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20‥正直 高い場所は苦手です
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この前グーリドの部屋に泊まる事件を起こし飛竜の訓練が消滅し少しホッとしていたのだがザックさんは忘れた訳ではなかったようだ。
☆☆☆
俺は今【風】部隊の訓練に参加させられている。
正直帰りたい。
新人研修?とでも言うのか?先日部隊入りしたカイリ君とペアを組んでの参加となった。
カイリ君に歳を聞いたら17歳って言ったので「同じ17歳だ。ヨロシク真人です」て言ったら「詐偽だ。12歳ぐらいにしか見えない」と言われた。
ハッハッそんな小さい子に見えるのか?
「殿下、本当に17ですか?」
「一応」
もう一度俺を上から下まで眺めて信じられないと呟きを繰返していた。カイリ君は先日まで第三魔王グアンド城で騎士見習いとして働いていたんだが突然移動命令がでたんだっていってた。
カイリ君は当たり前だが俺より背が高い190センチぐらいだろう。
銀の髪に緑の瞳で顔は女性かと思ったほどキレイだ。そう言えば?ここにきてから感じたがここは美形しかいないのか?クソ〰️
「まずは飛竜に慣れましょう」とゼロスさんはいったが・・・・・
大きい。
人を乗せて翔べるんだからデカイ。近くにいくとガッシと飛竜に抱き付かれた。
「・・・・・」
「キューイン」 「キューイン」
「あっ」
あのう誰か助けてくれませんか。
「殿下流石です。これほど早く飛竜がなつくとは初めてみました」
そんな誉め言葉いらないからゼロスさん何とかしてください。うわ舐めないで。これはデカイ犬だと思おうとしたがダメだどう見ても犬じゃない。
真っ赤なっ瞳に緑の羽根キレイといえばキレイだが?前肢と後ろ足は碧鱗に覆われ背中をには二枚の翼が見える。始祖鳥に前肢を付けた感じたが指が五本有り器用にエサを手に持ち食べているのを見た。
【風】部隊の騎士たちが総出で飛竜を引き離してくれたが俺は飛竜のヨダレまみれにされた。
俺は半泣きでゼロスさんに聞いた。
「着替えてきていいですか」
ゼロスさんに許可をもらいシャワー室にカイリ君に手を引かれ向かった。
「殿下しっかりしてください」
俺は泣きながらカイリ君に服を脱がせて貰っていた。
「オレと同い年なんて嘘でしょ。まったくコレじゃ弟と変わらないじゃないですか!ほら腕伸ばして…」
「おっ弟といるの?」
「おります」
「いいなぁー」
「殿下。下ぐらいは自分で脱いでください」
いけない最近リックさんに着替えを手伝って貰っていたから癖になっていた。
ズボンに手をかけ下ろしたら視線を感じて顔を上げるとカイリ君と目が合った。その途端カイリ君は真っ赤になった。
「どうしたの?」
「ナンでもない」
くるっと後ろを向いた。
変なのー
☆☆☆
訓練に戻ると飛竜は口輪を嵌められていた。
ハッハッ俺のせいか。
「ごめん」
飛竜の背中にカイリ君と乗った俺が前でカイリ君が後ろだ。カイリ君に手綱の取り方足の力の入れ方なんかを聞きながら地上で教わった。カイリ君が後ろから俺の手に手を重ねて手綱を引いて力加減を教えてくれた。おかげで地面の上では乗れるようになった。問題は上に翔べるかだ!
カイリ君に高いとこが恐いと言ったら「ナンでここに要るんですか」と笑われた 。本当にそう思う。取り敢えず低いとこから慣れていこうと言うことになりカイリ君にお願いし一緒に乗ったまま練習した。おかげで低空飛行(高さ5m)は恐くなくなった。カイリ君にありがとうを言ってその日の訓練は終わった。 明日も訓練は続く。
「俺…上空まで翔べるかな」
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#いつもありがとうございます。
(///∇///)
もうひとつBL(拾い物には福がある!)を投稿してみました。もしよろしかったらお読みください。
では失礼します。
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2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
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2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
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