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第四章
第四話 埋葬されし真実
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「ここが…歴代の王が眠る場所」
「そう。ここはアズリエル全ての歴史が刻まれていると言っても過言じゃないのさ」
そこは王家のための共同墓地であった。
重く錆び付いた門は、開けるときにギギィと嫌な音を立てた。
「そういえば、ここに来るのも久しぶりだな…母上に挨拶せねば」
「母上…ヘイリー王妃ですか?」
「ああ、そうだ。案内しよう」
ニコラスと共に向かった西の方にある墓碑には、ヘイリー王妃の名が刻まれていた。
「ここに来るのも、いつ以来か…公務が忙しくなってからは、ほとんど来ていなかったな」
ニコラスはため息をついた。
「…母上の死に、本当に父上も関わっているのだろうか」
「それはまだわかりませんが、探してみないと。エドワード王の墓はどれです?」
「あちらの方だな。もう少し先になる」
そうしてまた少し歩みを進めると、エドワード王と妻ソフィアの墓があった。
「ここか…」
「どうだ? 妙な気配は感じるか?」
「いえ、何も…魔力反応らしきものは感じないですね」
その墓は静かに佇んでいるだけであり、魔法の気配はカケラもなかった。魔法による毒殺や呪殺の類であるならば、魔力痕が確実に残る。しかしそれがないという事は、本当にただの病死という事に他ならない。
「そうか…」
ニコラスは残念そうに俯いた。
「……?」
そこまで来て、レイは違和感に気がついた。
「どうした?」
「いや、何か…変な感じがするんです」
「変な感じ?」
「ええ、なんか……」
魔力反応はカケラも無い。しかしそれ以外の何かが決定的におかしい。奇妙な何かをレイは感じていた。
「おお、陛下…こりゃあまた、お久しゅう…」
背後で声が聞こえた。振り向いてみるとそこには、頭の禿げ上がった、腰の曲がった小さな老人が佇んでいた。
「おお、エリック…久しぶりじゃないか」
「大きくなられましたなぁ…いやはや」
「陛下、この人は…」
「彼はエリック。エドワード王の頃から、ここの墓守をしているのさ」
エリックと呼ばれた老人は、懐かしむようにニコラスを見た。そしてレイに目をやると、優しげに目を細めた。
「覚えとるよ、あんた…新聞で見た事がある。戦争反対を訴えてる方だねぇ」
「え、ああ…」
「嬉しいのう、エドワード様が亡くなられてから、戦に反対するもんなんて誰もおらんで…そいで、そんな方がどうして陛下と一緒に、こんな縁起の悪い場所に?」
「縁起が悪い?」
「気づかんかい? この墓の周り、草がほとんど生えとらんだろ?」
「……‼︎」
そう言われてレイは、違和感の正体に気がついた。エドワード夫妻、そしてヘイリー王妃の墓の周りには、雑草や苔の類が一切生えていないのだ。もちろんこの墓守が手入れしている分もあるのだろうが、それにしても一切の草が生えないというのも奇妙な話だった。
「エドワード様もソフィア様もヘイリー様も…あんなに素晴らしい方だったのに、みんな死んじまった…やっぱり呪われとるんかねぇ、今の王様は…」
「…どういうことだ?」
「わしはエドワード王陛下のお側に仕えてたことがあったがの、あの方は滅多なことじゃ体を壊したりはせんかった。風邪一つ引いたところを、何十年仕えたわしでさえ見たことがなかった。それが突然、流行病に罹って奥様共々亡くなってしまわれた…そして次はヘイリー様よ」。
大きい声じゃ言えんが…今のリチャード王の呪いじゃないかって、昔から王家に支えてきた人間は皆言っとる」
「…あの、当時の流行病って、どんな感じだったんですか?」
「私が聞いている限りでは、内臓の病だったと聞くよ。嘔吐や下痢が続くような症状だったようだが、死者自体は昔に比べれば少なかったらしい」
「そう。死者の数もずっと少なかったし、何より王家や政府の人間に対する病への予防対策は非常に厳重だった。実際エドワード夫妻以外に、王室関係者でその病にかかった人間は一人もおらんかったんだ…」
「……」
確かに偶然にしては出来過ぎている所がある。体の強いエドワード王が罹っただけならまだしも、その周囲は一切罹患しなかったというのは不思議な話だ。
「その呪いのせいで、この墓は草も生えないような場所になってしまったと、よく言われておるよ…」
「確かに出来過ぎでしたわ。当時のことはよく覚えております」
次に話を聞いたのはジョセフィーンだった。彼女はもともとエドワードの口利きで入閣を果たしており、その縁は深い。また穏健派であったヘイリー王妃とも親しくしていた事でも有名だ。
「あんなにも剛健なエドワード様が何故、といった感じですわ。それに、ヘイリー様も突然持病が悪化されて、急にお亡くなりになりましたの」
「毒殺などではなかったのですか?」
「それはありませんわ。検死の結果も病死でしたし、亡くなる直前もひどい咳と呼吸困難で苦しまれていたのを、我々も見ていたのですから」
「…そうですか」
「普段からお薬を飲まないといけないほどお体が弱かった方でしたから…それはもう気の毒で」
「…薬?」
「ええ、幼いことからの病でしたので、普段から肌身離さずお薬を持ち歩いていたのです」
「…それって、今も残っていたりはしないですか?」
「え?」
そこにはかつての王族たちの遺留品が所狭しと並べられていた。王国の宝物庫にあたるこの場所には、歴史的に価値のある品や王族に所縁の深い品が納められていた。
そしてその中にヘイリー王妃のものもあった。多くの品があったが、その中でレイたちは奇跡的に見つけることができた。
「…ピルケース! これか?」
「そうだ、見覚えがある! 母上がこれから薬を取り出し、よく飲んでいたよ」
早速レイは解析用の術式を展開し、その薬を調べてみた。
「…マスキング術式が貼られているし、魔力反応自体が極端に少ない。だが、間違いなく何かしらの魔法がかけられている」
「何! どんな魔法か、わかるか?」
「恐らくは。通常ならばこれだけ微弱な反応を、しかもマスキング魔法でカモフラージュされれば、普通の人間は見過ごす。しかし俺の目はごまかせない」
パリンと破れるような音がした。レイの解析魔法がマスキング術式を壊したのだ。
すると詳しい魔法の組成術式が浮かび上がってきた。
「……これは‼︎」
「ど、どうした?」
「行きましょう、陛下! これは動かぬ証拠です‼︎」
「そう。ここはアズリエル全ての歴史が刻まれていると言っても過言じゃないのさ」
そこは王家のための共同墓地であった。
重く錆び付いた門は、開けるときにギギィと嫌な音を立てた。
「そういえば、ここに来るのも久しぶりだな…母上に挨拶せねば」
「母上…ヘイリー王妃ですか?」
「ああ、そうだ。案内しよう」
ニコラスと共に向かった西の方にある墓碑には、ヘイリー王妃の名が刻まれていた。
「ここに来るのも、いつ以来か…公務が忙しくなってからは、ほとんど来ていなかったな」
ニコラスはため息をついた。
「…母上の死に、本当に父上も関わっているのだろうか」
「それはまだわかりませんが、探してみないと。エドワード王の墓はどれです?」
「あちらの方だな。もう少し先になる」
そうしてまた少し歩みを進めると、エドワード王と妻ソフィアの墓があった。
「ここか…」
「どうだ? 妙な気配は感じるか?」
「いえ、何も…魔力反応らしきものは感じないですね」
その墓は静かに佇んでいるだけであり、魔法の気配はカケラもなかった。魔法による毒殺や呪殺の類であるならば、魔力痕が確実に残る。しかしそれがないという事は、本当にただの病死という事に他ならない。
「そうか…」
ニコラスは残念そうに俯いた。
「……?」
そこまで来て、レイは違和感に気がついた。
「どうした?」
「いや、何か…変な感じがするんです」
「変な感じ?」
「ええ、なんか……」
魔力反応はカケラも無い。しかしそれ以外の何かが決定的におかしい。奇妙な何かをレイは感じていた。
「おお、陛下…こりゃあまた、お久しゅう…」
背後で声が聞こえた。振り向いてみるとそこには、頭の禿げ上がった、腰の曲がった小さな老人が佇んでいた。
「おお、エリック…久しぶりじゃないか」
「大きくなられましたなぁ…いやはや」
「陛下、この人は…」
「彼はエリック。エドワード王の頃から、ここの墓守をしているのさ」
エリックと呼ばれた老人は、懐かしむようにニコラスを見た。そしてレイに目をやると、優しげに目を細めた。
「覚えとるよ、あんた…新聞で見た事がある。戦争反対を訴えてる方だねぇ」
「え、ああ…」
「嬉しいのう、エドワード様が亡くなられてから、戦に反対するもんなんて誰もおらんで…そいで、そんな方がどうして陛下と一緒に、こんな縁起の悪い場所に?」
「縁起が悪い?」
「気づかんかい? この墓の周り、草がほとんど生えとらんだろ?」
「……‼︎」
そう言われてレイは、違和感の正体に気がついた。エドワード夫妻、そしてヘイリー王妃の墓の周りには、雑草や苔の類が一切生えていないのだ。もちろんこの墓守が手入れしている分もあるのだろうが、それにしても一切の草が生えないというのも奇妙な話だった。
「エドワード様もソフィア様もヘイリー様も…あんなに素晴らしい方だったのに、みんな死んじまった…やっぱり呪われとるんかねぇ、今の王様は…」
「…どういうことだ?」
「わしはエドワード王陛下のお側に仕えてたことがあったがの、あの方は滅多なことじゃ体を壊したりはせんかった。風邪一つ引いたところを、何十年仕えたわしでさえ見たことがなかった。それが突然、流行病に罹って奥様共々亡くなってしまわれた…そして次はヘイリー様よ」。
大きい声じゃ言えんが…今のリチャード王の呪いじゃないかって、昔から王家に支えてきた人間は皆言っとる」
「…あの、当時の流行病って、どんな感じだったんですか?」
「私が聞いている限りでは、内臓の病だったと聞くよ。嘔吐や下痢が続くような症状だったようだが、死者自体は昔に比べれば少なかったらしい」
「そう。死者の数もずっと少なかったし、何より王家や政府の人間に対する病への予防対策は非常に厳重だった。実際エドワード夫妻以外に、王室関係者でその病にかかった人間は一人もおらんかったんだ…」
「……」
確かに偶然にしては出来過ぎている所がある。体の強いエドワード王が罹っただけならまだしも、その周囲は一切罹患しなかったというのは不思議な話だ。
「その呪いのせいで、この墓は草も生えないような場所になってしまったと、よく言われておるよ…」
「確かに出来過ぎでしたわ。当時のことはよく覚えております」
次に話を聞いたのはジョセフィーンだった。彼女はもともとエドワードの口利きで入閣を果たしており、その縁は深い。また穏健派であったヘイリー王妃とも親しくしていた事でも有名だ。
「あんなにも剛健なエドワード様が何故、といった感じですわ。それに、ヘイリー様も突然持病が悪化されて、急にお亡くなりになりましたの」
「毒殺などではなかったのですか?」
「それはありませんわ。検死の結果も病死でしたし、亡くなる直前もひどい咳と呼吸困難で苦しまれていたのを、我々も見ていたのですから」
「…そうですか」
「普段からお薬を飲まないといけないほどお体が弱かった方でしたから…それはもう気の毒で」
「…薬?」
「ええ、幼いことからの病でしたので、普段から肌身離さずお薬を持ち歩いていたのです」
「…それって、今も残っていたりはしないですか?」
「え?」
そこにはかつての王族たちの遺留品が所狭しと並べられていた。王国の宝物庫にあたるこの場所には、歴史的に価値のある品や王族に所縁の深い品が納められていた。
そしてその中にヘイリー王妃のものもあった。多くの品があったが、その中でレイたちは奇跡的に見つけることができた。
「…ピルケース! これか?」
「そうだ、見覚えがある! 母上がこれから薬を取り出し、よく飲んでいたよ」
早速レイは解析用の術式を展開し、その薬を調べてみた。
「…マスキング術式が貼られているし、魔力反応自体が極端に少ない。だが、間違いなく何かしらの魔法がかけられている」
「何! どんな魔法か、わかるか?」
「恐らくは。通常ならばこれだけ微弱な反応を、しかもマスキング魔法でカモフラージュされれば、普通の人間は見過ごす。しかし俺の目はごまかせない」
パリンと破れるような音がした。レイの解析魔法がマスキング術式を壊したのだ。
すると詳しい魔法の組成術式が浮かび上がってきた。
「……これは‼︎」
「ど、どうした?」
「行きましょう、陛下! これは動かぬ証拠です‼︎」
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