えぇー 俺が魔族しかも王族て???

腐りんご

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19‥⭐️グーリドは嗤う

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☆☆☆

□ グーリド回想す□


 庭園でジーと私を見つめるマナト様があまりにも可愛らしく抱き上げていた。
 そのまま近くのベンチに座り可愛らしい唇に吸い付いた。
 口付けだけでは足りづマナト様の身体をなでたしっとりしたキメの細かい肌が手に吸い付いてくる。
 マナト様の上げる声が私の理性を吹き飛ばしそうになった・・・・
 

 
 ぁぁあっあヤメロ

 ぁぁああっうっうやぁぁああ
 
 ぅうあ~んあっあんっんん

 はぁはぁぁああ~ん

 だぁめぇやぁ~

 堪らない。

 可愛らしいお顔に王族のみに現れる黒髪黒目。白い肌に乱れた黒髪が掛り色っぽいゴクリ。もう耐えられない。
 も一度プックリふくれた唇に吸い付いた。
 舌を絡ませ擦りあげたマナト様が痙攣した。たったこれだけでイってしまわれるなんて……なんて感じやすいんだ。
 お部屋に運ぼうとしたが通路に酔った連中が大勢いた。こんな艶っぽいマナト様を見せる訳にはいかない。
 自分の部屋に運びベットに寝かせた。
 後始末をしようと服を脱がせていった。意識が無いままでもいいから喰いたくなったが声を聴けないのはやだった。
 前にも思ったが細い。
 お食事の量も少ない。
 もっと食べて頂かないと心配になった。
 魔王陛下もかなり細いがそれ以上だ。
 マナト様を抱き締めたままベットに入った。寝顔がいっそう幼く見え罪悪感が湧いてきたが愛おしいくて堪らなかった。
 いつの間にか眠っていた。

 




 チュン

 チッチッ

 チュンチュン

 ピッピピチュンチュン


 鳥の声で目を覚ました。
 朝になった。
 マナト様が動き出した。
 起きられたようだ。
 抱き寄せて囁いた。

「おはようございます」

 マナト様の白い肌が紅く染まった。
 首筋まで紅い。

「あっあのう俺どうしたのここどこ」

 かなり動揺されている。

「私の部屋ですマナト様こちらを向いてください」

 チュー

「わぁ」ビクッ

 背中に吸い付いてわざと跡をつけた。
 クックッ楽しい。こんな楽しいのは久しぶりだ。

「マナト様続きをしましょう」

「続き?」

「昨日の夜の


 私はマナト様に覆い被さり見つめた。震えるマナト様を宥め口づけを落としていった。頬…口…首…肩…胸に・・・その度にマナト様の身体が跳ねた。
 胸に吸い付き舐めあげた。

・・んっんっぁあああん~・・・

んっやっあんああ~

ペシペシと私の頭を叩いてきた。

グーリドだめ~だめ~ん

あ゛あぐっあああん~


 夢中になっていたのでドアが開いて人が入ってきたことに気付かなかった。



「「「「」」」」



突然の怒号に驚きとびあがった。

「ナッ」

「「「キャーァ」」」

 慌ててマナト様をシーツで隠し振り返った。

 そこにはザック殿【水】部隊長ゼロス【風】部隊長がいた。

・・・・・

またか」

 全身から怒気を噴き出すザック殿が物凄い目で睨んでいる。
 
 ゼロス【風】部隊長はニヤニヤしながら腕を組み見ている。


 マナト様がぼろぼろ泣き出してしまわれた。

「うっえぐっごっごめんなさい俺が悪いんです。え~んザックさんううごめんなさいえぐっうう」
 

「殿下は少しも否はありません。グーリドに怒ってるのです。どうかお泣きにならないで下さい」



「だってううっぐっえぐヒック」

 ザック殿が困りきった顔をしていた。するとゼロスが助けてくれた。

「殿下、自分はゼロスと申します。ザック殿と部屋の外に下がりますので落ち着いたらお呼びください」

 ザック殿の背中を押し部屋を後にした。
 部屋を出る寸前にゼロスが振り返り「早く宥めて差し上げろ」と言い残した。私は急ぎマナト様を抱き上げ赤ん坊をあやすように背中をナゼながら口づけした。マナト様が「今日のザックさんが恐い」と震えておられた。
 確かに物凄い殺気を放っていたからな。しばらくすると落ち着かれたので着替えを済ませてからザック殿とゼロスに声をかけた。 

 
 マナト様は私の後ろに隠れたまま張り付いていたがゼロスと共に部屋に戻って頂いた。

 私はその後ザック殿から長い長い説教を喰らった。





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#お読み頂きありがとうございました(///ω///)♪  
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