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性教育とは ※
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「ええっと……それはいつからだ? 随分前からだろう?」
エダールは十九歳だ。成長が遅れていたことを差し引いても、何年もその状態だったという事か。不安を解消してやれなかったことに自責の念を感じながら、ヨウスケはなんとか今からでも教えてやらなければいけないと、育ての親としての責任感だけで聞いてみる。
「去年くらいから……かな?」
ここに来て三年間をずっと耐えていた訳では無いのか。ヨウスケは胸をなで下ろした。
それでも良い訳ではないが、今から正しい知識を教えてやれば良いだけだ。
だが。
「じゃあ、……うーん。どこから言ったらいいのか……男だったら当たり前の事で、病気じゃ無いんだけど……」
ヨウスケはそういった事に奥手だ。自分自身も性欲が強いわけでは無く、時折夢精したり気が向いたときに自慰をする程度。そんなヨウスケが我が子同然に世話を焼いてきた子に、性の手ほどきをするには少しばかり経験と思いきりが不足していた。
もじもじとする育ての親を前に、エダールは何かを察したらしい。
「え……っ、おい、エダール、なに……」
ぐいとヨウスケの腕を引くと、そのままスタスタと自室に引きずり込んだ。
そうして唯一の座れる場所――つまりベッドへ案内すると、半ば強制的にそこに座らせた。
「な、なんだよエダール」
養い子の強引な態度にヨウスケは少しだけ身構える。
「見せてくれ。男なら当たり前なんだろ? ヨウスケのこれも、膨らむのか」
「ひゃ……っ、お、お前そんなとこ」
エダールは躊躇無く、ヨウスケの股間をぺたりと触れる。こんな風に接したことは勿論無いし、一緒に風呂に入ったことも無い。そういう面ではよそよそしい関係を築いていたのかもしれないが、ヨウスケの中では家族として適切な距離感だったと思っている。
「ちょ、おい……、おいって……!」
「俺は、こうすると膨らむ事がある。ムズムズして、気持ちいい。ヨウスケは? 気持ちいい?」
ただの興味本位なのかもしれないが、躊躇無く触れるその手の動きは毒だ。何せ二十六年間、他人の熱を知らずに過ごして来たのだ。
その上エダールは遠慮が無い。まだ柔らかい陰茎を揉みしだき、あっさりとそれを硬いものに育てていく。自分の意思ではなく他人に与えられる刺激に、コウスケは弱い。
「お前……っ、ちょ、あ!」
ズボンのゆるい紐を解いて、あっさりと昂ぶったそれを取り出された。気がつけばベッドに押し倒されるような体勢で、視界の端に銀色の尻尾が大きく揺れていた。
「なんか、ヨウスケを見てると俺も、変だ。膨らむ」
いつもと違う、ギラギラとした目つきでエダールも自らの陰茎を取り出した。
色合いこそヨウスケと大差ないものの、その大きさと長さは随分違った。先端は丸く張り出して、幹の中頃は血管が浮き上がる程太く反り返っていた。
「な、エダール……ッ。何……ンッ」
ベッドサイドに置いてある小さなチェストから、エダールは香油を取り出した。乾燥する時期に顔から唇、手足にまで刷り込めるヨウスケ特製の香油だ。
エダールはそれを、めくり上げたヨウスケの腹の上にたらりと零した。
「つめ、た……っあ!」
腹から脇腹に零れたそれを、エダールは掬い取りお互いの幹に擦りつけた。
リラクゼーションも考えてブレンドしたはずの香油が、雄の匂いと混ざってぶわりと香り立つ。
「あ、あ……っ、ちょっと、う、あ!」
熱くて重いエダールの陰茎が、ヨウスケの腹を打った。
エダールは二つの幹を重ね、それを大きな手のひらで纏めて包むとグシュグシュと上下に擦り出す。
「やあ、あっ、おま……っ、え……!」
「はぁ……っ、こうすると、きもちいーから。ヨウスケも、気持ちいいか?」
そんなこと言える訳がなかった。年上として、また男としてのプライドがそれを許さない。
裏筋が擦られ、時折強くカリがぶつかった。不規則なその動きに腰が勝手に動いて、快楽をもっと欲しいと強請りそうになる。
思わず漏れてしまいそうな口元を抑え、ヨウスケは必死にその快感に耐えていた。片手でエダールの肩を押し返そうとしても、厚く鍛えられた身体はビクリともしない。
(てか、なんでこんな事になったんだっけ……?)
木で出来たベッドが男二人の体重を受けてギシギシと軋ませる。
落ちてくるエダールの吐息が、まるでセックスをしているようで――。
ヨウスケがそんな事を思いかけた所で、目の前に絶頂の波が押し寄せてきた。
自分を攻め立てる男の肩にしがみ付く。これでは押し返したいのか引き寄せたいのか、どちらなのかもう分からない。
「あ、や、……っ、やめろって……、ん、んっ、イ、イク、から……!」
「イクって? どこに……? 『教えて』コウスケ……」
「ばか……っ、こんな時にコマンド……っ、あ、出るって、事……! 白い、せーえき、がぁ、ちんこの先から……ビューって、ん、あっ、あーーっ、も、……イく……! イく……!」
ヨウスケはギリギリで、これが性教育の一環だった事を思い出した。自分の射精で解説するなんて、随分間抜けな話だと普段のヨウスケだったら鼻で笑うだろうが、今の彼はそれどころではなかった。
「あ! あ、あ――っ!」
ピンと足を突っ張ると、双球からこみ上げる熱液が小さな穴から噴き上がった。早すぎる心臓の鼓動に合わさるように、それは身体を揺らしてビクビクと何度も放出される。
「ん、俺も……イク? イく……っ。ヨウスケ……ッ」
そして少し遅れて、エダールもヨウスケの薄い腹の上に精を放った。
「はあ……っ、ヨウスケも、白いの出るんだ。同じなんだな。『教えてくれてありがとう』、これがイくって、覚えた」
「も……ばかぁ……」
年下の育て子にイかされてしまった。その上、絶頂の瞬間に与えられたDomからのコマンドに、言いようのない快楽を知ってしまった。
ヨウスケはいたたまれなさで己の顔を覆い隠した。
「ヨウスケ、可愛かった。一人でするより気持良いな。また、しよう」
「――っ、もう、しねぇよ!」
こんな恥ずかしい事はもうごめんだ。ヨウスケは羞恥で顔を真っ赤にながら布団の中にその身を隠した。
エダールは十九歳だ。成長が遅れていたことを差し引いても、何年もその状態だったという事か。不安を解消してやれなかったことに自責の念を感じながら、ヨウスケはなんとか今からでも教えてやらなければいけないと、育ての親としての責任感だけで聞いてみる。
「去年くらいから……かな?」
ここに来て三年間をずっと耐えていた訳では無いのか。ヨウスケは胸をなで下ろした。
それでも良い訳ではないが、今から正しい知識を教えてやれば良いだけだ。
だが。
「じゃあ、……うーん。どこから言ったらいいのか……男だったら当たり前の事で、病気じゃ無いんだけど……」
ヨウスケはそういった事に奥手だ。自分自身も性欲が強いわけでは無く、時折夢精したり気が向いたときに自慰をする程度。そんなヨウスケが我が子同然に世話を焼いてきた子に、性の手ほどきをするには少しばかり経験と思いきりが不足していた。
もじもじとする育ての親を前に、エダールは何かを察したらしい。
「え……っ、おい、エダール、なに……」
ぐいとヨウスケの腕を引くと、そのままスタスタと自室に引きずり込んだ。
そうして唯一の座れる場所――つまりベッドへ案内すると、半ば強制的にそこに座らせた。
「な、なんだよエダール」
養い子の強引な態度にヨウスケは少しだけ身構える。
「見せてくれ。男なら当たり前なんだろ? ヨウスケのこれも、膨らむのか」
「ひゃ……っ、お、お前そんなとこ」
エダールは躊躇無く、ヨウスケの股間をぺたりと触れる。こんな風に接したことは勿論無いし、一緒に風呂に入ったことも無い。そういう面ではよそよそしい関係を築いていたのかもしれないが、ヨウスケの中では家族として適切な距離感だったと思っている。
「ちょ、おい……、おいって……!」
「俺は、こうすると膨らむ事がある。ムズムズして、気持ちいい。ヨウスケは? 気持ちいい?」
ただの興味本位なのかもしれないが、躊躇無く触れるその手の動きは毒だ。何せ二十六年間、他人の熱を知らずに過ごして来たのだ。
その上エダールは遠慮が無い。まだ柔らかい陰茎を揉みしだき、あっさりとそれを硬いものに育てていく。自分の意思ではなく他人に与えられる刺激に、コウスケは弱い。
「お前……っ、ちょ、あ!」
ズボンのゆるい紐を解いて、あっさりと昂ぶったそれを取り出された。気がつけばベッドに押し倒されるような体勢で、視界の端に銀色の尻尾が大きく揺れていた。
「なんか、ヨウスケを見てると俺も、変だ。膨らむ」
いつもと違う、ギラギラとした目つきでエダールも自らの陰茎を取り出した。
色合いこそヨウスケと大差ないものの、その大きさと長さは随分違った。先端は丸く張り出して、幹の中頃は血管が浮き上がる程太く反り返っていた。
「な、エダール……ッ。何……ンッ」
ベッドサイドに置いてある小さなチェストから、エダールは香油を取り出した。乾燥する時期に顔から唇、手足にまで刷り込めるヨウスケ特製の香油だ。
エダールはそれを、めくり上げたヨウスケの腹の上にたらりと零した。
「つめ、た……っあ!」
腹から脇腹に零れたそれを、エダールは掬い取りお互いの幹に擦りつけた。
リラクゼーションも考えてブレンドしたはずの香油が、雄の匂いと混ざってぶわりと香り立つ。
「あ、あ……っ、ちょっと、う、あ!」
熱くて重いエダールの陰茎が、ヨウスケの腹を打った。
エダールは二つの幹を重ね、それを大きな手のひらで纏めて包むとグシュグシュと上下に擦り出す。
「やあ、あっ、おま……っ、え……!」
「はぁ……っ、こうすると、きもちいーから。ヨウスケも、気持ちいいか?」
そんなこと言える訳がなかった。年上として、また男としてのプライドがそれを許さない。
裏筋が擦られ、時折強くカリがぶつかった。不規則なその動きに腰が勝手に動いて、快楽をもっと欲しいと強請りそうになる。
思わず漏れてしまいそうな口元を抑え、ヨウスケは必死にその快感に耐えていた。片手でエダールの肩を押し返そうとしても、厚く鍛えられた身体はビクリともしない。
(てか、なんでこんな事になったんだっけ……?)
木で出来たベッドが男二人の体重を受けてギシギシと軋ませる。
落ちてくるエダールの吐息が、まるでセックスをしているようで――。
ヨウスケがそんな事を思いかけた所で、目の前に絶頂の波が押し寄せてきた。
自分を攻め立てる男の肩にしがみ付く。これでは押し返したいのか引き寄せたいのか、どちらなのかもう分からない。
「あ、や、……っ、やめろって……、ん、んっ、イ、イク、から……!」
「イクって? どこに……? 『教えて』コウスケ……」
「ばか……っ、こんな時にコマンド……っ、あ、出るって、事……! 白い、せーえき、がぁ、ちんこの先から……ビューって、ん、あっ、あーーっ、も、……イく……! イく……!」
ヨウスケはギリギリで、これが性教育の一環だった事を思い出した。自分の射精で解説するなんて、随分間抜けな話だと普段のヨウスケだったら鼻で笑うだろうが、今の彼はそれどころではなかった。
「あ! あ、あ――っ!」
ピンと足を突っ張ると、双球からこみ上げる熱液が小さな穴から噴き上がった。早すぎる心臓の鼓動に合わさるように、それは身体を揺らしてビクビクと何度も放出される。
「ん、俺も……イク? イく……っ。ヨウスケ……ッ」
そして少し遅れて、エダールもヨウスケの薄い腹の上に精を放った。
「はあ……っ、ヨウスケも、白いの出るんだ。同じなんだな。『教えてくれてありがとう』、これがイくって、覚えた」
「も……ばかぁ……」
年下の育て子にイかされてしまった。その上、絶頂の瞬間に与えられたDomからのコマンドに、言いようのない快楽を知ってしまった。
ヨウスケはいたたまれなさで己の顔を覆い隠した。
「ヨウスケ、可愛かった。一人でするより気持良いな。また、しよう」
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