120 / 137
第三章
120ールート
しおりを挟む
「ルル様、分かりましたよ」
「疲れたのー」
「ユリウス、ルビ。お疲れさま」
「ルビちゃんと擦り合わせた結果、大体のルートが判明しました」
「ユリウス、よくルビと……」
「ルビ、頑張ったの」
「ルビ、偉いわ。有難う」
ルビがスリスリしてきました。可愛いなー。
「ピー」
ピアがルビの真似をしてレオン様にスリスリしてます。
「いや、ピアがスリスリすると痛いからな」
「ピッ!」
プププ。
お父様の執務室です。報告にきています。当然、家族全員揃ってます。ルビちゃんはお疲れで私の膝の上にいます。リアンカがお茶を出してくれます。
「リアンカ、甘いものはないかしら?」
「ルル様、イワカムに貰ってきますね」
リアンカが厨房へ行ってくれます。
「ユリウス、説明してくれ」
「はい、アーデス様。ルビちゃんが邪神の気配が分かると言う事なので、話を擦り合わせた結果大体のルートが割り出せました」
一体どうやったのかしら?
「北からのルートを私がルビちゃんに説明して、ルビちゃんに気配を探ってもらったんです」
まあ、根気のいる事。
「そうでもなかったですよ。ルビちゃんはかなりしっかり邪神の気配を読み取れる様ですから」
「ルビは何故分かるの?」
「邪神はルビ達にとって天敵なのー」
「そうなの? カーバンクルにとって、て事?」
「ルル、そうなの。だから分かるのー」
「じゃあ、モモちゃんは?」
「私は神の眷属だから逆ね。私が邪神の天敵なのよ。残念ながら、私からはもっと近くならないと分からないわ」
「なんともな……想像もできないな」
「父上、そうですね」
「父上、兄貴。そんな凄い仲間がうちにはいるって事だ」
「ジュードの言う通りね」
「お母様、じゃあもっと強力な……」
「ルル、オヴィオさんは止めておけ」
ええー、ラウ兄様。私まだ何も言ってないわー。
北からのルートは3通り。
まず一つ目。真っ直ぐ南下して王都を経由するルート。これが一番近いルートね。
二つ目。一度西側に出て王都を逸れて街を幾つか経由するルート。穏やかにのんびり南下できるルートね。
そして最後の三つ目。北東に連なる山脈側の麓を通るルート。山を超えたら帝国の国境ね。これが一番街に寄らないルート。でもその分、一番険しくて厳しいルートになる。何故なら北東の山脈側に少し外れただけで魔物が出る事と、物資を補給する為の大きな街がないからです。
山脈沿に山との境に沿って樹林があります。そこにだけ群生する樹木から、薬になる樹皮と薬草を採取して生業にしている小さな町が疎らにあるだけです。
そして何より魔物です。ティシュトリア領の西側の森と同様に、北の山脈は魔物が出ます。ただ、ティシュトリアと違って魔物は山から降りて来ないので魔物対策はされていません。どうやら、その薬になる樹皮を持つ樹木が魔物にとっては近寄りたくない物の様です。
それに今の時期は寒い! 北の山脈の頂にはいつも白く雪が積もってます。溶ける事のない雪です。
その山脈を越えるとレオン様のお国帝国への近道ですが、誰も越えようとはしません。頂に万年雪がある位天候が厳しく、傾斜もきつく標高も高い。しかも雪山独特の魔物が出るからです。
そう、命懸けです。ですので帝国へは王国内であれば、ティシュトリア領経由が普通です。
まさか、北の山脈側のルートはないでしょう。
「ルル様、夕食前なので軽くしておいて欲しいとイワカムが。クッキーです」
「リアンカ、有難う」
イワカムのクッキーも絶品ね。王都のクッキーみたいにパッサパサじゃないしね。メイドが皆に配ってくれます。
そしてユリウスが発言します。
「どうやら、北の山脈側の麓を南下している様です」
……馬鹿なの? 死ぬ気なの?
「ルル様、シャーロット達の動きをルビちゃんに聞いていると、山脈を越えたい様ですよ」
「自殺行為だな」
「兄貴、そうだよな。しかしそれは帝国へ渡りたいと言う事か? なんの為に? 国外逃亡か?」
「ラウ様、ジュード様。私の推測ですが、もしかしてシャーロットはレオン殿下がティシュトリアにおられる事を知らないのではないでしょうか?」
「んぐッ? なんだって? 俺か?」
レオン様、クッキーを食べるのに夢中になってたでしょう。王都のクッキーは全然食べないくせに。
「はい、レオン殿下。第2王子であるバッカス殿下の攻略がダメになってしまったので、後はレオン殿下しかないと執着しているのではないかと。レオン殿下がシャーロットの前に姿を見せたのは、あの婚約破棄騒ぎのあったパーティーのみです。我々は誰も態々レオン殿下がティシュトリアに滞在しているとは言っておりません。そして偶々ですが、王都まで解呪して廻った際も殿下の事を話しておりませんし、紹介もしておりません。街の者達もティシュトリアの従者の一人か? 位に思っていた様ですしね」
「「「…………!」」」
「えッ!? そんな感じなのかッ!?」
「はい、レオン殿下。そんな感じです」
「しかしだな、ユリウス。あのサクソン・モルドレッドが北東の山脈の厳しさを知らない訳がないだろう?」
「アーデス様、私もその先入観を持っておりました。しかし、考えてみて下さい。魅了されているのです。恐らくかなり深く。いくらサクソン殿に知識があり常識のあるお方だったとしても、今は魅了に操られているのです。そして操っているのがあのシャーロットです。お解りでしょうか?」
「あー、成る程な」
「父上、これは笑えますね」
「兄貴、宝の持ち腐れ? てこの事か?」
いや、ジュード兄様その表現はどうだろう?
「しかし、ユリウス。よく気がついたな」
「はい、ルビちゃんの話を聞けたお陰ですね。途中何度か山に入ろうとした形跡もあった様でしたので」
「ルビ頑張ったのー」
「ルビ偉いわ」
もうルビちゃんナデナデしちゃうわ。
「ルルー。クッキー美味しいのー」
両手で持ってサクサク食べるの可愛いわ。でも、可愛いお手々もお口のまわりもクッキーの屑だらけよ。
「レオン様、もしもシャーロット達が山脈を超えて帝国側へ辿り着いたとします。そしたら帝国はどう動きますか?」
「ルル、当然即刻兵が出る。帝国は山脈側に入国する為の機関は置いていない。不法入国者と言う事になる。不法入国者は全て捕らえられる。どんな身分の者であっても例外なくだ」
「でも、兵も魅了されてしまったら?」
「ルル、それはないわ」
「お母様、どうしてですか?」
「国境沿いを守備している兵達は勿論、帝国では全ての兵が状態異常無効の魔道具を装備しているわ。昔の件を踏まえてよ」
「王国とは違うんだよ。帝国はそんなに甘くない」
「お母様、レオン様」
なんか二人共カッコいい……!
「疲れたのー」
「ユリウス、ルビ。お疲れさま」
「ルビちゃんと擦り合わせた結果、大体のルートが判明しました」
「ユリウス、よくルビと……」
「ルビ、頑張ったの」
「ルビ、偉いわ。有難う」
ルビがスリスリしてきました。可愛いなー。
「ピー」
ピアがルビの真似をしてレオン様にスリスリしてます。
「いや、ピアがスリスリすると痛いからな」
「ピッ!」
プププ。
お父様の執務室です。報告にきています。当然、家族全員揃ってます。ルビちゃんはお疲れで私の膝の上にいます。リアンカがお茶を出してくれます。
「リアンカ、甘いものはないかしら?」
「ルル様、イワカムに貰ってきますね」
リアンカが厨房へ行ってくれます。
「ユリウス、説明してくれ」
「はい、アーデス様。ルビちゃんが邪神の気配が分かると言う事なので、話を擦り合わせた結果大体のルートが割り出せました」
一体どうやったのかしら?
「北からのルートを私がルビちゃんに説明して、ルビちゃんに気配を探ってもらったんです」
まあ、根気のいる事。
「そうでもなかったですよ。ルビちゃんはかなりしっかり邪神の気配を読み取れる様ですから」
「ルビは何故分かるの?」
「邪神はルビ達にとって天敵なのー」
「そうなの? カーバンクルにとって、て事?」
「ルル、そうなの。だから分かるのー」
「じゃあ、モモちゃんは?」
「私は神の眷属だから逆ね。私が邪神の天敵なのよ。残念ながら、私からはもっと近くならないと分からないわ」
「なんともな……想像もできないな」
「父上、そうですね」
「父上、兄貴。そんな凄い仲間がうちにはいるって事だ」
「ジュードの言う通りね」
「お母様、じゃあもっと強力な……」
「ルル、オヴィオさんは止めておけ」
ええー、ラウ兄様。私まだ何も言ってないわー。
北からのルートは3通り。
まず一つ目。真っ直ぐ南下して王都を経由するルート。これが一番近いルートね。
二つ目。一度西側に出て王都を逸れて街を幾つか経由するルート。穏やかにのんびり南下できるルートね。
そして最後の三つ目。北東に連なる山脈側の麓を通るルート。山を超えたら帝国の国境ね。これが一番街に寄らないルート。でもその分、一番険しくて厳しいルートになる。何故なら北東の山脈側に少し外れただけで魔物が出る事と、物資を補給する為の大きな街がないからです。
山脈沿に山との境に沿って樹林があります。そこにだけ群生する樹木から、薬になる樹皮と薬草を採取して生業にしている小さな町が疎らにあるだけです。
そして何より魔物です。ティシュトリア領の西側の森と同様に、北の山脈は魔物が出ます。ただ、ティシュトリアと違って魔物は山から降りて来ないので魔物対策はされていません。どうやら、その薬になる樹皮を持つ樹木が魔物にとっては近寄りたくない物の様です。
それに今の時期は寒い! 北の山脈の頂にはいつも白く雪が積もってます。溶ける事のない雪です。
その山脈を越えるとレオン様のお国帝国への近道ですが、誰も越えようとはしません。頂に万年雪がある位天候が厳しく、傾斜もきつく標高も高い。しかも雪山独特の魔物が出るからです。
そう、命懸けです。ですので帝国へは王国内であれば、ティシュトリア領経由が普通です。
まさか、北の山脈側のルートはないでしょう。
「ルル様、夕食前なので軽くしておいて欲しいとイワカムが。クッキーです」
「リアンカ、有難う」
イワカムのクッキーも絶品ね。王都のクッキーみたいにパッサパサじゃないしね。メイドが皆に配ってくれます。
そしてユリウスが発言します。
「どうやら、北の山脈側の麓を南下している様です」
……馬鹿なの? 死ぬ気なの?
「ルル様、シャーロット達の動きをルビちゃんに聞いていると、山脈を越えたい様ですよ」
「自殺行為だな」
「兄貴、そうだよな。しかしそれは帝国へ渡りたいと言う事か? なんの為に? 国外逃亡か?」
「ラウ様、ジュード様。私の推測ですが、もしかしてシャーロットはレオン殿下がティシュトリアにおられる事を知らないのではないでしょうか?」
「んぐッ? なんだって? 俺か?」
レオン様、クッキーを食べるのに夢中になってたでしょう。王都のクッキーは全然食べないくせに。
「はい、レオン殿下。第2王子であるバッカス殿下の攻略がダメになってしまったので、後はレオン殿下しかないと執着しているのではないかと。レオン殿下がシャーロットの前に姿を見せたのは、あの婚約破棄騒ぎのあったパーティーのみです。我々は誰も態々レオン殿下がティシュトリアに滞在しているとは言っておりません。そして偶々ですが、王都まで解呪して廻った際も殿下の事を話しておりませんし、紹介もしておりません。街の者達もティシュトリアの従者の一人か? 位に思っていた様ですしね」
「「「…………!」」」
「えッ!? そんな感じなのかッ!?」
「はい、レオン殿下。そんな感じです」
「しかしだな、ユリウス。あのサクソン・モルドレッドが北東の山脈の厳しさを知らない訳がないだろう?」
「アーデス様、私もその先入観を持っておりました。しかし、考えてみて下さい。魅了されているのです。恐らくかなり深く。いくらサクソン殿に知識があり常識のあるお方だったとしても、今は魅了に操られているのです。そして操っているのがあのシャーロットです。お解りでしょうか?」
「あー、成る程な」
「父上、これは笑えますね」
「兄貴、宝の持ち腐れ? てこの事か?」
いや、ジュード兄様その表現はどうだろう?
「しかし、ユリウス。よく気がついたな」
「はい、ルビちゃんの話を聞けたお陰ですね。途中何度か山に入ろうとした形跡もあった様でしたので」
「ルビ頑張ったのー」
「ルビ偉いわ」
もうルビちゃんナデナデしちゃうわ。
「ルルー。クッキー美味しいのー」
両手で持ってサクサク食べるの可愛いわ。でも、可愛いお手々もお口のまわりもクッキーの屑だらけよ。
「レオン様、もしもシャーロット達が山脈を超えて帝国側へ辿り着いたとします。そしたら帝国はどう動きますか?」
「ルル、当然即刻兵が出る。帝国は山脈側に入国する為の機関は置いていない。不法入国者と言う事になる。不法入国者は全て捕らえられる。どんな身分の者であっても例外なくだ」
「でも、兵も魅了されてしまったら?」
「ルル、それはないわ」
「お母様、どうしてですか?」
「国境沿いを守備している兵達は勿論、帝国では全ての兵が状態異常無効の魔道具を装備しているわ。昔の件を踏まえてよ」
「王国とは違うんだよ。帝国はそんなに甘くない」
「お母様、レオン様」
なんか二人共カッコいい……!
43
あなたにおすすめの小説
【完結済】悪役令嬢の妹様
紫
ファンタジー
星守 真珠深(ほしもり ますみ)は社畜お局様街道をひた走る日本人女性。
そんな彼女が現在嵌っているのが『マジカルナイト・ミラクルドリーム』というベタな乙女ゲームに悪役令嬢として登場するアイシア・フォン・ラステリノーア公爵令嬢。
ぶっちゃけて言うと、ヒロイン、攻略対象共にどちらかと言えば嫌悪感しかない。しかし、何とかアイシアの断罪回避ルートはないものかと、探しに探してとうとう全ルート開き終えたのだが、全ては無駄な努力に終わってしまった。
やり場のない気持ちを抱え、気分転換にコンビニに行こうとしたら、気づけば悪楽令嬢アイシアの妹として転生していた。
―――アイシアお姉様は私が守る!
最推し悪役令嬢、アイシアお姉様の断罪回避転生ライフを今ここに開始する!
※長編版をご希望下さり、本当にありがとうございます<(_ _)>
既に書き終えた物な為、激しく拙いですが特に手直し他はしていません。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。
※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。
※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。
※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。
※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。
【完結】立場を弁えぬモブ令嬢Aは、ヒロインをぶっ潰し、ついでに恋も叶えちゃいます!
MEIKO
ファンタジー
最近まで死の病に冒されていたランドン伯爵家令嬢のアリシア。十六歳になったのを機に、胸をときめかせながら帝都学園にやって来た。「病も克服したし、今日からドキドキワクワクの学園生活が始まるんだわ!」そう思いながら一歩踏み入れた瞬間浮かれ過ぎてコケた。その時、突然奇妙な記憶が呼び醒まされる。見たこともない子爵家の令嬢ルーシーが、学園に通う見目麗しい男性達との恋模様を繰り広げる乙女ゲームの場面が、次から次へと思い浮かぶ。この記憶って、もしかして前世?かつての自分は、日本人の女子高生だったことを思い出す。そして目の前で転んでしまった私を心配そうに見つめる美しい令嬢キャロラインは、断罪される側の人間なのだと気付く…。「こんな見た目も心も綺麗な方が、そんな目に遭っていいいわけ!?」おまけに婚約者までもがヒロインに懸想していて、自分に見向きもしない。そう愕然としたアリシアは、自らキャロライン嬢の取り巻きAとなり、断罪を阻止し婚約者の目を覚まさせようと暗躍することを決める。ヒロインのヤロウ…赦すまじ!
笑って泣けるコメディです。この作品のアイデアが浮かんだ時、男女の恋愛以外には考えられず、BLじゃない物語は初挑戦です。貴族的表現を取り入れていますが、あくまで違う世界です。おかしいところもあるかと思いますが、ご了承下さいね。
【完結】断罪された悪役令嬢は、本気で生きることにした
きゅちゃん
ファンタジー
帝国随一の名門、ロゼンクロイツ家の令嬢ベルティア・フォン・ロゼンクロイツは、突如として公の場で婚約者であるクレイン王太子から一方的に婚約破棄を宣告される。その理由は、彼女が平民出身の少女エリーゼをいじめていたという濡れ衣。真実はエリーゼこそが王太子の心を奪うために画策した罠だったにも関わらず、ベルティアは悪役令嬢として断罪され、社交界からの追放と学院退学の処分を受ける。
全てを失ったベルティアだが、彼女は諦めない。これまで家の期待に応えるため「完璧な令嬢」として生きてきた彼女だが、今度は自分自身のために生きると決意する。軍事貴族の嫡男ヴァルター・フォン・クリムゾンをはじめとする協力者たちと共に、彼女は自らの名誉回復と真実の解明に挑む。
その過程で、ベルティアは王太子の裏の顔や、エリーゼの正体、そして帝国に忍び寄る陰謀に気づいていく。かつては社交界のスキルだけを磨いてきた彼女だが、今度は魔法や剣術など実戦的な力も身につけながら、自らの道を切り開いていく。
失われた名誉、隠された真実、そして予期せぬ恋。断罪された「悪役令嬢」が、自分の物語を自らの手で紡いでいく、爽快復讐ファンタジー。
侯爵令嬢に転生したからには、何がなんでも生き抜きたいと思います!
珂里
ファンタジー
侯爵令嬢に生まれた私。
3歳のある日、湖で溺れて前世の記憶を思い出す。
高校に入学した翌日、川で溺れていた子供を助けようとして逆に私が溺れてしまった。
これからハッピーライフを満喫しようと思っていたのに!!
転生したからには、2度目の人生何がなんでも生き抜いて、楽しみたいと思います!!!
【完結】男爵令嬢は冒険者生活を満喫する
影清
ファンタジー
英雄の両親を持つ男爵令嬢のサラは、十歳の頃から冒険者として活動している。優秀な両親、優秀な兄に恥じない娘であろうと努力するサラの前に、たくさんのメイドや護衛に囲まれた侯爵令嬢が現れた。「卒業イベントまでに、立派な冒険者になっておきたいの」。一人でも生きていけるようにだとか、追放なんてごめんだわなど、意味の分からぬことを言う令嬢と関わりたくないサラだが、同じ学園に入学することになって――。
※残酷な描写は予告なく出てきます。
※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムに掲載中です。
※106話完結。
【完結】長男は悪役で次男はヒーローで、私はへっぽこ姫だけど死亡フラグは折って頑張ります!
くま
ファンタジー
2022年4月書籍化いたしました!
イラストレータはれんたさん。とても可愛いらしく仕上げて貰えて感謝感激です(*≧∀≦*)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
池に溺れてしまったこの国のお姫様、エメラルド。
あれ?ここって前世で読んだ小説の世界!?
長男の王子は悪役!?次男の王子はヒーロー!?
二人共あの小説のキャラクターじゃん!
そして私は……誰だ!!?え?すぐ死ぬキャラ!?何それ!兄様達はチート過ぎるくらい魔力が強いのに、私はなんてこった!!
へっぽこじゃん!?!
しかも家族仲、兄弟仲が……悪いよ!?
悪役だろうが、ヒーローだろうがみんな仲良くが一番!そして私はへっぽこでも生き抜いてみせる!!
とあるへっぽこ姫が家族と仲良くなる作戦を頑張りつつ、みんなに溺愛されまくるお話です。
※基本家族愛中心です。主人公も幼い年齢からスタートなので、恋愛編はまだ先かなと。
それでもよろしければエメラルド達の成長を温かく見守ってください!
※途中なんか残酷シーンあるあるかもなので、、、苦手でしたらごめんなさい
※不定期更新なります!
現在キャラクター達のイメージ図を描いてます。随時更新するようにします。
【完結】政略婚約された令嬢ですが、記録と魔法で頑張って、現世と違って人生好転させます
なみゆき
ファンタジー
典子、アラフィフ独身女性。 結婚も恋愛も経験せず、気づけば父の介護と職場の理不尽に追われる日々。 兄姉からは、都合よく扱われ、父からは暴言を浴びせられ、職場では責任を押しつけられる。 人生のほとんどを“搾取される側”として生きてきた。
過労で倒れた彼女が目を覚ますと、そこは異世界。 7歳の伯爵令嬢セレナとして転生していた。 前世の記憶を持つ彼女は、今度こそ“誰かの犠牲”ではなく、“誰かの支え”として生きることを決意する。
魔法と貴族社会が息づくこの世界で、セレナは前世の知識を活かし、友人達と交流を深める。
そこに割り込む怪しい聖女ー語彙力もなく、ワンパターンの行動なのに攻略対象ぽい人たちは次々と籠絡されていく。
これはシナリオなのかバグなのか?
その原因を突き止めるため、全ての証拠を記録し始めた。
【☆応援やブクマありがとうございます☆大変励みになりますm(_ _)m】
婚約破棄された公爵令嬢は数理魔法の天才
希羽
ファンタジー
この世界では、魔法は神への祈りとされる神聖な詠唱によって発動する。しかし、数学者だった前世の記憶を持つ公爵令嬢のリディアは、魔法の本質が「数式による世界の法則への干渉」であることを見抜いてしまう。
彼女が編み出した、微分積分や幾何学を応用した「数理魔法」は、従来の魔法を遥かに凌駕する威力と効率を誇った。しかし、その革新的な理論は神への冒涜とされ、彼女を妬む宮廷魔術師と婚約者の王子によって「異端の悪女」の烙印を押され、婚約破棄と国外追放を宣告される。
追放されたリディアは、魔物が蔓延る未開の地へ。しかし、そこは彼女にとって理想の研究場所だった。放物線を描く最適な角度で岩を射出する攻撃魔法、最小の魔力で最大範囲をカバーする結界術など、前世の数学・物理知識を駆使して、あっという間に安全な拠点と豊かな生活を確立する。
そんな中、彼女の「数理魔法」に唯一興味を示した、一人の傭兵が現れる。感覚で魔法を操る天才だった彼は、リディアの理論に触れることで、自身の能力を飛躍的に開花させていく。
やがて、リディアを追放した王国が、前例のない規模の魔物の大群に襲われる。神聖な祈りの魔法では全く歯が立たず、国が滅亡の危機に瀕した時、彼らが頼れるのは追放したはずの「異端の魔女」ただ一人だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる