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第4章 ヒロインズ・バトル
第114話 ペンドラゴン・アヴァランシュ
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しかしSランク攻撃は本日2発目ということもあったのか、
「きゅ~~~~(>_<)」
キララは急に力尽きたようにガクリと両膝を地面につくと、そのままピクリとも動かなくなってしまう。
体勢を崩していたジラント・ドラゴンは先に立ち直ると、
「グルアァァァァァ!」
動けないでいるキララを狙って、至近距離でのドラゴンブレスを放つ。
「させないってば! 言ったよね、アタシの方が速いって!」
しかし横から高速で飛び込んだルナが、流れるようにキララを拾いあげると、際どいところでドラゴンブレスをかわして飛び去り、事なきを得た。
そして一連の攻防の間に、俺は最後の詠唱を完了する!
「神龍の叡智と力でもって、目の前に立ちふさがりし全ての敵を断ち切ってみせよ!」
聖剣エクスカリバーが、地上に舞い降りた太陽のごとくまぶしく輝き、世界を白き聖光によって染め上げる!
「受けてみろ! これが俺の全力全開――!」
俺は神速の踏み込みから、光り輝く聖剣を大上段に振りかぶる!
「ペンドラゴン・アヴァランシュ!」
真っ白な世界の中心で、俺はSSSランクへと到達する必殺の一撃を、ジラント・ドラゴンに打ち込んだ!
「グルルルッッ!」
ジラント・ドラゴンは漆黒の防御障壁を展開するが、烈光を放つ聖剣エクスカリバーは防御障壁を粉々に粉砕する。
「行ける――!」
光の剣が、ジラント・ドラゴンへと到達する――と思った直後、ジラント・ドラゴンがひと際大きく吠えた。
「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!」
それとともに、漆黒の魔力がジラント・ドラゴンの周りに渦を巻き始める。
漆黒の魔力は密度を上げると、蛇が獲物に絡みつくように聖剣エクスカリバーにまとわりついてきた。
「なに――っ!?」
輝く聖剣と漆黒の蛇が、互いの力を喰らい始める。
光の魔力と闇の魔力がバチバチと相殺し合い、振り下ろそうとしていた聖剣エクスカリバーが半ばで止まってしまう。
「グルルルルルッ……!」
しかも低い唸り声とともに、漆黒の蛇はどんどんと密度を増し始めた。
「くそっ、まだこんな奥の手を残していたのかよ! けど、なめんなよ! 聖光開放! おおおおおおおおおおおおおおっっ!!」
俺は聖剣エクスカリバーに更なる魔力を注ぎ込んだ。
聖剣エクスカリバーが再び猛烈に輝き始め、絡みつく漆黒の蛇を断ち切ろうとして――、
「グルルルルァァァァ!」
しかしジラント・ドラゴンも、ここが勝負どころとばかりに漆黒の魔力を次から次へと漆黒の蛇に注ぎ込み、聖光と漆黒のせめぎ合いの均衡は崩れようとはしない。
「おおおおおおおおおおお!」
魔力を注がれた聖剣エクスカリバーの聖光が輝きを増すと、
「グルルルルァァァァ!」
漆黒の蛇もまたジラント・ドラゴンの魔力を注がれて密度を濃くする。
まさに一進一退の力比べだ。
俺とジラント・ドラゴンは、互いに相手の魔力をねじ伏せようと、力の限りに魔力を注ぎ込み合う。
押し合い圧し合いの我慢比べが続く中で、俺は少しずつ焦り始めていた。
まずいぞ。
既にだいぶ魔力を消耗している。
もうちょっとしたらペンドラゴン・アヴァランシュの発動が終わってしまう。
なのにどうしても、絡みつく黒蛇を断ち切ることができない。
ジラント・ドラゴンも全力全開は同じで、いっぱいいっぱいなのは伝わってきている。
俺が苦しいように、ジラント・ドラゴンも苦しい。
あともう少しなのは間違いない。
だけどその「あともう少し」がどうしても越えられないのだ。
ペンドラゴン・アヴァランシュが防がれたら次はないにもかかわらず、現状を打開する手段を俺は持っていなかった。
聖剣エクスカリバーの光が少しずつ弱まってくる。
ペンドラゴン・アヴァランシュが効果の発動を終えつつあるのだ。
くそ――!
このままじゃ俺たちの負けだ。
どうする!?
だが生半可な攻撃じゃ、この最強クラスの魔力がぶつかり合う究極の均衡状況は変えられない。
ペンドラゴン・アヴァランシュほどではないにしても、それなりの威力の魔法攻撃が必要だ。
なにか、なにかないか?
状況を打破する最後の一手はないか?
なにか、なにか、なにかなにか――
「――あった」
あるじゃないか!
俺たちにはもう一つ、最強クラスの大火力魔法があるじゃないか!
俺はすぐさまアリエッタへと呼びかけた!
「アリエッタ! カラミティ・インフェルノで援護を頼む!」
「きゅ~~~~(>_<)」
キララは急に力尽きたようにガクリと両膝を地面につくと、そのままピクリとも動かなくなってしまう。
体勢を崩していたジラント・ドラゴンは先に立ち直ると、
「グルアァァァァァ!」
動けないでいるキララを狙って、至近距離でのドラゴンブレスを放つ。
「させないってば! 言ったよね、アタシの方が速いって!」
しかし横から高速で飛び込んだルナが、流れるようにキララを拾いあげると、際どいところでドラゴンブレスをかわして飛び去り、事なきを得た。
そして一連の攻防の間に、俺は最後の詠唱を完了する!
「神龍の叡智と力でもって、目の前に立ちふさがりし全ての敵を断ち切ってみせよ!」
聖剣エクスカリバーが、地上に舞い降りた太陽のごとくまぶしく輝き、世界を白き聖光によって染め上げる!
「受けてみろ! これが俺の全力全開――!」
俺は神速の踏み込みから、光り輝く聖剣を大上段に振りかぶる!
「ペンドラゴン・アヴァランシュ!」
真っ白な世界の中心で、俺はSSSランクへと到達する必殺の一撃を、ジラント・ドラゴンに打ち込んだ!
「グルルルッッ!」
ジラント・ドラゴンは漆黒の防御障壁を展開するが、烈光を放つ聖剣エクスカリバーは防御障壁を粉々に粉砕する。
「行ける――!」
光の剣が、ジラント・ドラゴンへと到達する――と思った直後、ジラント・ドラゴンがひと際大きく吠えた。
「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!」
それとともに、漆黒の魔力がジラント・ドラゴンの周りに渦を巻き始める。
漆黒の魔力は密度を上げると、蛇が獲物に絡みつくように聖剣エクスカリバーにまとわりついてきた。
「なに――っ!?」
輝く聖剣と漆黒の蛇が、互いの力を喰らい始める。
光の魔力と闇の魔力がバチバチと相殺し合い、振り下ろそうとしていた聖剣エクスカリバーが半ばで止まってしまう。
「グルルルルルッ……!」
しかも低い唸り声とともに、漆黒の蛇はどんどんと密度を増し始めた。
「くそっ、まだこんな奥の手を残していたのかよ! けど、なめんなよ! 聖光開放! おおおおおおおおおおおおおおっっ!!」
俺は聖剣エクスカリバーに更なる魔力を注ぎ込んだ。
聖剣エクスカリバーが再び猛烈に輝き始め、絡みつく漆黒の蛇を断ち切ろうとして――、
「グルルルルァァァァ!」
しかしジラント・ドラゴンも、ここが勝負どころとばかりに漆黒の魔力を次から次へと漆黒の蛇に注ぎ込み、聖光と漆黒のせめぎ合いの均衡は崩れようとはしない。
「おおおおおおおおおおお!」
魔力を注がれた聖剣エクスカリバーの聖光が輝きを増すと、
「グルルルルァァァァ!」
漆黒の蛇もまたジラント・ドラゴンの魔力を注がれて密度を濃くする。
まさに一進一退の力比べだ。
俺とジラント・ドラゴンは、互いに相手の魔力をねじ伏せようと、力の限りに魔力を注ぎ込み合う。
押し合い圧し合いの我慢比べが続く中で、俺は少しずつ焦り始めていた。
まずいぞ。
既にだいぶ魔力を消耗している。
もうちょっとしたらペンドラゴン・アヴァランシュの発動が終わってしまう。
なのにどうしても、絡みつく黒蛇を断ち切ることができない。
ジラント・ドラゴンも全力全開は同じで、いっぱいいっぱいなのは伝わってきている。
俺が苦しいように、ジラント・ドラゴンも苦しい。
あともう少しなのは間違いない。
だけどその「あともう少し」がどうしても越えられないのだ。
ペンドラゴン・アヴァランシュが防がれたら次はないにもかかわらず、現状を打開する手段を俺は持っていなかった。
聖剣エクスカリバーの光が少しずつ弱まってくる。
ペンドラゴン・アヴァランシュが効果の発動を終えつつあるのだ。
くそ――!
このままじゃ俺たちの負けだ。
どうする!?
だが生半可な攻撃じゃ、この最強クラスの魔力がぶつかり合う究極の均衡状況は変えられない。
ペンドラゴン・アヴァランシュほどではないにしても、それなりの威力の魔法攻撃が必要だ。
なにか、なにかないか?
状況を打破する最後の一手はないか?
なにか、なにか、なにかなにか――
「――あった」
あるじゃないか!
俺たちにはもう一つ、最強クラスの大火力魔法があるじゃないか!
俺はすぐさまアリエッタへと呼びかけた!
「アリエッタ! カラミティ・インフェルノで援護を頼む!」
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