京の刃

篠崎流

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夏終わりの陰謀・Ⅰ

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まだまだ残暑厳しい夏終り。
京と藍は寄り道を重ねながら因幡辺りを放浪していた

その日も二人は気楽に途中で買った佃煮をおかずに、握りを街道側の草むらに座って食っていた

「快晴なのは良いが暑いな」
「私は別に気になりませんが」
「元が元だからな」
「かも知れませんね、任務の際そんな事言ってられませんし」

「次の町では宿を取るか‥」
「そうですねぇ‥金は有るんですが物が心もとない」
「何か仕事もあればいいな」
「大抵あるでしょう「芸は身を助う」ですし、私達は」

藍がそう言ったとおり、二人の旅で「金と職に困る」という事はほぼ無かった、どちらも腕が立つし、学もある最悪山に篭ってしまえば良いだけだった

「冬」以外はだが

京は水筒の水で軽く喉を潤した後、その場に寝転がった、木陰の草むらの上に大の字になっているのは心地よい、それを藍は楽しそうに見ていた

しかし、その自分達の のどかな時間は直ぐに破られる、藍はそれにいち早く気がついた

「京さん‥アレ‥」そう言って指差した
「うん?」と上体を起こしてそれを見る

「人通りの少ない」小道街道の両脇に20人からの浪人とおぼしき男達が、林、草むらの奥から静かに、バラバラと現れ、街道を塞いだ

一同はその場で布で頭巾を作り、顔を隠し、何かを待った、身なりからして夜盗の類でもない

人数も多すぎる「何か」を疑わざる得ない状況だ、京も藍も静かに下がって身を隠し状況を観察した

「何事ですかね‥」
「直ぐ分かるさ」

そう言ってただ静かに見つめた

それが5分程経つと東側街道から何かの一団が現れる。どうやらそれなりの身分連中の移動、おそらく大名か旗本か、何かだろう

馬や手輿に乗った一団への待ち伏せの類である事は明白だった

それと鉢合わせして覆面の一団は刀を抜いて一斉に駆ける、先導した行列の一団は輿を下ろし、皆刀を抜いて迎撃、街道のど真ん中で斬り合いになる

だが、人数差が多い、20対15、しかも大名行列の方は、輿を担ぐ者と世話人の女性3と五人は戦える者でもない、側近と思われる侍は下ろした輿を開け中の者を外に出し

「逃げてください姫!刺客です!」と叫んだ

が、その言われた「彼女」は下がったまま刀に手をかけて刺客を見て仁王立ちだった

「何者だ貴様ら!」と声を挙げ、慌てる様子は少ない

彼女は良い召物を着ていたが「姫」と呼ばれるような風ではなかった

歳の頃は20前、髪を後ろに束ねた凛とした美少女だった、どちらかと言えば武者か道場の剣士という出で立ちである

おそらくそれだけの自信と腕もあるのだろう、この様な状況にあっても迎撃する構えだった

相手もそれを知っての事、数も倍である、次第に前に居る者から打ち倒され、その数差も時間が経過するほど開いていき

「姫」にも刺客は襲い掛かった

相手はど素人では無い、それなりに剣を扱う者だ。だが「姫」は自ら刀を抜いてそれを防ぎ止め跳ね返した、刺客と姫の間に人が割って入り制する

「数が多過ぎます!下がってください!」
「竜馬‥!」
「拙者が時間を稼ぎます早く!」

そこまで来て流石に無理だと悟ったのか「姫」も構えたまま下がった

「うーん、そこそこやるみたいですが「達人」の類ではありませんね、あの姫」
「ああ、自分の身は自分で守れる、くらいかなぁ‥それでもあの刺客よりは強かろうが‥」
「どうします?京さん」
「悩む所だな、あまり大事に関わりたくないんだが‥」
「しかし、一方的ですし、全滅しますよ?」
「止むを得ない、か‥」

そこまで言って京は立ち、合わせて藍も「篭手」を出し、着ける

「姫の方は任せる、私は襲ってくる連中の数減らしする」
「了解しました」

と京と藍、同時に駆けた

京は街道、打ち合いの中に踊り込み、刺客の1人を即座叩き伏せた「なんだ!?」と声を挙げる刺客

「助太刀だよ、白昼堂々の暗殺等見過ごせん」そう返して構えて対峙した

同時「姫」の前に藍が空から跳んで降り、小太刀を抜いて言った

「私も助太刀します、お任せください」

そう言い劣勢な大名側一同と刺客らの間に入り牽制する

「たかが二人!」と京に二人襲い掛かるが

振り下ろされた刀を下がりつつ目先で空振りさせ、空いた隙に下がり小手打ちを叩き込んで武器を落とさせた。余りの痛みに打ち込まれた二人はその場に蹲って腕を押さえた

「コイツは並みの武芸者ではない」

そう思った敵は包囲する様に左右に広がり囲みを作る

左横から隙を伺った敵、「今だ!」と思い刀を振り下ろそうとした瞬間、それの右足にクナイが突き刺さった。「ぐわ!」と声を挙げて足から崩れる

「分かって居た」そう言わんばかりに京はその相手の首筋に一閃、1人また倒した

京と藍はお互いがお互いの「業」を熟知している、故に出来る連携である。無論、そんな事で諦める刺客では無いが、それでも京らには及ばなかった

飛び掛る相手の剣を持つ利き手、手首、握る親指に次々打撃刀を浴びせ、戦闘不能にさせる京

空いた隙をカバーするように飛び道具で同じく手や足の自由を奪う様に突き刺していく藍、あっという間に9人倒した

こうなると最早仕事を果すのは不可能、そう感じた刺客も味方負傷者を抱え、京を迎撃しつつ下がり最後には逃走した

背中越しに「追いますか?」と藍は聞いたが

「いや、いい、事情を聞いてからだ、関わるとも決めていない」

そう返して京は後を付けさせなかった

一通り安全の確認の後「姫」らと交わし、先ほど「たつま」と呼ばれていた彼女の近しい者であろう侍は頭を下げて礼を言った

「危ない所を助けて頂き‥」
「助勢かたじけない」
「構わない、が、何事なんだ?」
「は‥おそらくは‥」

そう言いかけた所で「姫」に止められる

「待て竜馬、私が」
「姫」は名乗って状況の説明をしようとした

だが今度は藍が止める

「事情を聞くのは後にしましょう、場所を変えた方が良いです」
「たしかにそうだな‥」と一同も同意して止めた

竜馬は残った一同に後始末を任せ、姫と自分、京と藍を伴って道を戻った「一旦拙者の屋敷に、町の方が安全です」と言った事である

彼の屋敷に戻って奥の間に通され、周囲に配慮、話洩れの無い様にしてから。説明する、それほど大事なのだろう

彼は太崎竜馬 姫は千鶴と名乗り、小大名の姫である事を紹介した、「実にお恥ずかしい話ですが‥」前置きした後事情と心当たりを話した

千鶴の父は病床に有り、存命だが、もういくばかも持たないだろうという事

跡目争いが勃発するが、跡継ぎが実子の千鶴、後妻の子に幼少の男子が居り、継母と千鶴派で別れ、表面上は無い事にされているが、裏での争いがあるのだという

筋から言えば男子である弟が継いで問題ないのだが、これも病弱な上年齢も6歳

一方千鶴は見ての通り剣が出来、度胸も座っていて、男子なら一角の人物となっていたろう

それ故、配下の者の間で派閥争いが起き、先ほどの様な事が起こったのだろうと言う事だった

しかし京も藍も

「筋から言えば弟君が跡取りで問題ないだろう」見解を示したが
「わらわもそう思う、だが‥」
「ええ、そう、奥方様に会談して話しましたが、この様な事に‥」

それで合点がいった

「早い話、家督を継母の実子、弟に譲るのは双方了承している、だが、母はそれでは不安、という事か?」
「左様です」
「わらわが生きていると困る、という事でしょう」
「それはまた、困った事だな」
「嫁に行くか、寺にでも出るか、考えはしましたが‥」
「それでも狙う、か?」
「実際今日はその為、隣国の地に顔合わせに行く所でしたが‥」
「はい、わらわのような者でも妻に欲しいという者も居りまして」
「うーん‥」

「しかしながら、どこかに調停を申し立てるのも余りに恥であれば」
「たしかにな‥家ごと取り潰されても困る」
「ご尤もです」
「しかし、このまま、という訳にも行くまい?今後どうするのか?」
「ええ、今一度話し合いの場をと‥そこで猶予を貰い他国へ娶って貰い、家は譲ろうと」
「ま、しかないな」

「そこでお二人にお願いなのですが」
「ああ、「護衛」か?」
「は‥左様です」

京も藍も腕を組んで唸った

「どうします?京さん」
「うーむ、これは困ったな‥余り長居は出来ぬし‥」

「では、一ヶ月、せめて半月でも!」と竜馬は土下座した
「やっぱり大事になったなぁ‥」と京も今更後悔したが

「まあいいだろう、乗りかかった船だ‥」そう返して受ける事になる


問題なのは、相手が「殺すしかない」と思い込んでいる事にある。本来ならそんな事をする必要もないのだが

夫の直ぐ来るであろう死、不安の多い実子である弟、更に弟と違い、下の物の覚えの良い千鶴、と不安に駆られる要素は多い事

また、既に相手が手段を問わないやり方を行っている事にある、これと話し合った所でそもそも纏まる可能性も低く、出向いた所で殺されかねないのである

既に八方塞の状況に近く京もそれが一番困る事である、そこで

「藍、早速で悪いが、向こうの事を調べてくれ」
「誰が母方に付いているのか、ですか?」
「うむ、規模によっては直接交渉が実現出来る、かもしれぬ」
「了解しました」

京はそう指示を出し、藍は即、屋敷を出た。とは言え自分も遊んでいる訳にもいかないのだが

「護衛、用心棒」と成れば、屋敷を離れ、動く訳にもいかず千鶴に付いて、それに専念するしか無かった

だが、藍は丸一日で大方の情報を集めて戻って報告した時には、流石に一緒に居る時間の長い京でも、その能力に驚いた

「早すぎだろう‥」
「いえ、町の噂程度でも半分は判りましたので」
「そうか、で?」
「母方に付いている元々の侍や家の者は少ないです、大方。千鶴姫側の者が多いですね、とは言え、小大名ですから数が多い訳ではありません」

「それと、元々母方は評判がよろしくありません。ご母堂、千鶴様の実母ですが、彼女が早世したのも今の母方が暗殺したのでは?とも噂があるくらいですね」
「おやまあ‥」
「で、千鶴様側の支持者ですが、私らと同じく「男子が継ぐべき」と考える人が多くあります、それでも今の母を良く思わない人等多いですですが、道理と今後の不安という両面のせめぎあいから表立っての支持では無いようですね」

「なるほど‥で、向こうの陣容は?」
「母方の支持者が少ない為、力を貸す者も居ない様です。例の刺客の類は金で雇ったと思われます、まあ、証拠は無いので憶測ですが」
「だろうな‥」
「ですが、元々の、昔からの子飼いの配下等が幾人か居ります、今回の件に備えて武芸者の類も雇っている様ですね。それと「忍」も‥」

「ふむ、裏で動く人間らしいと言えばらしいな‥」
「はい、なので、私は「夜」の方を当ります。相手が裏の者なら、それに対するには私しかないでしょう」
「尤もだが、大丈夫か?1人で」
「正直10人も来られてはどうしょうもないですが‥現状人が居ませんからねぇ‥」
「それもご尤もだな‥」

「とりあえず昼は竜馬殿と京さんに、私は夜に備えてある程度寝させてもらいます、長期になっても困るので‥」
「今の所それしかないか‥すまぬな」
「いえ」

「所で、例の刺客はどうなった?騒ぎになっているか?」
「残念ながら、もみ消した様ですね、町の噂にも成っていませんし十手持ちが動いたという話しも無しですね」
「そうか‥まあ、しかたがない」
「では、私はこれで」

早速藍は下がって別室で寝に入った

京は姫らの所に戻って張り付く。そこで

「太崎殿宜しいか?」
「なんでしょう?」
「どこか人を増やす「ツテ」は無いか?、現状の人数では厳しい」
「たしかにそうですが‥この様な現状が洩れても困りますしな‥」

そう相談され竜馬も悩んだ、彼の屋敷、と言っても潤っている家でも無く、元々の人手が少ない。しかも若いだけにまだ独り身で母と下働きの者が1人居るだけである

更にあまり適当な者だと話しが洩れる。散々悩んだあげく「そうだ」と何かを思いついたらしく

「少ないですが心当たりはあります、アレなら口が堅い」
「というからに、少数か」
「はい、幼馴染、て奴ですね、道場の師範代をやってます。腕も確かですね、事情を打ち明けても問題ないかと」
「判った、兎に角当ってくれ」

兎に角マトモに動ける者、戦える者が少なすぎる。現状彼と京と藍だけでは話しに成らない

ただ、護衛される側の「姫」がそこいらの剣客には劣らない強さ、というのが救いではあるが人数が多いに越したことはない

夕方には竜馬はその「幼馴染」を連れて戻り紹介した、幼馴染というより子供の頃からの悪友らしいが

「事情は聞きました、自分がお役に立てるなら」

そう言って屋敷に留まる事となった。角市源太という剣士で若く、腕も確かな様である、千鶴姫は現状を理解しており、頷いて了承、手持ちから金を出して竜馬に渡した

「苦労を掛けてすまぬ、少ないが使ってくれ」

無論受け取りを渋ったが

「今活かさず何時活かすのか」と竜馬に握らせて収めさせた

翌日には義母側と再交渉の渡りを付ける為に竜馬は屋敷を出、城に向かうが「話しがあるなら千鶴を連れてまいれ」で門前払い

面会は叶わず、粘ったがやはりダメだった。夕方には屋敷に帰宅し、そう報告して流石に一同も困っていた

「まさか門前払いとはな‥」
「話し合いもへったくれもないな」
「ふむ、わらわに出て来いと言うのなら行けばよかろう」
「しかし‥明らかに千鶴様狙いですし、それもどうかと‥」
「辿り着いて帰れれば、だな」
「そうは言ってもわらわが出ないと話にすら成るまい。やはり直接行くべきだろう」

その言に一同も唸ったが

「ま、この一同なら大丈夫だろう、まさか街中で殺しには来ないだろ」そう京は言って同意する

「しかたありませんな」
「では明日、行ってみましょう‥」

二人も消極的ながら同意した

合わねば先に進まない、という事からこの様な事となった。兎角明日の事である
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