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虹の世界
後夜祭1
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講堂はダンスホールへ様変わりしていた。多くの生徒が豪華な装いに身を包み、既に集合している。赤や青、黄色や桃色のドレスが目に鮮やかだ。黒やグレー、濃紺のタキシードなど男子も気合が入っている。
かくいう俺――櫻井紅輝も白のタキシードに水色のジレを合わせた。紫に贈ったドレスと同じ店で仕立てたため、ジレの生地は彼女と同じものにした。
パーティーに慣れている者が大半とはいえ、後夜祭の雰囲気はまた一味違っている。
同級生の正装した姿に驚くことが多いし、ダンスレッスンの成果も試される。学園祭の達成感や解放感から、毎年こちらの方が盛り上がるし、皆楽しみにしているのだ。
後夜祭は舞踏会がメインで、軽い食事や飲み物、楽団などが用意されている。学園は生徒の自主性を重んじるため、特に厳しい規定はない。もちろん未成年なので、アルコールや喫煙は禁止となっている。
企画立案から業者の手配、依頼なども生徒自らが行う。俺も色々相談されたが、あくまで助言をしただけだ。生徒のための後夜祭に、学園側の俺が手を貸すわけにはいかない。まあ、俺が理事長だと知っているのは、学園長と一部の教員だけだが。
「おい、紅輝。あっちの料理美味しそうだぞ」
「藍人、ほどほどにしとけよ?」
声をかけてきたのは、隣のクラスの藍人だった。ホテルのケータリングが気に入ったのか、食欲旺盛な彼は料理の前から離れない。
彼を慕う女生徒達が周りにいるのを、本人は気づいているのか否か。残念ながら、今のところ食事にしか目が行っていないようだ。でもまあ、食べることに専念してくれた方が大人しくていいのかもしれない。
「紅、今日も挨拶はいいのか?」
蒼が心配して聞いてきた。
「ああ。後夜祭は生徒会主催だし、来賓や保護者は学園長と職員が対応してくれている」
学園長は生徒の行事に表立っては出てこない。理事長の俺の出番は更になく、来賓は学園長が、保護者の見送りは全て職員に任せていると聞いた。おかげで俺は一生徒として、心ゆくまでこの場を楽しむことができる。
「兄さん、紫ちゃんはまだ?」
黄も紫を探しているようだ。
けれど彼女の姿はまだ見えない。
久々だし仕度に時間がかかっているのかもしれない。
「ああ。来てないみたいだ」
「ちぇー」
後夜祭に「ドレスを着て出て欲しい」と告げたことは誰にも明かしていない。完全に俺のわがままだし、紫に突然無理を言ったことはわかっている。反応を試したようにも見えるから、土壇場で逃げだしたとしても責めることはできない。それでも俺は、いつまでも彼女を待つつもりでいる。
「紅輝、紫記ちゃんがいないね。どこに隠したの?」
橙也が俺に耳打ちする。
意味深な言葉は、紫記の正体に気づいているようだ。それに、こいつもか――
ダンスの授業で紫に絡んだことといい、音楽室で二人で過ごしたことといい、彼女に興味があるようだ。油断はできない。
「さあね。知ってどうする」
「隠したことは否定しないんだ。独り占めはずるいよ?」
妖しい笑みを浮かべる橙也に、近くの女子が声を上げる。わざわざ紫に手を出さなくても、お前は十分モテるだろう? 俺は肩を竦めると、橙也の言葉を聞かなかったことにした。
後夜祭開始の時刻は迫っているが、紫の姿はまだ見えない。やはりここに来る気はないのだろうか? それともドレスを着ずに普段の格好をしようかと迷っている?
紫から、好きだと言われて嬉しかった。緩みそうになる口元を抑えるのに必死だった。彼女は変なことを言っていたが、この世界がゲームであろうとなかろうと、俺にとってはどうでもいい。
だが、彼女に言ったように、想う相手を決めつけられるのだけは御免だ。俺の心は俺だけのもの。そこはわかってくれたと思う。
「紅輝様。あの……空いたお時間ご一緒して下さいますか?」
「私も。少しでいいのでお願いします」
誰のエスコートもせず、ただ一人を待ち続けているせいか、先ほどから頻繁に声をかけられる。誘ってくれるのはありがたいが、今日は本命とだけ踊りたい。
「ごめん。気持ちは嬉しいが、待っている人がいるんだ」
正直に口にする。
ファーストダンス以外は、断っても構わないとされている。
「じゃあ、私のクラスが優勝したら、相手をお願いできますか?」
「私も。紅輝様を指名するので是非」
俺は苦笑した。
後夜祭だからだろうか?
女生徒が結構積極的だ。
別のクラスの生徒だったので、無難な答えを口にした。
「その時また、改めて誘ってくれるかな」
学園祭がクラスごとに盛り上がるのは、このファーストダンスのせいだ。人気投票一位のクラスの生徒が最初のダンスを申し込んできた場合、余程のことがない限り受けるというのが暗黙のルール。名誉なこととされているからだ。
そのため、好きな相手がいる者はその人を誘うし、告白にも使われたりする。両想いの場合は公認カップルとして、周囲にアピールだってできる。心に決めた相手を見せて他を牽制する意味でも、今日のダンスの意義は大きい。
楽団の演奏が流れ、生徒会が開始を告げる。紫は間に合わなかったか。
「それでは、後夜祭を始めたいと思います。まず始めに、生徒会長の言葉と総評です」
三年の会長がにこやかに挨拶し、全体の感想を述べている。この後人気投票の結果が発表されるから、皆は話が早く終わればいいとソワソワしている。
生徒会メンバーは俺と蒼が「手伝う」と言ったのをいいように捉えたらしく、行事ごとに俺を駆り出そうとする。今回のミスコンのエスコート役も、正直要らなかったと思う。今更文句を言っても仕方がないが、紫との話の一番大事なところで邪魔されたので、苦々しく思っている。
「続きまして、皆さんお待ちかねの人気投票の結果発表です。三位から順に発表していきますが、ファーストダンスの特典が与えられるのは一位のクラスだけです。優勝したクラスは、速やかにパートナーを選び中央フロアに進み出て下さい」
紫の姿はまだ見えない。
俺が彼女を見逃すはずはない。このまま、来ないつもりなのかもしれない。
「三位は同点二クラスです。一年三組『和風喫茶』、三年二組『バブルなディスコ』」
拍手が起こる。三位以内に入るのは名誉なことだが、一位でなければ意味がない。だが、三年生のバブルは本物の泡が出て面白かったと噂で聞いた。紫と一緒に行けば良かったと、後悔している。
「二位。二年二組『もふもふカフェ』」
隣のクラスだ。
うちのクラスが警戒していた通り、『もふもふカフェ』は強敵だったか。ただでさえ人当たりのいい橙也や、子供や保護者に人気の藍人がいる。クールな蒼も票を稼いだのかもしれない。
「いよいよ一位の発表です」
会場中が息を飲む。
期待が渦巻く中、俺はただ一人を探していた。
「一位! 二年一組『君に永遠の愛を捧ぐ』です」
「うおーーっ」
「キターーー」
「キャーッ、やったわ~」
クラスの皆が歓声を上げている。恥ずかしいタイトルだが、劇で一位を取れたことはとても嬉しい。これで紫に堂々とダンスを申し込める。視線を彷徨わせるが、彼女の姿は確認できない。
「あの、紅輝様。もしよろしければ……」
「だめ! 紅輝様は紫記様のよ」
「そういえば、紫記様がまだいらっしゃらないわ」
「紅輝、総取りはダメだっ」
うちのクラスは賑やかだ。
隣に彼女がいれば、一緒に笑い合えたのに。紫――この場に来るのは、やはり嫌だったのか?
かくいう俺――櫻井紅輝も白のタキシードに水色のジレを合わせた。紫に贈ったドレスと同じ店で仕立てたため、ジレの生地は彼女と同じものにした。
パーティーに慣れている者が大半とはいえ、後夜祭の雰囲気はまた一味違っている。
同級生の正装した姿に驚くことが多いし、ダンスレッスンの成果も試される。学園祭の達成感や解放感から、毎年こちらの方が盛り上がるし、皆楽しみにしているのだ。
後夜祭は舞踏会がメインで、軽い食事や飲み物、楽団などが用意されている。学園は生徒の自主性を重んじるため、特に厳しい規定はない。もちろん未成年なので、アルコールや喫煙は禁止となっている。
企画立案から業者の手配、依頼なども生徒自らが行う。俺も色々相談されたが、あくまで助言をしただけだ。生徒のための後夜祭に、学園側の俺が手を貸すわけにはいかない。まあ、俺が理事長だと知っているのは、学園長と一部の教員だけだが。
「おい、紅輝。あっちの料理美味しそうだぞ」
「藍人、ほどほどにしとけよ?」
声をかけてきたのは、隣のクラスの藍人だった。ホテルのケータリングが気に入ったのか、食欲旺盛な彼は料理の前から離れない。
彼を慕う女生徒達が周りにいるのを、本人は気づいているのか否か。残念ながら、今のところ食事にしか目が行っていないようだ。でもまあ、食べることに専念してくれた方が大人しくていいのかもしれない。
「紅、今日も挨拶はいいのか?」
蒼が心配して聞いてきた。
「ああ。後夜祭は生徒会主催だし、来賓や保護者は学園長と職員が対応してくれている」
学園長は生徒の行事に表立っては出てこない。理事長の俺の出番は更になく、来賓は学園長が、保護者の見送りは全て職員に任せていると聞いた。おかげで俺は一生徒として、心ゆくまでこの場を楽しむことができる。
「兄さん、紫ちゃんはまだ?」
黄も紫を探しているようだ。
けれど彼女の姿はまだ見えない。
久々だし仕度に時間がかかっているのかもしれない。
「ああ。来てないみたいだ」
「ちぇー」
後夜祭に「ドレスを着て出て欲しい」と告げたことは誰にも明かしていない。完全に俺のわがままだし、紫に突然無理を言ったことはわかっている。反応を試したようにも見えるから、土壇場で逃げだしたとしても責めることはできない。それでも俺は、いつまでも彼女を待つつもりでいる。
「紅輝、紫記ちゃんがいないね。どこに隠したの?」
橙也が俺に耳打ちする。
意味深な言葉は、紫記の正体に気づいているようだ。それに、こいつもか――
ダンスの授業で紫に絡んだことといい、音楽室で二人で過ごしたことといい、彼女に興味があるようだ。油断はできない。
「さあね。知ってどうする」
「隠したことは否定しないんだ。独り占めはずるいよ?」
妖しい笑みを浮かべる橙也に、近くの女子が声を上げる。わざわざ紫に手を出さなくても、お前は十分モテるだろう? 俺は肩を竦めると、橙也の言葉を聞かなかったことにした。
後夜祭開始の時刻は迫っているが、紫の姿はまだ見えない。やはりここに来る気はないのだろうか? それともドレスを着ずに普段の格好をしようかと迷っている?
紫から、好きだと言われて嬉しかった。緩みそうになる口元を抑えるのに必死だった。彼女は変なことを言っていたが、この世界がゲームであろうとなかろうと、俺にとってはどうでもいい。
だが、彼女に言ったように、想う相手を決めつけられるのだけは御免だ。俺の心は俺だけのもの。そこはわかってくれたと思う。
「紅輝様。あの……空いたお時間ご一緒して下さいますか?」
「私も。少しでいいのでお願いします」
誰のエスコートもせず、ただ一人を待ち続けているせいか、先ほどから頻繁に声をかけられる。誘ってくれるのはありがたいが、今日は本命とだけ踊りたい。
「ごめん。気持ちは嬉しいが、待っている人がいるんだ」
正直に口にする。
ファーストダンス以外は、断っても構わないとされている。
「じゃあ、私のクラスが優勝したら、相手をお願いできますか?」
「私も。紅輝様を指名するので是非」
俺は苦笑した。
後夜祭だからだろうか?
女生徒が結構積極的だ。
別のクラスの生徒だったので、無難な答えを口にした。
「その時また、改めて誘ってくれるかな」
学園祭がクラスごとに盛り上がるのは、このファーストダンスのせいだ。人気投票一位のクラスの生徒が最初のダンスを申し込んできた場合、余程のことがない限り受けるというのが暗黙のルール。名誉なこととされているからだ。
そのため、好きな相手がいる者はその人を誘うし、告白にも使われたりする。両想いの場合は公認カップルとして、周囲にアピールだってできる。心に決めた相手を見せて他を牽制する意味でも、今日のダンスの意義は大きい。
楽団の演奏が流れ、生徒会が開始を告げる。紫は間に合わなかったか。
「それでは、後夜祭を始めたいと思います。まず始めに、生徒会長の言葉と総評です」
三年の会長がにこやかに挨拶し、全体の感想を述べている。この後人気投票の結果が発表されるから、皆は話が早く終わればいいとソワソワしている。
生徒会メンバーは俺と蒼が「手伝う」と言ったのをいいように捉えたらしく、行事ごとに俺を駆り出そうとする。今回のミスコンのエスコート役も、正直要らなかったと思う。今更文句を言っても仕方がないが、紫との話の一番大事なところで邪魔されたので、苦々しく思っている。
「続きまして、皆さんお待ちかねの人気投票の結果発表です。三位から順に発表していきますが、ファーストダンスの特典が与えられるのは一位のクラスだけです。優勝したクラスは、速やかにパートナーを選び中央フロアに進み出て下さい」
紫の姿はまだ見えない。
俺が彼女を見逃すはずはない。このまま、来ないつもりなのかもしれない。
「三位は同点二クラスです。一年三組『和風喫茶』、三年二組『バブルなディスコ』」
拍手が起こる。三位以内に入るのは名誉なことだが、一位でなければ意味がない。だが、三年生のバブルは本物の泡が出て面白かったと噂で聞いた。紫と一緒に行けば良かったと、後悔している。
「二位。二年二組『もふもふカフェ』」
隣のクラスだ。
うちのクラスが警戒していた通り、『もふもふカフェ』は強敵だったか。ただでさえ人当たりのいい橙也や、子供や保護者に人気の藍人がいる。クールな蒼も票を稼いだのかもしれない。
「いよいよ一位の発表です」
会場中が息を飲む。
期待が渦巻く中、俺はただ一人を探していた。
「一位! 二年一組『君に永遠の愛を捧ぐ』です」
「うおーーっ」
「キターーー」
「キャーッ、やったわ~」
クラスの皆が歓声を上げている。恥ずかしいタイトルだが、劇で一位を取れたことはとても嬉しい。これで紫に堂々とダンスを申し込める。視線を彷徨わせるが、彼女の姿は確認できない。
「あの、紅輝様。もしよろしければ……」
「だめ! 紅輝様は紫記様のよ」
「そういえば、紫記様がまだいらっしゃらないわ」
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