外したら、下が水なんだよ!? いや温かいからお湯か? って、鼻に水が入って痛ぇっ!? あと息が苦しい! まずはここから出ないと! 話はそれからだ!)
俺はなんとか水面に出ようとして両手を伸ばしたのだが――、
ふにょんっ♪
伸ばした俺の両手は、なにやら柔らかいものを鷲掴みしてしまっていた。
「ひあんっ!」
同時に可愛らしい声が聞こえてくる。
ふにょん♪
ふにょふにょん♪
「あんっ、んっ、ひゃん!」
いったいなんだ?
どうやら俺はマシュマロのような柔らかさをもった、メロンのような大きな物を、掴んでしまっているようだ。
ふにふに♪ ふにょん♪
やばい、癖になりそうな柔らかさだ。
このままずっと触っていたいぞ――
「あふんっ♪ らめぇっ……! ――って、いつまで触ってんのよ!」
ゲシッ!
強烈なキックが俺のボディに炸裂した。
「ゴハッ!? ゲホッ、ゴホッ! ゲホッ! はぁはぁ……息が、できる……!」
蹴られたおかげで、俺はやっとこさ水面に顔を出すことに成功する。
ゼーハーと肩で息をしながら、俺は酸素がある幸せをしみじみと感じた。
「男っ!? なんで男がここにいるのよ!?」
と、悲鳴のような声があがり、俺はすぐに視線をそちらへと向けた。
「え……? 女の子? って、裸ぁっ!?」
俺の目の前にとびっきりの美少女がいた。
燃えるような真紅の髪。
勝ち気で凛々しい表情。
見間違えるはずもない。
それは俺が毎日のように見続けていた『烈火の姫騎士アリエッタ』そのものだった。
ええっと、コスプレ?
こんな真っ赤な髪は、黒髪がほとんどの日本じゃまずお目にかかれないもんな。
そしてアリエッタ似の美少女は、銭湯のようなだだっ広い大浴場につかっていて。
俺は両手でその胸を鷲掴みしていたのだ。
つまりここはコスプレしたままお風呂に入る『コスプレ銭湯』かなにかなのだろうか?
なるほど分からん。
「~~~~~っ!!」
俺の言葉に、アリエッタ似の美少女が左手で胸を、右手で股間を隠しながら顔を朱に染める。
「ご、ごめん!」
俺も慌てて、ふにょふにょさせていた両手をひっこめた。
「このっ、大浴場に忍び込むだけでなく、この私のむ、む、胸を! 胸を揉むだなんて!」
アリエッタ似の美少女がワナワナと肩を震わせる。
やばい、メチャクチャ怒っている。
そりゃあ当然だよな。
入浴中に見ず知らずの男に無断侵入されて、怒らない女の子はいないだろう。
しかも胸まで揉まれたのだ。
これで怒らない女の子がいたら見てみたい。
俺が女の子でも怒る。
だけど俺も俺で、何が何やら意味不明なんだよ!
なんで高校の廊下を踏み外したら大浴場にいるんだよ!?
どう考えてもここ、高校の施設じゃないよな!?
「ちょっと待ってくれないか、俺も何が何だか分かってなくてさ。頭を整理したいんだ」
「問答無用! もはやその行い、許し難し! かくなる上は、アンタに決闘を申し込むわ!」
ビシィッ!
アリエッタ似の女の子が左腕で胸を隠しながら、俺に向かって右手の人差し指を叩きつけるようにして指差した。
そのせいで股間が丸見えになってしまったのだが、さすがにそれを指摘できるような空気感ではない。
「決闘……だって?」
「そうよ! アンタ――ええっと、アンタの名前は?」
「加賀谷裕太――いや、名字と名前が逆になるからユータ・カガヤか」
「ユータ・カガヤ? はん! 下劣なスケベ猿に相応しい、実にみすぼらしい名前ね」
「いや、そこまで言われるほどではないと思うんだが……」
「お黙りなさい!」
「あ、はい」
女の子の剣幕に、俺は一瞬で気圧されて押し黙った。
「余計な会話で話を逸らそうとする魂胆くらい、全てまるっとお見通しだから」
「余計な話をしてきたのはそっちのような……」
「言い訳なんか聞きたくもないから。ユータ・カガヤ! 私、アリエッタ・ローゼンベルクはアンタに決闘を申し込むわ!」
いきなり大浴場にドボンしたと思ったら、胸を揉んでしまい、決闘を挑まれる。
これが俺とアリエッタ・ローゼンベルク――俺の推しの子である『烈火の姫騎士アリエッタ』との、初めてのリアルな出会いだった。
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