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〜第二章〜 ギルド冒険者編
王女様の護衛をする事になりました⑤
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リアムとグレインの会談が終わる頃、ちょうどセレスティーナとカインも城に着いていた。
「お久しぶりです。お祖父様」
「おお、カインか。久しぶりだな」
グレインは久しぶりに孫の顔が見れたからか、凄く嬉しそうだった。
「お祖父様、急ですが報告する事がありまして、以前エルフの国に行った時に出会ったエルフから、今年は魔族の大規模侵攻があると聞きました」
「ほう、カインも魔族の大規模侵攻の事を知っていたか」
「魔族の大規模侵攻ってなんですか?」
セレスティーナは小首を傾げて尋ねる。
「では自分が説明します」
カインは、ジーノから教えてもらった知識を活かして、セレスティーナに分かりやすく説明する。
ティアナに家庭教師をしていた期間があったので、人に何かを教えるのは結構得意になっていた。
「そんな酷い事が・・・・・・」
「今頃魔族は戦いの準備をしているだろう。今年のいつ起こるか分からん。カインもいつでも戦えるよう準備しておくんだぞ」
「はい」
俺はグレインに頭を下げ、後ろに下がる。
「それではグレイン王、そのうちまたお会いしましょう」
「リアム王もゆっくりと楽しんで行ってください」
俺達は再度、グレインに頭を下げ、部屋から出て行く。
「明日はフリスカ育成学校に挨拶をしに行く。そこでセレスティーナは残りの六日間カイン君と一緒に授業を受けてみなさい」
「自分もですか?」
セレスティーナは分かるが、俺も受けるのは意外だった。
「ルーカス君から、カイン君は学校に行ってないと聞いた。いい機会だし授業と言うものを受けて見てはどうかな?」
「・・・・・・そうですね。折角の機会ですし、行かさせてもらいます」
俺は授業を受けるか受けないかを少し考えたが、受ける事にした。
学校は特別好きな訳では無いが、学校にはユリアやティアナがいるし、この世界の学校がどうなっているか気にもなっていた。
「それじゃあ明日からまたよろしく頼むよ」
そしてリアムに頼まれ、俺は明日から六日間学校に通う事になった。
「お兄様!それは本当ですか!?」
ユリアに今日の話をすると、俺が学校に行くと言った途端とても嬉しそうな声を上げていた。
「ああ、明日から六日間ユリアと同じく学校に行く事になった」
「私、お兄様と同じ学校に通えて嬉しいです!」
ユリアは俺と学校に行ける事が嬉しいからか、いつもよりも何だか興奮していた。
「でも、あくまでもセレスティーナの護衛で行くから遊びじゃ無いよ」
一緒に学校に行ける事を嬉しんでもらえるのは兄として俺も嬉しいが、これはあくまでも仕事の一環なので、しっかりとメリハリを持ってやらなければ。
「・・・・・・セレスティーナ?・・・・・・お兄様、随分と別の国の王女様と仲がよろしいんですね。下の名前で呼ぶほどとは」
「あ」
「これはどう言うことか、勿論説明してくれますよね?」
さっきまでニコニコと嬉しそうな顔から一変して、怖い方の笑顔に変わり、何だかやばい雰囲気が漂っていた。
その後俺は、ユリアにセレスティーヌとはどう言う関係なのか根掘り葉掘り聞かれ、何も無い事を説明するのにとても時間がかかった。
「お久しぶりです。お祖父様」
「おお、カインか。久しぶりだな」
グレインは久しぶりに孫の顔が見れたからか、凄く嬉しそうだった。
「お祖父様、急ですが報告する事がありまして、以前エルフの国に行った時に出会ったエルフから、今年は魔族の大規模侵攻があると聞きました」
「ほう、カインも魔族の大規模侵攻の事を知っていたか」
「魔族の大規模侵攻ってなんですか?」
セレスティーナは小首を傾げて尋ねる。
「では自分が説明します」
カインは、ジーノから教えてもらった知識を活かして、セレスティーナに分かりやすく説明する。
ティアナに家庭教師をしていた期間があったので、人に何かを教えるのは結構得意になっていた。
「そんな酷い事が・・・・・・」
「今頃魔族は戦いの準備をしているだろう。今年のいつ起こるか分からん。カインもいつでも戦えるよう準備しておくんだぞ」
「はい」
俺はグレインに頭を下げ、後ろに下がる。
「それではグレイン王、そのうちまたお会いしましょう」
「リアム王もゆっくりと楽しんで行ってください」
俺達は再度、グレインに頭を下げ、部屋から出て行く。
「明日はフリスカ育成学校に挨拶をしに行く。そこでセレスティーナは残りの六日間カイン君と一緒に授業を受けてみなさい」
「自分もですか?」
セレスティーナは分かるが、俺も受けるのは意外だった。
「ルーカス君から、カイン君は学校に行ってないと聞いた。いい機会だし授業と言うものを受けて見てはどうかな?」
「・・・・・・そうですね。折角の機会ですし、行かさせてもらいます」
俺は授業を受けるか受けないかを少し考えたが、受ける事にした。
学校は特別好きな訳では無いが、学校にはユリアやティアナがいるし、この世界の学校がどうなっているか気にもなっていた。
「それじゃあ明日からまたよろしく頼むよ」
そしてリアムに頼まれ、俺は明日から六日間学校に通う事になった。
「お兄様!それは本当ですか!?」
ユリアに今日の話をすると、俺が学校に行くと言った途端とても嬉しそうな声を上げていた。
「ああ、明日から六日間ユリアと同じく学校に行く事になった」
「私、お兄様と同じ学校に通えて嬉しいです!」
ユリアは俺と学校に行ける事が嬉しいからか、いつもよりも何だか興奮していた。
「でも、あくまでもセレスティーナの護衛で行くから遊びじゃ無いよ」
一緒に学校に行ける事を嬉しんでもらえるのは兄として俺も嬉しいが、これはあくまでも仕事の一環なので、しっかりとメリハリを持ってやらなければ。
「・・・・・・セレスティーナ?・・・・・・お兄様、随分と別の国の王女様と仲がよろしいんですね。下の名前で呼ぶほどとは」
「あ」
「これはどう言うことか、勿論説明してくれますよね?」
さっきまでニコニコと嬉しそうな顔から一変して、怖い方の笑顔に変わり、何だかやばい雰囲気が漂っていた。
その後俺は、ユリアにセレスティーヌとはどう言う関係なのか根掘り葉掘り聞かれ、何も無い事を説明するのにとても時間がかかった。
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