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けっこんしてくれ 20220502
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「身内だけの結婚式って聞いたけど…新婦は?」
「お前だ。結婚してくれ」
「は」
「こうでもしねーとお前逃げるだろ!ここまでしねーと自分の気持ち認めねぇだろ!」
「いやいや…いやいやいやいや」
「散々泣き腫らた目で今更逃げんな。腹くくれ。俺を受け入れろ」
「ふざけんな。俺は認めない」
「うるせー俺が認めてんだ良いから結婚しろ。こっちはばあちゃんまで呼んでんだぞ」
「おま、…それは卑怯だろ…ばたちゃん傷つけたくないだろ」
「お前むかしからうちのばあちゃんに懐いてるもんな。結婚しろ」
「やだ」
「頑固者め」
「人の気も知らないで、勝手なこと言うな!こっちがどんな気持ちでそばに居たとおもってんだ!」
「知らねーよ!隣で好き好きオーラ出してるくせにビビって親友面してるやつの気持ちなんてよ!」
「おま、気づいてたの!?」
「そのせいでこっちは彼女出来ても罪悪感だったわ!」
「おおお俺のせいかよ!」
「お前のせいだろ!そんなの可愛く思えるだろうが!男だとか世間体とか全部どうでもよくなったわ!見ろ衆人環視の中で、捨て身の結婚式前提のプロポーズを!」
「それは俺のせいじゃない!」
「好きなんだ。うちの墓に一緒に入ろう」
「重い!!」
「なあ、意地張ってどうすんだ。もう良いだろ、お互い。俺は自分の気持ちは認めた。お前が好きだよ」
「…やめろよ…。可愛い彼女作って…結婚して…幸せになれよ」
「お前がいい。俺はお前がいいんだ。お前が俺を幸せにしてくれ」
「ふは…他力本願すぎるだろ」
「駄目か?本当に駄目か?ばあちゃんが見守る中で、この間抜けなプロポーズ失敗させんの?」
「お前な、ほんとにずるいぞそれは」
「そう、俺はずるい。見ないふりしてたお前の気持ちを、今更全部欲しいのよ。なあ頼む…いいよって言えよ」
「…ばか…」
「ちなみに別室にお前の親族も呼んである」
「ほんとバカだな!?なにやってんの!?」
「おっけー貰えるだろって」
「…はあ、お前こんなキャラだっけ?」
「恋は人を愚かにするんだよ」
「カッコつけんなバカ」
「返事は?」
「…これは借りだからな。一生かけて返せよ」
「それって」
「あーもう言わせんなバカ!」
「顔真っ赤。お前のそんな顔初めて見たかも」
「うるせー」
「幸せにするからな」
「当たり前だろバカ」
終
「お前だ。結婚してくれ」
「は」
「こうでもしねーとお前逃げるだろ!ここまでしねーと自分の気持ち認めねぇだろ!」
「いやいや…いやいやいやいや」
「散々泣き腫らた目で今更逃げんな。腹くくれ。俺を受け入れろ」
「ふざけんな。俺は認めない」
「うるせー俺が認めてんだ良いから結婚しろ。こっちはばあちゃんまで呼んでんだぞ」
「おま、…それは卑怯だろ…ばたちゃん傷つけたくないだろ」
「お前むかしからうちのばあちゃんに懐いてるもんな。結婚しろ」
「やだ」
「頑固者め」
「人の気も知らないで、勝手なこと言うな!こっちがどんな気持ちでそばに居たとおもってんだ!」
「知らねーよ!隣で好き好きオーラ出してるくせにビビって親友面してるやつの気持ちなんてよ!」
「おま、気づいてたの!?」
「そのせいでこっちは彼女出来ても罪悪感だったわ!」
「おおお俺のせいかよ!」
「お前のせいだろ!そんなの可愛く思えるだろうが!男だとか世間体とか全部どうでもよくなったわ!見ろ衆人環視の中で、捨て身の結婚式前提のプロポーズを!」
「それは俺のせいじゃない!」
「好きなんだ。うちの墓に一緒に入ろう」
「重い!!」
「なあ、意地張ってどうすんだ。もう良いだろ、お互い。俺は自分の気持ちは認めた。お前が好きだよ」
「…やめろよ…。可愛い彼女作って…結婚して…幸せになれよ」
「お前がいい。俺はお前がいいんだ。お前が俺を幸せにしてくれ」
「ふは…他力本願すぎるだろ」
「駄目か?本当に駄目か?ばあちゃんが見守る中で、この間抜けなプロポーズ失敗させんの?」
「お前な、ほんとにずるいぞそれは」
「そう、俺はずるい。見ないふりしてたお前の気持ちを、今更全部欲しいのよ。なあ頼む…いいよって言えよ」
「…ばか…」
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「恋は人を愚かにするんだよ」
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「返事は?」
「…これは借りだからな。一生かけて返せよ」
「それって」
「あーもう言わせんなバカ!」
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「幸せにするからな」
「当たり前だろバカ」
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