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第六部「チート学園」 異世界転生 ??日目
第411話 話を変えたはずなのに……
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今はチートがない――つまりは戦うすべが全くないことに思い至り、俺は思わず身構えちゃったんだけど、
「そんな警戒しなくても大丈夫だよ。だって理由は簡単、セーヤくんを守るためなんだから」
ケンセーはにっこりと笑いながらそんなことを言ったのだった。
「俺を……守る……? どういう意味だ?」
いまいち意味が解らずに首を傾げた俺に、ケンセーが説明を続けてゆく。
「うんとね、セーヤくんが《全チートフル装備》したことで、一時的に全部のチートが力を使い果たしちゃったんだ。しかもそれだけじゃなくて、壊れちゃったチートもあったの」
「え、うそ、マジで!? それは真剣に困るんだけど!? ここだけの話、俺はチートなしじゃとてもこの世界で生きていけないんだが……」
衝撃の事実を告げられてあたふたと取り乱しちゃった俺。
でも仕方ないだろ?
異世界転生してここまでわずか半月で、SS級と5戦した上にさらにSSS級とまで戦ったんだよ?
最近ちょっと思うんだけどさ、全チートフル装備ですら大苦戦するこの異世界ってかなり攻略難易度が高いよな?
チートなしでこの超高難度異世界を生きていくとか、明らかに無理ゲーなんですけど?
「もう、そんなの最初から知ってるよ。だってセーヤくんは私たちチートがないと普通の人なんだもん」
「あ、そうだよね、もちろんみんなは知ってるよね。日々みんなが助けてくれるおかげで、俺はとてもとても助かっていますです」
特にケンセー=剣聖は戦闘があるたびにお世話になりまくっているチートだ。
日頃の感謝も込めて、ぺこぺことケンセーに頭を下げる俺だった。
「でね? このままじゃセーヤくんなにもできなくて大ピンチだから、こうやってセーヤくんごと皆でひきこもったの。その間にチート学園でセーヤくんと絆を深めることで、効率的にチートたちの回復と修復をはかっていたってわけ」
「そういうわけだったのか……俺を助けるために……」
お前ら、なんて主思いのいいやつらなんだ……!
「あとはね。ちょっとだけ私たちもセーヤくんと遊びたかったの。このチート学園で、短くてもいいからセーヤくんと一緒の時間を過ごしたかったんだ」
「そっか……」
「セーヤくんとの学園生活は本当に楽しい時間だった。セーヤくんと一緒できて大満足だよ、えへへ」
「うん、俺も楽しかった。みんないい子ばっかで、本当に楽しい時間だった」
「それでね、どうせなら素のセーヤくんと過ごしたいじゃん? それでセーヤくんに気付かれないように、セーヤくんが疑問に思うのをうまく誘導してごまかすのが私の役目だったんだけど……」
ケンセーはそこで言葉を切ると、はぁ――と可愛らしく、そしてちょっとわざとらしくため息をついた。
「なのに疑問に思うどころか、セーヤくんってば全チートが修復完了しても――どころかいつまで経っても気付かなくて、なんか普通にチート学園のことを受け入れちゃってるんだもん。にっちもさっちもいかなくなってこっちから言う羽目になりましたとさ……はぁ……」
話を変えたはずなのに、結局俺がアホだった話にまた戻ってしまった件に関して……。
「そんな警戒しなくても大丈夫だよ。だって理由は簡単、セーヤくんを守るためなんだから」
ケンセーはにっこりと笑いながらそんなことを言ったのだった。
「俺を……守る……? どういう意味だ?」
いまいち意味が解らずに首を傾げた俺に、ケンセーが説明を続けてゆく。
「うんとね、セーヤくんが《全チートフル装備》したことで、一時的に全部のチートが力を使い果たしちゃったんだ。しかもそれだけじゃなくて、壊れちゃったチートもあったの」
「え、うそ、マジで!? それは真剣に困るんだけど!? ここだけの話、俺はチートなしじゃとてもこの世界で生きていけないんだが……」
衝撃の事実を告げられてあたふたと取り乱しちゃった俺。
でも仕方ないだろ?
異世界転生してここまでわずか半月で、SS級と5戦した上にさらにSSS級とまで戦ったんだよ?
最近ちょっと思うんだけどさ、全チートフル装備ですら大苦戦するこの異世界ってかなり攻略難易度が高いよな?
チートなしでこの超高難度異世界を生きていくとか、明らかに無理ゲーなんですけど?
「もう、そんなの最初から知ってるよ。だってセーヤくんは私たちチートがないと普通の人なんだもん」
「あ、そうだよね、もちろんみんなは知ってるよね。日々みんなが助けてくれるおかげで、俺はとてもとても助かっていますです」
特にケンセー=剣聖は戦闘があるたびにお世話になりまくっているチートだ。
日頃の感謝も込めて、ぺこぺことケンセーに頭を下げる俺だった。
「でね? このままじゃセーヤくんなにもできなくて大ピンチだから、こうやってセーヤくんごと皆でひきこもったの。その間にチート学園でセーヤくんと絆を深めることで、効率的にチートたちの回復と修復をはかっていたってわけ」
「そういうわけだったのか……俺を助けるために……」
お前ら、なんて主思いのいいやつらなんだ……!
「あとはね。ちょっとだけ私たちもセーヤくんと遊びたかったの。このチート学園で、短くてもいいからセーヤくんと一緒の時間を過ごしたかったんだ」
「そっか……」
「セーヤくんとの学園生活は本当に楽しい時間だった。セーヤくんと一緒できて大満足だよ、えへへ」
「うん、俺も楽しかった。みんないい子ばっかで、本当に楽しい時間だった」
「それでね、どうせなら素のセーヤくんと過ごしたいじゃん? それでセーヤくんに気付かれないように、セーヤくんが疑問に思うのをうまく誘導してごまかすのが私の役目だったんだけど……」
ケンセーはそこで言葉を切ると、はぁ――と可愛らしく、そしてちょっとわざとらしくため息をついた。
「なのに疑問に思うどころか、セーヤくんってば全チートが修復完了しても――どころかいつまで経っても気付かなくて、なんか普通にチート学園のことを受け入れちゃってるんだもん。にっちもさっちもいかなくなってこっちから言う羽目になりましたとさ……はぁ……」
話を変えたはずなのに、結局俺がアホだった話にまた戻ってしまった件に関して……。
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