51 / 62
それぞれの胸に決意を
しおりを挟む
少年は、いつの間にかいなくなっていた。
私はといえば、全身の力が吸い取られたかのように脱力感に襲われていた。
「全部・・・・私のせいだ・・・。」
誰もいない森で、消え入りそうな声でそう呟いた。
私が。
正確には、前世の私の願いが。
この世界のヒロインを滅茶苦茶にしてしまった。
そして、そのせいで今。この国には多大な被害が出ている。
何とかしないと、私が。
しばらく頭を抱えたまま座り込んでいたが、足音が聞こえてきたので、音のする方に反射的に振り返った。
「ユリア…!良かった、ここにいたんだね。
全く、妖精の奴ら。ユリアを一人で行動させるなんて・・・。」
そう言いながらこちらに向かってきていたのは、レインだった。
「レイン・・・。」
レインの顔を見た時、少しだけ安心できた。
レインはこの世界に来てから会った人なのに、なんだか昔からの知り合いに会ったような、そんな感覚にさえなる。
どうしてこんな風に感じるんだろう。
そいえば、前世での私がこの世界で息を引き取ろうとした時、誰かが部屋に入ってきたけど。
その人と、なんだか似ているような・・・・?
「ユリア、どうかした?」
私が何も言わずにレインの顔をまじまじと見つめているので、レインが心配そうな顔をした。
「ううん、なんでもないの。」
レインをこれ以上心配させるわけにもいかないので、力が抜けてしまっている足で無理矢理立ちあがる。
バケツもついでに持とうとしたら、レインが即座にバケツを持ち上げた。
「大丈夫、僕が持つから。」
「・・・ありがとう、レイン。」
レインが私に微笑んだ。
それだけで、先ほどまで暗い感情が押し寄せていたのに、一筋の光が差し込んだような、救いの手が差し伸べられたような気がした。
目を閉じて息を吸い込んだ。
そうよ、立ち止まったり落ち込んだりしている場合じゃない。
自分だけ安全な場所にいるなんて、駄目だ。
私は、あの城に戻らないといけない。そして、手遅れになる前に、ローラを止めなくては。
この国のためにも、そして自分のためにも。
レインと一緒にテオと妖精のいる所まで戻ってくると、エリザが私の方に飛んできた。
「ごめんね、ユリア!一人で行かせてしまって・・・!」
「私は全然平気よ!エリザまでレインみたいに過保護にならないで。」
エリザが泣きついて来たので、よしよしと頭をなでる。
「・・・ところで、この水はこの皇太子殿下に掛ければいいのかな?」
レインがたっぷりと川の水が入ったバケツを地面に置きながらエリザに聞いた。
「ええ。でも、それは私たちがやるから、ユリアとレインは休んでいて。」
エリザはそう言うと、ルクスとイグニスの三人で集まり、テオの傷口に優しく水を掛けていた。
消毒みたいなものだろうか。
元居た世界では川の水で消毒なんて、考えられないけど・・・。
「これで、魔物から受けた傷を浄化できるはずよ。私たち三人の魔力も注入したし、じきに良くなるわ。」
エリザがそう言うので、テオの方を覗き込んでみると、紫色に変色していた傷口が綺麗になり、顔色も幾分か良さそうに見えた。
「そう・・・。ありがとう、エリザ。」
妖精たちにお礼を告げた私は立ち上がった。
「どうしたの?ユリア。」
急に立ち上がった私を、座っていたレインが見上げた。
「・・・私、お城に戻るわ。」
その一言で、レインの顔つきが一瞬で険しい表情へと変わった。
「だめに決まっているだろう、そんなの。どう考えても危険すぎる。」
「レイン。私は、行かなくてはいけないの。」
私はレインをじっと見つめた。
レインも同じように見つめ返してくる。
「こうなったのは、全部私のせいだから。」
レインが私の言葉を聞くなり目が大きく見開いた。
「ユリアのせいじゃないよ!どうして君のせいになるんだ。」
レインはそう言ってくれるが、私は首を振ることしかできない。
「レインは何も知らないから、そんな事が言えるのよ。
もう、私の事は放っておいて。」
こんな風に言いたいわけじゃないのに、こんな言葉しか出てこなかった。
レインを見ると、悲痛な表情を浮かべていた。
「僕は・・・・。」
「俺も行こう。ユリアと一緒に城へ。」
レインが何か言いかけたが、それに被すように後ろから声が掛けられた。
そちらの方へ視線を移すと、横たわっていたテオが、上半身だけ起こして私を見ていた。
「・・・テオ!もう大丈夫なの?」
思わずそう聞いてしまう。さっきより顔色がいいだけで、まだ身体は傷だらけだし、聞いといて何だが大丈夫そうには見えない。
「俺も、行かなくてはならないんだ。ユリアと同じで、ローラを止めないといけない責任が俺にもあるんだ。」
テオの言葉に思考が止まる。
私と同じで・・・?テオには一体どんな事情があるっていうの?
「前に、ユリアにも話したはずだ。俺には皇位を継ぐよりやらなければならない事があるって。
それが、ローラを止めることだ。」
テオの言葉に耳を疑った。
ローラを止めることが、テオのやらなければならない事・・・・?
「ずっとローラを探していた。まさか君の妹になっているなんてあの時は思いもしなかったが。
だが、彼女の歌を聴いてすぐに分かった。あの歌声は、聖女にしか出せないからな。」
ちょっと待って。それって・・・・。
「ユリア。君に契約結婚を持ち掛けていたのに、本当にすまなかった。
でも、俺にとってはローラを見つける事が何よりの最優先事項だったから・・・。」
「ちょっと待って!テオ、あなたはローラに操られてローラと婚約したんじゃないの?」
思わず口を挟んでしまう。
テオが静かに首を横に振って否定した。
「違う。操られてなんかいない。あれは、俺の意志でそうしたんだ。
こんな事を言っても信じられないかもしれないが、俺には前世の記憶があって、ローラは俺の前世での元婚約者だったんだ。」
そ、それって・・・・。
思わず口に手を当てる。
「俺は、ローラと婚約していたにもかかわらず、別の女性と恋に落ちてしまったんだ。
そのせいで、俺はローラにとんでもないことを・・・。」
テオはそこまで話すと、少しだけ間を置いた。
まるで、言うのをためらう様な、そんな雰囲気だった。
「俺は、ローラを殺してしまったんだ。そして、彼女は死ぬ間際にこう言った。
『この国をいつか滅ぼしてやる』と。」
そういえば、ローラは確かに死ぬ間際に、何かを叫んでいた気がする。
私は当時すっかり動揺していたし、よくは覚えていないけど。
でも、ローラを直接突き飛ばしたアレクははっきりと言葉を聞いただろう。
息をのんだ。
もう間違いなかった。この人は・・・。
「あなたは、もしかして・・・・アレクなの?」
その名前は、流れ落ちる水のように口から自然に零れてきた。
テオの目が大きく見開いた。
「どうしてその名前を・・・・。」
ああ、何てことなの。もしかして、ローラは私だけでなく、テオの魂が前世のアレクの生まれ変わりだと言う事すら知っていたの?
この地に、全てそろってしまった。当時のあの三人が。
ローラが私と同じように、アレクの生まれ変わった魂がテオだと知っているのなら。
これはきっと、彼女の復讐なのだろう。
私は、テオの顔をじっと見つめた。
「アレク。私はレイラよ。」
それだけでテオには充分だった。
その一言で、全て理解したようだ。
「・・・ユリア、城にはどうしても行くの?」
レインの声に少しだけ、現実に引き戻されるような気持ちになった。
突然のテオの告白に動揺していた私は、すっかりレインの事を忘れていた。
「ええ、テオと一緒にローラを止めに行くわ。」
「・・・・なら、僕も行くよ。」
レインは、何かを決意したような、そんな表情に見えた。
「ユリア、忘れないで。僕にとって一番大事な事は、君が幸せになる事だ。」
相変わらず私の事が最優先なレインの発言に、いつもの私なら苦笑しているはずなのだが。
この時ばかりは、レインがそう言ってくれることが何よりの救いだった。
私はといえば、全身の力が吸い取られたかのように脱力感に襲われていた。
「全部・・・・私のせいだ・・・。」
誰もいない森で、消え入りそうな声でそう呟いた。
私が。
正確には、前世の私の願いが。
この世界のヒロインを滅茶苦茶にしてしまった。
そして、そのせいで今。この国には多大な被害が出ている。
何とかしないと、私が。
しばらく頭を抱えたまま座り込んでいたが、足音が聞こえてきたので、音のする方に反射的に振り返った。
「ユリア…!良かった、ここにいたんだね。
全く、妖精の奴ら。ユリアを一人で行動させるなんて・・・。」
そう言いながらこちらに向かってきていたのは、レインだった。
「レイン・・・。」
レインの顔を見た時、少しだけ安心できた。
レインはこの世界に来てから会った人なのに、なんだか昔からの知り合いに会ったような、そんな感覚にさえなる。
どうしてこんな風に感じるんだろう。
そいえば、前世での私がこの世界で息を引き取ろうとした時、誰かが部屋に入ってきたけど。
その人と、なんだか似ているような・・・・?
「ユリア、どうかした?」
私が何も言わずにレインの顔をまじまじと見つめているので、レインが心配そうな顔をした。
「ううん、なんでもないの。」
レインをこれ以上心配させるわけにもいかないので、力が抜けてしまっている足で無理矢理立ちあがる。
バケツもついでに持とうとしたら、レインが即座にバケツを持ち上げた。
「大丈夫、僕が持つから。」
「・・・ありがとう、レイン。」
レインが私に微笑んだ。
それだけで、先ほどまで暗い感情が押し寄せていたのに、一筋の光が差し込んだような、救いの手が差し伸べられたような気がした。
目を閉じて息を吸い込んだ。
そうよ、立ち止まったり落ち込んだりしている場合じゃない。
自分だけ安全な場所にいるなんて、駄目だ。
私は、あの城に戻らないといけない。そして、手遅れになる前に、ローラを止めなくては。
この国のためにも、そして自分のためにも。
レインと一緒にテオと妖精のいる所まで戻ってくると、エリザが私の方に飛んできた。
「ごめんね、ユリア!一人で行かせてしまって・・・!」
「私は全然平気よ!エリザまでレインみたいに過保護にならないで。」
エリザが泣きついて来たので、よしよしと頭をなでる。
「・・・ところで、この水はこの皇太子殿下に掛ければいいのかな?」
レインがたっぷりと川の水が入ったバケツを地面に置きながらエリザに聞いた。
「ええ。でも、それは私たちがやるから、ユリアとレインは休んでいて。」
エリザはそう言うと、ルクスとイグニスの三人で集まり、テオの傷口に優しく水を掛けていた。
消毒みたいなものだろうか。
元居た世界では川の水で消毒なんて、考えられないけど・・・。
「これで、魔物から受けた傷を浄化できるはずよ。私たち三人の魔力も注入したし、じきに良くなるわ。」
エリザがそう言うので、テオの方を覗き込んでみると、紫色に変色していた傷口が綺麗になり、顔色も幾分か良さそうに見えた。
「そう・・・。ありがとう、エリザ。」
妖精たちにお礼を告げた私は立ち上がった。
「どうしたの?ユリア。」
急に立ち上がった私を、座っていたレインが見上げた。
「・・・私、お城に戻るわ。」
その一言で、レインの顔つきが一瞬で険しい表情へと変わった。
「だめに決まっているだろう、そんなの。どう考えても危険すぎる。」
「レイン。私は、行かなくてはいけないの。」
私はレインをじっと見つめた。
レインも同じように見つめ返してくる。
「こうなったのは、全部私のせいだから。」
レインが私の言葉を聞くなり目が大きく見開いた。
「ユリアのせいじゃないよ!どうして君のせいになるんだ。」
レインはそう言ってくれるが、私は首を振ることしかできない。
「レインは何も知らないから、そんな事が言えるのよ。
もう、私の事は放っておいて。」
こんな風に言いたいわけじゃないのに、こんな言葉しか出てこなかった。
レインを見ると、悲痛な表情を浮かべていた。
「僕は・・・・。」
「俺も行こう。ユリアと一緒に城へ。」
レインが何か言いかけたが、それに被すように後ろから声が掛けられた。
そちらの方へ視線を移すと、横たわっていたテオが、上半身だけ起こして私を見ていた。
「・・・テオ!もう大丈夫なの?」
思わずそう聞いてしまう。さっきより顔色がいいだけで、まだ身体は傷だらけだし、聞いといて何だが大丈夫そうには見えない。
「俺も、行かなくてはならないんだ。ユリアと同じで、ローラを止めないといけない責任が俺にもあるんだ。」
テオの言葉に思考が止まる。
私と同じで・・・?テオには一体どんな事情があるっていうの?
「前に、ユリアにも話したはずだ。俺には皇位を継ぐよりやらなければならない事があるって。
それが、ローラを止めることだ。」
テオの言葉に耳を疑った。
ローラを止めることが、テオのやらなければならない事・・・・?
「ずっとローラを探していた。まさか君の妹になっているなんてあの時は思いもしなかったが。
だが、彼女の歌を聴いてすぐに分かった。あの歌声は、聖女にしか出せないからな。」
ちょっと待って。それって・・・・。
「ユリア。君に契約結婚を持ち掛けていたのに、本当にすまなかった。
でも、俺にとってはローラを見つける事が何よりの最優先事項だったから・・・。」
「ちょっと待って!テオ、あなたはローラに操られてローラと婚約したんじゃないの?」
思わず口を挟んでしまう。
テオが静かに首を横に振って否定した。
「違う。操られてなんかいない。あれは、俺の意志でそうしたんだ。
こんな事を言っても信じられないかもしれないが、俺には前世の記憶があって、ローラは俺の前世での元婚約者だったんだ。」
そ、それって・・・・。
思わず口に手を当てる。
「俺は、ローラと婚約していたにもかかわらず、別の女性と恋に落ちてしまったんだ。
そのせいで、俺はローラにとんでもないことを・・・。」
テオはそこまで話すと、少しだけ間を置いた。
まるで、言うのをためらう様な、そんな雰囲気だった。
「俺は、ローラを殺してしまったんだ。そして、彼女は死ぬ間際にこう言った。
『この国をいつか滅ぼしてやる』と。」
そういえば、ローラは確かに死ぬ間際に、何かを叫んでいた気がする。
私は当時すっかり動揺していたし、よくは覚えていないけど。
でも、ローラを直接突き飛ばしたアレクははっきりと言葉を聞いただろう。
息をのんだ。
もう間違いなかった。この人は・・・。
「あなたは、もしかして・・・・アレクなの?」
その名前は、流れ落ちる水のように口から自然に零れてきた。
テオの目が大きく見開いた。
「どうしてその名前を・・・・。」
ああ、何てことなの。もしかして、ローラは私だけでなく、テオの魂が前世のアレクの生まれ変わりだと言う事すら知っていたの?
この地に、全てそろってしまった。当時のあの三人が。
ローラが私と同じように、アレクの生まれ変わった魂がテオだと知っているのなら。
これはきっと、彼女の復讐なのだろう。
私は、テオの顔をじっと見つめた。
「アレク。私はレイラよ。」
それだけでテオには充分だった。
その一言で、全て理解したようだ。
「・・・ユリア、城にはどうしても行くの?」
レインの声に少しだけ、現実に引き戻されるような気持ちになった。
突然のテオの告白に動揺していた私は、すっかりレインの事を忘れていた。
「ええ、テオと一緒にローラを止めに行くわ。」
「・・・・なら、僕も行くよ。」
レインは、何かを決意したような、そんな表情に見えた。
「ユリア、忘れないで。僕にとって一番大事な事は、君が幸せになる事だ。」
相変わらず私の事が最優先なレインの発言に、いつもの私なら苦笑しているはずなのだが。
この時ばかりは、レインがそう言ってくれることが何よりの救いだった。
0
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
悪役令嬢ですが、当て馬なんて奉仕活動はいたしませんので、どうぞあしからず!
たぬきち25番
恋愛
気が付くと私は、ゲームの中の悪役令嬢フォルトナに転生していた。自分は、婚約者のルジェク王子殿下と、ヒロインのクレアを邪魔する悪役令嬢。そして、ふと気が付いた。私は今、強大な権力と、惚れ惚れするほどの美貌と身体、そして、かなり出来の良い頭を持っていた。王子も確かにカッコイイけど、この世界には他にもカッコイイ男性はいる、王子はヒロインにお任せします。え? 当て馬がいないと物語が進まない? ごめんなさい、王子殿下、私、自分のことを優先させて頂きまぁ~す♡
※マルチエンディングです!!
コルネリウス(兄)&ルジェク(王子)好きなエンディングをお迎えください m(_ _)m
2024.11.14アイク(誰?)ルートをスタートいたしました。
楽しんで頂けると幸いです。
※他サイト様にも掲載中です
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
【コミカライズ企画進行中】ヒロインのシスコンお兄様は、悪役令嬢を溺愛してはいけません!
あきのみどり
恋愛
【ヒロイン溺愛のシスコンお兄様(予定)×悪役令嬢(予定)】
小説の悪役令嬢に転生した令嬢グステルは、自分がいずれヒロインを陥れ、失敗し、獄死する運命であることを知っていた。
その運命から逃れるべく、九つの時に家出を決行。平穏に生きていたが…。
ある日彼女のもとへ、その運命に引き戻そうとする青年がやってきた。
その青年が、ヒロインを溺愛する彼女の兄、自分の天敵たる男だと知りグステルは怯えるが、彼はなぜかグステルにぜんぜん冷たくない。それどころか彼女のもとへ日参し、大事なはずの妹も蔑ろにしはじめて──。
優しいはずのヒロインにもひがまれ、さらに実家にはグステルの偽者も現れて物語は次第に思ってもみなかった方向へ。
運命を変えようとした悪役令嬢予定者グステルと、そんな彼女にうっかりシスコンの運命を変えられてしまった次期侯爵の想定外ラブコメ。
※コミカライズ企画進行中
なろうさんにも同作品を投稿中です。
転生したら悪役令嬢だった婚約者様の溺愛に気づいたようですが、実は私も無関心でした
ハリネズミの肉球
恋愛
気づけば私は、“悪役令嬢”として断罪寸前――しかも、乙女ゲームのクライマックス目前!?
容赦ないヒロインと取り巻きたちに追いつめられ、開き直った私はこう言い放った。
「……まぁ、別に婚約者様にも未練ないし?」
ところが。
ずっと私に冷たかった“婚約者様”こと第一王子アレクシスが、まさかの豹変。
無関心だったはずの彼が、なぜか私にだけやたらと優しい。甘い。距離が近い……って、え、なにこれ、溺愛モード突入!?今さらどういうつもり!?
でも、よく考えたら――
私だって最初からアレクシスに興味なんてなかったんですけど?(ほんとに)
お互いに「どうでもいい」と思っていたはずの関係が、“転生”という非常識な出来事をきっかけに、静かに、でも確実に動き始める。
これは、すれ違いと誤解の果てに生まれる、ちょっとズレたふたりの再恋(?)物語。
じれじれで不器用な“無自覚すれ違いラブ”、ここに開幕――!
本作は、アルファポリス様、小説家になろう様、カクヨム様にて掲載させていただいております。
アイデア提供者:ゆう(YuFidi)
URL:https://note.com/yufidi88/n/n8caa44812464
ヒロインしか愛さないはずの公爵様が、なぜか悪女の私を手放さない
魚谷
恋愛
伯爵令嬢イザベラは多くの男性と浮名を流す悪女。
そんな彼女に公爵家当主のジークベルトとの縁談が持ち上がった。
ジークベルトと対面した瞬間、前世の記憶がよみがえり、この世界が乙女ゲームであることを自覚する。
イザベラは、主要攻略キャラのジークベルトの裏の顔を知ってしまったがために、冒頭で殺されてしまうモブキャラ。
ゲーム知識を頼りに、どうにか冒頭死を回避したイザベラは最弱魔法と言われる付与魔法と前世の知識を頼りに便利グッズを発明し、離婚にそなえて資金を確保する。
いよいよジークベルトが、乙女ゲームのヒロインと出会う。
離婚を切り出されることを待っていたイザベラだったが、ジークベルトは平然としていて。
「どうして俺がお前以外の女を愛さなければならないんだ?」
予想外の溺愛が始まってしまう!
(世界の平和のためにも)ヒロインに惚れてください、公爵様!!
目覚めたら大好きなアニメの悪役令嬢でしたが、嫌われないようにしただけなのに全員から溺愛されています
月影みるく
恋愛
目を覚ましたら、大好きだったアニメの世界。
しかも私は、未来で断罪される運命の悪役令嬢になっていた。
破滅を回避するために決めたことはただ一つ――
嫌われないように生きること。
原作知識を頼りに穏やかに過ごしていたはずなのに、
なぜか王族や騎士、同年代の男女から次々と好意を向けられ、
気づけば全員から溺愛される状況に……?
世界に一人しかいない光属性を持つ悪役令嬢が、
無自覚のまま運命と恋を変えていく、
溺愛必至の異世界転生ラブファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
